先日サイトに上げたケリーのデータ比較、わからん子がいたので、会員様のニュースに解説アップしました。よろしく~。
写真はじゅん子近影。だいぶでかくなってきました。人間で言えば中坊になりかけぐらい?
これからグレて番はるのか、色気づいて幼な妻やるのか、はたまた未婚の母か、これから分かれ道に差し掛かるってお年頃? まだか。小学校3~4年か??
とにかく今はスイッチ入るとずっと走ってます。動き早くて写真に撮れない。兄ちゃんたちは飛び乗られたりしてます。トラ子さんはフルシカトのまま。
で、小さい写真がなんとじゅん子母。
じゅん子は京浜工業地帯にある工場の敷地内を根城にする野良猫の子供。とはいってもこれ、絶対工場の人にお弁当のおすそ分けもらったりしてるでしょ。じゃなかったら子猫、あんなになれないし。うちの外の猫なんて、毎日2回ご飯うちで食ってても、子猫は半径1メートル以内に近寄らないもんな。
とにかく、この写真がメールできたとき、大爆笑してしまいました。そっくりだし。なんかじゅん子耳でかいな、と思ってたんですが、おかあさん、耳でかいのね。柄はまったく同じ。シッポがまるで違うので、そこでまた爆笑。じゅん子母、タフそうな野良猫目つきで素敵です。
えっと、たぶん高校生でも辞書引きながらならわかると思ったんだけど、わからない困ったちゃんの会員様がおられるようなので、というか、たくさんいそうなので、先日ニュースにあげた英文のグラフデータ、解説しま~す。ま、ケリーがどれだけすごいか、ということをほかのスポーツとかと比べてさまざまなデータで検証してみました、というのが全体的な流れです。こんなすごい、こんな記録がある、こんな、こんな……のあとに、でもまだスポーツイラストレーテッドの表紙になってないって、おかしくね? ってオチです。ちなみにスポーツイラストレーテッドというのは、アメリカの超有名スポーツ誌で、バスケット、ボクシング。フットボール等、アメリカで人気のスポーツ全般を扱ってる雑誌。ま、アスリートとしてスポーツイラストレーテッドの表紙を飾れば、超一流って感じーで、データ的には超一流の上を行ってるのに、なんでまだケリーが……ってこと。総タイトルは、ケリーは過去最高のワールドチャンピオンではないのかー ってことで、まず、一番上の写真。星マークの並んでるやつは、過去何回世界チャンピオンになっているか、というグラフです。ケリーが11回、タイガー・ウッズのPGAチャンプが10回、というように、ほかのジャンルのスポーツも含めての最多なんだぜ、という証明。3つのギネス記録があって、それは最多世界チャンプ、サーフィンの最年少、最年長ワールドタイトルホルダー、ってのが右下の4行っすね。2枚目の横棒グラフは、各界の最年少タイトルホルダー、最年長タイトルホルダーの名前とその年齢を横軸であらわしたもの。サーフィンは最年少の左側もケリー、最年長の右もケリー。その下のPGAは最年少がタイガー・ウッズで22歳ぐらいー 最年長がジュリアス・ボロスっていうのかな。42とか3とかぐらいだね。で、その下はボクシングのヘビー級……と続きます。下の1ラインはミック・ファニングのコメント。タイトルのにおいをかぎつけたときのケリーは、ものすごく強くなるんだ、って感じーつまり、タイトルが取れそうだ、ってケリーが感じたときには、ケリーはいつも以上に強くなるってこと。3枚目は、ちょっと面白い比較で、ほかのスポーツの選手で、最多タイトルを取っている人と、その下3人の合算タイトル数の比較。ケリーの11ってのは、MRの4とカレンの3、アンディの3を合わせても追いつかない。ほかのスポーツのトップはその下3人のタイトル数を合わせるとすべて抜かれる。だからケリーはすごいって検証。左下の白字はトランスワールドサーフ誌の編集長、クリス・コーテイのコメントで、なぜケリーがいまだに若手相手に、彼らをいとも簡単にやっつけちゃうのか、っていうと、それは彼の食生活も大きな理由のひとつだと思う。正しい食生活と、より良いサーフィン……ってことです。はいつぎ~、4枚目、これはケリーが世界中で優勝したコンテストを世界地図に落としたもの。日本の3は日本で3回優勝してるってことです。11カ国、6大陸にまたがる優勝記録。右上は、あと残すは南極大陸での優勝、ってこと。左のグレー文字はデーン・レイノルズのコメントで、何度もケリーのおかげで、俺たちが初心者みたいに見えちゃったよね、って言ってます。でその右のちょいと長いのは、タイトルの陰の功績っつか、偉業っつかみたいなことで、タイトルだけじゃなくて、そのサーフィンそのものですべてのサーファーに影響を与えてる、って話。1ヒートでパーフェクト10を2本揃えた最初のサーファーで、今でもいろんな記録を塗り替えながら、近年のサーフィンのレベルを上げ続けてるってことも書いてあります。ま、個人的には、その前にベッシェンの1ヒートベスト3で10点3本あるでしょ、と突っ込んどいたけど(笑)。5枚目。世界で最もクールなアスリート。アメリカのピープル誌の世界で最も美しい50人に選出。GQマガジンの25人のクールなアスリートに選出。これらの栄誉を受けるのは、ケリーがサーフカルチャーという枠を飛び越えて、映画、テレビ、音楽その他、世界的にアスリートとして、ロックスターのようにさまざまなシーンで取り上げられてきているということです。だって。で、6枚目は、こんなすごいミュージシャンと共演もしてます、と。全部あわせて44のゴールド、プラチナアルバムをリリースしたミュージシャンですよ、と。ドノヴァン、ジャクソン・ブラウン、ベン・ハーパー、ペリー・ファレル、Gラブ、エディ・ヴェダー……各人の名前の後の数字がゴールドあるいはプラチナのアルバム数。その下、ケリーはそのほかに、こんなことにもフィーチャーされてますです。28のドキュメンタリー、ベイウォッチ10話、2つのハリウッド映画(まだ公開されていない)、2冊の本。で、エアーの横には2010年だけで13の雑誌の表紙になりましたって書いてあります。でも日本とかフランスとかブラジルとか、細かいの入れたら、こんなもんじゃないと思うので、これはアメリカ国内で、って話ではないかと思います。で、……のあとに、なのに、あぁそれなのに、それなのに、スポーツイラストレイテッドは、なぜに……というオチに行きます。わかりた? ま、これだけのことなんですけど……。
以下ちょっと面白いし、簡単な英語なので、ご紹介。英語わからんとか、グラフがどういうことなのかわからない人は会員様に限り、カフェ、「ゆきさんに聞きたい」で質問うけま~す"
F+のリンクバナー、ご用意いたしました。みなさま、布教活動にどしどしお使いくださいませ。使い方はかんた~ん。F+サイト行き、トップページの右の黒いツールバーの下のほう、お問い合わせ、の上にリンクバナーってのがあるんだけど、そこをポチっとクリックし、好きなデザインと大きさのものの下にあるテキストボックスの中の暗号をコピーして貼りたいところにペーストしてくれれば、あなたのブログの中にもこんな風にリンクバナーが現れるのだったよ。よろしく~~~~
Dragon Custom Artwork Contest 2012.これまでMIKE GIANTや"TAYLOR REEVE"など、アーティスト達がデザインするサングラスをリリースしてきたDragonが、人気モデル「THE JAM」をキャンバスに、カスタムアートコンテストを開催します!!サングラスのテンプルというスペースで、どんなアートを表現するかは自由です!最優秀作品として選ばれた方には2013年のSPRINGモデルとして、そのアートワークを採用したスペシャルサングラスを作成し進呈します。アーティストの方、絵を描くのが好きな方、サーフィンが好きな方、DRAGONが好きな方、どなたでも楽しみながらのご応募お待ちしています!応募締め切り:2012年9月1日応募資格;どなたでも!エントリー方法STEP1まずはデザイン用紙を下記からダウンロードhttp://www.dragonalliance.com/ja-jp/blog/currentSTEP2ダウンロードしたデザインフォーマットをイラストレーター、もしくはフォトショップで開きデザインしてください。もちろん、プリントアウトした紙に手書きのデザインでもOK!その場合はデザインした用紙をスキャンして、PDF形式、JPEG形式などのデータでご提出下さい。STEP3完成したアートワークと必要事項を明記の上、下記のメールアドレスまでお送り下さい。・件名を「アートワークコンテスト」にしてお送り下さい。・お名前(アーティスト名の場合は実名も明記してください)・電話番号 ・アートワークのタイトル↓応募はこちらまで↓[email protected] 皆様のご応募お待ちしています!!
6月20日はインターナショナル・サーフィンデー (International Surfing Day)。スポーツとしてのサーフィンとそのライフスタイルを祝い、海洋環境を再認識する日として、2004年にサーフィンマガジンとサーフライダーファウンデーションによって作られました。REEFはそのインターナショナル・サーフィンデーに合わせて、 Xavier Ruddと新曲の Follow the Sunをオリジナルで編曲し、フリーダウンロードキャンペーン、オリジナルムービーの公開を実施します!ムービーではロブなどのREEFライダーも登場! 是非ダウンロードしてお楽しみください!!Enjoy the video and the music! ダウンロードはこちらから!!http://www.reef.com/xavier-rudd/xavierrudd"
ジョシュ・カーのインタビューF+サイトにアップしました。
この人はけっこう頭がよくて、ちゃんといろいろ語れる人なので、話は興味深いです。
特にこのインタビューでは、最近のジャッジのエアーに対するジャッジングの変遷についてジョシュが語っていて、その辺が面白いので、是非読んで下さい。
ケリーのことも話しています。
ジョシュは最初にクオリファイしたときに、ASPなんて何もわかっちゃいないアホだぐらいなことを言って、WTの選手をコテンパンにこき下ろしたことで、物議をかもしたんですが、最近はイメチェンじゃないけど、だいぶ方角が変わってますね。
ま、最初はエアーを認めないWTに対するアンチ。
それとともにWTで勝てない自分がいて、努力して勝つようになって、またWTもエアーにポイントを出すようになって、という、なんか、両者ともに大きな変遷があったわけだけど、結局サーフィンはエアーだけではない、ということに気がついたというか素直にそこを突き詰めたジョシュの頭のよさというか、賢さの勝利なのかな。
バカみたいにあのままエアーだエアーだ、って飛んでたら、今のジョシュはないし。
とにかく、ちょっと面白いので、読んでください。
写真は仕事場の椅子に座るじゅん子。
ちょっとブサイクに写ってますが、見せたかったのはケツ。この人、尻尾が超短くて変な風に曲がってるので、ケツの穴24時間見せっぱなしなんですわ。
お尻側から見て、ケツのてっぺんから右に向けてカギ尻尾が出てて、への字というか、右に向いてすぐ、ぶちって切れてる。なんか、尻尾のない猫みたいな感じ?
猫に詳しくない人はあれだけど、猫って、いろんな尻尾あるんですよ。生まれつき。
まっすぐで長い子もいれば、短い子もいるし、ガキガキ曲がってる子もいれば、いろいろ。それは変わらずそのまま大きくなります。短い尻尾の子が大きくなるにしたがって伸びる事はないです。
うちはトラ子さんもトリガタ、ユウマもまっすぐで長い尻尾なので、あまり普段ケツの穴を見せつけられる事はないんですけど、じゅん子さんはね、見せっぱなし。
しかもウンコタレなので、ケツの穴でかいし(笑)。1kg越えました。
Vestal THE BRIGから新色が登場!現WTトップライダー Jordy Smith監修の基に作られた、最も進化したタイド&トレーニングウォッチです。世界各地のビーチ200箇所以上のタイドデーターが20年分搭載トレーニングモードには(サーフ&リカバリー)機能でインターバルタイムなどを自由に設定する事ができ様々なスポーツのトレーニングにも生かす事が出来ます。ヒートモードではカウントダウン機能が搭載されておりコンペティションなどに最適です。またベルトに採用しているオクトグリップシステムはバンドの内側を凹凸状に仕上げ、ラバーの感触を極力少なくし、従来のラバーベルトより通気性と柔軟性を高め抜群のフィット感を待たせました。THE BRIG ¥23,100StraightSix ltd. 03-5784-3123http://www.vestalwatch.jp/"
彼は、ケリーと互角に渡り合い、他のCTメンバーも押さえて、現在レイティング7位につけている。新しいタイプのエアーを得意とする選手が出てきていることも否定しないし、逆に彼らのクリップを見てモチベーションを上げているようだ。最近、彼の名前がメディアのあちこちで出てくることも、ちゃんと自覚してる。これは、彼が変わったことを意味するのだろうかー 大人になったということー 彼の本来の姿を投げ捨てて、純粋なコンペティターになったということなのだろうかー いや、たぶん違う。彼はただ、ヒートにリラックスした状態で臨むことによって、今までの殻を突き破ったんだ。今のところ、そのアプローチの仕方は上手くいってる。昨年、君はコンテストのことは気にしてない、ツアーにいる事自体も気にしてないと言ってたよね。でも今、君は上位につけてる。それは、まだどこかで結果を気にかけてるってことだよねー いや、気にかけないようにしてるよ。気にするようになったら、また負け始めると思うんだ(笑) 試合に入れ込んじゃうと、シンプルに、かつ自由にやった時と比べて、上手くいかないことに気づいたんだ。どうにも、それだけで頭が一杯になっちゃってね。僕の場合、シンプルにやる必要があるみたい。だから今はただ普通にやって、ヒートの最後の5分間はひたすら相手をマークしてる(笑)君がヒートに向かうモチベーションって何ー 違うアプローチで攻めるようにしてるよ。ジャッジに、何かエキサイティングなものを見せたいって思ってる。それが上手くいって、良いスコアが出た時には、テンション上がるね。今年のツアーでは、何か今までとは違ったことをしてるー いや、特に。ただ、上手く回り始めてるって感じ。ヒートを重ねるごとに自信がついて、その自信がまた次のヒートで上手く働く。だからヒート前でもあまり緊張しないし、ヒートに対する、いい意味での期待だけを持ててるね。ファイナルまで行くには何が必要だと思うー わからないな。毎回セミまでは行くんだけど、相手はみんな一流だからね。だから、単純にもっといいサーフィンをするしかない。でも、一方であまりそれを意識しないようにもしてる。ファイナルをメイクするには、それができるような流れの時だけ。で、その流れを作るには、ただリラックスして波に乗り、楽しむ以外に無いね。今、君はタイトル争いができる位置にいるわけだけど、ヒート中にそれを意識したりするー ヒートのラスト5分間で、あと3ポイントだけ必要、みたいな状況の時だけ意識するかな。でもそんな状況じゃない限り、意識しない。意識しはじめた途端に、自分のサーフィンが崩れるのがわかってるからね。ベストの状態で向かわない限り、ツアーの誰にだって勝てないよ。君にとってのフリーサーフィンは、コンペティションにおいても重要ー ああ、大事だね。やっと、フリーサーフィンよりもヒートの方が上手くいく、みたいな事も起こるようになってきた。フリーサーフィンがどうしようもなくても、ヒートではやれる気もする。フリーサーフィンの時の、何も考えず集中してる感覚を、ヒートでも再現出来るようになってきてると思うよ。最近、君とケリーはよくヒートで当たってるよね。君のシーディングが、クオーターでケリーと当たる位置なわけだけど、今のところ1勝1敗。ケリーとのヒートについて話してくれないー ケリーとのヒートはエキサイティングだよ。昨年は1回も彼とヒートで当たらなかったんだけど、今年に入ってから全部の試合で当たってる。彼に勝った時なんか、嬉しくて仕方ないよ。「よし、あのケリーに勝った! 」って感じ。彼のヒートは世界が注目してるわけだし、「やってやる」って気分にさせるよね。自然といいヒートになるはずなんだ。まだ彼とのヒートで最高のパフォーマンスが出来たという印象はないんだけど、バッチリ決まる時が来たら興奮するだろうね。僕と彼のファーストライドがともに9.5みたいなヒート、想像するだけで楽しいね。ケリーがいないコンテストはやっぱり違うー やっぱりちょっと違う。ケリーがいないってことは、彼以外の誰かが勝つということが事前にわかる(笑)。で、みんなは優勝のチャンスが増えたこと喜ぶ部分もちょっとある。でもやっぱり彼がいないと、どうもしっくりこない。僕は毎回彼のヒートを見るんだ。ガブリエルとか、ケリーとは世代の全く違うニュージェネレーションのサーフィンを見るのも純粋に楽しいと思うんだけど、ケリーはいつの時代も常に最先端にいるからね。エアリアルとパワーサーフィンについて、君の意見はどうー 別に相反するものじゃなく、互いに高めあっていく存在だと思うよ。それが将来の主流になると思う。誰もがパワーサーフィンとエアリアルの両方をこなせるサーファーになっていく。だってそれがヒートで勝つ唯一の方法だからね。ジャッジはそれを求めてる。全てのコンディションで、エアーだけかませばいいわけじゃないし、それが出来るとしても、パワーサーフィンがより評価される状況もあるんだ。だから、今やエアリアルとパワーサーフィンは同じカテゴリーにあると認識すべきだと思うね。エアリアルは前より高く評価されてると思うー 昨年は、どんなエアーが難しいのかを判断する過渡期にあったと思う。今年は上手くいってると思うよ。平凡なエアリバースやグラブに高い点がついたりしないしね。ジャッジはよくわかってきてると思うし、かなり的確だね。ジャッジはエアーに対して、明確な得点基準を持ってると思うー 例えば、このグラブ、あのローテーションとかには何点みたいな。ああ、間違いなく持ってる。グラブの難しさだけじゃなくて、エアーするセクション、さらには着地する場所も関係してると思う。エアーに向いてるセクションもあるし、難しいセクションもある。ケリーがベルズでやったような……難しいセクションだったのに、彼は決めた。あれはクレイジーだよね。でも、それがエアーに対するジャッジのポイントになってくるはず。どれだけヤバいセクションか、どれだけ高くて、どれだけ着地が難しいか。空中でのテクニカルな部分は、その後の話になると思うよ。ずっとエアーばかりやってたら、低い点がついたりすると思うー もしずっと同じエアーなら、ジャッジは飽きると思う。バリエーションが必要だね。エアーをガンガン決められるってのもいいけど、それが全部違うバリエーションだったとしたら、もっと凄いよね。他と比べると、ロウワー(トラッスルズ)がソフトだし、セクションも安定してるから、みんな同じとこで飛ぶ。そこでグラブ、ローテーションとかのテクニックの差が出てくると思う。ガブリエル・メディナについてはどう思うー 彼とのヒートは今まであったー 昨年、トラッスルズで1回当たったね。その時は、彼にとって初めてのWTだったと思うんだけど、僕が勝ったから、今のところ1勝0敗。でも彼のサーフィンは凄い。まぎれもなく天才だと思うよ。彼のやってることが全てを物語ってるね。あの世代のWTメンバーは、まだものすごく若い。もう優勝経験があるっていうのに、キャリアのピークまでにはまだ10年もの時間が残ってる。だから、彼らがピークを迎えるとき、また新しい世代が出てくる時にはどうなってることか、想像もつかないよ。きっととんでもないことになってるんだろうけど。あんまりトリックに名前をつける(もしくは考案者自身の名前にちなんだトリックを持ってる)サーファーはいないわけだけど、また新しい、kerrupt flip(ジョシュ考案のトリック。フロントでのエアーだが、普通のローテーションとは逆方向に、かつ体の軸をほぼ水平にして回す)のようなトリックは出来てきてるのー そのネーミングについては、ちょっとやりすぎた感があるんだ。だから、次の新しいやつは、軽い名前をつけるつもり(笑)。でも、ホントにいくつかの新しいトリックにトライしてる最中で、誰かが成功させる前に完成させたいと思ってる。ひとつはステイルフィッシュ・エアリバースの変形で、ちょっと回転を加えたようなやつ、もうひとつは、これはマジでメイクしたいと思ってるんだけど、2回転のアリウープでメソッドグラブかミュートグラブを付けたやつ。後者がメインだね。ビデオクリップは、君にとってどれだけ重要ー 大事だよ。いつもネット上でサーフィンの映像を見てる。見るのも、それに出るのも凄い楽しい。ネット上で、自分のビデオに対してのいい評判を目にしたりすると、単純に嬉しいね。ネット上のビデオクリップには、いつもサーフィンの最先端があるからね。クリップは撮り続けてるんだけど、編集中で最近自分のサイトに上げられてないんだ。だから、ちょっと我慢して待ってくれると有り難い。それとは別に、フルムービーも撮ってるんだ。トリップごとに、ウェビソード(webisode)としてまとめてる。チューブとエアー、どっちが楽しいー チューブが楽しい。サーフィンの真髄が、チューブだからね。いつの時代もそう。そういう波では、エアーやターンをする必要も無いし。5年後の自分をどう見てるー 映像、ビデオクリップの分野では、ある程度満足出来つつあるんだ。新しい世代がどんどん出てきてるし、それを楽しんで見てる自分がいる。それが自分が映像から距離を置きつつある理由かもしれないし、とにかく今はツアーでいい結果を残したいと思ってる。そうだね、5年後もツアーで、若い世代達相手に奮闘できればと思うよ。翻訳/MIJI写真/asp kirstin
ボルコムフィジープロは、ケリー優勝。もう圧勝。どうにもこうにも、うめぇのなんのって、困ったなぁ、って感じ。
特にターンの質とか、ホントヤバかった。
レポートはF+サイトで。
今シーズンはJベがダウングレードしたので、この先8月のタヒチまでWTはちょっと長いオフ。
インドネシアあたりで彼らの姿をたくさん見かけるのではないかと思うよ。
私はこれからトラッスルズまでの間、ちょっとWQSの現状を観察しようかと思ってます。
ま、もともとJベイは行く気だったので、Jベイの6スターに行き、そのまま田原の4スターに行き、って感じに旅をすると、けっこう今のWQSは見えるかな、と。
それと、6とか4なら、日本人も見れるし。プライムだとね、ほとんどの選手出れないから。
写真 asp/kirstin