う~ん、終わってみてもなんだかなぁ……なWSLファイナルズかな。
まぁ、ガブとカリッサでめでたしめでたし。正直ホッとした感じ。順位も女子のほうはそのまま順当で、メンズのほうはフィリッペがイタロに勝ってガブとやったぐらいで、まぁ、この3人のブラジリアンはこの先数年シーンをけん引していく3人なので、順当かな。フィリッペにとってはロウワーはホームみたいなもんだし、イタロは金メダル疲れもあるだろうしね。メダルは人生変えちゃうから。
でも、ほんとよかった。やっぱり表彰台であのカップを持っているのがイエロージャージーじゃないって、おかしいと思うよ。
どうなんだろうね、盛り上がってたのは現地だけとかじゃないのかな?
すごいね、カリフォルニア。ノーマスクで超密で、大丈夫なのかね、と思ってしまう。ワクチン接種率が高いので、大丈夫ってことなんだとは思うものの、それでも収まってない国もあるわけだからなぁ。
世界的にオンラインで盛り上がったんだろうか?
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WSLファイナルズのピリオドはスタートしているが、何とかいい波に恵まれそうで、現地時間の月曜火曜あたりが濃厚なので、日本の火曜水曜とかかね。男女合わせて最長でも12ヒートなので、ちょうどいい波の時間帯は選べそうだね。
まぁ、年間のツアーの決着を一日で決めるのに、これでいい波が来なかったら洒落になんないし。なんかなぁ、やっぱり私は割り切れないな、このシステム。
逆ならいいかもと思う。ワールドタイトルはやっぱりツアーで決めちゃって。この一日のトップ5の戦いは何かスペシャルな賞にすればいいのに。例えば1位総取りの高額な賞金とかさ。年間ツアーのランキングは翌年のシードと名誉、トップ5の戦いは実質のお金、みたいなことであれば、一応盛り上がるだろうし、なんかもう少し飲みこめるかな。
例えば4年に1回でオリンピックの金メダリストとワールドツアーの年間1位で、どっちが真のその年のトップか、みたいな戦いであれば、決着という意味で納得も行くし、盛り上がりそうだけど。
まるで関係ないけど、今気づいちゃったのは、今年ぶっちぎったふたり、ガブとカリッサ、背番号同じなのね。10番。気にしてなかったわ~。
さて、質問
●ケリーの「サーフランチ」を皮切りに、ウェイブプール建設ブームが起こっていますが、この先、スポーツレジャーとして、また商業的に定着すると思われますか?
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まもなくWSLファイナルズだけど、なんかすごく遠くてどうでもいいような感じがするのは、私だけ?
やっぱり何十年も年間ツアーの最終戦が終わったときのランキングで物事をはかってきたウォッチャーには、それがどうしてもエキサイティング、という形容詞になじまないんだよなぁ。魅力的でもないし。なんか余計な一日な感じがする。
例えばガブとイタロが僅差で、タイトルの行方がキャンセルになった最終戦のタヒチの結果次第だった、みたいなことであれば、直接対決の一日はあってもいいかなと思う。でもあれだけ差があって、タヒチがあろうがなかろうがガブ確定だったわけだから、決着も何もねぇ。ベスト5試合で1位2回、2位3回という圧倒的な強さだし、2位のイタロと約12000ポイント離れてるわけでさ。まして5位のモーガンとは約18000ポイント差。最終戦のあとにそこを同じ土俵に乗せてもう一度って言われてもねぇ……もういいでしょ、別に(笑)。
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もう8月も終わりですね。
はやいなぁ、今年もあと残り4か月って……お気に入りの疑似リタイア生活は続いているので、毎日判で押したように正確なルーティンをこなしている。動物がいるとそういうことになりがちだ。朝明るくなったらお散歩、夕方は暗くなる前にお散歩、季節によって人間の決めた時刻での時間は変わるが、時計のない時代の明るくなったら起きて暗くなったら寝る生活に近い。春はあけぼのようよう白くなり行くやまぎわ……的な、薄明るくなると目が覚める、は夏も冬も変わらないけど、6月ぐらいはそれが朝4時ごろだったけど、今は5時ぐらいと、もうだいぶ日が短くなってきている。その辺で季節の移ろいを感じる生活。時差ボケとは無縁の生活。幸せだな、私。
さてまたもや質問いただきました。
「WSLチャンピオンシップ・ツアー(WCT)の歴史上初めて、2021年の世界チャンピオンは、『リップカールWSLファイナル』としてワンディ・ウィナー・テイク・オール・イベントで決定される」とありましたが、発表されたフォーマットを見ると、ガブやカリッサにとって必ずしも有利ではない(体力的には有利)と思うのですが、その日の波の掌握や試合のリズム、tacticsなどを含めてユキさんとしての私見をお聞かせください。
素人の私の意見としては、ファイナルの1つまたは2つ前の試合の勝者が一番いい感じでファイナルに臨める様な気がするんですよねぇ。
これは6月末ごろのコラムで取り上げた、ストライダー・ワズルスキーとカイポ・グレロのディベートの中で話されてたと思う。
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オリンピックサーフィン会場は着々と解体が進み、すでにほぼ何もない感じ。志田トラに出る道のアスファルトもご丁寧にはがされ、原状復帰が進んでいる。
その隣の雑草畑には今、テッポウユリがシーズンを迎え、群生しているところはかなりきれいだ。以前は志田の太東よりのほうにさびれちゃった自然公園的なものがあり、そこにはものすごい数の群生地があった。まぁ、その辺はオリンピックですべて破壊されたけど。
ワールドツアーは残すところタイトルを決めるだけで、ランキングは確定。CTからのクオリファイもだいたい確定した。だいたいってのは、ボーダーライン上の20位タイが4人いるからだ。これは珍しいけど、7試合で2試合カット実質5試合カウントとなるとこういうことも起きやすくなる。ちなみにタイの場合、カウントバックしていくのだけど、これがまたそれでもみんなタイ。次はチャレンジャーシリーズからのクオリファイがで、彼ら4人のうちの誰かがチャレンジャーシリーズからクオリファイした場合、20位、21位としてCTからのクオリファイ扱いになり、チャレンジャーシリーズからは11人のクオリファイになる。
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いいね、質問。何書こうかなぁとか考えなくて済むから。
●私からもユキさんにお答え頂きたい質問があります。「カノアVSガブの準決勝での、カノアのラストライドはオーバースコアと感じたか?」そして、「アムロちゃんの銅メダルは、あのジャンクコンディションだから成せる業」だったか。
お答えする前に、写真は終わるや否やあっという間に解体される五輪会場。ああいう仮設設営物というのは壊し始めるとあっという間になくなっちゃうものなのね。レガシーもへったくれもない。
あのペースで解体が進めば1週間もかからずに元の空き地に戻りそうなもんだけど、志田トラから志田の入り口閉鎖は10月31日までと看板にあった。ホント、迷惑。
たぶん解体のあとに防砂林用の松の植林とかするんだろうか。オリンピックで松林全切りしちゃったわけだけど、あれがないと結構砂や潮風が内陸まで入ってきて、農家の方々の塩害や風害等の被害が出るようで、ぼやいてた農家のおじさんがいたっけ。うちも以前より砂が飛んでくるようになった。そのかわり今家は2階全室オーシャンビュー的なことになっていて、ま、見えるってことは飛んでくるってことだわな、と妙に納得している。植林する松も大きくなるのに何年もかかるので、砂が飛んでこなくなるにはまだまだ時間がかかりそうだ。
ワールドツアーは最終戦の予定だったチョープーがコロナの影響でキャンセルになり、先のメキシコで終了。これ微妙にランキングに影響してると思う。ファイナルズ行きのトップ5は女子がカリッサ・ムーア、タチアナ・ウエストン-ウェブ、サリー・フィッツギボンス、ステファニー・ギルモア、ジョアンヌ・デファイ。男子はガブリエル・メディーナ、イタロ・フェレイラ、フィリッペ・トリード、コナー・コフィン、モーガン・シビリック。
女子のほうはこんな感じかなとは思うけど、男子のほうはタヒチがあったらモーガンじゃなかったかな、と思う。同じルーキーならメキシコで初優勝をあげたジャック・ロビンソンの目が出てきてたかな、という感じもする。
モーガン・シビリック。ルーキーにしてファイナルファイブ、ワールドタイトルの可能性も、ということになった。ま、ニュース性としては理想的展開か。
では最後に質問にお答えしましょう。
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上を向いて、歩けない。
涙がこぼれそうでもなんでもなく、ただひたすら肩が痛くて上を向けない。身体バッキバキでマッサージの先生にお世話になる傍ら、ひどい寝違い的クビ肩周りの傷みも同時多発で、上体の状態は最悪、パソコンに向かっている場合ではない(笑)。
場合ではないけど、読者の方からの質問があるというので、答えます。ハイよろこんで~!
●スルーされると思うけど、どうしてもつのだ様に聞きたい!
自分はあのジョンジョンならケリーに色々な意味で出て欲しかったし、そうなるべきと思ってしまった。 つのだ様のご意見を聞いてみたいです。
スルーなんてしないですよ。いつもネタに困ってる状態なので、質問大歓迎。特に、こういう私の個人的な感想で答えられるもの→調査とか取材とか必要のないものに関しては、大好物です。
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大変ご無沙汰いたしています
最近更新ないなぁ、と思ってた人、そういうことはよくあるので、考えないように。
この間私が何をしていたのかというと、オリンピックのサーフィン会場に取材に来られる国内外のプレスの方々のお世話をしていたのです。
普段はお世話される側ですが、今回はお世話する側。
よく働くフィールドキャスト(ボランティア) さんたちにも助けられながら、普段とは逆の立場でいろんなことを感じ、いろんなことを考えたわけですが、取材する立場ではない人間としては、自由に好き放題のべる立場にはなく、詳細は控えます。大人なんで(笑)。
役職はプレスオペレーションスーパーバイザー、まぁ、私がよく大会で取材のベースにしているプレスルームの管理人ですね。立場が逆になって、普段いかに助けられているかを思い知ったかな、と。まぁ、オリンピックなんで、スケールとレベルがだいぶ違うけど。
バブル方式ということで、メディアの方とか、選手たちはバブルの中なので、会場周辺はいたって静か。無観客開催ということもあって、地元民としては、やってるかやってないかわからない感じだったんだろうと思う。
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最新で上がっているディベートは過去のベスト版。すでに取り上げたやつの中から選ばれた4つは、
1:ビッグウエイブのラインナップでの安全の確保、ジェットスキーやサーファーに対する交通整理の必要性(ロス/ミック)
2:モーガン・シビリックがオーストラリアのベストサーファーかどうか(ストライダー/カイポ)
3:エアーの多い最近の試合について(ミック/テイラー)
4:ライバリズムについて(ロス/ケリー)
まぁまぁ、どれも印象に残るものだったね。
オリンピックが近いからなのか何なのか、試合もないし、WSLちょっとトーンダウン感あるかな、と思う。始まっても自分たちは選手貸してるだけで主催ではないので、トーンダウンだろうしな。この辺ちょっとビミョ~なところあるな、と思う。サーフィンというスポーツがオリンピックに入ってメジャーなものになるのは歓迎だろうけど、ワールドチャンピオンとメダルの価値観の争いというか、上下がどうつくかによっちゃ、WSL最大のピンチにもなりうると思う。
例えばテニスのように、金メダルよりウインブルドン優勝のほうが、はるかにアスリートにとってのステータスが高くなれば安泰だろう。ゴルフやバスケットボールなんかもこっちのグループ。金メダルよりパイプマスターの称号が欲しいと思わせられるかどうかだ。
逆に柔道や体操、水泳みたいに、世界選手権優勝は五輪予行演習的な位置づけで、本命はオリンピックでの金メダル、ってことになっちゃうと、WSLとしては世界最高峰とは言いにくくなる。オリンピックにおけるサーフィンの主導権を握る国際連盟はISAということで、下世話な話に落としちゃえば、WSL vs ISAの世界取り争いってことだ。まぁ、ここは昔からVS関係なので、仲良く手に手を取って歩んでいきましょう、という図式は私には想像がつかない。本音では食うか食われるかしかないかな、と思う。現状では食われそうになってたISAがオリンピックという怪物を味方につけて大反撃中で、WSL流血、という様相に見える。
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いつもネタ元にしているWSLのディベートが今週は更新されてなくて、たいてい金曜日か土曜日アップなんだけど、たま~にスキップの週もあって、困る。
何で困るかというと、ネタ考えなくちゃならないから(笑)。
そうねぇ、ほんと最高のリタイア生活送ってるので、サーフィンのことなんてほとんど考えてないしな。基本よそ様のSNS系のものとかサーフィン系のニュースとか追わないので何も知らないし、情報超遅いし、そんなことでいいのか、と思っていたのは10年前ぐらいまでで、最近はすっかりどうでもいいというか、気にしていない。気にはしていないけど、それなりのニュースが引っ掛かれば、あれこれ考えるし、確認できる「筋」に確認したり情報収集したりはする。まぁ、この「筋」を持ってるというのは財産だなと最近つくづく思う。
今皆さんが今気をもんでいるのはオリンピックに誰が来るかとかなんだろうか。とにかくジョーディがケガでこないことになり、かわりにレオナルド・フィオラヴァンティがリプレイス。ここにきて少しわさわさしてきて、コロヘは大丈夫そうだけど、ジョンジョンが完ぺきな状態で来れるかどうか。
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