flowは相変わらず私の家や、数件のショップには届かず、ふぁっきん佐川急便? あのね、flow036は10月27日には佐川急便に納品されてるのよ。私のせいじゃないわけ。この遅刻。
で、結局私はflow036を見ることなく、シカゴ経由のフランス行き。おふらんす、らふらんす。ラ・フランス、おいしいよね、洋ナシ。昨日食べたな、とある店で。
あの、今後、flowまだだぜバカヤローの人は、[email protected]に問い合わせて下さい。F+サイトのcontactの質問ボックス使ってもいいです。
今回はちょっとフランスの業界人とウェブ関連のお話し合い。シカゴでアメリカチームとお話し合い。ウェブやるとなったらなったで、世界中のいろんなとこと、いろんな人と、お手手つながないとね。インターナショナルっすから。結局お仕事は人脈?
でも実際問題個人的には今回の最大の目標は、モナリザの実物をこの目で見ること。そう、ダ・ビンチ、ルーブル美術館。
あのね、そういうことがどんな肥やしになるかわからんけど、やっぱ、本物見ないと何も見えないと実感してるのよ、常々。誰がなんと言おうと、これが私の生きる道。
遊んでていいな、と思えばいいし、お気楽極楽と思えばいい。でもね、こういうことは今やってるレベルで本質を見抜くためには絶対に必要な自己投資なの。こういうことをして本物が見える目を持つ。
わかってくれなくてもいいけど、こういう道楽にちょっとお仕事付け加えて、最近は1年に一度は、なにかサーフィン以外の本物を見に行くことに決めてます。
写真はゲート30グループに向かう成田第1ターミナルの通路にある象のサーフィンビルボード。昔っから気になってて、いつも写真、と思うんだけど、空港で写真って……と思ってしまう私なもんで、ひとりで照れちゃってなかなか撮らずに、もしかしたらもう1年以上たってるかも。で、ようやく今回ゲット。
最初に見たときには、う~ん、こういうサーフィンにまったく関係ない企業(コンサルタント系のよう)にもサーフィンが使われる時代になったか、って落ちでブログネタって思ってた。
しばらくして見た時には、これ知ってる? みたいな落ち予想。で、そのあとはこうやってイメージだけ使うのはずるいじゃ~ん、使うなら業界に還元して~(例えばWT協賛とか)の落ち計画。で、最終的にはこういうのずっと気になってたんだよね~、みたいなしょうもない話までに成り下がった。ほんとグ~タラでごめんなさい。
いってきま~す!
カメラマン、ブライアン・ビールマン"
ケリーV10、予定通り。すごいな、とにかく。
何しろ最低でも10年かかる記録ってさ、10年ってすごくね? しかも38歳。それだけでおじさん、ご立派。しかも、その試合プエルトリコのリップカールプロサーチ優勝。10点満点出しのトータル18.77のファイナル。
2位は子供が生まれたばかりのビード・ダービッジ。お父さんパワー全開。3位にタジ、ミシェル・ボレーズ。
ジョーディはケリーがクオーターを勝ちあがった時点でタイトルが決まり、そのすぐ後のヒートだったので、集中力も切れたのか、ミシェル・ボレーズに負けて5位だった。デーン・レイノルズ、エイドリアーノ・デ・スーザ、ミック・ファニングも5位。
タイトルがらみのレポートはF+ウェブサイトのニュースで。
あと、アンディを含む、ハーレイプロで乗ったボード解説ビデオ第2弾もニューリリースしています。
なんかね、こういろいろニュースが重なると、ウェブって大変だな。やってもやっても終わらないし、締め切りはいつだって今になっちゃう。
ま、V10といい、アンディの不幸といい、こんな大変なことはこの先10年は起こらないだろうけど……。
とにかくサーフシーン的にはものすごい1週間だったと思う。
で、その一週間終えても私のところにはflowが来ない。
ボチボチほかのところには届いているようなのですけどもね。
いいなぁ、みんな、私より先に見られて。
アンディ・アイアンズ"
ビード・ダービッジ"
CJホブグッド"
ロブ・マチャド"
ルーク・ムンロ"
photos by ASP / text by yukiプエルトリコの現地時間の11月7日、ケリーがV10を決めた。しかも優勝というおまけつき、しかもファイナルで10点満点を出すというおまけつき。2010年にV10、ウイズパーフェクト10みたいな。数字の語呂合わせ遊びが好きなケリーにしたら、もうこれ以上は無いという10づくし。間違いなく10点は、そういう意識でも狙ってたはず。絶対わかって狙ってた。本当はクオーターで出して決めたかったんだと思うけど。この試合でファイナルまで行かなくても、クオーターでエイドリアーノ・デ・スーザを破れば自力タイトルというシチュエーションだった。で、そのチャンスでかっちり決めた。普通タイトルのかかっている試合で、こういう自力での決定があると、その後のヒートはほとんどおまけのようなもので、そこまでで負けてしまうことが多いけど、今回は女子のステファニー・ギルモアとともに、タイトル決定のあと、優勝で有終の美というシステム。男女それぞれ優勝、タイトル独り占め。ま、ケリーのタイトルは時間の問題で、ここで決まらなければそっちのほうがなんか変な感じ、という状態だったから、当然といえば当然。プエルトリコまでもつれたのはジョーディの活躍のせいだけど、プエルトリコといえばケリーのお得意の場所だから、もうしょうがないな。トラッスルズから後の後半戦、優勝、2位、優勝、優勝ってさ、なんかもうどうにも止まらないリンダ状態。あ、古いほうのリンダですけど。今年全体の成績を見ても、パイプで3位以上ならベスト8の成績がすべて3位以上で揃うことになる。現時点で年間4勝。うーん、このおじさんはどこまで行くんだろう。38歳で年間4勝ーー ベスト8でセミ進出率100%に向けてまっしぐらー 実はトラッスルズ終了の時点では、私も、おじさんは今年10とっておかないと来年はきついな、と思っていた。デーンもジョーディもかなりキテたからだ。しかし、あのサイズのあのタイプの波になると、うーん、やっぱ誰もおじさんにかなわないんじゃん、と再確認。そうねぇ、現状なら2011年に11、2012年に40歳で1ダースっての、あながち不可能じゃないよね。写真(すべてASP)1 昨シーズンのチャンピオンミックから祝福を受ける2 同、シャンペンシャワー3 ケリー応援団は10のサインでアピール。10点満点の10、V10の10、どっちでもオッケー4 レジェンドウオーターマン、マーク・カニングハム(左) にかつがれての凱旋。ハイファイブの嵐5 38歳。どうなの、これ。ホント、どこで止めても美しいよね、この人のサーフィンは6 KS10プロモーションチームとしてはけっこう用意周到だったね、今回は。プラカードつきの凱旋だけど、たぶんこのプラカードのビジュアルが、これから世界中のサーフィン雑誌をにぎわしていく広告なんだと思う。ケリーの顔が宇宙人的でちょっと怖いけど。あと、後ろにのぞく板のノーズに書かれたAIの文字が悲しい"
flow036はまだ届かないけどアンディのお別れ会のインフォメーションが届いた。
11月14日日曜日、午前11時からカウアイ島のハナレイベイのパインツリーズで行われるそうだ。パドルアウトのセレモニーもある。
パイプマスターズの会期中にも、2度目で最後のセレモニーを行う予定だとのこと。
なんか、こういうインフォメーションが届くと、もう逃げられないというか、ごまかせないというか、本当に死んじゃったんだなぁ、という実感がひしひしやってくる。
ASPのニュースでパーコちゃんがアンディにささげるコメントを書いていたので、F+WEBのニュースに翻訳してあげておいたので、読んでみてください。
なんか、私は読んだとたんに、そうだよなぁ、ホント、そうだよなぁ、と思ってしまった。
F+WEBサイトはプレオープンとはいえ、動いているので、チョコチョコ新しいものも入っていくので、チェック入れてください。
しばらくはアンディにトリビュートで、アンディギャラリーを続けます。
私が撮影したアンディの写真の数々をギャラリーでお見せします。
まずは今シーズンの最新のもの、そのあと、今シーズンと昨年のもの、その後は1995年からスタートして2008年までを徐々に上げていこうと思いますので、よろしく。
ま、ちょっとキャプションボックスが発展途上で、変な記号とか入ってるかもしれないけど、プレオープンだから、細かいこと言わないように。会員だけのサイトになった暁にはそういう部分は解決してるはずだから。
95年から2004年前半まではまだアナログ、スライド写真だからね、タンスの奥から引っ張り出してスキャンして、というどうしようもない大変な作業なので、ぼちぼちやりますが、それより問題なのは90年代の写真たるや、ほとんど残っていないこと。
私ね、ホント過去をあまり振り返らないタイプなので、消えちゃっても気にしないのよ。
で、こういうときに困るんだな。
でも、残っている写真たちは大変懐かしいよ。
それにしてもね、こういうときにF+WEBなんだよね、きっと。
これが雑誌だけのままだったら。アンディ特集は来年の3月って話になっちゃうわけで、うん、変身して正解だな。