ジョン様の映画、View from a blue moonはこちらでもあちこちで上映会が盛んで、毎回多くのひとが集まっているようですが、なんと、メイキングブックも出ていて、業界向けの撮影をよくしているカメラマンのところに遊びに行ったら、ハーレーから送ってきたんだけど……といって、見せてくれた。おそらくこれは売ってないんじゃないのかな、とは思うけど、う~ん、なんて金のかかったプロジェクトなんだ、と、再確認してしまった。映画のほうは撮影用のREDのカメラが1台何百万もして、それを何台も使ってて……とかぐらいしかわからないけど、本ともなればこちらは本職なので、それを作るのにどのぐらいかかるかはひと目でわかる。基本的にアメリカは結構本を作るのが安いので、日本とは比較にはならないけど、あの厚さのあの装丁なら、アメリカでだって100ドル以上の値段がつけられるんじゃないのかな、と思う。これ、コーヒーテーブルブックという常用保存版的な装丁なんだけど、そういう分厚くてかたい表紙がついている写真集的な本は、アメリカでは日本と比較にならないほど安い(たぶんけっこう数が売れるからだと思う)。それでもこれなら安く見積もっても100ドル越え、おそらく同じものを日本で商業ベースで売るとしたら、数万円という定価がつくんだろうな、というレベルの、凝った作りの本だ。売りに出しても誰も買わない感じ(笑)。中身もただ同じ紙で淡々と続くのではなく、クリアなセルのページや金型を使った細かい切抜き模様の入っているページや、まあとにかく、制作費は無視、湯水のごとく金使え、系の作りなわけで、同じ本を作る人間としてはうらやましい限りのものだ。ま、分厚すぎて綴じ部分の糊が弱くて、ちょっと乱雑に扱うとバラバラになっちゃいそうではあるけど(笑)、それにしても、う~ん、金かかってんなぁ~なのだ。このプロジェクトはジョンジョンがハーレーに移籍した時に、何をやりたいのかをハーレーが聞き、その彼の希望に沿ったものなのだが、おかげでサーファーポールでの賞という賞をハーレーが総なめ的なことが起きたわけで、有形にしろ無形にしろ、元は取れてるんだろうな。お金はお金が大好きって話(笑)。
ボードカルチャー&ファッション展示会の国内最大級イベント『INTERSTYLE(インタースタイル) february 2016』が、2016年2月16日(火)~18日(木)の3日間に渡り、開催が決定した。オリンピック種目候補に選ばれ、俄然注目を浴びているサーフィンとスケート。そして、日本人選手の活躍のニュースが絶えないスノーボード。更には、近年のアウトドアブームから、様々な関連ギア/グッズが出品されている。それら流行の最先端を発表する場が、インタースタイル。今回も見所が満載となっている。『Surf zone』では、国内外の様々な素材や製法のロングボード・ショートボード・SUPが一同に介する。さらに、ウェットスーツやアパレル、スイムウェア、小物・ギアも豊富に出品。目玉は大型SUPプール。会場内にドーンと設置される予定。イベント&セミナーは、『JWMAウエットスーツ採寸セミナー』。“わかりやすい採寸方法でトラブル防止を目指す”をテーマとし、モデルを使って実践的な採寸方法をわかりやすく解説。採寸はショップスタッフ必修の実技講座とも言われているので、受講はマストですよ。他にも、SUP関連のシンポジウムを開催したり、大型プールでのスタンドアップパドルボードのプロによるデモやSUPヨガ、パドルワーク・ターン講習会、SUP体験会なんかも。とにかく盛りだくさん。一般の方も来場可能。そして我らF+ユニットもブース出展しますので、お近くにお越しの方はぜひぜひお立ち寄りを。【インタースタイル (ボードカルチャー&ファッション展示会) 】INTERSTYLE february 2016開催日時:2016年2月16日(火)~18日(木)、3日間開催会場:パシフィコ横浜(C・Dホール)来場内容:【入場無料】3日間全て業界関係者招待日&3日間全てショップゲスト(一般)入場可オフィシャルサイト:http://www.interstyle.jp"
左から、リンディ、アクセル、ブルースのアイアンズファミリー。パイプマスターズのプレゼンテイターをつとめた。ブルース、だいぶいい感じだね。とても普通というか、ま、ぶっちゃけアンディと同じ問題を抱えていたわけだけど、とてもクリアになったと思う。表彰式の前にカメラを向けると、私に気付いて手を振ってくれた。ま、手ぐらい振ってもらわんとね。だいぶ前にうちに泊まった時に、うちの客間の電気のリモコン、カウアイに持って帰っちゃったままなんだから(笑)。ルーカに移籍してだいぶやる気になっているらしく、サーフィンもいい感じだし、このまま努力を続けてくれれば、ビッグウエイブチャージャーとして、パイプマスターとして、完全復帰だと思う。あのスタイルと才能がこのまま埋もれてしまうのは、本当にもったいないし、早く全盛期のブルースに戻ってほしいと思うファンは多いはずだ。5歳になったアクセル、アンディの小さい時とうりふたつ。DNAってホント恐ろしい。で、ブルースはなんとか復帰したけど、ちょっと心配なのがこの試合で怪我して病院に運ばれたふたり、ビード・ダービッジとオウエン・ライト。ビードのほうは骨盤骨折で命に別状はないものの、回復には1年とかの長い時間がかかりそうな感じらしい。ビードの年齢を考えると、CT選手としてのキャリアをあきらめざるを得ない、シリアスなワイプアウトになってしまったのかもしれない。問題なのはオウエン。リーフに頭を打った後、運ばれた病院からは退院したものの、いまだ意識がキチンと戻らないようだ。脳のダメージというのはどういう後遺症が残るかわからない。ある時ケロッと直るものもあれば、そのまま障害が残ってしまうこともある。医者も何とも判断できない、というのが現状のようだ。そしてこれがまたミックの災難というか、ミックにとってオウエンはとても近い友人であり、チームメイトでありなわけで、ダブル、トリプルの不幸をしょってしまったミックも、ちょっと心配。でもミックは本当に精神力が強いから、何とか乗り越えてくれると思うし、頑張ってほしいと思う……ってみんなが思ってるんだろうけど、そう思われるって、実はけっこう厳しいことなのよね。
もう何日か前になるけど、ケリーがインスタにあげたウエイブプールの波。
Now that the world title has been decided and events for the year have finished, I’m excited to show you what I’ve been sitting on for the past couple of weeks. For nearly ten years,...
ワイルド、ハード、しかしパーフェクトなパイプが姿を現したDay3ハイライト。ケリー、ミック、ジョンジョンのスーパーヒートにも注目。"
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WSL / Kirstinファイナルデー。エブリシング ゴーズ トゥ ブラジル。ワールドタイトル、パイプマスター、トリプルクラウン、おまけにQSタイトルも、ブラジル総取り。ビーチ大騒ぎ2年連続。セミでファニングがガブにやられた後のファニングシフトというか、ギャラリーの帰りぶり、すごかった。半分以上いなくなっちゃったから(笑)。WSL / Kirstinガブからスーザへのワールドカップ授与。ブラジルの方々は超楽しそうでしたけど……ただ、これは別の機会にも書いたけど、世界のサーフィンインダストリーにとってはなんの起爆剤にもならん、ということなんですね。で、冷静に考えれば、現状のルールやジャッジクライテリアが続く限り、この先少なくとも数年はこういうことが続くんだと思う。世界的なアップカマー、と言われる人、若手、ブラジル勢圧倒的に多しなわけだから。それを考えると、世界のサーフシーン、かなり危うい。ガブリエル・メディーナWSL / Masurelできればもっといい波で決着をつけたかったけど、コンディションは時間がたつにつれてしょぼくなり、セミのガブ対ミックのころにはパイプマスターズなのにノーバレル。ガブの逆転ライド、ファイナル進出を決めた6.5かなんかのライディングは、超小さい波で走って走ってクリクリ回ったエアーだったから。あれはもちろん今のクライテリアなら、正しい採点なのかもしれない。会場がロウワーだったらもっと出ただろうし。でも本来のパイプでのジャッジなら、せいぜい4点とかだったろうと思う。パイプですから、チューブしか採点しません的な。 この1本、ものすごく今のWSLが抱える問題を象徴していたと思う。あの採点を続けるなら、この先世界のトップサーフィンはブラジル主導のシーンになり、それはブラジルのインダストリー以外のマーケットの活性化には、まるでつながらない。もちろんカリフォルニアに本拠を置き、アメリカのスポーツシーンに打って出ようというWSLの思惑からはだいぶ離れることになってしまう。どうするんだろう。WSL / MasurelWSL / Kirstinま、そんなことはさておいて、今年1年を通して、自分が努力出来る限りの努力をしたスーザにご褒美という結末で、めでたしめでたしだとも思う。シーズン序盤から1年間通して、本当に頑張ってた。パイプ、バックドアの攻め方はもう立派なハワイアンローカルカインドだった。ジェイミー・オブライエンに担がれ、ブラジリアン初のパイプマスターでビーチ凱旋ってのも十分許されるチャージだったのは、誰もが認めるところだと思う。やっぱね、努力しない人はダメなんだろうな。この辺ね、日本人、反省した方がいいよ。スーザよりだいぶ下にいるのに、スーザよりだいぶ努力が少ない。ミックが朝暗いうちから世界中どこででも練習してるのに、現地にいる日本人が誰もいない。そりゃね、勝てないって。システムが悪いとか、JPSAがどうだとか、グレードの高い試合が少ないとか、そういう話じゃない。そういうことは、なりふり構わず、もうこれ以上できないと胸を張って言えるぐらい血のにじむ努力をしてから言ってくれ。オバサンは今日、心の底からそう思ったし、スーザが迷える日本人に明確な答えをくれた気がした。WSLジャパンサイト内のYuki's WCT Ourlook も更新中なのでチェックよろしく!
世界レベルのサーフィンでは、エアーなどバーティカルなアクションはもはや当たり前。その足元をサポートするワックスも立派なギアの一つといえるでしょう。今回、ブラジルより日本に初上陸の「MAGNET WAX(SUPER BLUE)」(800)は世界最強レベルのWAXフォーミュラを使用し、強力なグリップ力を実現、そして何と春~冬までのコレ一つでオールシーズンに対応し、さらに他ワックスとの併用で長持ち&グリップ調整ができるというスグレモノ! まずはあなたの足元でその性能をTRY!問 ONE WORLD LTD. http://www.1world.co.jp"
伊勢で行われたプロアマ戦『MURASAKISPORTS ISE SURF FESTIVAL VOL.5 2015』のハイライトMOVIEが公開!!今年で5年目を迎えるプロアマ戦『MURASAKI SPORTS ISE SURF FESUTIVAL Vol.5』が去る9月22日から23日に三重県志摩市、国府の浜で開催され、晴天のもとプロサーファ、アマチュアサーファーはじめ多くの方が国府の浜に集まり、大盛況に終了した。イベント初日の午前中はプロサーファーによるステップアップスクール、無料サーフィン体験会が行われ、今年もトータルで100名がサーフィンを体験した。恒例のプロアマ戦には、2015年WSL リージョナルチャンピオンに輝いた大橋海人をはじめ、林健太、ダレン・ターナー、笹子夏輝に三重支部・関西支部のトップアマチュアが挑んだ。ヒート終盤、ダレン・ターナー、林健太の敗退といった番狂わせがあり、トップアマチュアの健闘が会場を沸かせたが、安定感あるライディングとキレのあるマニューバーで大橋海人が優勝に輝いた。大会をMCで盛り上げる福田義明プロは今回のイベントについて「年々盛り上がっているイベントですね。プロツアーで各地を回るプロサーファー達がこのイベントに参加して盛り上げることはプロとしてしっかり仕事をしているなと思います。彼らを目標に頑張っていこうと思うアマチュアサーファーに良い刺激になっていると思いますね。サーフィンを知らない人たちも海に来て大会を見ることでサーフィンを知るきっかけになるイベントとして徐々に成果を上げているのでは。今回女性向けのワークショップなどを展開したりして、フィールドを広げていく中で、サーフィンだけでなくて海でのライフスタイル、過ごし方などをプロデュースしていく方向性が見えてきたのではないかと思いますね」とコメントした。今年のJPSAグランドチャンピオンである中村拓久未を輩出した伊勢。今後もこれらのイベントを通して、伊勢のサーフシーン、海のライフスタイルが盛り上がっていくのではないだろうか。■リザルト優勝 大橋海人(Pro)2位 神田竜聖(Am)3位 笹子夏輝(Pro)4位 浜村海斗(Am)ベストスコア 林健太(Pro)"
ミック・ファニングPhoto by snowyケリー・スレーターWSL / Cestariジョンジョン・フローレンスWSL / Masurel本日、ラウンド3からラウンド5の3ヒート目まで終了。でも本日は例のラウンド4の順当に上がったスーパーヒート、ケリー、ミック、ジョンジョンの3人ヒートを見ればおなか一杯ですかね。今年イチのヒートだと思う。しかも、そのヒートの波が今日イチのコンディションだった。全員8点9点の応酬。パイプにバックドアに、スリリングスリリング。超面白かった。ま、あれ見れただけで、2015、もういいかな、的な(笑)。実はこのヒートの影にものすごいドラマがあり、ミックはヒート後のインタビューでちょっと触れてるけど、詳細はカフェでにて。ヘビ~な話なんですけどね。ミック・ファニングWSL / Kirstinでもミック、今日はジェイミー・オブライエン、ケリー・スレーター、ジョン・フローレンス破ってクオーターだからね。なんかね、オンアミッション的な匂いプンプン。タイトル取って引退って雰囲気濃厚なので、取らないで、まだいて!って感じでもあるんだけど……。ま、今日は個人的にはフィリッペがタイトルレースから外れたので、ほっと一息ですか。ちょっとね、クラシックサイズのパイプ、バックドア攻めないでワールドタイトルはないです。私はそういう人にはあげたくない。ホント、取っちゃいけない。WSL / Kirstinビード・ダービッジ、本日の試合中のワイプアウトで骨盤を骨折かなんかで、手術コース。長引かなければいいけど……。こういうことがあるから、パイプは最終戦であるべきだし、最終戦じゃなきゃだめなんだな。明日、ファイナルデー、ミック、スーザ、ガブの誰かがタイトル。WSLジャパンサイト内のYuki's WCT Ourlook も更新中なのでチェックよろしく!