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ジョエル・パーキンソンWSL / Cestari朝の潮が引いているときには、なんかサイズもイマイチだし、きれいはきれいだけど……って感じだったんだけど、潮が動き出すとどんどん波が良くなって、途中オフショアがやたら強いヒートとかもあったけど、これがJベイよね、という感じのコンディションのヒートもあった。ま、本当はもっとチューブセクションがあるわけだけど、贅沢をいうのはやめよう。ラウンド2、ラウンド3のヒート4まで終了。いや~、もう、きょうはパーコちゃんじゃな~いーラウンド2あたりでピークを迎えちゃっても困るけど、うまかったねェ。久しぶりに、そうなんだよね、この人サーフィンうまいんだよね~、って感じ。リカルド・クリスティWSL / Cestariでもって、それに引きずられるかのように相手のリカルド・クリスティもすごかった。もともと体格も大きくて、カービング系の選手ではあるんだけど、今日のラストライド、9.70のライディングはすごかったね。まだ引っ張るか、みたいなカービング2発入ってたから。ガブリエル・メディーナWSL / Cestariその前のヒートのグレン・ホール対ガブリエル・メディーナのサーフィンとレベルが違いすぎて、なんか、あれで負けるって超気の毒な感じだった。ま、その上をいってたパーコちゃんなわけだけど。なんかね、久しぶりに超ハイレベルなサーフィン見ちゃった感じ。眼福、眼福。ウィゴリー・ダンタスWSL / Kirstinラウンド3の相手は似たようなタイプのウィゴリー・ダンタス。ま、波が今日みたいによければ、問題ないと思う。タイプは似てるけど、レベルは似ても似つかないから。ただ、トリッキーなコンディションになると危険な相手ではあると思う。何もそこじゃなくてもって感はあるけどね。ジョーディ・スミスWSL / Cestari引っ張るカービングなら負けないジョーディなわけだけど、やはり腰の故障が今ひとつよくないんだと思う。まるで踏ん張りがきかない感じ。その上、相手のアダム・メリングもここを得意としてる選手なので、そんな状態で勝たせてもらえるわけもなく、地元Jベイで残念なイチコケ。ジュリアン・ウィルソンWSL / Cestari今日一足先にラウンド4にコマを進めたジュリアン・ウイルソンもいいと思う。集中できてるし、サーフィンもシャープで調子良さそう。夕方ボーンヤーズで練習してたケリーのスプレーがでかすぎて、だいぶ遠くだったけど、おぉっ、って感じだった。おじさん、今回よくサーフィンもしてるし、いい感じだと思う。ラウンド3の相手はコロヘ・アンディーノ。明日に向けてこのスウェルは下がる予定なんだけど、できればラウンド3の残り8ヒートは終わっときたいかね。WSLジャパンサイト内のYuki's WCT Ourlook も更新中なのでチェックよろしく!
朝かなり風が吹いていて、フェイスは確かに妙なことにはなっていたけど、個人的には、昨日よりだいぶいいじゃん、って感じ。しばらくすると風が良くなる予報だったので、風待ちを午後1時までしたものの、風は良くなったけどサイズダウンみたいなちぐはぐな状況で、結局キャンセル。最近はやりのエクスプレッションセッションという名の練習会が2時からスタートのようです。予報は明日の午後。今年は今ひとついい波に恵まれそうもないJベイ。いい時を見計らって火曜日、水曜日終了、ってのが現実的な感じ。そのあとの週末に何等かのスウェルがきそうだけど、先すぎて不確定。それをぎりぎりまで待つってことはないので、明日、あさってあたりからバンバンバンで終了かね。ジョーディのケガが気になるところ。もともと痛めていたのは膝なんだけど、練習中に腰も悪くしたようで、ラウンド1のヒート後にドクターのもとに直行。明日の朝のモーニングショーの話題の一つのようなので、詳細がそこでわかるかな。
WSLワールドチャンピオンシップルアーの第6戦、J-Bay Open初日がスタート。小ぶりなジェフリーズベイでエアー合戦のラウンド1ハイライト。"
WSL / Cestariスタートしました、Jベイオープン2015。朝のうちは良かったんだけど、すぐにオンショアが吹いてきて徐々に強くなり、もうこんなんでやるってことはこの先ダメなわけね、の予感。マジで後半はひどかったです。デーン・レイノルズまだましだった朝のうちに出てきたデーン・レイノルズ。なんかね、真面目に試合やってる。あの、昨年までのワイルドカードで出てきてもどうにもならないバラバラ感のようなものがない感じ。ちゃんとまとめに入ってるというか、試合やってる感じ……って試合やってるんですけど(笑)。現役の時より真面目に試合やってる感じがすごくしたね、今日は。ちょっと太ったように見えたけど、サーフィンのキレはいいし、無茶な当て込みも正確性が増している感じ。やっぱ、見てて面白いサーフィンだよね。とにかくデーンをツアーに戻すプロジェクト(そんなもの表向きにはないですけど、水面下であるでしょ、きっと)に押されて、戻らざるを得ないというか、試合を見る限り、本人が戻る気になってそうな感じがした。ケリー・スレーターWSL / Cestariケリー様、ご機嫌。長いことビーチでサイン、写真セッションしてました。ポイント高かったなぁ~、って感じ。8点台2本、本日のハイエストヒートスコアだったけど、個人的には7点台2本な印象。ま、それでも1位通過だけど。すごかったのはヒート終わった後の1本。1本の波でエアー3発、最後の1発をきっちり着地したら10点かー って感じだった。スナップ系に走る傾向はちょっとどうなのー って感じではあるけど、波も波だからそういうラインどりだったのかね。それにしても43歳にしてなお、全然後退しないおじさんです。ミック・ファニング今日イチはミックだと思う。ミック、よかった。技のキレもいいし、スピードもあるし、スムーズ。う~ん、今回ミックいいねぇ、って感じ。ジョシュ・カーま、オンショア強かったので、Jベイなのにエアー合戦という、何とも妙な展開の初日でしたが、明日から風はオフショアになるので、スウェルさえ残れば、週末ちょっと進むかな。雰囲気的には、明日もオン。WSLジャパンサイト内のYuki's WCT Ourlook も更新中なのでチェックよろしく!
魅力的でアグレッシブなサーフィンスタイルで人気があるクレイ・マルゾ。ミディアムサイズの波で、久しぶりにクレイのフリーサーフ映像です。"

Jベイ2日目

夜雨が降ったようで、そこらへんびしょびしょ。今は降ってないけど、いまにも降りそうな感じの重たい雲に覆われたJベイです。予想通り、本日アウト。サイズもダウン、風も入って、けっこうやばいコンディションのなか、いつも練習している人は練習をして、してない人はしてない、みたいな。ガブが入ってて、お父さんのチャーリーがビデオ撮ってたね。ケアヌ・アシンも入ってた。デーンはデッキから見てた。ラウンドワン、できれば明日スタートという感じ。波は少しサイズアップする予定だけど、風はオンショア。そのあとのよさそうなのが来週になってしまうので、とりあえずは何かしらやっておきたいんだと思う。明日、スタートのいいチャンス、というのが現地での雰囲気ですかね。今年は大掛かりな設営で、コンテスト会場まで歩いて10歩の15年ぐらい借りていたいつもの家もWSLに抑え込まれ、ちょっと離れたボーンヤーズのフラットを借りているんだけど、かつて宿泊していた家のあたりはすっかり会場内のテント村というか、販売ブースというか、スポンサーのパブテントとかのスペースになっていて、なんか、仕切られちゃった感じ。ま、ここも歩いてすぐのところなので、いいんだけどね。しかも、隣のおじさん猫好きなようで、現時点で確認できてるのは黒白ブチ(これは家の中にいる)、黒猫、シャム柄、キジがウロウロしている。みんな6キロ越えクラスの大物。こっちはこっちで、ちょっと今年のJベイの新たな楽しみ。
みなさま、たぶん大変長らくお待たせしているかと思いますが、私ツアーからちょっと離れて落ち着いた国内生活をしておりました。TWEENERとか本誌締切とかあってバタバタではあったけど、個人的には日本の生活のルーティンにがっちりはまって、楽しかった~。でも、そんな楽しい生活もおわり、南アフリカ、Jベイでございます。修行の日々がやってまいりました。ま、着いてすぐいきなり試合ってのは免れたようで、波、小さいです。どんどんサイズダウン方向。あさってぐらいかなぁ……という感じ。波が波なんで、選手ともあまり会うこともなく、いつもの朝イチミック、2本乗っては上がってしまうデーン、練習熱心なブラジルの方々と、ま、なんとなくJベイ、そろっと動き出してますが、緊張感なしってところですか。大幅に遅れていた設営も、この波なしでなんとか間に合うかね。いつもの年よりグレードアップ、だいぶ派手なコンテスト会場デザインになってます。金かかってる感ビンビン。
’70s 後半のカリフォルニアで、絶大な人気を誇ったサーフ・ロック・バンド、PABLO CRUISE(パブロ・クルーズ)。8月の東京にサンフランシスコのそよ風を運んだ初登場公演から3年。2015年の夏も、彼らが再びブルーノート東京の夏を彩る。1973年にギター/ヴォーカルのデヴィッド・ジェンキンス、キーボード/ヴォーカルのボビー・レリオス、ドラムスのスティーヴ・プライスらを中心に結成。1975年にメジャー・デビューを飾り、1977年にアルバム『A Place In The Sun』が大ヒット。カラパナ、セシリオ&カポノ等と共にサーフ・ロックのブームを巻き起こした。1986年に活動を停止したものの、今世紀に入ってから再始動を果たし、2011年には初のライヴ・アルバム『It’s Good to Be Live』をリリースした。「Whatcha Gonna Do?」、「Love Will Find A Way」等、数多くのビッグ・ヒットを持つ彼ら。今回も名曲満載のプログラムで楽しませてくれるに違いない。【PABLO CRUISE /パブロ・クルーズ来日公演】■場所ブルーノート東京東京都港区南青山6-3-16 ライカビルhttp://www.bluenote.co.jp/jp/artists/pablo-cruise/(予約)03-5485-0088■日時7月31 日(金)Open5:30pm Start7:00pmOpen8:45pm Start9:30pm8月1日(土)、2日(日)Open4:00pm Start5:00pmOpen7:00pm Start8:00pm■ミュージック・チャージ¥8,000(税込) ※ご飲食代別途"
明日はぱったり波がなくなりそうということで、ファイナル2ヒートだけ残してどんどん行っちゃいましょう、という感じ。雨は早めに上がったものの、サイドオフが吹いてきて、砂が舞うほど強く、波が押さえられちゃって超乗りにくそうだった。それでも強い選手というのは勝ち上がっていくもんで、そう大きな番狂わせはなかったように思う。ファイナリストの顔ぶれは、男子が高梨直人、田中英義、仲村拓久未、加藤嵐、女子が田代凪沙、庵原美穂、大村奈央、川合美乃里ま、それなりに順当っちゃ順当。加藤嵐、久しぶりな感じかね。波だいぶ小さくなっちゃう予報なんで、何とも言えないけど、仲村拓久未、大村奈央、あたまひとつ違う感じで抜けてる。波は小さいけど、一つ一つのターンの質、フローをとると、そのふたりは盤石。甘いターンもあるけど、ここぞというときのワンターンで持ってく流れはほかになかったと思う。田中英義もよかったかな。

JPSA第3戦@白浜

伊豆、白浜におります。JPSA第3戦でしたかね。バリ、四国、ときての伊豆。温泉のある調子のいい宿がある、ってのが伊豆にくる最大の理由だったりして(笑)。しかし、波はなかなかシブくて、オンショアも吹きつつの天気は下り坂の雨という、なんだかどいつもこいつも、少しは試合に協力しろや、みたいな状況。マー君も地元で本日イチコケしちゃったしね。ま、しょうがないよね、あの波ではどうにもこうにも。レールのサーフィンしようとしてレール入れると、そのまま入りっぱなしになっちゃう波だから。器用にフラットなサーフィンする人はそれなりに板が動くので、比較すればどうしたってそっちに点を出すしかなくなっちゃう、という、典型的な日本の小波天才有利システム。この後すぐにJベイなんですが、順番逆じゃなくてよかったね。逆だとぐったり来ちゃうから。なんか、WSLシーズン序盤のブラジリアンストームでげんなりな感じで、仕事とはいえ、ちょっとツアーのことは忘れたい、ってわけじゃないけど、なんか追う気になれないというか、そんなことではいけないんだけど、ま、ちょっとバイオリズムが下がってる感あるかな。ブラジリアン同士のタイトル争いの末に、タイトル決定、という流れが濃厚な前半戦なので、う~ん、それも困ったなぁ、という感じ。オウエン・ライトには申し訳ないんだけど、あの一人で1試合2度のパーフェクトスコアという記録も、すごいんだけど、遠くの出来事的な(笑)。オウエン・ライトって、なんか持ってる選手ではあると思う。出てきたときからずっと思ってるし書いてるけど、オウエンってフローターだと思う。あのフローターの着地の安定感って、オウエン独特というか、すごいものがあるよね。コケない。今回はフィジーだからバレルがらみなんだけど、フローターも大きな武器になってたと思う。年間通して1位と2位をケリーと分ける感じのハイレベルな成績の時も、計算間違いみたいな事件あったし、なんか、持ってるなぁ、オウエン。長い歴史の中でもほんの数人しかメイクしていないパーフェクトスコアを一人で同じ試合で2度ってね、すごいよね。ま、できればそういうラックは分散して、ここぞというときに来てほしいかな、って部分もあるけど。伊豆、厳しい波ですけど、JPSA第3戦見届けます。

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る