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"THE JAM Owen Wright人気モデル “THE JAM”に、昨年ワールドツアーでルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、世界中から高い注目を集る“オーウェン・ライト”のシグネチャーモデルがリリース。オーストラリアの夏の海からインスピレーションを受けデザインされたカラーリングと、個性的なグリーンミラーレンズの組み合わせはアクセントにピッタリ。軽量で耐久性に優れるフレーム素材を使用し、かけ心地も申し分ない仕上がり。・THE JAM Owen Wright"
この数週間の出来事について教えていただけますか。いろんな方面から攻撃を受けてると思ったら、Jベイでのコンペが盛り上がりをみせ、その後はみんなトーンダウンしましたが……リオのあとに(波やジャッジに関して)集中攻撃を受けたよ。ファンによっては、ちょっとした事柄やちょっとした争点に対してものすごく反応してくる人たちがいるんだよ。多くの人がフィジーとタヒチみたいなところを回れって言うんだけど、ツアーにはバランスが必要なんだ。メディアや集客のことだって考えなきゃいけない。いつも100%ウェブキャストだけに頼るわけにはいかないんだ。だから、主流メディアのチャンネルもしっかり確保していかなくてはならない。よって、今年は郊外にあるビーチブレイクみたいなロケーションを加えてみたんだよ。ただ、ボルコムとは3年ものあいだフィジーをどうするかで交渉を重ねてきたし、タイミング的にはバッチリだったと思う。振り子はピーチブレイクのほうに行き過ぎていたかもしれないけど、また中央の部分に戻ってきたってことだね。もう1か所、質のいい波のロケーションが必要なんだけど、もうじきそれも叶うと信じている。ツアーにとって6週間の長いオフっていうのは害なんじゃないですかーそうなんだよね。熱烈なるファンたちは、ジョーディ・スミスやエイドリアーノ・デ・スーザを長いこと見てなかったり、ミック・ファニングのサーフィンを見てないと、どうしちゃったのー って心配になってくるらしい。あの6月にあったオフは長すぎた。だからこそそこにフィジーを置く。波がいちばん期待できる時期でもあるしね。タヒチ以降は、ツアーがどう展開していくかが楽しみなんだ。そこからは盛りだくさんの後半になっていくからね。4ヶ月間、連戦に次ぐ連戦が続くんだぜ。それに対してファンがどう反応するかも気になる。イベント期間中は会社の生産性が落ちるところがあるっていうぐらいだから、そこの雇用主はどう思ってるんだろうね。雇用主用にウェブキャストを見られないようにするアプリを開発したほうがよさそうだ(笑)。先ほど、ボルコムのイベントを実現させるのに3年の歳月を費やしたとおっしゃいましたが、こういうのってどのようにして決まるんでしょうかー スポンサーがASPに話を持ちかけてくるのか、それとも、「ぜひともフィジーをスケジュールに加えたいので、だれかやりたいやつはー」って見込みのある会社に投げかけるのですかーフィジーの件に関しては、ボルコムとASP、それに私という三者の間で長いあいだ話し合いがもたれてきた。時間がかかるときもあるのさ。ワールドツアー・イベントをやらないかってナイキとも長いこと調整していて、あと一歩で実現するところまでいったこともある。交渉はまだ続いてるから、近日中にそれが実現できればいいと思ってる。問題なくスムーズに事が進むこともあれば、話を詰めるのに時間がかかるものもあるんだよ。戦略上、あの手この手をつかうこともある。一年に一度のSIMAサーフサミットっていう業界最大の会合に出席するにあたって、開催地であるメキシコのカボに向かう数日前にGランドをツアーに復活させることについてのリリースを出したんだ。そうすると各社がそのことに関して噂をはじめ、私が向こうに着くころにはすでに彼らは波質のいいロケーションにイベントを戻すことで頭がいっぱいになっているというわけさ。3社から4社候補に挙げてた会社があるんだけど、そのひとつがボルコムだった。フィジーのことでね。よって、リチャード・ウールコットとふたりで頭をつき合わせて実現にこぎつけた。このあいだの買収のこともあるし、彼らにとってちょうどいい時期だったんじゃないかな。ドリームツアーにも、もう1か所いいロケーションが必要だったしね。お互いの考えてることを理解しあったら、あとは契約にこぎつけるのは簡単だった。Gランドのリリースは、タイミング的にリオでのジャッジングに関する問題から注意をそらせるために出されたものだ、って言う人がいますが、それに件に関してはどうお考えですかー(笑い)Gランドのリリースは、メキシコに向かって私が発つ数日前に出すってはじめから決まってたこと。ファンの観点からみたら、タイミングが非常にまずかったのかと思う。ドリームツアーにふさわしくない波がリオには来てしまって、その時点で猛攻撃を受けることは覚悟していたさ。そのリオのイベントの直後にリリースを出すことになり、ちょうどみんなもっといい波を要求しはじめてたときだったし、我々だっていい波でやりたいんだから、その辺のことは理解している。しかし、リリースをだした理由は、残りのライセンスが少なくなってきているってことを企業のトップ陣に理解してもらい、今こそ重い腰をあげるべきだと促すのが狙いだった。ライセンスは残りいくつあるのですかーワールドツアーイベントが12試合に、プライムイベントが12試合あるのが理想。そして、J-ベイを中間地点とした前半と後半で6試合ずつに均等に分かれているのが望ましい。チョープーが5月に戻ることはあるのでしょうかーそれが再びできるようにビラボンと交渉してるところ。我々としては5月のほうがいいとおもってる。タヒチとフィジーのパシフィックレッグがあったころはよかったでしょ。ビラボンも移動させたい意向だし、そのほうが6試合・6試合といったバランスとれた配分にもどることだろう。今年のチョープーはシーズン最終の四半期にスケジュールされてるうえに、その6ヵ月後に開催というのはビラボンにとってかなりの出費となってしまう。それをやるにはみんながかなりの働きをみせなくてはムリだろう。ただ、双方ともやりたい意向なので、なんとか実現させたいとおもっているフィジーに話を戻したいのですが、あのプレスリリースは絶妙のタイミングでしたね。ウールコット氏とそのことに関しては大笑いだった。ケリー・スレーターがフィジーにいて、ちょうど波がバカでかかった。その時あそこでプレスリリースを出したかったんだけど、イベント開催中はそのイベントのサポートに我々は集中するっていう取り決めがあるので、Jベイが終わった翌日までフィジーのアナウンスは待ったんだ。ケリーといえば、彼はあなたのために偵察ミッションをしにクラウドブレイクに行ってたんですか?ケリーは巨大なスウェルが押し寄せるのを知って、乗りたくなっちゃったんだろうな。タバルアを運営するジョン・ローズマンと彼は旧知の仲だから、へたするとすでにあそこにいたのかもしれない。それでJベイに向かおうとしたが、ラウンド2は始まってしまい間に合わなかったというわけだ。こういった場合どうなるんでしょうー 罰金ですかーあぁ。ちゃんとこういう時のためにルールブックに記載されてる。学校みたいなものだよ。欠席したら、それなりの理由がないといかん。学校にちゃんと通ったプロサーファーなんてあまりいないと思いますが(ケリーはもちろん例外)……。デーン・レイノルズはどうなんでしょうー 彼はどうしてたのかなー デーンの怪我の経過については彼からの報告を待っている状況だ。カリフォルニアで彼のマネージャーとミーティングする予定だから、いったいどうなってるのか問いただしてくるつもりだよ。ほかにも何か理由があるみたいなんだけど、怪我は順調に治ってるといいんだがねぇ。ボビー・マルチネスはツイッターを通して世界中に愚痴ってるようですが。あれは、どういうわけなんですーそう、ロスで彼のマネージャーとも会う予定。悪ガキたちのマネージャーたち全員と今回は会合しなきゃならない。悪くとらないでくれよ、彼らはうちの選手たちなんだから、全員に成功してもらいたい。会って彼らが何を考えてるのか、どうしたいのか、そしてツアーに残りたいのか残りたくないのかをはっきりさせてくるんだ。ツアーは強制じゃないんだ。もし彼らがツアーを辞めてフリーサーファーの道を歩みたいというなら、それは彼らの権利だから好きにすればいい。でも、デーンもケリーもボビーもツアーに残ってくれたほうがいいに決まってるだろ。イベントのことに話をもどしたいのですが、究極の波でおこなわれる波重視のイベントの数と、大勢の集客が期待できる商業的なイベントの数のバランスはうまくいってるとお考えですかーよくはなっていきているでしょう。まだやらなければならない課題は残っているが……。サーチのサンフランシスコのイベントを、ただのビーチブレイクのイベントだと誤って認識している人が多いようだが、なぜだろうー アメージングなイベントになる潜在力を秘めたイベントなのに。ぜったいエピックなイベントになるはず。サーチは最高さ。今まで必ずエキゾチックな変わった場所に連れてってくれた。サンフランシスコは大都市だけど、これまでもみんなが行ったことある場所に行ってるじゃない……バリ、メキシコ、ポルトガルって。世界中のサーファーにワールドツアーが感動を与えるという意味ではとっても有意義なことだし、私は自信をもってバックアップしたい。それにリップカールはすでに来年はトロピカルな場所に行くって宣言してるんだよ。だから今年だけサンフランシスコでやったからって、なにがいけないっていうんだいーASPのトップであることを忘れて、一時だけ我々の同志になって考えてください。次にあなたがサーチに行ってもらいたい場所は、ズバリどこでしょうーマカロニには、前から行きたいとおもっていたな。ASPはメンタワイに行く可能性について検討したことは?あるよ。それこそ次に発表されるリリースかもよ。「メンタワイに賛同する者はー」ってタイトルで。メンタワイは感動のべニューになりうる可能性を秘めている。プレイグラウンドとか想像してみて。あそこにはライフルズがあるでしょ、そして反対側にはノーカンドゥイとバンクヴォルツが。波はわんさかあるし、毎日ちがうポイントで開催ってことだってできる。メンタワイの問題は、インフラさ。ボートを確保し、インターネットを通し、母国にいるファンがウェブキャストを通して観戦できるようにインフラを整えないといけない。そこが難しいんだけど、もしそれがクリアできたら感動モンだよ。いくつかのパートナーと検討はしてるんだけど、いつかツアーにメンタワイを加えられたらいいなあ……。Gランドとか最高だし、デザートポイントも考えた。でも、あまりにも隔離された場所なので実現されないんだ。レフトの波がいまひとつ欲しかったので、フィジーは考えるまでもなかった。チョープーとパイプがあるし、トラッスルズやフランス、ポルトガルのスーパーチューブスっていった所もレフトはあるけど、どちらかというとハイパフォーマンスなライトの波が今のツアーには多い。レフトの波が必要であるということは、多くの人が同意してくれるんじゃないかな。今年は4つのイベントで4人の別々のウィナーが勝利していますが、この展開は予想外なんじゃないでしょうかーリザルトをついさっきまで見ていたんだが、ケリーだって余裕で勝てる圏内にまだいる。それはトップ6が全員競っているってことだよ。こんなエキサイティングなことが他にあるー タヒチでケリーが勝ったら、どんな騒ぎになるか想像してごらん。ジョーディ・スミスはJベイで真剣勝負してたし、タジ・バロウもいい結果を揃えてる。彼らは1試合をドロップしていいわけだから、かなりの接戦ということだよ。後半戦に向けて全ての試合結果が重要になってくる。はじめてブラジリアンがタイトル争いをリードしたのも、ものすごくエキサイティングだったし、それにジョーディが猛烈な勢いでタイトル争いに加わってきたのも見てて興奮する。欲しくて欲しくてたまらないタイトルだから、今年も再びタイトルレースにからんできてるよね。オージーとアメリカ人の割合もちょうどいいし、新人の中にはすでに頭角を現してきた選手もいるから、ここへきてとっても面白くなってきたね。ところでASPが世界反ドーピング機関(WADA)に認可される日は近いのでしょうかー それはあなたの掲げる目標の一つなんでしょうかーそうですよ。手続き中なんだけど、おそろしく長いプロセスなんだな。順調に進んでいると、役員たちにはJベイで報告した。履行されるとはじめから100%じゃないといけないので、時間をかけて準備しているんだけど、WADAからの返答次第ってとこだね。WADAに承認されたドラッグポリシーを10年間使ってるけど、あとは向こうからの確認証を待つばかりってとこさ。さて、すでにカリッサ・ムーアがウイメンズの新チャンピオンになりましたねぇ。きたねぇ。ナイキの動画の凄かったこと! カリッサは親善大使としても最適だし、すでにイベントを増やす話などを我々に持ちかけてくれた。ステファニー・ギルモアもそうだった。少女たちにとって模範になる選手たちだよ。スポンサーのミーティングにも嫌がらずに出席してくれるし、なにかと手を差し伸べてくれるのはありがたいかぎり。歳を考えたら、カリッサはものすごくクールないい子だよ。メンズよりもウイメンズのほうがナイキの影響力を受けているように見受けられますが。そうだね。ナイキの映画リーブ・ア・メッセージはとってもよかったし、力を入れてるね。メンズのほうでは、トップの選手たちがすでに他企業と契約をがっちり交わしてるから、新規参入は難しいんだろうな。でも素晴らしいメンズのイベントを成功させてるから、これからはウイメンズ側でも同じことをしてくれるといいんだが。彼らともロスで会う予定さ。カリッサはメンズのイベントで10ptを叩き出してるのを忘れないでくださいね。そうだよ、わかってるよ! 彼女はとんでもない才能をもった選手。こうなったらカリッサがナイキを説得してウイメンズのイベントをやってもらうしかないね。来年のウイメンズのツアーはいい感じに形になってきた。新しいイベントを計画してるし、これらが順調にいけば最強のプログラムになりそうだよ。ではご出張、楽しんできてくださいね。幸運を祈ってます。ありがとう。さあ、出発だ。
こう暑いとそうめんとかおいしいじゃん。で、ミョウガなんかあったら最高! とか思っておととしかな、植えてみた。 なんか、根のようなものを埋めておくと、そこから芽が出て広がっていくシステムなんだけど、今年初めて収穫できたんです。バンザイ。 昨年は芽が出て葉は茂ったものの、そのままでミョウガは収穫できず。今年の春先に、そんなとこまで植えてないし、みたいな感じであちこちから芽が出てきて元気に葉が茂り始めたと思ったら、初めてミョウガの食う部分と思われるものが地面から頭を出した。 あれ、花だって知ってました? タケノコシステムで、頭出たところで掘って食っちゃうんだけど、ほうっておくと写真のように花が咲くんですよ。 私はてっきり芽だと思ってたんだけど、芽は芽でも花芽。 ちょっとびっくりしたので、この花がどうなるか、今もこのひとつだけ放置してある。 この白い花はだいぶ長持ちで、かれこれ1週間ほどたってるけど、ちょっとしなびた程度でまだそのまま。花が咲いちゃうと硬くて食用にはならないようだけど、何とも清楚できれいな花ですよね。 さて、突然ですが、明日、あさって、千葉の志田下では、オークリープロジュニアが行われるんだけど、その会場でF+を配らせていただくことになりました。 会場内のテントの片隅を貸していただける運びになっているようなので、配っちゃうよ。 配布用のF+は本日佐川急便で東京から届き、佐川の兄ちゃんもびっくりの量。うちのガレージが倉庫になってますです。千葉にサーフィンに来たついでに立ち寄っていただければと思います。 よろしく~! あ、私はもうババァ腰なので、雑誌なんかもって歩けないので、若くてイキのいいねぇちゃんでも雇おうかと……
クオーター、セミ&ファイナルのハイライト"
さて、F+的にはいよいよいろいろ出揃ってきました。こんどはF+の会員用Tシャツの色違いが登場です。会員になるともらえるネイビーは完全非売品ですが、同じドリアンのイラストのデザインの色違い、サンドカーキ、ビンテージブルーは、会員の方も、そうでないかたも、楽しんでいただけます。レディスも登場。色はシックなオリーブです。 オープンスペースのF+マーケットでどうぞ。 ちなみに、サンドカーキは会員用のものと同等のボディ。ビンテージブルーは今様の薄めでぴったりフィットのタイプ。マッチョ系に着るならワンサイズ下をピックすべしです。ちなみにユニットのY様はマッチョ自慢につき、Sサイズをお召しです。週末の海のお供に、お中元に、冬のハワイに、どこまででもあなたについていくわよ~
クイックシルバー・ジャパンはきたる20011年8月18日(木)より8月20日(土)までの3日間、高知県安芸郡東洋町・生見海岸にてASP公認「QUIKSILVER Pro Junior 四国オープン」を開催する。開催クラスはジュニア(U-20)、ガールズ(U-20)、カデット(U-16)、グロム(U-12)の4クラス。クイックシルバー・ジャパンでは2011年より、近い将来、世界を舞台に活躍できる日本人サーファーの育成に少しでも貢献できるよう、ASP JAPANとの協力体制のもと、U-16の大会をサポートする THE KING OF THE GROMS JAPAN ROUNDツアーをスタートしており、今回の試合はこの最終戦としてカウントされU-16クラスの年間優勝者が決定する。優勝者は2011年10月4日?13日で開催される「ASPワールドツアー・クイックシルバープロ・フランス」内のイベント、「KING OF THE GROMS INTERNATIONAL FINAL」に日本代表選手として出場ができる。今回の大会会場である生見ビーチは、現在、シーンでの活躍が著しい、関西方面のジュニアサーファー達のホームグラウンドとして知られている場所であり、多くのスーパーKIDS達の熱い戦いが今から予想される。なお、本大会はインターネットで全世界に向け、ライブ中継が予定されている。【QUIKSILVER Pro Junior Shikoku Open 開催概要】大会名称:ASP公認 QUIKSILVER Pro Junior Shikoku Open     *プロジュニア開催予定試合(U20、U16、U12)開催期間:2011年8月18日(木)?8月20日(土)開催時間:7:00-16:00 *コンディションによって変更あり会  場:高知県安芸郡東洋町生見海岸賞  金:プロジュニア U-20:US$5,000-(約500,000、WJC選考戦) カデット U-16:(...
お待たせしました。これがウワサのフィジー・メガウエイブ。もっと見たい人はF+ニュースで。 この写真はブルース・アイアンズ。どうですか、こんな美しい波って、めったにないでしょ。 この写真が届いたJベイのメディアセンターは、ため息と嫉妬が渦巻いて大変。そりゃね、寒くて波のないJベイに、誰かさんが来たくないのもわかるよなぁ~、って感じ。 もうさ、絵だよね、こうなると。 掘れたレフトのワイメアって感じかな。こんなにぽっかりと大きな穴の開いているバレルって、めったにお目にかかれないよね。 あと数枚F+ニュースにあげてありますが、詳しくは9月10日配布の次号F+003で、お楽しみくださいませ。定期購読のお申し込みはこちらから!
子供たちのためのサーフィン大会「’011 Billabong-Von Zipper 湘南 グロメッツ 最高!! カップ」今年も開催決定!目まぐるしく情報のグローバル化がすすみ、ますます便利な世の中になる昨今、そんな時代の変化の裏では核家族や共働きの家庭の増加で、親子のコミュニケーション、地域と子供のコミュニケーション、子供同士のコミュニケーションが急激に減っているのが現状。こうした社会状況を踏まえて、子供達にサーフィンを通して、友達とのコミュニケーション、地域の人々とのコミュニケーション、自然とのコミュニケーションと海の中でのルールやマナー、ゴミを拾うことを通して環境問題を身近に感じてもらうことを目的に湘南グロメッツ最高!!カップ開催を企画してから早や4年になるという。今回、湘南グロメッツ最高!!カップは、とにかく楽しく、子供たちがサーフィンを楽しみながら、上達してもらえたらとの思いでエントリー料金(参加費用)は無料。また上位に入賞した子供達にはトロフィー、豪華商品も提供され、さらにサーフィンをするのが初めての子供達には、ボランティアとして参加するプロサーファーの無料スクールも開催する予定とのことだ。         【コンテスト概要】主催:  湘南グロメッツサーフィンフェスティバル実行委員会運営協力: NSA湘南4支部 (湘南西支部・湘南茅ヶ崎支部・湘南藤沢支部)開催日:  2011年8月13日(土) 雨天決行(ただし、荒天の場合はキャンセルです)集合場所:  平塚市 生コンとビーチパークの間、 (旧ダイクマ下ポイント)集合時間: 午前7時00分エントリー確認エントリー費:  なし  但し、当日エントリーは予定しておりません。参加資格: オープン (中学生以下を対象)開催ポイント:  平塚市高浜台海岸周辺 (役員により当日決定)■オフィシャル気象予報・株式会社サーフレジェンド※サーフレジェンド専任気象予報士が、1週間前より生コンポイントの気象データ観測・予報を行い、当日も1時間ごと気象状況の変化を把握し、実行委員会に的確に報告をし、安全確保に万全を期します。クラス:  年齢別 ■U-15ショートボード 現在、中学校に通っている1年生から3年生まで(32名)■U-12ショートボード 現在、小学校に通っている児童で小学5年生以上(32名)■U-10ショートボード 現在、小学校に通っている小学4年生以下(16名)■ガールズU-15 現在、中学生以下の女子(16名)■テイクオフクラス テイクオフが出来る程度の中学3年生以下(補助者あり、但し競技者の父母、親戚)(32名)                               合計128名 。◆問い合わせ先:インピアンクープロダクションズ株式会社TEL:0466-53-5388 FAX:0466-53-5388 MAIL:[email protected]  http://impianku.co.jp
これがウワサのフィジーメガウエイブ。詳しくは次号9月10日のF+003 号で"
とりあえず、おめでとうだね。祝賀会はどうだったーとってもいいお祝いだったわ。ハワイの子たち大勢とローラ(エネヴァー)、それに父とグレッグ・ブラウニング、レッドブルのピート、それにナイキのカーチスらと一緒に大勢でディナーをしたの。シンプルだったけど、それが私の望みだったから。ものすごい数のお祝いの言葉が届いてると思うけど、そのなかでも心にしみるようなメッセージはあったー本当に感謝の気持ちでいっぱい。フェイスブックのメッセージに一つずつ返事を書いてたんだけど、途中で、「これじゃキリがないわ。みんな宛てに一つ書くことにしよう」ってことにした。同級生のみんなからメッセージが届いたのは嬉しかった。コーチたちもそうだし、ここまで来る過程でお世話になったパンチョとかマイルス(パダカ)、シェーン・ベッシェン、アダム・ロバートソンといった人たちからもお祝いの言葉がきたわ。ボブ・ハーレーからも。ハワイの子たちの一人がグウェン・ステファニーのもとで働いてる友達がいるらしくて、彼女が私のことを話したら、直接じゃないんだけど、それとなく、グウェン・ステファニーからお褒めの言葉をいただいた。これがいちばん凄い人からきたヤツね。このゴールを達成させるためにここまで頑張ってきたことは、みんなも周知の事実だけど、いったい何歳のときに世界一になることを決心したのか覚えてるータイトル自体を狙いだしたのはいつだか思い出せないんだけど、数週間前、私が10歳だったころのホームビデオを観てたら、「お父さん、世界一のサーファーにあたしはなりたい」って宣言してたよ。父と母が離婚したころに父宛にいっぱい手紙を書いたんだけど、それを祖母がみつけたの。あの当時、半分は母のとこに住んでたんだけど、そんなときに父に書いた手紙よ。母と一緒のときはほかの事をして過ごしたんだけど、ビーチに行けなくて、それがつらかった。だから、「お父さん、サーフィンが恋しくてしょうがないよぉ。世界一になりたいから、また一緒にサーフィンするのを楽しみにしてる」って書いたの。本当に子供のころからの夢だったことがこの手紙の内容から分かってよかったと思う。その話のついでに……あなたとお父さんは、ユニークな関係で成り立ってるけど、その辺のことを聞いてもいいー私のサーフィン人生に父が関わってるということは、私にとってとても重要なことなの。私たちは最強のチームだし、私たちのことを批判的な目で見る人たちもいっぱいいるけど、それはコンペティションの中でしかふたりのことを見てないから、しょうがないのよ。父は私には厳しいけど、これまでにいちばんやる気と希望を与えてくれたのは父だし、今日の私があるのは全て父のおかげと言っても過言じゃない。父は本当のことを言ってくれて、私のことを誰よりも信じてくれた。「お前なら出来る」って言ってくれた。素晴らしいことよ。彼は私の父親であり、コーチであり、旅の仲間としても最適だし、親愛なるベストフレンド……こんな父がいてくれて私はラッキーね。ブラジルで今シーズンのタイトル争いから脱落したあとのステフ(ステファニー・ギルモア)とワールドタイトルについて話す機会はあったーおかしなものよね、これまでステフとは、コンテスト会場で、ハイ! って言うぐらいの関係でしかなかったの。もっと仲良くなる時間も機会もなかった。だから、答えはノーね。そのことについては話してない。ラウンドワンの翌日、私は負けてラウンドツーに出る羽目になったんだけど、ステフと私でジャムセッションをやったの。もう最高。彼女がギターで、私は歌。これまでとは違った次元で初めて仲良くできたような気がして、めちゃくちゃ感激した。その夜、すべてが終わってから、「とってもよかったわ。もっとレパートリーを増やしといてね。また次に会うとき一緒にセッションしましょう」って彼女に言ったの。私がタイトルを手にしたあともステファニーはとっても優しくて、私を受け入れてくれたように感じた。それはうれしいし、新しく友達ができた感じなのよ。ファイナルの最中、ふたりで何を話してたのー私のなかではファイナルに勝って、初めてタイトルをゲットするっていうイメージがあったから、まさかビーチにいるときにそれが起きるとは思ってもみなかった。だから実感がわかないままファイナルに出て、あんまり興奮しすぎないように、かといってナーバスになったりしないように心がけてた。するとステフがニコニコしながら、「どう、うれしい?」って聞いてくるのよ。私は、「なんだかヘンな気持ち。 こんな気分になったことないよ。あとからくると思う、あとから」って答えるのがやっとだった。過去4年間、私が尊敬してきた人と一緒にいられたのはよかったかも。4年連続ASPワールドタイトルを獲得してる人だもんね。ロキシープロ・ビアリッツを2位で終えたことに関して、なにか悔いはあるー私にとってあのファイナルは、ワールドタイトルを手にしたあとだったから、35分間好きなようにパフォームすればいいフリーセッションみたいなものだった。勝てたら最高だったのにね。でも、文句は言えないわ。とにかくあの日は忘れられない日になったわ。サリーはどうでしたー ふたりにとって今シーズンは特別な年になりましたよね。彼女とはどういう仲なんでしょうーサリーは本当にいいコよ。彼女は私の大事な友達。陸の上で遊んでるときとか一緒に笑ったりしてると、とっても楽しいの。海にいるときは、お互いをものすごくプッシュし合ってる。彼女のおかげで今年は私のレベルもずいぶん上がった。ここまでくるのにずいぶんと努力したから、その分も今回のタイトルはほんとうに嬉しいの。色んな意味で彼女のこと尊敬してるわ。今年、カリッサのサーフィンをさらに向上させるきっかけをつくってくれた選手は、他にいますー女子全員いい影響を与えてくれる。タイラー(ライト)……彼女と戦った初戦は、とっても刺激を受けたわね。ココ(ホー)やアラナ(ブランチャード)といったハワイのガールズたちとサーフィンするのはメチャ楽しいし、彼女たちのありのままの姿が私にいい影響を与えてくれる。そこへもってきて、シルヴァナ(リマ)とコートニー(コンローグ)たちもいるでしょ。タクティクスでは彼女はものすごく強敵だから、彼女と戦うときは頭をつかわなきゃならないのよ。コートニーやタイラーが2年目はパワーアップしてくるかもしれない。その事に関してはナーバスになったりするーその事はまだあまり考えてない。でも、1年目っていうのは成長する時期だし、ツアーにおける自分のやり方や、初めてサーフするポイントに慣れる期間だと思う。来年はみんなもっと手ごわくなってると思う。去年もっと努力をしてタイトルを狙えばよかったって考えたりしないー 1年目で勝てなかった悔いは残らないー 卒業式のためにイベントを欠席してるにもかかわらず、タイトル争いにからんでたよね。ツアーを回ってる人たち全員の目標がワールドタイトルだと思うの。そのために戦って、それを仕事としてやってるわけでしょ。1年目はもっと自分に期待してたし、1年目からもっといい結果を出したかったってのはある。でも終わってみて、自分のたどってきた道を見てみると、高校を卒業し、やれることはやってきたし、色んなことを吸収してきたから、今年の自分があるのは1年目の苦労のおかげだと思ってる。勝つためには、負けることも必要なんだってことかしら。史上最年少のASPワールドチャンピオンなんだよね。カッコいいでしょ。チョー嬉しい。べつに、「もしワールドタイトルを獲ったら、最年少じゃん」……なんて考えてなかったし。でも、ちょっとカッコいい記録よね。さーて、ひとつ獲得したことによって、これからは質問が百倍になって返ってくることになるよ。例えば、レインのように7つのワールドタイトルを獲れると思いますかー もしくは、ステフやリサのように4つ、獲れますかって……。そんな無茶な……これまでの努力やサーフィンを最優先させてきたことを考えると、涙を流したこともあったし、色んなことを犠牲にしてきたけど、それだけの価値はあった。とっても楽しんできたし、ワールドタイトル以上に嬉しいものなんてこの世には無いから。このあとのタイトルについてはまだ考えてないわ。まだ1つ目の感動にじっくり浸ってる最中だから。だけど、今後も自分のすべてを捧げていくつもりだし、このあとどうなっていくか将来を考えるだけでもドキドキする。ただ、ひとつ勝って言えることは、複数タイトルを手に入れているステフ、レインにリサたち……彼女たちの偉大さをもっと理解できるようになったってこかな。ありえないよね……マラソンみたい。6試合で6つのファイナル進出……その数字を聞いて驚くー それとも来年もその調子でアプローチするつもりーそんなことをはじめから計画してたわけじゃないから。ただ全てのイベント、全てのヒートに集中し、自分の能力を最大限出せるように努力したら、そういう結果になっただけ。この1年でもっとも印象にのこってることはーもっとも印象にのこってる思い出は、ふたつある。ひとつは、ブラジルで勝って海から上がってきたとき、うちの父がそこにいて最初にハグしてくれたことかな。そのとき、「アイ・ラブ・ユー、カリッサ。おめでとう。やったね!」って言ってくれたの。あんな風に父が迎えてくれたのは初めてなのよ。娘のやりたいように祝えるように、いつも影からそっと見守っててくれるのが父だから。でも、あのときあそこにいて、一緒にあの瞬間を味わえて、そして「お父さんの誇りだ」って言ってもらえたのは、かけがえのない喜び。私にとってほんとうに大切なことだった。タイトルの価値を十二分に理解しているハワイという場所にタイトルを奪回できて、誇りに感じてることでしょう。30年ぶりというし!ハワイでは沸きかえってるみたいだし、とっても嬉しく、誇りに思ってる。ハワイに感動をもたらし、みんなに刺激を与えられたらいいな。ウイメンズのツアーは、今年、ハワイレッグがないんだよね。カリッサの新しい立場を使って2012年にはハワイにイベントを戻せないーそうあることを祈るばかり。来年はハワイでコンテストがあるといいな。今シーズンは1試合もないなんて信じられない。QSもないんだから。でも、海外で成功し、地元を頼らずに遠征試合だけで結果を残せたことに満足してる。でも、このことによって、ハワイにイベントが戻ったら、最高なんだけどなぁ。ターゲット、レッドブル、ナイキってスポンサーがカリッサの後押しをしくれてるわけですけど、その力を利用してウイメンズ・サーフィンの向上に役立てられないーそのことについては前々にも考えたことがある。とくに今のツアーの現状をみてると、今年は試合数が減ったわけだし。父と話してて、「お父さん、私が世界チャンピオンになったら、みんなの模範になるような人になって、若い女の子たちを引っ張っていきたい」って言ったんだけど、ウイメンズサーフィンを取り巻く環境にいい刺激を与えてウイメンズサーフィンがもっと繁栄するようになっていったらいいと思う。カリッサのスポンサーであるナイキが初のウイメンズのWTのイベントを開催し、それと同時にそのイベントはカリッサにとってはワールドチャンピオンとして初めてのイベントになるわけですよねー プレッシャーはあるー それとも、ワールドタイトルに花を添える余興みたいなものだと思ってるーUSオープンは、楽しみなんてもんじゃない。ツアー最終戦であり、初めてWTのイベントに昇格したんだから。すごいよ。最終戦をやる場所としてハンティントン以上にいい場所なんて他にないでしょー これは重要な試合だから、冷静に取り組もうと思ってる。そして、そのあとは6ヶ月のオフですね。なにかビックリするような予定とかあるー それとものんびり過ごすつもりーもちろんやりたいことがいっぱいあるから、スポンサーに早くそのリストを提出しないと…なんちゃって。楽しいトリップには絶対行きたいって思ってる。この6ヶ月間、試合だけに集中してきたから。だから、向こう6ヶ月は映画や写真をやって、インドネシアに行きたい……ボートトリップとかー メキシコでもいいし。まだはっきりしてないけど、波があるところに行くことになるでしょうね。だけど、普通に楽しくサーフィンしながら自分のサーフィンに磨きをかけて、来年もまたやる気満々で戻ってきたいわ。

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る