スポーツにおいてLGBとTは別モノ

スポーツにおいてLGBとTは別モノ

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タイラー・ライト Photo by snowy

前回LGBT関連のことを書いたらけっこうあちこちから反応があって、まぁ、みんな関心があるんだね、という感じだった。ただし、この問題に関しては誰もはっきり決められないというか、ある意味誰が猫の首に鈴をつけるか的な、できれば他の団体の判断にゆだねたいみたいなところがあって、その最たるものはIOCで各スポーツ団体に判断をゆだねる、という姿勢を早くからしていて、そっかー、ぼったくり男爵逃げるかぁ、みたいな(笑)。だってそれがどんな種目であれ、スポーツ全般で男女の肉体差というのは結果に影響するのだから、オリンピックで種目ごとに違う判断って、おかしい。

女子体操が男子的動きを追求するあまりに雑技団的アクロバットに走り、ドーピング問題発生、選手は低年齢化、大人の女性らしさを求めての新体操の誕生、そしてお次は新体操に男子登場と、もうなんだかわけわからなくなりつつあるので、シンプルに男女制限、年齢制限でいいんじゃないでしょうか。下手にシニアの若返りとかはかるから、ジュニアとの境があいまいになるわけで、シニアはシニア、ジュニアはジュニア、キッズはキッズで越境無しでいいんじゃない? 青田買いの悲劇とか無いほうがいいし。

サーフィンではLGBはすでに何の問題もなくスルーというか、普通に元の性別で何の議論もなく出られてるし、女子サーフィンとLは大昔からセットではないけど、よくある話で、取りざたされる問題ですらないレベルかな、と思う。近年ではタイラー・ライトのようにはっきりカミングアウトしている選手もいる。というか、この問題にかなりオープンな海外では、LGBTの人に対する反応も日本とは比較にならないぐらいおおらかだ。ただね、身体能力の問題として、スポーツではやはりTはLGBとは別だろうな。

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