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敗者復活ラウンド2のハイライト。珍しくラウンド2に回ったガブリエル・メディナ、フィリッペ・トレッド、久しぶりに大爆発サーフィンを見せたパーコが主役のDay2。"
Day2、大原洋人のRound2ライディング"
大原洋人photo by snowyジョシュ・カーWSL / Kirstin大原洋人は、残念といえば残念、よくやったといえばよくやった、惜しかったといえば惜しかったし、離れてたといえば離れてた。でも、頑張ったと思う。昨日同様、やる事はやったかな。波のチョイスが悪かったと思う。2発で終わっちゃうサイズのあるセットに引っかかってた感じ。スコアポテンシャルが高かったのは、オバケセットじゃなくてジョシュが乗ってた方の波。でも自分より上位に勝つためにはセット、というのは鉄則だし、ジャッジに印象付けたのは確かだから、この先ヒロト・オーハラにポイントが高めに転ぶと思う。QS頑張ってください。本当にあとひとつでクオリファイできるので。今日も先行スタートしたし、コントロール効かなくなるまで当てに行ったのは大きく評価します。なんか、初めて超格上の外人相手にちゃんと自分を出してチャレンジしたというか、胸を借りて挑戦する感じのヒートをやった日本人って感じかね。ボコボコ感ゼロというか。チャレンジャーとしてはエクセレントレンジあげてもいいと思う。ただ、サーフィンそのものでは、やはり致命的にいくつかいけない部分もあるので、そこを直していけば、まだまだポイントが出せるターンができると思う。同じくワイルドカードで負けたけど、地元のイアン・クレーン。こっちの方がポイントの出るターンができるサーファーで、今日も9点台を出して、フィリッペを脅かした。ジョンジョン・フローレンスphoto by snowy番狂わせはジョンジョンぐらいー わけわかんないすごいことやってたけど、スコアメイクへの努力というか、やっぱりまとめるコンテストサーフィンではなく、バラバラ。最初のほうの波をプルアウトしないで4点でも5点でも、ポテンシャルの限界までポイント上げておけば後半苦しまなかったと思う。グレン・ホールに負けるって……足も本調子じゃないのかも。ジョエル・パーキンソンWSL / Kirstin本日の爆発はパーコちゃん。なんかねぇ、Jベイの早いラウンドでの爆発ののちのラウンド3負けがフラッシュバックしちゃうような爆発ぶり。パーコ節全開のリップにエアーつきの組み立て。すごかったです。タイラー・ライトWSL / Rowland明日、セプテンバーイレブン、予定ではラウンド2の残りからラウンド3、行ければ女子ラウンド3まで。ラウンド3でフレッド相手の不戦勝をゲットしたのはオウエン・ライト。やっぱこの人、持ってる。WSLジャパンサイト内のYuki's WCT Ourlook も更新中なのでチェックよろしく!"
初日から南うねりがヒットしたトラッセルズ。フレッド・パタッチアが10ポイントしてリタイアを発表した。ラウンド1ハイライト。"
大原洋人photo by snowy始まりました、ハーレープロ。ハリケーン、台風、サイクロン、なんでもいいけど、嵐のおかげでいい波でした。潮のいい時は本当にいい波。ロウワーの延々続くリップセクションで、みんな足パンパン。日本国的には大原洋人、世界的にはフレッド・パタッチアという本日。フレッド・パタッチアWSL / Kirstinフレッドは本日でツアーを離れることを表明していて、おそらくWTでのラストライドになるであろう波が10点満点という有終の美以上の有終の美を飾った。これ以上ないでしょ、その終わり方。しかもバックアップスコアが8.90でトータル18.90は本日のハイエストトータルスコア。同じヒートだったビードとカイ・オットンはお気の毒。ふたりともトータル16点超えなのに負けたし。で、フレッドは勝ってラウンド3なんだけど、ラウンド3はやらないとのことなので、誰かひとり、ラッキーパーソンが出ることになる。しかしね、あのフレッドの10点満点はすごかったね。フレッドのフレッドらしさが全開だったし、どのターンも超厳しいところにきっちり決まってた。バックハンドのフレッドの魅力をすべて見せた1本だった。最高のラストライド。子供もいるし、家庭モードに戻りたいってことだと思う。でもねぇ、残れるならいたほうがいいと思うけど……何しろイチコケでも賞金9000ドル(この試合)なわけだから。ま、でももうお金はいらないのかね。コンペをやめるわけじゃなくてQSとかには時々出たりするって話だから、それで戻りたくなったらどうするのかな、と考えてしまった。CTという場所はそこにいるとなかなか落ちないようにできてるけど、一度落ちると入るの大変だから。でもって、やめた人のほとんどが帰りたがる場所でもあるから。ケリー・スレーターWSL / Kirstinケリー。またノーマークの板乗ってたね。いろいろ契約ご相談中なのかね。なんか、体が一回り大きくなった感じがした。特に上半身と太もも。異様に大きい感じ。かなり真面目にトレーニングしてるのかな、と思う。調子は悪くないと思うけど、時折スライドしすぎちゃう板のバランス取りに苦労してたかな。ま、バランス大魔王のケリーなので、コケないんだけど。ミック・ファニングWSL / Kirstinミックは洋人とアダム・メリングのヒートだったんだけど、盤石。8点台をきっちり2本仕事した感じ。洋人は1本目がたぶん今の洋人のできるマックスではないかと思われる。それが7点台なので、8点勝負に持っていかれると厳しい。でも、自分のマックスのサーフィンがミック、アダム相手にできる、しかもミックの十八番のスタート後の1本目を先行しちゃったあたりは、さすが。詳しくはWSLジャパンのレポートYuki's WCT Ourlookで。たぶん明日もオン。"
Day1、大原洋人のRound1ライディング"
環境問題に真摯に取り組むアウトドアウェアブランド“Patagonia”と、環境保全・地域支援など、よりよい未来を創るための様々な取り組みを推進する世界で初めて3S(サーフ、スノー、スケート)カルチャーをカバーしたアパレルブランド “VOLCOM”がタッグを組みました。日本の老舗サーフボードメーカーであり、サーフィン専門店である“CHP”と、散乱ごみの調査やクリーンアップを通じて海や川の環境保全を行っている非営利の環境NGO団体“JEAN”の協力のもと、今回で5回目となるビーチクリーンを9/27(日)千葉県長生郡一宮町サンライズ&ヨンライズポイントにて開催!Patagonia、VOLCOM、CHP、JEANは共に手を取り、一昨年からこれまで計4回、サンライズポイントにて継続的にビーチクリーンイベントを行ってきました。5回目となる今回は範囲を拡大し、サンライズポイント~ヨンライズポイントにてビーチクリーンを行います。ひとりひとりが自分たちの未来に対して意識を持って、実際にアクションを起こすことでよりよい未来が創られます。本イベントはどなたでも参加することができます。いつもたくさんのことを与えてくれる自然、海に感謝し、できることからはじめましょう!当日は先着で参加者限定の記念Tシャツ無料配布も行います!【詳細】日程:9月27日(日)時間:9:30 (受付開始) 10:00(スタート)~11:30(終了)※小雨決行参加特典:先着で記念Tシャツをプレゼント致します。場所:千葉サンライズポイント~ヨンライズポイント(千葉県長生郡一宮町東浪見)Aポイント(集合場所)-パタゴニアサーフ千葉ストア(千葉県長生郡一宮町東浪見7404 Tel: 0475-40-6030)Bポイント(ゴミ集積場所)-CHP本店(千葉県長生郡一宮町東浪見7428 Tel:0475-42-4626)※Aポイント-パタゴニアサーフ千葉ストアにて、オーガニックマーケット同日開催予定【オーガニックマーケット出展予定】Patagoniaワークショップ、VOLCOMワークショップ、あいよ農場(オーガニック野菜)、キレド(サンドウィッチ)、サンクスフル(天然酵母パン)、ラ☆パン(パン)ChanaLeaf(インドカレーとチャイ)、TRAVEL COFFEE(オーガニックコーヒー)、その他手作りアクセサリーワークショップなどきれいな海を未来につなげていくために皆様のご参加をお待ちしております。"
今年で10回目を迎える、全日本スキムボード選手権大会が神奈川県平塚市、湘南ベルマーレひらつかビーチパークで2015年8月29日(土)~8月30日(日)の2日間で行われた。全国からトップ選手の集まる大会で、全クラスで107名の参加者が集まった。近年、スキムボーダーによるフィンレスでのドでかいチューブライディングやマニューバーの映像がシェアされているので興味深く思っていた方も多いはず。今回は、そんなスキムボードシーンをレポート。【期間中のコンディションは?】この日は湘南全体ではほとんど波もなく、平塚だけには若干のうねりは入っていた。サイズは小さいながらも大会を行うには十分なコンディション。しかし、数日前に日本列島を通過した台風の影響で、地形が決まらずにインサイド、ショアブレイクの巻きが悪く、満潮時の朝一は難しいコンディションでのスタートとなった【スキムボードと波の関係】大会を良い波で行うのは難しく、特にスキムボーディングではインサイドの地形次第では、サイズが大きくても小さくても、巻が良い(ショアブレイクがチューブになっている状態)とコンディションは良いとされる。逆に、巻が悪い(ブレイクの時に引き波が盛り上がってチューブにならない状態)と、いくらサイズが大きくてもスキムボーディングには適さない波となる。朝はショアブレイクの巻が悪かったが、潮が引くにつれブレイクするようになり、大会としてはまずまずのコンディションとなった。【ヒートの進め方】現在の全日本プロクラスの対戦形式は、1対1、ファイナルは3人ヒート、ヒート時間8分~10分、ベスト3の合計得点で行っており、サーフィンと比べると展開が早いのが特徴である。砂浜からボードを持ち走り、ボードに乗り、ターンをして戻ってくる。そして波待ちのポジション(砂浜)に戻る。これが、スキムボーディングの一連動きとなるのでライディングを終えてから、波待ちのポジションまではすぐに戻れることから、サーフィンに比べてヒート時間は短めとなっている。この日の風はオフショア~緩いオンショアとまずまずだが、波のサイズは小さめでヒザ~モモ前後。フェースがしっかりと張らずパワーのない波が多かった。潮が引き始めてからは、少しアウト気味でブレイクするスープから、ターンのアプローチをしてトリックを組み合わせてくる選手が多かった。数年前に比べるとトリックの完成度が上がってきている。ファイナルでは、時よりフェースの張ってくる波も入ってきた。【結果】プロクラス優勝:壁下和宏(新潟)2位:木全銀之丞(三重)3位:岸田優人(三重)【スキムボードシーンについて】全日本スキムボード選手権大会も10回目を迎え、一つの節目に来ている。協会が設立されてから、全日本を競技として確立する方向へと舵を切り始めた。プロクラスというものは存在するが、明確なプロ資格はこれから整備していくところでもある。そのためには、明確なルールや審査基準が必要となり、またそれがないとプロ化への道も開けない。そして、世界のスキムボーディングシーンへチャレンジする日本人が増えていくことや、選手としてチャレンジできるフィールドを築き上げていきたいと考えている。そのためには、世界のスキムボーディングのルールや審査基準を知っておかなくてはならない。しかし、世界のスキムシーンでも、明確なものが確立されていないと推測される。世界の基準を知らなければ、世界で勝つ日本の選手が出てくるのに時間がかかってしまうのでは・・・あまり急ぎ足で進めることではないのかもしれないが、調査をしながら世界基準が作成できればと言うことも視野に入れている。現在の日本では、マリンスポーツの洗掘者でもあるサーフィンの審査基準などを参考に、スキムボーディングの審査をしているが、サーフィンとスキムは似て非なるものでもある。しかし共通点も多く、サーフィンからは多くの学びを頂いている。全く同じ基準となることはないが、スキムならではの醍醐味が伝わるように、また選手が技術の向上、世界への道が明確になるように、そしてスキムボーディングを観て楽しむ人たちが増えるような魅力的なスポーツになればと考え、これからのスキム業界発展を目指している。レポート/矢島清二写真/永山修己全日本スキムボード選手権大会 公式HPhttp://www.jsa-skim.com/championship/index.html"
9月1日から10月31日の間 ビーチブレイクで台風のグランドスウェルを待って行うサーフィン、サーフィンボディーボードのコンテストが現在ウェイティング中。開催場所は西湘平塚の、通称“扇の松”と呼ばれる袖が浜から虹が浜の間で 1キロほどの海岸線の中のベストピークを使って行われる。開催条件は『セットでダブル以上の波で良いブレイク』である事。ここ数年台風ですばらしいブレイクを見せる平塚!2ヶ月のウェイティング間にどんな波が立つのか!詳細はオフィシャルFACEBOOKにて確認できますので、チェックしてみて下さい。オフィシャルFACEBOOKページhttps://www.facebook.com/pages/JAPAN-TYPHOON-WAVE-CHALLENGE/604929446311726オフィシャルINSTAGRAMhttps://instagram.com/japantyphoonwavechallenge/【インビテーションライダー】<サーファー>脇田貴之 進藤晃 関本海渡 早稲田暁夫 浜瀬海 高松海璃 村上瞬 松下諒太 深川達哉 松岡慧斗 劔持良輔<ボディーボーダー >大原沙莉 鈴木彩加 西山千草 榎戸隼人 遠山純 相原法央 名高佑樹 山口幸平 池田雄一 近藤義忠 新井徹"
F+ SURF CULTURE MAGAZINEは、前身のflow時代から数えて、20周年を迎えました。20周年を記念するF+019号、9月10日から配布開始です。目印はこの表紙、若き日のシェーン・ドリアン、インパクト大かと(笑)年間4回発行の本誌を1年間ご自宅にお送りする“年間購読会員”も絶賛募集中です。詳細はこちらを。【BEHIND THE CURTAIN】 F+でおなじみのフォトグラファー、スティーブ・シャーマンに代わって、今回はベテランツアラーのジョリこと、ピーター・ウイルソンのポートフォリオ。フィジーの舞台裏、ジョリならではの視点で記録。 【WSL FIJI PRO 2015】終盤はとてもいい波に恵まれ、10点満点のバレルも多く出た今シーズンのフィジープロ。しかし、その10点満点のほとんどがひとりの選手に集中した。ベスト2で20点満点のパーフェクトゲームを2日連続で成し遂げた奇跡的な活躍を見せたオウエン・ライト。【WSL JBAY OPEN 2015】まさかあんな形で2015年のJベイオープンが終了するとは、世界中の誰ひとりも予想していなかっただろう。ファイナルスタート直後、ミック・ファニングがサメに襲われた。幸いミックをはじめその時海にいた全員が無事ビーチに戻ったが、ファイナルは再開されず、ファイナリストのジュリアンとミックが2位の賞金とポイントを分ける形になった。【-HISTORY- THE COVERS IN LAST 20 YEARS】20周年記念号として、何もしないのも、いくら過去を振り返らないタイプとはいってもつれなさすぎるかな、と思い、創刊号から20年分の表紙をお見せする事にした。実は10周年の時にそれをやろうかって話もあったのだけど、10年で40冊ってことで、なんかそれは少なくね?みたいなことで2005年の10周年はカバーでちょっと10歳よ、って主張しただけでドライブスルー(笑)続きはF+019誌面をチェックしてみてください。"

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る