ケリー・スレーター、クイックシルバーを去る

ケリー・スレーター、クイックシルバーを去る

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ケリー・スレーターが23年間在籍したクイックシルバーを去ることになった。
以下、ASPインターナショナルの速報より、ケリー本人からの公式声明と、クイックシルバーのファウンダーであり代表のボブ・マックナイト氏のコメントをどうぞ。

公私ともに、クイックシルバーへの感謝の意は言い表せない。
人生の半分以上、23年にわたり、ブランドとも、人間的にも深いつながりをもってきた。いい時も悪い時も、プロサーファーとしても一個人としても、クイックシルバーは僕を支えてくれ、いつも僕の思い通りにサポートしてくれた。

1990年にアマチュアにピリオドを打ち、大人として、プロフェッショナルとしての門出に、クイックシルバーは僕に100%のスポンサーをしてくれた。
ボブ・マックナイト、ブルース・レイモンド、アラン・グリーン、ピエール・アグネス、ダニー・ウォック、そのほかにもたくさんのクイックシルバーの人たちの保護のもとに、僕は今までやってこられたし、それは子供のころに夢見た生活そのものだった。

ドキュメンタリービデオ(ケリー・スレーター・イン・ブラック・アンド・ホワイト)がプロになってすぐに出て、ボートトリップやチャーター機で行ったこともない場所にサーフトリップしたり、長いこと車に乗って、行ったこともない場所にプロモーションにいったり、数人しか行ったことがないというレアなトロピカルアイランドにいったり、僕にとって、クイックシルバー以上のスポンサーはありえなかったと思う。

クイックシルバーチームに入って、自分のヒーローだったトム・キャロルやロス・クラーク・ジョーンズと兄弟のようになれたこと、生涯の友人になったステファン・ベルやほかの人々、それらは僕の人生最大の宝物だ。
クイックシルバーとともに歩んだ日々への感謝は、ここには書きつくせない。心苦しい気持ちと、人生の新たな章に向かう上での前向きな思い出としての思いを記した。

僕は今までにもさまざまなチャンスや幸運に恵まれてきたけど、今日、ここに新たな旅をスタートすることを発表することになった。もう何年も僕は自分の愛やクリーンな生き方、人生の責任のようなものを表現したブランドを展開したいと考えていた。
日常的に世界中を旅して、さまざまな人や文化に出会い、そこで得たアイデアを表現するブランドを持ちたいと、いつも思っていた。

そして今回、このプロジェクトのパートナーとして、ケリンググループをえらんだ。この新しい関係が生み出すものがどんなものになるかわからないけど、とても楽しみにしてる。今は自分の判断と、夢が思い描いたように実現する可能性を信じて、新たな一歩を踏み出すところだ。
近いうちにもっと詳しいことを伝えることができると思う。

ボブ・マックナイト氏のコメント

ケリーはクイックシルバーファミリーの一員として20年以上を共にしてきた。素晴らしい可能性を持った若きサーファーが、11回のワールドタイトルを手にする今日までを近くで見ていたのは、信じられない日々だった。ケリーの新たなキャリアが素晴らしいものになることを願っている。

と、ま、わかりやすくまとめるとこんな感じ。
さて、これをふまえて、カフェ、フリートークで話しましょうか(笑)

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