F+編集長
2014年WCT第3戦 ベルズビーチ 男子ラウンド3~4
ジョンジョン・フローレンスジョンジョン、昨日のプレミアムニュース読んじゃったのかね(笑)。私に才能を疑われた悔しさをバネにー 本日大爆発。ラウンド3のベルズもカイ相手に危なかったけど、なんとなくベルズの波に合ってきつつある感じで、なんとか勝ちあがり、ずっとラウンドワンからジョンジョンがやろうやろうとしてたことが全部うまく行っちゃったのが、ラウンド4のリンコン。ハイエアーローテーション、カービングレイバックとでもいうのかね、あの猛スピードで急ブレーキをかけつつテール蹴り飛ばしちゃうレイバック? その両方を1本の波できっちりメイクしちゃったのがこの試合初の10点満点になった。ガブリエル・メディーナジョンジョンはルンルンだろうけど、オバサンハツカレタ。朝、女子はないよ~ん、と言われた時点でぬか喜び。私としたことが、中途半端な潮の時間のオンホールドのロスタイムを計算してなかったね。結局今日も終了5時近いじゃん。しかも朝7時15分からだし。ラウンド3の10ヒートまでをベルズ、1時間ちょっと潮待ちのあと、11ヒートから先とラウンド4を潮が上げたリンコンで。ジュリアン・ウィルソンま、今日のみんなの飛びぶりは、朝のスーザ対フィリッペのヒートで、フィリッペのエアー1発に6点台出ちゃってからなんだけどね。え、なにー 出るのー じゃ、飛んじゃうよ、みたいな。ちょっとね、今日は負けのないラウンド4とはいえ、リンコンでの4ヒートでアンラッキーだった人もいたね。ベルズとリンコンってまるで違う波なのよ。普通にベルズでやってれば取りこぼすことは考えにくいと思えた、ラウンド3絶好調の選手もラウンド4で食らったりしてた。ま、ルーザースラウンドがあるので、負けてはいないので、まだ復活の呪文ありなわけだけど。セバスチャン・ズィーツでも呪文なしでアンラッキーだったのがシーバス。あれはね、ホント相手が悪すぎた。ほかの選手だったらふっつ~に勝ててたのにね、ラウンド3のジョーディは、おいおいおい、ってぐらい出来が良くて、オープニングライドの9.57なんてもう、おっほっほ~とか声出ちゃいそうだったもん。ジョーディ・スミスで、そのあとのシーバスだって悪くないのよ、全然。でもね、相手はおっほっほ~すぎちゃって、やっほ~、な感じ……ワタシツカレテマスネ(笑)ジョエル・パーキンソンミック・ファニングケリー・スレーターま、そんなこんなで5位確定4人、タジ、ジョンジョン、パーコ、ミック。結構順当。リンコンで食らっちゃったケリーがちょいと心配かね。何しろ相手が二人とも自分の子供の年齢で、今日はその勢いにやられちゃう感じだったわけだけど、こういうことが続くとアスリートの心情的には潮時かな、って気分になるでしょ、普通。特に致命的なミスはなかったし。でもま、あれがベルズだったらたぶんケリーが勝っただろうから、もうケリーはオヤジでダメ、ってんじゃないけど、そんなにサイズのないビーチブレイクっぽいリップと飛び合戦、ってのにちょっと弱くなってきたかも。aspジャパンサイト内のYuki's WT Ourlook...
2014年WCT第3戦 ベルズビーチ 男子ラウンド2 女子ラウンド2
長い付き合いの皆様ならご存知のように、当然こういう日は愚痴からはいりますわな。昨日は11時にベッドに入って、今朝5時半起床、6時過ぎに家を出て、男子ラウンド2の10ヒート、女子ラウンド2の6ヒートをこなせば、もういいでしょ、お願いしますわ、な感じ。しかしそのあとも続くわけよ。女子ラウンド3の4ヒート。終了5時40分、それから渋滞にはまって朝なら10分のところを混んでれば1時間、家に帰って写真をパソコンに取り込んで、整理して、選んで、ファイル変換して、この文章書き始めるころにはもう夜も8時過ぎですわ。飯も食えんしシャワーも浴びられん。でもってまた明日の朝も5時半起きでしょ? そんな生活ができる若さはないので、皆様より一足だけお先に、数ヒート残して渋滞をさけるために撤収はしたものの、もうボロボロ。今回はユニットのT様も現地に来ているんだけど、T様、このベルズの修行くらうの初めてで、きっついですね、ここ。世界中で一番きついかも。というので、みんなにそう伝えておいてください。あのままではユキさんが死んじゃうって。と、言っておきました。ホント、ここの何がきついって、坂と階段の上り下り、駐車場からの長い距離、激変する天候、それに備えるために半袖からダウンコート、雨具までの大荷物を持って歩く感じーもうね、やってられない。普通のギャラリーみたいにカメラ機材がなきゃ別に平気だけどね。ホント、お金がないってつらいね。お金さえあれば、カメラマン雇えるのに(涙)。誰かスポンサーよろしく。ミシェル・ボレーズ で、男子ラウンド2。印象に残ってるのはスーザ、マット・ウイルキンソン、フレッド……意外にバックハンド勢はよかったかも。朝一でマーガレットリバーのウイナー、ミシェル・ボレーズがグレン・ホールに敗れる番狂わせ。決して悪くはなかったんだけどね、2本揃えられなかった。ラウンド3でケリーと当たるグレン・ホールは今日見る限り結構いい感じだったから、ケリーも油断禁物だと思う。ジョンジョン・フローレンス...
2014年WCT第3戦 ベルズビーチ 男子ラウンド1
コロヘ・アンディーノ本日ようやくスウェルが入り、3-4フィートレンジのベルズでメンズラウンド1の12ヒート、続けてラウンド2の2ヒートが行われた。いやぁ、久しぶりに超寒かったね。フリース着て、ダウン着て、アグブーツ。それでも足寒くて、ロングコートにすればよかった、って感じ。ダウンのロング着てたギャラリーいたけど、あれ正解だな。ま、これぞ4月後半のヴィクトリアなわけだけど。タジ・バロウミック・ファニングう~ん、なんでラウンド2に突入したんだろう。個人的にはそれだけが謎。もう潮もあげてきてたし、波はどんどんぐちゃぐちゃになってたし、ハイタイドのリンコンにはサイズがありすぎたし、だからと言ってハイタイドのベルズボウルは、あのサイズだとろくなことはないし……まぁ、結局2ヒートだけでやめたけどね。次のヒートだったミシェルとグレン・ホールは、冗談じゃない、ってかんじだったろうし(笑)。そうね、特にこれといって番狂わせはなかったかな。ただ、思うようにブレイクしない、二つのスウェルが重なってる感じのボヨボヨした波をどう乗りこなすかみたいな感じで、みんな手を焼いてた。パーコなんて最初の1本がかなり低めに出ちゃったから、苦労してたもんな。ケリーもなんか今一つだった。できのいいコロヘにあやうくやられそうだったもん。コロヘ、惜しかったね。負けたけどいいサーフィンだったと思う。まだまだ薄い感じではあるけど、いい方向にいってる。クオリファイした当時のコロヘだったら、このベルズじゃ笑っちゃうぐらい軽く見えただろうけど、今日は結構えぐってたよ。ジョーディ・スミスそうねぇ、タジ、ミックは順当として、ジョーディよかったね。すごく合ってた。あと、オウエン、ジュリアン。ジュリアン、今年いいと思うんだけどねぇ、なんか結果がついてこないね。そう見えてるのは私だけなのかね。ジュリアン・ウイルソンあ、番狂わせといえば番狂わせだったのかね、ジョンジョンラウンド1取りこぼし。まるでいいところなかったね。なんかすでに私としてはジョンジョンってどうなの? って域にきてるんだけどね。少なくとも、みんなが騒ぐほど、まだ何もしちゃいないよね。パイプだってケリーとは雲泥の差だったし。ま、キャリアがないってのはそうなんだけど、あのコンディションのベルズでビーチブレイクみたいなサーフィンやられてもね、そりゃ合わないよ。ジョン・フローレンスその辺ではガブのほうが何枚も上手だった。思うようにいかない波でも、なだめてすかして、少しでもポイントの出るライディングをする我慢強さのようなものは、すごいと思う。ま、その辺のメンタルは若手では断然ガブだけど。明日は今日より風も波もいい予報なので、確実に何かやると思う。月曜日にはまた新しい波が入ってくるようなので、今年のベルズは波には苦労しなくて済みそう。ジョハナ行のロングドライブもしなくて済みそうだ。aspジャパンサイト内のYuki's WT Ourlook...
ブライアン・ビールマン×オッパッピ~×ふなっし~
ふなっし~の横でオッパッピ~と手をつないじゃってるのは、F+でおなじみのハワイのカメラマン、ブライアン・ビールマン。何でこんなことになっちゃってるのかよくわからないんだけど、日本のテレビに出るんだよ、っていってブライアンがメールをくれた。ま、ブライアン・ビールマンという人は、とても気が良くて付き合いが広く、ま、悪くいえば八方どころか16方美人ぐらいの人なので、その顔の広さでコーディネイターの網にひかっかったんだろうと思う。もうばかばかしくおかしい取材だった、って言ってたけど、ま、メンバーを見れば、そうね、相当だったんだろうね、って感じ。詳細は良くわからないんだけど、四月末に日本でオンエアされるらしい。誰か心当たりがあったら、会員の方、カフェでおしえて~【追記】カフェで会員の方からタレコミ頂きましたー!ふなっしーのTwitterに情報が落ちていたようです。現地時間夜11時34分全ての撮影が終わったなっしー♪ヾ(。゜▽゜)ノこの模様は29日19時からフジテレビ頂上リサーチにて!地上波初海外ロケ楽しみにしてなっしー!“@funammi: @funassyi...
トーキーの町
カフェにトーキーの町が見てみたいというリクエストがF+ユーザーさんからあったので、今日はわざわざ町に写真を撮りに出かけました。貴重な私のオフをどうしてくれる!? ま、仕事なのでしょうがないか。町の雰囲気を写真にするって難しいんだけど、このへんかなぁ、ってあたりを撮ってきました。ま、ちゃんと知りたい人は訪れてみてください。メルボルンのタラマリン空港から車で一時間半、ジーロングに近いアバロン空港からなら30分ぐらいです。ハイウェイからトーキーの町に入ってくるメインストリートがB100。オリジナルの町方向に向かって右側にクイックシルバー、ビラボン、リップカールと並ぶサーフショップモールがある。初めてこの町に来た時には、この辺にはリップカールしかなかったと思う。その向かい側、にはパタゴニア、オニール、その他何軒かのローカルサーフショップが並んでいるやはりトーキーといえばこのリップカール。店の前のリップカールの広告塔は、かれこれ20年近く変わってないんじゃないかな、と思うけど……水の冷たいエリアなので、リップカールというウエットスーツ会社の誕生の地というのはリーズナブルだと思うけど、何でクイックシルバーも発祥の地がここなのかね。ローカルの友人に言わせると、トーキーっ子は頭がいいから、とのことだけど、それは眉唾でしょ? リップカール、クイック、オークリー、ドラゴン、パタゴニアその他多くのサーフブランドがここからオーストラリア全土にひろがっているのだという。この時期リップカールのショップ店内には特設コーナーが設けられ、コンテストTシャツなどがベルのトロフィーと一緒にディスプレイされている。こちらはB100を左に入ったところにある、昔からの地元の人の生活のための町。銀行、ニュースエージェント、カフェなどが並ぶ、典型的なオーストラリアの田舎町の商店街の様相。私的にはトーキーの町というとこっちの感じ。昔はこのIGAが唯一のスーパーマーケットだったので、ここに来れば必ず選手たちに遭遇した。トーキーは宿泊施設があまりないので、みんな家を借りたりしているので、お買い物はルーティンワーク。今はウールワースという大チェーンのマーケットができて、もうすぐ同じような大チェーンのコールスもトーキーに進出するらしい。家の数は初めて来たときの100倍以上になっていると思う。住宅街がどんどん広がっていて、メルボルンやジーロングのベッドタウンとして急速に発展している町。
2014年WCT第3戦 ベルズビーチ 女子ラウンド1
ウエスタンオーストラリア、マーガレットリバーはスキップさせていただいて(じゃないと2か月オーストラリア生活になっちゃうので)、やってきましたベルズ。いきなりのスタートです。ステファニー・ギルモアう~ん、いったい誰がやりたいと言ったのだろうか。とにかく波は小さくて、潮があげたときのリンコンリーフしかない感じで、ま、昨日と違ってオンショアが吹いていないだけましか? みたいな厳しめのコンディション。朝のコールで男子はオフ、10時半に女子再コールってことで、チェックインがてら行ってみたら、やるってわけよ。なんでも何人かの女子選手がやりたいって言ったらしい。カリッサ・ムーアセットが入れば全然できるんだけど、もう波運しだいみたいなところあったかな。それにやられたのがカリッサ。なんか、出てきた途端に、あ~あ、全然違うし、みたいな感じだったけど、波に乗れなくてやられた。この、あ~あ、全然違うんじゃん、って感じは何年か前のケリー状態。今女子のシーンはちょっと前の男子みたいな感じかね。上位陣がどんどんうまくなってて、下の方は停滞気味で、その差がだんだん開いてる。ステ、カリッサ、そこについてきそうなのがビアンカ。タイラー、レイキー、サリーちゃんあたりがふんづまりかね。レイキー・ピーターソン特にレイキーは、根本的な体の使い方を矯正しているかなんかのようなスタイルの崩れぶりが昨年あたりからすごく気になる。レイキーって、もっともっとスタイリッシュだったのに……ま、この矯正期間がめでたく終われば一皮むけて大きく育つんだろうことを願うけど……。ココ・ホーマリア・マニュエル個人的にはココ・ホー、今年すごくいいな、と思う。勝てないけど。なんかちょっとした不運で勝ててないけど、サーフィンは昨年よりずっといい。勝てないことにうんざりしないで頑張ってほしいと思う。この感じは同じハワイのマリア・マニュエルも同じ。なんかね、うまいんだけど、歯車がきっちり来ない感じ。この先の予報としては、週末。土日月、あたりがピークのようで、そこ男子。それまでどれだけ女子が進められるか、って感じ?ま、明日同じようなコンディションなら、やらないと思うよ。まともだったのは潮のいい2時間ぐらいだけだったから。aspジャパンサイト内のYuki's WT Ourlook...
ケリー・スレーター、クイックシルバーを去る
ケリー・スレーターが23年間在籍したクイックシルバーを去ることになった。以下、ASPインターナショナルの速報より、ケリー本人からの公式声明と、クイックシルバーのファウンダーであり代表のボブ・マックナイト氏のコメントをどうぞ。公私ともに、クイックシルバーへの感謝の意は言い表せない。人生の半分以上、23年にわたり、ブランドとも、人間的にも深いつながりをもってきた。いい時も悪い時も、プロサーファーとしても一個人としても、クイックシルバーは僕を支えてくれ、いつも僕の思い通りにサポートしてくれた。1990年にアマチュアにピリオドを打ち、大人として、プロフェッショナルとしての門出に、クイックシルバーは僕に100%のスポンサーをしてくれた。ボブ・マックナイト、ブルース・レイモンド、アラン・グリーン、ピエール・アグネス、ダニー・ウォック、そのほかにもたくさんのクイックシルバーの人たちの保護のもとに、僕は今までやってこられたし、それは子供のころに夢見た生活そのものだった。ドキュメンタリービデオ(ケリー・スレーター・イン・ブラック・アンド・ホワイト)がプロになってすぐに出て、ボートトリップやチャーター機で行ったこともない場所にサーフトリップしたり、長いこと車に乗って、行ったこともない場所にプロモーションにいったり、数人しか行ったことがないというレアなトロピカルアイランドにいったり、僕にとって、クイックシルバー以上のスポンサーはありえなかったと思う。クイックシルバーチームに入って、自分のヒーローだったトム・キャロルやロス・クラーク・ジョーンズと兄弟のようになれたこと、生涯の友人になったステファン・ベルやほかの人々、それらは僕の人生最大の宝物だ。クイックシルバーとともに歩んだ日々への感謝は、ここには書きつくせない。心苦しい気持ちと、人生の新たな章に向かう上での前向きな思い出としての思いを記した。僕は今までにもさまざまなチャンスや幸運に恵まれてきたけど、今日、ここに新たな旅をスタートすることを発表することになった。もう何年も僕は自分の愛やクリーンな生き方、人生の責任のようなものを表現したブランドを展開したいと考えていた。日常的に世界中を旅して、さまざまな人や文化に出会い、そこで得たアイデアを表現するブランドを持ちたいと、いつも思っていた。そして今回、このプロジェクトのパートナーとして、ケリンググループをえらんだ。この新しい関係が生み出すものがどんなものになるかわからないけど、とても楽しみにしてる。今は自分の判断と、夢が思い描いたように実現する可能性を信じて、新たな一歩を踏み出すところだ。近いうちにもっと詳しいことを伝えることができると思う。ボブ・マックナイト氏のコメントケリーはクイックシルバーファミリーの一員として20年以上を共にしてきた。素晴らしい可能性を持った若きサーファーが、11回のワールドタイトルを手にする今日までを近くで見ていたのは、信じられない日々だった。ケリーの新たなキャリアが素晴らしいものになることを願っている。と、ま、わかりやすくまとめるとこんな感じ。さて、これをふまえて、カフェ、フリートークで話しましょうか(笑)
【お知らせ】プレミアム会員の期限更新について
F+プレミアム会員の皆様、いつもF+をご覧頂きありがとうございます。プレミアム会員権は1年間の有効期限となっていますが、ご登録を頂いてから1年が経過しますと、更新処理を行います。この3月31日で有効期限を迎えられたプレミアム会員様が多数いらっしゃいますが、一部のお客様にて、ご登録されたクレジットカードの有効期限が切れているなどの理由で、2014年4月からの会員権のクレジットカード決済が出来ていません。【対象となる方】お持ちのクレジットカードに記載されているカード有効期限が、ここ1年以内で更新された方(新しいカードが手元に届いた、などご記憶はありませんか?)対象のプレミアム会員様には、その旨のメールが4月1日12時25分に配信されていますので、そのメールをご確認頂き、メール内容に沿ってクレジットカード情報の更新と再決済をお願い致します。
GCの思い出
ま、思い出ってほどでもないんだけど、ぼやぼやしてると第2戦、マーガ始まっちゃうじゃん。で、結局昨年一年間、撮影した写真の整理は全くできないまま時が過ぎてしまい、膨大なギガ数をストレージで食っているので、今年は始めからきちんとしよう、と思い、写真を整理し始めて、あ、そうだ、これで一つブログ、と思ってたんだ、と、思い出したのがこの写真。飯田航太くん。将来を背負って立つジュニアサーファー? なんかよくわからんけど、とにかくよくしゃべるのだわよ、この子。しかも、自分でしゃべって、自分でウケて、自分でその話の先のストーリー展開を忘れてしまうという、完全自己完結型。で、いったい何がそんなにおかしくて、何を言いたいのかは結局誰にも伝わらない。迷惑この上なし(笑)。親御さんのご苦労、お察しします。毎日うちのGCのメディア部屋に学校帰りに来ては、暗くなるまでサーフィンして、都市伝説的な、誰も知らない○○な話、みたいなのをぶちまけて帰って行った。もちろん誰でも知ってる話のことが多くて、企画倒れ、噛みまくって本人の話より、メディアチームの突っ込みのほうがずっと面白くて、笑いっぱなしで、ご飯なんか何食べたか全くわかんない状態でした。現在はGCの学校に留学中。ホストファミリーでもずっとしゃべってるらしい。こういう子はあっという間に英語覚えるよね。やっぱ語学って、勉強してナンボではなくて、しゃべってナンボだから。わけわかんなくてもこのぐらいしゃべってれば、外人も相手にせざるを得ないし(笑)、かわいがってくれるし。トクな性格だな。航太、また来年ね~"
JASAアワード2014 授賞式
3月18日、恵比寿のリキッドルームでJASA、ジャパンアクションスポーツ連盟によるJASA アワード2014の授賞式が行われた。今年から初めて制定されるこのアワードは、アクションスポーツの発展に貢献した人物やイベントを表彰するもので、各サーフ、スノー、スケートのカテゴリーの有識者(私が含まれているので、有識かどうかは微妙)の投票によって決められるもの。初開催の今年は冬季オリンピックイヤーに当たったこともあって、ソチ五輪メダリスト勢揃いで、取材陣もすごかったね。いつものサーフィンメディアがアマチュアってわけじゃないけど、オリンピックのメダリストが来るって、こういうことになっちゃうんだな、って感じの、まさに報道陣、的な雰囲気で、オバサンは最後列から撮影させていただきました。シャイなんで(笑)。いや~、それにしても、スノーボード界のメダルラッシュというか、その注目度急上昇ぶり、すごいな。それを牽引するのが15歳の平野歩夢ってね、これまたもっとすごいけど、ホント、ふっつ~のお子さんで、オバサンはほっといたしました。竹内智香さん、テレビできれいなひとだな~と思っていたけど、実物のほうがずっときれいでもっとびっくり。楽屋で一足先に彼女を目撃していたマーが、実物のほうがキレイですよ、って先行情報流してくれてはいたけど、本当に想像以上にきれいでした。明日からタレントになれるね、すっぴんで。でも、かなりストイックなアスリートっぽい雰囲気があって、そんな俗世間のことには興味が無さそうな感じというか、そういうものを寄せつけない感じの強さがあった。やはりどんなスポーツでも世界のトップを張るっていうのは、なんか、そういう凛とした強さのようなものが必要なんだろうな。サーファーオブザイヤー、スケーターオブザイヤー、スノーボーダーオブザイヤーは3カテゴリーとも満場一致でそれぞれ、大野修聖選手、瀬尻稜選手、平野歩夢選手が受賞。スペシャルアワードに角野友基選手、湯川正人さん、平岡卓選手、竹内智香選手、イベントオブザイヤーにG-SHOCKリアルタフネスが選ばれ、それぞれ表彰を受けた。スノーボード、これで盛り上がらないとヤバいね、ってぐらいの選手たちの活躍なので、おおいに盛り上がって、アクションスポーツつながりでサーフィンにも飛び火してくれることを願う……ってこういうのを、人のふんどしで相撲を取るっていうんだよね。あ、それから3月21日の春分の日は、アクションスポーツの日にもなったんだよ。以後お見知りおきを。サーファーオブザイヤー:大野修聖スケーターオブザイヤー:瀬尻稜スノーボーダーオブザイヤー:平野歩夢スペシャルアワード:角野友基スペシャルアワード:湯川正人スペシャルアワード:平岡卓スペシャルアワード:竹内智香