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2014年WCT第1戦 ゴールドコースト 男子について編集後記

まだ書いてないことがあったなんか最終日のあっちもこっちもファイナルで、イッパイイッパイの中で、まだ書いてないことがいっぱいあって、ま、終わってから時間はたってるけど、編集後記的な感じで、一発いってみようかと。ま、この辺が難しいところなんだけど、F+次号の記事用にもネタは残しておかなくちゃだし、早々うまくはかき分けられんよね。ただ、最終日はどうしたってパーコとガブの話になっちゃったので、ミック、ケリー、タジ、あたりの話も触れておかないといかんのかな、と。う~ん、いま考えてもこの3人、別に何も悪いことしてないと思う。いつもヒート表に気が付いたことをメモしておくんだけど、何も書いてないし(笑)。ケリー・スレーターエイドリアーノ・デ・スーザケリーは、ケリーがどうこう、というより、あのヒートのスーザの出来が良かった感じかね。相当えぐってた。深い深いボトムターンがまだ目に焼き付いてるね。スーザがこっち方向に転ぶと結構いい感じになる。昨年のベルズでもそうだった。でも、逆方向になる時も時々あって、そうなるとブラジル色全開というか、なんかバラバラ感120%って感じのうるさいサーフィンになる。結局深いボトムからのカービングでスーザが早々と2本まとめ、ケリーはちょっとバタバタしてたね。こんなはずじゃない、みたいな感じ。波の選択も悪かったと思う。珍しくあわててたかな。でもオジサン、この試合ではラウンド3の9.07ってのが最高得点で、何となく今一つ爆発感に欠けたことは確か。それでも5位スタートなので、別に可もなく不可もなく、なわけだけど。ミック・ファニングタジ・バロウミック、タジ、これどっちもガブリエル・メディーナにやられてる。う~ん、結局ガブのこの試合での勝因でもあるんだけど、スナッパーのアウトじゃなくて、インサイドのピークから隣のレインボーベイ方向につながる波でのバックハンドにかなり高い点が出てた、ってことなんだな。ジャッジ部屋から見れば、ライディングの大半は背中から、上からという角度での評価になると思うので、その辺の見え方の問題なのかね。ミックとのクオーターの9.40も、タジとのラストライドの7.23も、個人的には冗談じゃない、というレベルで高かったと思う。クオーターから先、セミ、ファイナル、どのヒートでも私のジャッジではガブの負けなので、なんか、ちょっとう~ん、な感じ。サーフィンがダメ、って話じゃないんだけど、優勝するサーフィンだったかー と考えると、違うかな、と。ジュリアン・ウィルソン c...

2014年WCT第1戦 ゴールドコースト 男子ラウンド3

朝から待って待って、11時にメンズラウンド3スタート。う~~~ん、なスコア満載。なんかよくわからなかった。すごくディテール見てるな、と思ったヒートもあれば、ふ~む、なぜに? というのもあった。オウエン・ライト中でも本日最大の謎は、本日のハイエストスコア、オウエン・ライトの9.73。あれ、今日の突出したベストライド??ま、私はビーチより一段上、ジャッジはもっともっと上から見ているので、見え方はだいぶ違うと思うし、しょうがないかなとは思うけど、それにしてもさあ、あれ、9点後半はないかな、と。・・・【お知らせ】2014年のWCT第1戦『Quiksilver &...

2014年WCT第1戦 ゴールドコースト 男子ラウンド3

朝から待って待って、11時にメンズラウンド3スタート。う~~~ん、なスコア満載。なんかよくわからなかった。すごくディテール見てるな、と思ったヒートもあれば、ふ~む、なぜに? というのもあった。オウエン・ライト中でも本日最大の謎は、本日のハイエストスコア、オウエン・ライトの9.73。あれ、今日の突出したベストライド??ま、私はビーチより一段上、ジャッジはもっともっと上から見ているので、見え方はだいぶ違うと思うし、しょうがないかなとは思うけど、それにしてもさあ、あれ、9点後半はないかな、と。ナット・ヤングナット・ヤングは私の中で、やはりいまだに「??」な存在なんだけど、その「??」ぐあいはとてもオウエン・ライトに似ている。両名のファンの皆様、ごめんなさい。どうしても、あのリップの後半、最後の抜く感じ、止まる感じが、私だめです。で、「??」つながりで、ミッチ・クルーズ。ファンの皆様、ごめんなさい。私、どうしても、あの薄い感じ、だめです。ジュリアン・ウィルソン今日もサーフィンは全然ジュリアンだったと思う。一日の全ヒートの中でもジュリアンの出来はかなりいい方だったと思う。ジュリアン、切れてるな、と思ったし、問題ないと思ってたら、あのミッチの8点台ですわ。あれだけにやられた感じ。サーフィンの質はまるでジュリアンだったと思う。デーン・レイノルズミック・ファニングミック、デーン。デーン、コツコツまじめにやってたね。ただ、やっぱりミックのほうが地元だけに、波知ってたかな、ってだけ。このコンテストで見た限り、デーン、かなり頑張ってると思う。もう一人頑張ってる感があるのは、コロヘ・アンディーノ。オフレールのサーフィンからフルレールのサーフィンにスタイル改革中、ってのがよく見える。ケリー・スレーターどうも今シーズンはエアーに点がでなさそうで、この試合では、みんなホントに飛ばない。エアー、オフレール系の技より、カーヴィング、レールワークによりにポイント比重が行く、って指示出てるような感じがするね。ケリーは相変わらずケリーで、問題なし。ジョエル・パーキンソンま、結局のところ、ミック、ケリー、タジ、パーコ、って話のラウンド3。aspジャパンサイト内のYuki's WT Ourlook...

2014年WCT第1戦 ゴールドコースト...

デーン・レイノルズもともと期待しているスウェルが入ってくるのは今日の夕方だったわけだけど、なんか、昨日の夕方あたりからよくなってきているような気がみんなしてて、やるんじゃないかな~って期待大。朝もボヨボヨはしてたけど、なにかしらできそうな感じだったので、男子選手が集合するも、今一つ。なんかねぇ、よさそうなのは入ってくるけど、続かないんだな。・・・【お知らせ】2014年のWCT第1戦『Quiksilver &...

サメ騒動!

昨日のルールで一つ変更があります。賞金総額をリージョナルオフィスが好きに設定できるのは1スターだけとのことです。修正してありますが、先に読んじゃった人、知識入れ替えておいてね~。アル・ハントがまちがえちゃったのよ~ん。なんかね、いろんなことが変わってすったもんだの中に、わがF+にも寄稿してくれているジョリさんことピーター・ウイルソンが大問題に巻き込まれているようで、びっくり。abcニュースinertiaニュースサーフライン彼は今シーズンのASPのカメラマンに対する著作権の問題で、メディア登録の同意書にサインする、しないをもめていたわけだけど、最終的には著作権は個人に帰属する話になり、大筋で守られたけど、写真は編集用途だけで、商業用には許可なく使えないのは変わらない、ってことのようね。このごたごたのあおりでジョリさん、この試合にメディア登録できずのようで……ようは、ASPのゼッケン付きの写真(厳密にはメディア登録したカメラマンが、コンテスト期間中にコンテスト会場で撮影した写真)で、例えばクイックシルバーがケリーのゼッケン付きの写真を広告に使うのに、ASPの書面による許可がいる、という話。ま、私のように写真の行先が90%以上F+編集記事って人には特に何も問題ないけど、フリーランスフォトグラファーには死活問題だわね。ま、そんなことはごく一部のメディアの死活問題で、関わりたくないならメディア登録しないで写真とりゃいいだけだから、普通の人には関係ないけど、結構やばいのはサメ騒動。今日コンテスト会場のすぐ隣のビーチでサメが出たって話。みんな海からあげられてたね。今年は異常にサメが多いらしいこの界隈、ちょっとこれは怖いよね。試合中に出なきゃいいけど。写真はメイク中のウェブクルー。プロフェッショナルというのは、こういう部分も含む、みたいな話で、ウェブの人たち、みんなヘアメイクつき。ま、テレビ番組作ってるわけだから(こっちではフュエルTVで放送してます)ヘアメイクぐらいはつくけどね。会員の人が、ウェブのコメンテイターがみんな襟付きのシャツ着てる、って指摘してたけど、そればかりかヘアメイクも、ですよ。ロス・ウイリアムスとか、ポッツとか、トッド・クラインとか、みんな大きなブラシでパウダーふぁさふぁさつけられてたから(笑)なんかね、私的にはこの辺のメンバー、ケリーを含めて昔日本でWCTのあったころの仲間なので、懐かしい感じ。20年たってまたツアーで再会、みたいな。

2014年WCT第1戦 ゴールドコースト...

デーン・レイノルズもともと期待しているスウェルが入ってくるのは今日の夕方だったわけだけど、なんか、昨日の夕方あたりからよくなってきているような気がみんなしてて、やるんじゃないかな~って期待大。朝もボヨボヨはしてたけど、なにかしらできそうな感じだったので、男子選手が集合するも、今一つ。なんかねぇ、よさそうなのは入ってくるけど、続かないんだな。ジョアン・デフェイ10時半まで待ち、エクスプレッションセッションという名の練習会が2時間、もうこの2時間ってだけで練習会だわよね。その後女子のロキシープロを1時コールの1時半スタートで予定してたけど、結局無理でオフ。ジョシュ・カーしかし今年はこのエクスプレッションセッションがうまく使われてるね。どう考えてもめちゃくちゃ混んでるスナッパーの波ではWCT選手ですら練習にならないし、ケガでもさせてしまったら大変ってことで、一般をみんなあげて、選手だけの貸切練習としか思えないね。ナイスアイデアではあるけど、地元的にはどうなの? でもまぁ、1年に一度、WCTサーファーのサーフィンが見れるから、いいのか。ケリー・スレーターしかし、フリーサーフィン目当てのカメラマンは練習ですらゼッケンつけられちゃ商売あがったりだろうね。プロフェッショナル集団と化したASPとしては、その辺も締め付けがっちりなのかもしれないし、なんか、象徴的な感じだな。試合は当初の波予報通り、明日、あさって、こぼれて明々後日かね。ミック・ファニング今日のエクスプレッションセッションで見た限りでは、ジョシュ・カー、いいよね。ケリーは板のテストがてらなのか、なんかイマイチ。ミックもなんだかなぁ、な感じ。エクスプレッションセッションですら、結構真面目にサーフィンしてたデーンが印象的。aspジャパンサイト内のYuki's WT Ourlook...

2014年ASPルール変更点

1 各国のASP支局は、1スターの賞金額を独自に決めることができる。支払いは自国の貨幣、あるいはUSドルで。ジュニアとロングボードイベントは1スターと2スターの2グレードで、ポイントは3スター、4スターものとする。2 ハンドサインを3つ正式に設定、ビーチマーシャルにはそれがわかるようにプリントしたものを置く。1)手首をさす→残り時間を教えてくださいの意味2)片手をあげる→ポイントやその時点での順位、シチュエーションを教えてください、の意味。3)両手を上げる→プライオリティを教えてくださいの意味。・・・【お知らせ】2014年のWCT第1戦『Quiksilver &...

ASPルール変更の影響

非公式ですが、今シーズンのASPの主なルールの変更点を翻訳したものをF+サイトのニュースにアップしました。今はサイト無料体験お試し期間中なので、会員以外でも誰でも見れますので、どうぞ。そのうちピシャッと閉じます。お試し期間終了後は、こういう情報は会員様だけのスペシャルエリアでの情報になりますので、会員になりましょう。さて、このルール変更を私流に超短縮で解釈すると、賞金総額10000円で1スター開催も可能、ブロッキングはNG、ライン上をパドルで邪魔するのもNG、QSはベスト8からベスト5に。公式なハンドサインの決定、あたりは結構重要だと思います。今までは両手を上げるとシチュエーションだったりしたので、この辺もう一度選手の皆さんはおさらいするといいんじゃないでしょうか、って、この辺はASP支局のお仕事ですね。あとはWCT選手は年間2試合プライムに出場しなければならず、そのうちの1試合は少なくとも自国開催のものに出なくてはならない。自国プライムがない場合はその限りではないQSサーファーのクオリファイのためのベスト5イベントのうち、自国開催のプライム、6スターイベントでのカウントが認められるのは4試合まで……あたりですか。ま、ぶっちゃけベスト8から5に減った時点で1-5スターはクオリファイにはほぼ関係なし。たとえ優勝してもまったく影響なさそうな感じで、6スターですら、あまり影響しなさそうですね。プライムの数が極端に減ることがあれば6スターでもポイントも効いてきそうだけど、現状ではプライムでの成績の比重がより重くなった感じです。そしてそこにWCT選手、みたいな(笑)。何しろQSでトップ10しか入れず、その中には確実にトップ22以下のWCT選手の椅子取り人員も入ってくるわけですから、ますます門が狭くなった感じがします。写真は今回コンテスト会場で配っているオーストラリアンサーフィンライフの表紙。かわいいでしょ。オーストラリアのWCT選手を集めたクラスの集合写真。担任はカンガルー先生。ミック君、ピーピー笛はうるさいのでやめなさい、エース君、ノーミソ出てますよ~、ステファニーちゃん、ランチタイムはまだです、リンゴしまって~、みたいな(笑)。こんなにいるんだね、オージーWCT選手。ホントうらやましい。試合のほうは明日から連日ですかね。