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くーま、北海道で売ってるらしい。情報ありがとうございます。本日の午後入る予定のスウェル。11時45分まで待って入ってくるには入ってきたんだけど、まだまだ間隔が長くて、それで試合って感じではなく、オフ。明日、間違いなく一日オン。明日やらないでいつやる、って感じ。でもって、できなかったヒート残しであさってファイナル。ほぼほぼ決定。入り始めたスウェルを見ていると、ノース寄りなので、バックドア中心になるかもね。パイプもあるだろうけど。ま、どっちにしても明日ラウンド3はほぼ確実なので、楽しみにしていてください。ラウンド3ですべてが決まっちゃうこともあるから。さて、写真は日本語ライブ中継クルー。左から辻裕次郎プロ、河合さん、脇田貴之プロ。このほかにもゲスト解説がいろいろ入るだろうけど、メインはこのふたり。真ん中にいる河合さんは、毎年このハワイでの日本語放送実現に尽力している人で、彼のおかげで皆さん日本語放送が楽しめてるってわけです。泣いても笑ってもあと1日半で今シーズンのすべてに決着がつきます。"
次に試合がスタートしてラウンド3が終われば、タイトル争いもかなり終盤に向かう、あるいはもう決まっちゃう可能性が高い。明日、あるいはあさって。ガブは優勝オンリーだし、ジュリアンはそれに加えてミックかフィリッペ、あるいはスーザがラウンド3を抜ければ消えるので、実質ミック、フィリッペ、スーザの3人。で、すでに3人とも13位確定なので、現時点ではフィリッペがタイトルレースのトップに立っていることになるはずだ。ミックとの差は1000ポイントぐらいなので、ミックはフィリッペより一つ上に行かなくてはならない。ミックが負けて、フィリッペ、スーザの争いになれば、その差が1500なので、ラウンド3でフィリッペが敗れ、スーザが勝てばフィリッペのタイトルが消える。しかし両方勝ち上がれば、そのあとスーザはフィリッペの二つ上に行くしかないんだと思う。ラウンドによるポイントギャップのマジック。3人とも負ければ、ガブが3位で連覇。ラウンド3の第1ヒート、ガブ対ジョーディには、ジョーディのリクオリファイもかかっているのでけっこう熱い。現状13位の時点でジョーディは24位なので、もう一つ勝てばリクオリファイが確定するし、勝たなければインジュアワイルドカード頼みになる。ジョーディが自力でクオリファイすれば、インジュアワイルドカードはマット・バンティングってことになるだろうから、マットにとってもこのヒートの行方は気になるところ。上位3人は先に負けたもん負けで、こういう時のガブタナボタ、漁夫の利、的なことは起こりうる。ラウンド3は誰にとっても実に大事なラウンドということになる。写真はビーチで見つけた傑作シリーズ。PUMAならぬKUMA。ちょっと欲しいな、このTシャツ。くーま、走るの遅そう(笑)。
タイトル争いをするフィリッペとスーザに注目が集まったラウンド2ハイライト。ケリーもラウンドアップ。"
今日もオフ。ラウンド1、ラウンド2を見ていて、やはり強烈に思ったのは、ケリーだけ見に来ている人が会場の半分を占める、ということかね。サーファーポールの1位がジョンジョンっての、やっぱ業界的な思惑というか、希望なんじゃないのかね、と改めて思った。ジョンジョン・フローレンスラウンド1の9ヒート目がケリー、10ヒート目がジョンと、出番が連続していたわけだけど、海に入る前の人だかりの密度はケリーが2倍以上だったし、ジョンがヒートやってるにもかかわらず、ギャラリー帰る帰る。道路に上がる階段大渋滞みたいな(笑)。ジョンのヒートが後半に入るころにはビーチスカスカだったし……もうね、あからさま。何回も書くけど、次のヒートの皆様には大変失礼なぐらいなケリーシフト。それは、ハワイの有名なパイプライン見ました、有名なケリー見ました、じゃ、帰りましょう、ってギャラリーが半分以上いるってことだし、ジョンのヒートが終わってもそんなに極端に人は減らないから、ジョンを見る人は、ずっと見てる人なわけで、まぁ、そういう熱心なサーフファン以外の、一般の観光客や全般的なスポーツファンのお目当てはケリーだけなんだな、と思う。ケリー・スレータービーチのギャラリーは世界中でここ数年ものすごく増えたとは思うけど、サーフファン、ツアーファンは増えていない、というのが現状ではないかと思う。ま、今まで増やせなかった一般スポーツファンを取り込もうというのがWSLの目標だから、そういう意味では効果が見えてるわけだけど、アメリカのクイックシルバーの企業再生法適用みたいなことが起きるように、ツアーからサーフインダストリーにお金が循環してこない、ということも起きるだろう。この派手なWSL体制もどこまでお財布が持つか、ってシリアスな問題もあるだろうし……。とにかくケリーに代わるスターは必要なわけよね。いくらケリーだって、50歳前までにはやめるだろうし。でもな、あの人の目標は90歳でパイプすべることだからな。800グラムのステーキ食っちゃう三浦雄一郎先生並みの話ね(笑)。ところでどなたか、今まで配布店でしたが、個人の年間購読会員に切り替えたい旨のメールをくれた人がいると思います。ちょっとしたミスでそのメールが消えてしまい、手続きできていません。大変お手数ですが、再度メールいただければと思います。よろしくお願いします。"
本日パイプは予定通りオフ。 サイズは半分以下ですかね。一応月曜日まではすでにオフって話になってるけど、火曜日も微妙。水木、あるいは木金か? パイプとは関係ないけど、先日行われたPe’ahi challenge 2015、俗にいうジョーズのビッグウエイブイベントが行われた日、シェーン・ドリアンがとんでもないフリーフォールからのテイクオフをメイクして話題になったんですが、本人からどんな感じだったか聞いてみました。 Shane Dorianさん(@shanedorian)が投稿した動画 - 2015 12月 9 4:57午後 PST 試合が始まる前に、1本でいいからいい波に乗りたいって思ってたんだ。沖から何本か、かなりサイズのあるセットが来て、ブレイクし始めてるのがわかったから、沖に向けてパドルした。1本やり過ごしたら、次の波が自分に向かってきていたんだ。パーフェクトなスポットにいると思ったから、迷わずテイクオフ、スタンスもしっかり取れてたから、自分の体重を前よりにかけて、レールを入れてドロップしようとした。そこで、下から風にあおられたんだ。それでボードの方向が変わって、板と一緒にフリーフォールすることになっちゃった。間違いなくワイプアウトする、ってその瞬間は思ったんだけど、どういうわけかまたうまい具合にレールがひっかかって、コントロールを取り戻して、その波をメイクすることができたんだ。 結果的にはオッケーだったけど、僕がサーフィンで経験したもっとも恐ろしい瞬間のひとつであることは間違いないよ。 ――シェーン・ドリアン
タフなコンディションでスタートしたWCT最終戦ビラボン・パイプマスターズDay1ハイライト。CJが10ポイントライド。"
ブルース・アイアンズWSL / Cestari40分のデュアルヒートでラウンド2終了。ラウンド3まで行きたいところだったんだけど、波が今ひとつで、ラウンド2の後に女子のパイプインビテーショナルヒートをやって終了。カリッサ・ムーアWSL / Cestariカリッサ・ムーア、コートニー・コンローグ、タチアナ・ウエストン・ウェブ、ケアラ・カナリーの4人ヒートだったけど、けっこうみんなバックドア攻めてたな。世界女子、男子との境をどんどん狭めてる。ラウンド2でブルースと当たったフィリッペ、というより、フィリッペと当たったブルースというべきか。とにかくブルース、今日は全然いいところなし。あのラウンドワンのブルースはどこに行っちゃったんだろう、って感じのちぐはぐさで、なんだよ、お前……みたいな。初めからふたりでずっと右、もうビーチパークのカレントの前ぐらいにポジショニングして、ひたすら乗らず……って、あそこからじゃ乗れないよね。あんたたち何やってるのー って感じだった。ヒート半分が終わるころにフィリッペがそこそこの波に乗り、そのあと後半はがっちりフィリッペのリズム。ブルースは結局まるでちぐはぐなまま、ヒートを終えた。何を思ってあんな右にいたのか、全く不明。これでラウンド3はミックのところにジェイミー・オブライエンが入ることになった。ミック危うし。フィリッペ・トレドWSL / Cestari今日はフィリッペに超プレッシャーだったけど、ラウンド3のプレッシャーは100%ミックかかる。フィリッペもメイソン・ホーが相手だから簡単じゃないけど、じゃ、ジェイミーとメイソンどっちがいいか、となればメイソンだと思う。その分気が楽な感じだと思う。個人的には、メイソン、ブルースの代わりにお前がなんとかしてくれ、って感じ(笑)。上のブロックがガブ、CJ、ケリー、ミック、ジェイミー、ジョンジョンとスタックサイド。下はそれに比べればゆる~い感じなので、タイトルの行方は微妙になってきた。順当に行くと、ラウンド4の第2ヒートはケリー、ミック、ジョンジョンの3人ヒート。なにもそんなに固まらなくても(笑)明日から月曜日まではオフ。火曜日以降のスウェルに期待。"
ソリッドなコンディションのファイナルデイ。豪華なメンバーでのファイナルとなった。"
WSL / Kirstinラウンドワンのあと、ラウンド2に進むはずだったんだけど、コンディションが今一つになってきたのでラウンドワン終了のあと中断。1時間ほど待ったけど、結局やらなかった。サイズは十分にあったけど、風が入っちゃって、もうバレルゼロ状態。ま、あれでやられちゃフィリッペエアー全開でブルースの出る幕ナシなので、良かったかも。波のサイズは昨日とそんなに変わらず、けっこうセットでかかったし。思ったよりサイズダウンしなかった。朝の雨には参ったけどね。初めてハワイで某社のH2NO上下、フルでお世話になっちゃいました。あざ~す! あのヘビーデューティ仕様は実に助かりました~。ブルース・アイアンズブルース、いいね。昨年のブルースの、あのちゃらんぽらんな感じというか、試合やる気レスな感じというか、集中力のない感じというか、ま、とにかく勝つ気がしない感じはどこへやら。身体の方もしっかりシェイプされてて、ジェイミー同様、今年のブルースはとてもいいと思う。なにか吹っ切れた感じ。フィリッペ・トレドWSL / Cestari今日のラウンド1でジェイミーにやられてラウンド2に回ったフィリッペがこのブルースとラウンド2の最初のヒートを戦う。今日のバレルなし、風ビュービューだったらブルースやられたかもしれないので、危なかったかね。フィリッペが今シーズンタイトル争いに絡んだのは、そのスポットのクラシカルコンディションとかけ離れたコンディションでの番狂わせ的な要素が強かったので、このパイプぐらいはヘビーなバレル争いで行ってほしいと思う。普通のパイプのパイプらしいバレルコンディションなら、今年のブルースはフィリッペには負けないと思う。ブルースにしてみたら、フィリッペにパイプマスターズで負けるなんて絶対に許せないことだと思うので、コンディションさえよければ、自身のプライドをかけて頑張ると思う。そうなれば、ミックが一足先にラウンド3に行っているので、フィリッペのタイトルの目は消える。同じようにスーザもラウンド2でジャック・ロビンソンと当たるので、ヘビーコンディションになると危険。でも今日スーザは結構厳しいとこ抜けてたし、パイプものすごくやってるから、いけるのかね?ガブリエル・メディーナWSL / Cestariミック、ガブの安定感は万全。ガブ、また昨年よりパイプうまくなってる。そこがこの人のすごいところ。日々上達、そしてそれが試合で出せる。WSLジャパンサイト内のYuki's WCT Ourlook も更新中なのでチェックよろしく!
スモールコンディションの中、エアーとターンの戦いとなったファイナルデイのハイライト。"

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る