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荒れたブラジルではあったけど、終わってみれば結局順当以上に順当な結果というか、現在イエロージャージーを着る男女、フィリッペとカリッサの優勝で終了した。これでフィリッペは早くもファイナルファイブ確定。Jベイでそこそこいければ1位でファイナルズも確定するんじゃないのかな。何しろ2位のジャック・ビンソンとの差は約1万ポイント。こんなに離れることは珍しい。ジャックとその下のイタロ、グリフィンとの差も約6-7000ポイントあるので、フィリッペ、ジャックのワンツーは固そうな感じだ。 熾烈なのは5位争いで、5位のイーサン・ユーイングからカノア、ジョンジョン、8位のカラム・ロブソンまでの差はわずか2390ポイントしかない。とはいえ、その下14位のマシュー・マギリヴレーぐらいまでは優勝すれば一気にジャンプインなので、Jベイ、タヒチと目が離せないところ。ガラスの膝だって治ればJベイとタヒチなんで、かなり行けるだろうし……みたいなことで無理すれば、さすがのジョン様も10月で30歳なので、選手生命かかっちゃうかもしれないし。 ガブも治ったところでファイナルファイブは絶望なので、2023に賭けることになるのだろう。ふたたびメンタル折れないといいけど。 まぁ、こういうケガとかって避けられない部分もあるので、すべて起こるべくして起きている、という風に考えて受け入れるしかないし、後にはあの怪我があったから、今の自分がある、と思えるようになるのがゴールだと思う。失望したところで怪我が治るわけでもないんでね。 質問 2024年パリオリンピックの日本代表になることは、果たして幸運なのか? 続きを見る
ジャクソン・ドリアン。 あの落ち着きのない子供だったジャクソンが、一気にメンズになっちゃっててびっくり。こりゃその辺であってもわからんって。目元がドリアン家の感じだけど、目の下のしわというか、デューク東郷的な線はリサだな。DNAってちゃんと引き継がれていくのね。日本人の血も少し入ってるんだよ、ジャクソン。 モテるだろうな、これ。お父さんより甘いマスクではないのだろうか。 外人の子供ってこの年齢になると一気に顔変わるし、体型もサーフィンも一気に変わるんだよね。これ日本人にあまりないところかな、と思う。 パパのシェーン・ドリアンが7月19日で50歳になるってことで、10秒メッセージのリクエストが奥さんのリサから来たけど、10秒って短い(笑)。 う~ん、ついこの間ハワイで40歳のパーティをモーメンタムグループ総出でやったような気がするけど、もうあれから10年もたつんだな……っていうか、あの人たちと出会ったのはあの人たちがハイティーンの頃とかだから、30年以上かぁ、と思うと、本当に感慨深いものがある。そりゃね、ジャクソンも大人になるし、私にも介護保険証来るよ(笑)。 さて、熱くなりそうなブラジルだったけど、序盤からまた違った意味で熱いことになっている。 続きを見る
エルサルバドル終了。 グリフィン・コラピント、ステファニー・ギルモア優勝 フィリッペ2試合連続2位、ガブ2試合連続3位。ガブはどちらも優勝した選手にやられている。どうせなら優勝した選手に負けるほうがしょうがない感は出るけど、ガブの場合そんなことを言ってる場合ではなく、とにかくこの先優勝しないといファイナルファイブの目は消える。女子のほうはカリッサイエローキープ、ステファニーがこの優勝で3位に躍り出た。 男女通じてトータルポイントがひとり4万点台に突入したフィリッペのファイナルファイブは堅そうだ。ここまで優勝1回、2位3回、9位3回と、本当に今シーズン安定している。ファイナルズとかではなくて、昔のように普通にタイトルレースなら、今年はフィリッペだな、という感じだ。 続きを見る
この写真はエルサルバドルでの試合を前に行われた、セレモニーでの民族舞踊のお面と衣装。いや~、いるよね、こういう人(笑)。バリ風でもあり、日本の天狗風でもあり、アジアから遠く離れた中央アメリカの国であるエルサルバドルでも、人間が人間を見る感性って似てるんだなぁ、と感心しきり。 まもなく試合がスタートするけど、ケリーもジョンジョンも出ないようで、ちょっと寂しいって人が多いかな。Gランドでコルセット姿だったジョン様だけど、結局かなり悪そうで、リリースによればtorn MCL、MCLは膝の内側側副じん帯(ないそくがわふくじんたい)、torn はズタズタ。tornの類義語にraggedってのもあるけど、こちらの意味はボロボロ。つまり、ひざの内側側副じん帯ズタボロ、つまりじん帯損傷ですかね。 続きを見る
Gランド終了 ジャック・ロビンソン、マーガに続き2連勝、女子はジョアンヌ・デファイ。フィリッペイエロー死守、カリッサようやく定番のイエローゲット。 波に恵まれなかったので予想とはだいぶ違う感じの様相で、波数が少なくて、乗ったモン勝ちみたいな試合をウエイブキャッチングコンテストとか英語でいうのを聞いたことがあるけど、まさにそれ。まぁ、こういうこともあるってことだ。Gランドでアクション勝負だから、タヒチでアクション勝負ってコンディションもないとは言えないので、この先なかなか読みずらいけど、結局アクションでも10フィートのグリグリバレルでも、なんでも来いや~、みたいなオールラウンドが求められるということなんだろう。そういう意味ではジャックロボ強いかもな。まぁ、この人に足りないのは安定感なのだけど、ベルズからこっち、3位、1位、1位でランキング2位なので、この安定がどこまで続くかだね。でもノッてるってこういうことなんだろうと思う。 続きを見る
カレンダーコラム6月はカリッサ・ムーア。 毎月F+カレンダーに掲載されている過去のチャンピオンのコラムを書いていて(毎月1日公開)、カレンダーを持ってる人はQRコードで掲載先にジャンプする仕掛けなんだけど、カレンダー持ってなくても時間差(翌月10日公開)で読めるので、興味のある方はどうぞ。 <スペシャルコラムアーカイブ> 1月:ケリー・スレーター 2月:CJホブグッド 3月:アンディ・アイアンズ 4月:ステファニー・ギルモア ※「5月:ミック・ファニング」は6/10公開予定 WSLではリオ・ワイダ/和井田理央祭り、大々的に開催中といったところか。 マンリーのCSで優勝してから、というか、あの試合のクオーター前あたりから、よし、お祭りしよう、という感じというか、かなりプッシュされてたと思うし、本人もかなり攻め切ってたと思う。 あっくん鼻ズビズビ問題は継続中。 そして、人間の私。いよいよ介護保険証なるものが一宮町からやってきた。 続きを見る
先日の『Rip Curl Pro Bells Beach』では現地で写真の撮影/提供をしてくれた、私(つのだゆき)の20年来の友人・アンジェラによる『GWMシドニーサーフプロ 』のフォトギャラリーです。 続きを見る
マンリーではチャレンジャーシリーズのオーストラリアレッグ2戦目、GWMシドニーサーフプロが行われていて、例のアンジェラが出向いていて写真を送ってくれた。もうすっかりプロカメラマン(笑)。シドニーには彼女の弟の家族が住んでいて、コロナ以来甥っ子姪っ子にも会っていないので、そこに行きがてらの撮影&サーフィン。 残念ながら日本勢は、メンズのほうはアーリーラウンドで全員敗退、女子が松田詩野のリプレイスでスポットをゲットした前田マヒナと脇田沙良がラウンドオブ16まで駒を進めた。写真は別途アップしたギャラリーのほうで。 日本ではかねてから予告していたサーフフードの新作、サーフドロップス4がいよいよ5月31日に発売が決定した。 続きを見る
かねてから予告していたサーフフードの新作、サーフドロップス4がいよいよ5月31日に発売が決定した。 コンテストばかりでなく、フリーサーフィンも充実。CTサーファーから日本人プロまで総勢124名と圧巻のフッテージ。 シリーズではおなじみの超ドジな丸出だめ夫の芝居シーン、今回の舞台も宮崎。 ニューヒロイン、クボカナちゃん登場でだめ夫の恋の行方も、シリーズファンなら気になるところ。 いつものように172分と内容量たっぷりで、何度見ても楽しめる仕上がりになっている。なかなかツアー観戦もままならないけど、これを見れば世界最先端のサーフィンをしっかりと学べることウケアイだ。 -*-*-*- コナー、ジョーデイ、ガブ、フィリッペ、その他CTサーファーオンパレードです! ケンタ、ジュン、リアル、シュン、ヒロト、ダイキ、ケイト、ジン、ジョー、レオ等、日本のプロも多数ショウアップ! 総勢124名のトップサーファーがハワイ、ポルトガル、日本の各地で大セッション! コンテストシーンは脇田泰地優勝の田原プロ、稲葉玲王優勝のジャパンオープン、ハレイワ、パイプでジョンジョンが2連勝、サンセットでバロンマミヤがCT初優勝、ケリー感動の優勝したパイププロと盛りだくさん! 超ドジな丸出だめ夫の芝居シーン今回の舞台も宮崎! ニューヒロイン、クボカナちゃん登場でだめ夫の恋の行方は?! 今回も172分と内容量たっぷりで、何度見ても楽しめます! 貴重で新鮮な映像盛りだくさんで見応え十分! 世界最先端のサーフィンをしかっかりと学べる内容になっていて、イメトレにもバッチリな作品になっています!
もう梅雨ですかね。なんかすっきりしない今日この頃、犬の散歩に出るときの服装がなかなか決まらない。肌寒いのか暑いのかよくわからんので、ウインドブレイカーとか着ちゃうけど、歩きだすと汗だく、上着超ジャマ、みたいな外しまくりの毎日だ。 海のほうは、さすがの千葉も暖かくなってきたので、週末には結構な人出で、志田では早くもどこかの大会(支部予選かな)とかやってる。風向きによっちゃうちは放送がとてもよく聞こえる、というか、一日うるさくてしょうがないので勘弁してくれと思う。さっきのヒートは誰が勝ったんだな、って詳細もすべてわかるぐらい、しっかり聞こえるから(笑)。 でもってその合間を縫って猫の鼻ズビズビ音。あっくんがネコ風邪ひいてズビズビ、フガフガうるさいったらない。動きも悪くないしご飯も食べてるので、まぁいいか、とは思ったけど、ほかにうつると厄介なので病院行き。注射と薬でバイバイ樋口一葉。 ミッドシーズンカットも終わり、ツアーはいよいよ後半戦で、この先の展開についての質問も来ているけど、ガブに関しては前回少し書いたので、読み直してください。高いハードルだけど、トップ5も不可能ではない、ですね。まぁ、5試合ほとんどセミ以上みたいな条件になるのかなと思うけど、昨年のガブで来るなら不可能ではないと思う。どこをとっても、ここガブダメそうだな、って場所がないので。帰ってくるからには本人もそこを目指してるんだろうし。 続きを見る

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る