リムーアのサーフランチではみんながスーザの名前を付けたゼッケンを着て、スーザのラストイヤーに敬意を表してトリビュートしてたけど、エイドリアーノ・デ・スーザという選手はブラジルのサーフィン史にとって非常に重要な役割を果たした人といえる。もちろん後輩の面倒見のいい人であることは確かだけど、今のガブ、イタロ、フィリッペ、につながるブラジリアンストームの陰の原動力というか、そのストームは現実に起こるんだ、ということをブラジリアンたちに実感させたのがスーザだと思う。
ファビオ・ゴウベイア、フラビオ・パダラッツのブラジリアン創成期から、ネコ、ギリアミ、へナンらへと世代交代していくんだけど、当時はとてもじゃないけどワールドタイトルがブラジルに行く、という感じではなかった。それを初めて「もしかしたら」、と感じさせたのがスーザだった。ブラジルに初のワールドタイトルをもたらすとしたら、スーザだろうとずっと思われていた。結局それはガブリエル・メディーナが2014年に果たすわけだけど、スーザも翌2015年にタイトルを取っている。ブラジルにタイトルが行く、という出来事はサーフィン史上とても大きな出来事だった。何しろサーフシーンは長いことオーストラリアとアメリカのものだったから。
そして一度そこにブラジルが割り込んだらもう止まらない感じで、今はブラジル主導のシーン。過去6年間のうち4回はブラジルにタイトルが行っているし、おそらく今シーズンもそうだろう。ブラジルのサーフィン界全体が協力して世界のシーンを取りに行く、という彼らの20年以上にわたる努力が今満開なわけだ。
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カリフォルニアのサーフランチはフィリッペとジョアンヌ・デファイが優勝。2位はガブとカリッサで、この2位ふたりはすでにトップ5入り、ロウワー決戦行を確定している。ガブ今シーズン6試合中5試合でファイナル、優勝2回、2位3回。今までのシステムならタイトル秒読みなんだけど………。その独走ぶりはカリッサも同じ。6試合すべてセミ以上、ファイナル3回セミ3回、この先の2試合がメキシコ、タヒチということを考えれば、トップはこのふたりで確定だろうと思う。でもね、こんなに独走しててもワールドチャンピオンじゃないかもしれないから(笑)。
これさ、やっぱ私はうまく呑み込めないなぁ。どんな理由があるにせよ、ワールドタイトルがこのふたり以外に行くってのはのどに引っかかっちゃうよ。エキサイティングとか注目を集めるとか、いろいろあるだろうけど、スーパーボウルもクライマックスシリーズも、勝負ごとの基本ルールに反する気がする。勝負ってぐらいだから、たくさん勝った人が勝ちじゃないと、やってられないんじゃないのかね。
さて今回は何とミックとテイラー・ノックスのディベート。これは面白いところかな、と思う。テイラーがキャリア終盤にリップカールに移籍してから、いやそれ以前からでもあるけど、このふたりは結構気が合ってて大の仲良し。ミックも理論派だけど、テイラーも理論派。読書家で知的な感じのする、ツアーサーファーには珍しいほうのタイプだ。どちらかといえばふたりとも、「古いやつだとお思いでしょうが……」的な義理人情というか、サーフィンで言うと、カーバーであってオフレールではないグループ。
テイラーはバックウォッシュのある波が嫌い、ミックは相変わらずマーガレットリバーが嫌い(笑)、テイラーはマーガをバッタみたいな波と形容し、笑えた。当てられそうで当てられない、ダメそうでベストポケット、つかみどころのない、意外性だらけの動きのバッタ。言いえて妙。
ではディベート第22回行きましょうか。
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たぶん先週休みで、今週は以前登場したヴォーン・ブレイキーとマット・ウイルキンソンのディベート。ケリーの回の評判が良すぎて一回休んじゃったのかね。結局世の中いまだにケリー、というか、今なおコンペシーンを追ってる人たちが相変わらずケリー世代なんだろうなと思う。Z世代にはほかに楽しいことがたくさんあるし、ほかにいろいろ時間取られるし(笑)。
今回のハイライトはそのケリーの心理戦の話。サーフィン史上世界で最も有名な写真のひとつ、アンディ、ケリーの微妙な空気感、by Shermanが描いた世界。
これ昔からオーストラリアの選手たちはみんな被害にあったって言ってて、あれこれ事件を聞いたけど、ロスみたいに近い人は、そんなんじゃない、ケリーはそんなこと考えてないよ、と言って、意見は分かれる。
はたから見てる分にはどっちもどっちかなぁ、と思うけど、ケリーは心理学とか好きなので、あえてやってるって考えるほうが自然かなと思う。オージーの言ってる事件が100%そうじゃないとしても、半分はきっと計算づくなんだろと思う。もしロスのいうようにすべて何も考えないでやってるとしたら、けっこう変な人だと思う。まぁ、変な人ですけど。
そのケリーはサーフランチプロでツアー復帰だけど、この試合スキップする選手続出だね。まぁ、オーストラリアで4試合、エルサルバドル、サーフランチと、オリンピックに出る選手としてはその前にいろいろ詰まりすぎ、ってことなんだろうか。コロヘ、ジョンジョン、ジュリアン、ジョーディ、ミシェル・ボレーズ……出ないのみんなオリンピック代表だから。一般的にはワールドタイトルより金メダルなんだろうしな。レイキー・ピーターソンが引き続き休むので、都筑有夢路がサーフランチにも出られることに。
しかしなぁ、個人的にはあのプールの試合って、あれ以上不公平な会場はないと思うんだよね。不得意だからって通い詰めて練習できるひとは限定されるわけだし、風の影響でどれもが同じ波ではないし、だからといって波選べないし。急に風が入って微妙な波になったからって、これ見送って次の波、ってわけに行かないんだからさ。あそこで何度もやってて、いろいろ対応できるひとが有利なわけでしょ。ある意味地元アメリカの選手は有利なんだろうなと思う。イベントやプロモがあったり、あの波やるチャンスはありそうだから。まぁ、ガブぐらい対応能力の高い選手になればそれも関係ないだろうけど。
ではヴォーンとウイルコのディベート第21回、行きましょう。
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JPSAの第1戦、さわかみチャレンジシリーズ一宮プロが千葉一宮海岸で行われた。
基本無観客、選手帯同者1名限定、までは昨年の最終戦と同じだけど、今回はなんと帯同者有料、5000円。メディアも同じで5000円払って取材させていただく。お金払ってよそ様のプロモするって……と考えると腹もたつけど、まぁ、初日に全員のPCR検査(唾液タイプの簡易式ですが)もあるし、それやったことないので、5000円でPCR体験なら、と考えれば割り切れるかなと思ったので、払いました。コロナ対策の実費負担分ということですかね。
外国行きの小包とかもコロナ対策費みたいなものが加算されてきていて、空港や航空各社のテロ対策費的な上乗せが、コロナ明けのあと続々やってくるのかと思う。便乗値上げ必至。
女子は優勝脇田沙良、2位川合美乃里、男子は優勝稲葉玲王、2位脇田泰地。意外にも稲葉はJPSA初優勝。しかも残り40秒切ってからの逆転劇。逆転しなければ脇田優勝で、脇田家兄弟優勝だった。
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今回はミックに代わってケリーが登場。ロスとは仲のいい友人同士で、序盤の何の話をしようか、のくだりで仮想通貨の話に乗ってきたあたりがケリーっぽいというか、振ったロスがさすがというか。ケリーの頭の中は投資家モードだからな。
ケリーという人は理論家というか分析家というか、対戦相手としてのコンペティター分析は非常に的確で聞いていて飽きない。30年以上にわたる近代サーフィンの歴史も彼自身が歩いてきた道なので、知識もバッチリだ。まぁ、空気は読まないと思うし、読んだらつまらないので、仕事としてのコメンテイターには向かないかもしれないけど、裏チャンネルなら(笑)。
さて、ココが冒頭で言ったように、よく考えたらオーストラリア4試合のメンズ優勝者は全部ブラジル人。イタロ、ガブ、フィリッペ、ガブ。まぁ、あの波であのジャッジするならああなるだろうな、とは思うけど、30年前ぐらいから徐々にオーストラリア、アメリカに次ぐ第3勢力になり、今やシーンを圧倒する存在になったブラジルに対抗できるのはどこなんだろう。当分はブラジル黄金時代が続きそうだと思う。今回面白いのはライバリズムの部分かね。史上最強のライバリズム、ケリーとアンディの真相をご本人様が語る。まぁ真相とはいえ、一方的にケリーサイドの話なので、アンディがどう思ってたかは別の話ですけどね(笑)。最後の2エピソードもライブ感満載。相変わらずケリーのジョークは本人が思ってるほどウケないですけど(笑)。この人こういうの、話すより書いたほうがいいいと思うな。彼がニュースクールだったころのあくの強いオールドスクールとの確執話は、けっこういろいろある。
ではロスとケリーのディベート第20回、行きましょう。
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ロットネスト、明日25日に男女セミから先のファイナルデーかと思うけど、サーフィンを見てる分にはガブとカリッサが抜きんでてるように思う。あの何かひとつすごいことするとポンと跳ね上がるジャッジングだと、カリッサがジャッジをびっくりさせるような、女子なのにしっかりしたレールワークからのブローテール、みたいなことをすると、ついていける選手がいない感じ。この先の女子はあの方向に進むんだと思う。イタロのすばしっこいサーフィンは英語でいうニンブルって言葉がぴったりだけど、なんか忙しくて好き嫌いが別れると思う。メンズはSF1でワイルドカードとルーキーという対戦になったので、どっちかがファイナルという大金星確定だし、SF2はガブ対イタロの直接対決。レベルの差がすごすぎ。
都筑有夢路5位。オーストラリアレッグ3試合出てイチコケなし。オーバースコアもあったけど、チャレンジャーとしてやらなくてはいけないことはできてたんじゃないかと思う。モーガン・シビリックも同じだけど、サイズのあるセットのいい波に乗って、自分のできる限り攻める。まぁ、無理してるだけにダメな時もあるけど、うまく行っちゃえば新鮮で意外なだけにハイスコアが出てくる。深いボトムターンとちょっとみんなと違うタイミングのリップが、ジャッジには新鮮に映るのかな、と思うと同時に、オリンピックを意識して日の丸押しのWSLなのかなとも思う。そうやって点出してもらってるうちに、足りないスキルを上げて、立ち位置を確定することかね。これでしばらくはプッシュしてもらえるはずだから。まぁ、この経験でCT以外ではどこで戦っても負ける気はしないだろうけど。
そんなことよりジョー・タッペルとラビットが盛んに日本人の選手はみんな重心が低いとか言ってて、大野修聖、大原洋人、都筑有夢路、みんな重心低いって。確かに白人に比べて小さくて短足という日本人体型は、重心が低く、バランススポーツでもあるサーフィンに有利ってことかと思う。タイラー・ライト、ニッキー・ヴァン・ダイク、トム・キャロルも同じかなと思うけど、今や重心が高くてもバランスが異常にいい、背が高くて手足が長くても早い動きのできる選手が出てきてるから、なんとも言えないか。
前回と反対側の膝のケガでハワイに帰ったジョン様、ハワイからの情報だと手術ということになりそうなんだけど、オリンピックがあるなら無理しても絶対出たい、と周囲を困らせてるらしい。無理して選手生命を縮めてもねぇ。
療養中のケリー、日本の軽ワゴンの中古オーダーしたらしいよ。友人がその商売やってるんだけど、ハワイでは軽自動車ってカテゴリーがなくて輸入できない。でも30年だったか40年以上だったか、とにかく超古ければビンテージアンティークとして輸入が認められてナンバー登録もできるらしい。
さて、ミックとロスのディベート第19回、今週はクレイムの話が面白い。日本でいうガッツポーズね。クレイムといえば私はパーコちゃん。めったにクレイムしない選手だったけど、パーコがクレイムするときは確実にハイナインか10点だった。超カッコイイ。では行きましょう。
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ロットネストアイランドがスタートしてますが、その前のマーガレットリバーはフィリッペとタチアナ。まぁタイトルレースを面白くするためにはうってつけのリザルツ。本命と対抗ではないところでワンクッション、みたいな。なんかなぁ、ストーリー展開的に理想的過ぎて、あまりにもあまりにも。
しかもジャッジがだいぶ見世物優先的なことになっていて、きっと現地に行ってたらキーキーになってたんだろうな、と思う。少なくとも今までのツアーやジャッジに慣れ親しんだ人から見れば、ワオ! な瞬間がひとつ入ってればいいわけ? みたいな、なんか意向は明確にわかるけど納得できないジャッジかなぁと思う。ぶっちゃけ、技術は未熟でも根性勝ちアリな感じ。しかもシーディングルールが少し変わっていて、基本的なオーダーはあるものの、シーディングですら最終的にはオフィスに決定権があるような感じなので、それってどうなんだろう、みたいな。
とはいえすべて画面上でしか見ていないので、それを語る立場にはないけど、なんかねぇ、このまま興行化路線を突き進んでプロレスショーと化していった先に何があるのかなぁ、という感じで興味も薄れていくわけなのだよ。ジョンジョン、ケリー、コロヘのアメリカトップ3を欠いたロットネストってのもビミョーっちゃビミョー。
タイラー・ライトのレインボー・フラッグとか、コナー・オレアリーのオーストラリア/日本のデュアルフラッグとか、フラッグ問題まったく気にしていなかったので、見ておこうかな、ぐらい。タイラーはツアーから離れた時にLGBTでどうこうみたいな話があって、昔の女子にはたくさんあったけど、最近は珍しいかな。まぁ、オーストラリアってその辺ものすごくオープンなんでね。日本人の感覚だと、え、カミングアウト? みたいな感じだけど、むこうじゃ、あ、そうなのね、レベル。
今回はロスの代わりにヴォーン・ブレイキーを迎えての第18回。オージーノリの冗談が笑えるし、最後の失われた国別応援合戦みたいな部分は、サーフィンがスポーツ化してサーファーがアスリート化して消えていった古き良き時代。「今はフィルマーやコーチがキャリーするんだ」ってミックの言葉が実に言いえて妙というか、そうだよね、だからつまんないんだよ、って感じ。まぁ、だからってあのブラジリアンの大騒ぎをヨシとする、って話じゃないけど。ではまいりましょう。
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マーガの試合で誰が活躍しそうか、セス・モニーツ、ブロンティ・マコーレー、ロス君的中。セスは現在3馬身差ぐらいでタイトルレースをひた走るガブを破ってクオーターファイナル。ブロンティはジョアンヌ・デファイを破ってセミ。セミまで行っても驚かないって言ってたから驚いてないね(笑)。
まぁ、タイトルレースとしてはこの辺でガブがコロッといってくれないと離れすぎなわけだけど、これで面白くなってきたかと思いきや、ジョン様膝の負傷でこの試合途中棄権。同じ膝でも前にやったところとは違うようだけど、なんかこの人ケガが多い。次のロットネストアイランドも出ないってことになった。結構厳しいかな、と思う。まぁ、今シーズンは5位以内に入ればヨシなので、そんなに深刻でもないかもしれないけど。
選手というのは、そのキャリアの中でずっとケガに泣かされる人と、ほとんどケガのない人に分かれると思う。今回出ていないレイキー・ピーターソン、そしてジョンジョンは怪我の多いほうだと思う。50歳近くなってようやくケガし始めたケリーではあるけど、そのキャリアの大半は怪我なくすんでいた。基本的にスタイルに癖のない人って怪我がないように思う。正しい身体の使い方ができてるんだろうと思うし、癖のある人はどこかに無理がかかってるということだと思う。スタイルほんと大事。
さて今回は後半の板の話が圧巻。ミックのフィンの話なんて、聞いててよかったこのコンテンツ、って感じ(笑)。では第17回まいりましょう。
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バースデーガール。
すでにガールではないこの歳になると、誕生日ごとに天寿をまっとうする日に接近していく感じになるので、あまりめでたくはない。なので、普通に過ぎていく。もうGWですよ、ついこの間お正月だったのに(笑)。
ウエスタンオーストラリアは波予報によるとかなりでかいスウェルに恵まれそうで、それを踏まえての今回のディベート。笑えるのはどうもミックは本当にマーガレットリバーのメインブレイクが嫌いだったようで、終始一貫、嫌いモード。確かにあの癖のあるメインブレイクの、掘れそうで掘れない、掘れなさそうでクローズアウト、は合う人にとっては腕の見せ所、合わない人にとってはストレスピーク。ミックが嫌いというのもわかる気はする。そしてコンディションによっちゃCT選手ですらパドルアウトが困難になるヘビースポットだ。今はジェットがあるからいいけどね。私の記憶ではマーガは波のでかいときはいつでも小雨交じりのドン曇りで風ビュービュー、試合やってるメインブレイクの右のボックスでフリーサーフィン、それも決まって2秒のショートバレルオンリーという印象で、昔は最速で秒3.5コマとかのフィルムカメラで、ピート・フリーデンが送ってくる写真のどのシークエンスもきっちりスライド7枚だったのを記憶している。ある意味マシンブレイク。
さて、それだけ違うオーストラリア前半2試合と後半2試合、どっちも行けそうだな、というオールラウンダーはカリッサとガブだと思う。このふたりは本当にスキがない。前々からロスはマーガとロットネストでのジャック・ロビンソンを押してるわけだけど、今回のディベートではあえてそこ外してきた。当たり前すぎるからかね?
すでにマーガはやはり風雨の中オン、ケガで欠場のレイキー・ピーターソンのリプレイスで入っている都筑有夢路は、キャロライン・マークス、マリア・マニュエル相手にラウンド1を1位抜け。まー、あのクローズセクションで当てて残るのが、今彼女があそこにいる理由だと思う。技術的には根本的に直さなくちゃならないところがあるけど、あのイケイケと驚異のバランスは武器。ジョン様10点満点、ガブ盤石。じゃ第16回、行きましょう。
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いやぁ、このディベートいつまで続くんでしょ。面白いからいいけど。今回はミックのケリー、アンディ、ガブ比較論、最高。ワイルドカード後、より一層現役感出たコメントだしな。なんだろうね、ロスはコメンテイターもやってるから、やっぱりちょっとトーンがWSLサイド寄りというか、え、それ言っちゃうの? みたいなのはない優等生。どちらかといえばミックのほうが本音感が強い。でもこのディベートは何を言ってもいい、歯に衣着せぬ討論会、という触れ込みだったので、なんかもっと両者弾けてほしいなぁ、と思うんだけど。
今回はオーストラリアのビーチブレイク2試合の話。まぁ個人的にはこの2試合はひたすら、ガブサーフィン上手いな、って感じで終始。今世界で最もテクニカルにうまいサーファーだと思う。リップ勝負、バレル勝負、エアー勝負、戦略、メンタル……どれも世界トップレベルでいけるからね。順当にいけば今年はガブかね、明らかにイタロよりうまいし、ジョンジョンより器用だし。あ、そうか、ロウワーの魔の1日で決まるんだっけ。じゃ、わからないか(笑)。
ジュニアの王者からCTに入ってきたときにはまだまだパシパシしたサーフィンで好きになれなかったけど、CTに入ってしばらくしてからサーフィンが別人になったよね。特にタイトル取ってからの伸び方は半端ないと思う。身体もでかくなってるし。
では第15回、行きましょう。
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