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クイックシルバープロ・フランス ラウンド1

タイトル争いの事実上の終盤、ヨーロッパレッグがスタート。計算上はまだまだ先が長いが、現実的にはこの試合でほぼタイトルが決まることもありうる。すでにラウンド2でジョエル・パーキンソンがモロッコのワイルドカード、ラムジーにまさかの敗退、25位になっているので、タイトル争いからは事実上脱落。ケリーとオウエンの一騎打ちという様相になった。とはいっても、オウエンはこの試合でケリーより上に行かなければ始まらないわけで、ラウンド1のケリーの感じからすると、取りこぼしはなさそうに見えるので、もしかしたらこの試合のあとにすで11X祝勝パーティとかひそかにあるかもしれない。この試合ではまだ優勝のないケリーなので、フランスクイック初優勝のタイトル事実上決定なんてのが、ケリーサイドとしては美しい展開なんじゃないだろうか。久しぶりに試合に顔を出したジョーディ・スミスとデーン・レイノルズ。デーンは今シーズン初めてのWT参加となる。ラウンド1こそ取り逃したものの、ラウンド2ではデーンらしい大きなラインのカーヴィングを見せて好調ぶりをアピール。しかし、今シーズン初めての試合ということで、シーディングは低く、ラウンド3ではトップ陣と当たることになる。ラムジーがケリーとラウンド3で当たり、デーンはなんとジョーディと当たってしまうのだ。何もこのふたりがラウンド3で当たらなくてもねぇ。個人的にはジョーディのサーフィンよりデーンのサーフィンのほうがキレてた感じがしたので、順当ならデーンだけど、出来不出来にバラツキがあるのがデーン・レイノルズ。コンペマシーンのジョーディ相手に自分のサーフィンを繰り広げられるかどうかがかぎ。ま、見てて面白いのはデーンなので、私はデーンよろしく、な感じかな。写真ケリー・スレーター/asp kirstinデーン・レイノルズ/asp...

DRAGON...

"DRAGON MYSTERY...

ビラボンストア湘南店が10/5、リニューアルオープン!!!

”ビラボンストア湘南店”が明日、10月5日(水)リニューアルオープンする。同店がビラボンの直営店第一号として、日本のサーフカルチャーの発信地である、湘南にオープンしたのが、10年前。サーフィンを愛して止まない人達が多く訪れ、また来日したライダー達も多数来店するなど、今では、ランドマーク的な存在になっているといってもいいほど。今回の10周年リニューアルオープン記念して、同店では、ご来店のお客様200名に先着順で特製ミニタオルをプレゼントするキャンペーンを実施する!!新作秋冬アイテムも続々入荷中とのことなので、この機会にビラボン湘南店へGO!!ビラボン湘南ストアTEL:0466-55-5017お問い合わせジーエスエムジャパン03-5456-6275

オウエン・ライト インタビュー

ここのところ3試合連続でケリーとファイナルを争ったオウエン・ライト。ま、今が旬、時の人ってところでしょうか。そのオウエンの最新インタビュー、先ごろのトラッスルズのあとのインタビューをF+サイトにアップしました。オウエン・ライト インタビューです。けっこういろいろ核心ついてて面白いよ。 ケリーに勝たないとワールドタイトルは取れない。ケリーを倒せる選手がいないときは、ケリーがタイトルを取る、っていうコメントは、いろんな部分で正しいなぁ、と思う。 さてさて、つい先ごろ帰ってきたわけですが、アメリカに3週間ってのは、長いな、やっぱ。 基本的に旅は一試合2週間だから、それより1週間長いとなかなか家の中が大変なことになっていたりして、そのアジャストが大変。もちろん時差ぼけのアジャストも大変だけど。 猫たちは相当暴れまくったようで、お留守番の人の話にはきいていたけど、元気すぎるぐらい……というレベルではなく、いろいろ置いてあるモノがなにひとつ無事に定位置にある事はなく、なんなんだよ、おい。 庭は庭で台風でガチャガチャなことになっていて、トマトもきゅうりもゴーヤもオクラも夏野菜はすべて終了、引っこ抜き大会です。 いろいろ日常が落ち着くまで、しばらくは時間がかかりそう。

オウエン・ライト インタビュー

ケリーの11度目のタイトルを今年阻止できる者はいないとおもいきや、どこからともなく痩せ細った弱冠19歳のオージーが現れケリーの前に立ちはだかるではないか。しかも本気サイズのチョープーでだ!オウエン・ライトは、3試合連続してケリーとファイナルを戦った。こんなことはASPでも初めてのことだし、うち2回はケリーが勝っているのだが、最も高額な小切手は(ニューヨークでの30万ドル)、なんとツアー2年目の新参者がかっさらっていった。それよりさらに重要なのは、まだプロキャリアが始まったばかりのオウエンが、もうすでに立派にタイトル争いを演じていることだ。ハーレープロで2位になった直後、サンクレメンテでオウエンをつかまえて、6フィート3インチの長身のタイトル候補がいまどのような精神状態にあるかをインタビューしてみた。初優勝はどうでしたー 期待してた通りでしたかーグロムだったころの僕のワールドツアーでの優勝のイメージとは違ってたね。優勝ってのは凄いことで、優勝した翌日も自分はずば抜けたサーフィンをする無敵なイメージを描いてたんだけど、チョープーでファイナルに進出し、ニューヨークで優勝を遂げたあと、イメージしてたような世界一偉大なサーファーって感じじゃないことに気付いたんだ。だって翌週には、ラウンド1からまたはじめなきゃならないから、あっという間に優勝のことは忘れちゃうしね。とっても短かかったけど、その1分1秒を大切にしたよ。ニューヨークでのファイナルで戦ってたとき、なんだか心の中があったかくなってきて、僕の家族の存在が近くに感じられた。みんな喜んでくれてるような……うまく説明できないんだけど、彼らがそこにいて、僕が楽しんでるように彼らも同じくらいあの瞬間をエンジョイしてくれてるような気がしたんだ。今年はじめの4試合は、13位とクオーターという結果で終わってるけど、ここにきて3回立て続けにファイナルをメイクしたね。なにが変わったんだろう?去年の終わりにいくつかいい結果をだし、その後、ちょっと休憩をもらった。怪我をしたり、プライベートな悩みとかあったから。だから、どこかいい所へ逃避したかったんだ。で、インドネシアに仲間たちと行ってみた。そこで、初心に戻れた。サーフィンについても考えさせられたし、ただ単にサーフィンする行為がどれだけ楽しいか、ってことも久しぶりに思い出した。試合に夢中になりすぎてたのかもしれないね。だから、サーフィンの他の面をエンジョイしたいとおもったんだ。そして、チョープーに着いてみると、コンペがすごい楽しいんだ。あれ以来ずっとそんな感じさ。なにか一つ変わったことをあげるとしたら、もう1年目じゃないってこと。本気になってタイトルを狙うときがきたんだよ。ルーキーの年はお父さんとツアーを回ったんだよね。今年は誰と回ってるのー今年は、ライヤン・フレッチャーっていうリップカールのチームマネージャーとが多いな。それに僕のコーチであるディーン・デイヴィスかな。2年前に知り合って、それ以来ずっと話し相手になってもらってる。彼はものすごくいいアイデアをもってて、いろんなことで助けになってる。うちの家族は大家族だし、父はそっちのケアほうが忙しいから、僕も21歳になったんだし、ここで独り立ちするか、ってことになったわけ。コーチとフレッチと自分っていう、小さいけど立派な僕のチームだよ。コーチは栄養管理から肉体的健康に関することまで全てやってくれる。彼はダウンヒルの自転車レーサーで、サーフィンはまったくやったことがない。だから、けっこう違う視点からの意見が新鮮でいいんだ。それと、いちばんいいのはサーフィンに洗脳されてないところ。彼自身、世界チャンピオンだから、最も高度なレベルでのコンペティションに必要なものとかに理解があるんだ。インドネシアでの怪我についておしえて。あれは僕にとって転機だったのかもしれないな。ジェフリーズベイの前からのことなんだけど、ジェフリーズに行くまえ6週間サーフィンしなかったんだ。足首を骨折したからね。あのイベントが終わったあと、翌日にはインドネシアに向かってた。異常にサーフィンしたくて、地元の仲間ら数人だけを連れてインドネシアに向かった。そこで最高の時を過ごせて、サーフボードの調整もできた。で、2週間のステイの最後のほうになると、かなりハードに突っ込むようになっていた。慣れてくると、自信過剰になるんだね。そしたら、突然、ガーンってやられちゃった。頭からリーフに突っ込んでしまったんだ。だれか傷口を縫ってくれる人はいないかって探しまわったんだけど、見つけた病院のベッドに血がついててさ、さらに友達が血がついてる針を見つけて、「うそでしょ、さようなら~」って出てきちゃったよ。次の病院で縫ってもらったんだけど、綺麗に消毒してくれてなかったんだろうね。その晩は入院したんだけど、翌日になってみたら僕の顔はぱんぱんに膨れ上がってて、どうやら感染しちゃったらしいんだ。縫ったから、膿んだ部分が封じ込まれたような状態になったらしい。やむなくフェリーでバリに戻って病院に行った。糸をぜんぶ取り除いて、なかのものを綺麗さっぱり出した。たいへんなことになると思ったんだろうね、オーストラリアに帰されちゃったよ。家にもどってくると強烈な抗生物質があったんで、無事治すことができたんだけど。8日間家にいて、それでタヒチに出発したんだ。チョープーの波の予報を聞いて、ナーバスになりました?いや、チョー興奮してたさ。ザ・デイがどこまで大きくなるかは、すこし気になったけどね。どでかいチョープーは以前見たことあるから、「あんなのに乗ってみたい」って感じで軽く思ってたんだけど、やってきた波はいままでに見たこともないような波だった。ありゃ、怪物だよ。でも、その次の日は最高のコンディションになって、みんなどでかいバレルにプルインしてたよ。ものすごいチャージをみせてるんだけど、時にはひるんじゃうような巨大なセットがはいってきちゃったりしてヤバイんだけど、それでも突っ込んでた。あんなのを実際に見れてすごく嬉しいよ。みんな、自分の限界にチャレンジしてたね。巨大なチョープーからニューヨークやローワーズといった違ったタイプのロケーションに合わせていくっていうのは、どんなもんなんでしょう?ああいうのは困る。チョープーがあまりにも神秘的だったんで、そのあとのニューヨークでしょー...

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「PR1ME」カスタムウェットスーツ・プレゼントキャンペーン実施中!THE WORLDS...

ケリー、11Xのおたけび~

一夜あけて、昨日のファイナルは現実のポイントの流れはけっこう逆転、逆転だったんですね。 今ジャッジはリプレイを見て確認しながらポイントを出すので、けっこう遅れるんですね、ポイントコールが。 でもまぁ、あのファイナルは普通にケリーだったし、例えあのオウエンのラストの波でひっくり返ったところで(その前にひっくり返るとは思わなかったけど)、その後のケリーの方が良かったと思ったので、自分の目に前に上がってくるオウエンには目もくれず、場所取りが壮絶なので表彰式に向かって大急ぎでステージへ行き、すべてのアナウンスは聞き逃し、そのままケリー優勝の表彰式だったんだけど、あれでオウエンってコールでオウエンが優勝だったら、表彰台の前でひっくり返っちゃっただろうな。 基本的にそういうことは選手が一番良くわかっているものなので、上がってくるときの表情でわかる。オウエンは上がってきたときに普通だった。嬉しそうに万歳ではなく、淡々と上がり、その後サインなど波打ち際でしていたらしい(友人談)。 ケリーは海から上がるやいなや、コンペティターエリアの中にあるジャッジスクリーン前に走りこんだらしい。で、しばらくするとそのあたりから大歓声が聞こえたので、ケリーだったんだな、とわかったという(同、友人談)。 オウエンはケリーのラストライドでやられたことを確信していたと思う。 ケリーは、手ごたえを感じながらも、採点はジャッジのすること。なにが起きるかわからないので、結果を早く知りたかったんだと思う。 この写真がその瞬間。大口の雄たけび、11Xの雄たけびですわ。 そういうシチュエーションは本人が最も良く知っているし、これでほぼほぼ間違いないのは本人が確信しているはずだ。 表立っては、まだツアーは先が長いから、とか言うはずだけど、いやいや、本人はすでに絶対取ったと思ってるよ。後は最後の詰めだけだもん。 このほかのハーレープロの写真もF+ギャラリーでお楽しみください。

おめでとう、ケリー。かわいそう、パーコちゃん

おめでとう、ケリー。 トラッスルズのハーレープロ、優勝ケリー、2位オウエン・ライト、3位ジュリアン・ウイルソン、ヘイター・アルヴス。ケリーは今シーズン3勝目を挙げ、タイトル近し。 タヒチ、ニューヨーク、トラッスルズと3試合連続同じファイナリストの顔合わせ。 よくわからんけど、そういうこと。ジャッジ?オウエン、ジュリアン ジュリアンはセミでインターフェア負け。 かわいそう、パーコちゃん。 何であんなにパーコちゃんに点が低いんだろう。まるでわからんことになってるよ。 ケリーの11 X...

ハーレープロ・トラッスルズ、ケリー優勝

3試合連続の同じ顔合わせのファイナル。初めてなんじゃないかな、ASPで。アンディ、ケリーの時代も、3試合連続で同じ顔合わせってのはなかったように思う。でもって、優勝はケリー。今日もフィンは3本。5’9”。 対戦成績ケリー2勝1敗、オウエン1勝2敗。なんかね、他の人はやってられない感じーJベイスキップのあと、ケリーは出た試合、プライム含めて優勝、優勝、2位、優勝。何でもできるってのは、ホントに強いし、経験ってすごいな。ジョーディとデーンという、未来のトップ2名を欠いてるってことで、その代わりにジュリアン・ウイルソンとオウエン・ライトものすごい押してる感じー ジャッジはこのふたり、すごく好きだよね。超オーバースコア。あの、走って走ってエアー、ってのと、走らないで最低限のターンで加速してエアーってのは点差つけたほうがいいと思うよ、私は。エアーの中の難易度にもっと差をつけたほうがいいと思う。パーコちゃん、一度も飛ばず。すてき~。パーコちゃんは飛べるのよ、ご存知のように。でもね、なんか、あえてリップ勝負してるんじゃないかな、と。深読みしすぎかもしれないけど、そうだったらカッコいいな。しかし、あのサーフィンの何がいけなくてポイントが出ないのか、私にはまるでわかりません。飛ばなくてもエクセレント出すんでしょーものすごくスムーズで流れてるサーフィンだけど、やってる事はすごいよ。あれだけ滑らかに、あれだけクリティカルなリップしてて、何で、6点とか8点とかしか出ないー 他の人が走ってセクション無駄にして、1発飛んで、そのあとに2発当てれば9点なのに……。超アンダースコア。ファニングは結局最後まで板がしっくり来ない感じだった。いつものファニングのスピードと伸びが見えなかったな。大事なところでレールすっぽ抜けたりしてたし。ま、今ジャッジが良く分けわからんことになっているなか、何を要求されても、今日のジャッジの傾向として、アウト飛んで2発3発当てればエクセレントレンジ(8点以上)というのがみえれば、それをやる、というか、それが何であれ、合わせてちゃんとできるのがケリー。大変腕のいい波乗り職人。クイックシルバーの皆さん、11X Tシャツ、デザイン開始よろしく。写真ケリーとオウエンケリー・スレーターオウエン・ライトヘイター・アルヴスジュリアン・ウイルソンジョエル・パーキンソン

ハーレープロ、明日ファイナルだと思う

今日はね、もうパーコちゃん。 さすが、男ルーク・イーガンに育てられてるパーコちゃん。男だったなぁ。 あとは、ゼッケン付け忘れて走って出てって、笑ってゼッケン取りに帰ってきたダミアン・ホブグッド。個人的に今日はこのふたりにファイナルデーには頑張って欲しいな、と思った。 私やっぱり、あの、飛べば9点っての、納得いかないな。 もう大差、あるいはコンビネーションになったら2回違うヤツ飛べ、みたいな事になっちゃってるからね。だって、まぐれでも上手くいけば出ちゃうんだもの、エクセレント。 波をレールでえぐれないヘタッピの救済策。 それは、サーフィンの基本であるボトムターンもレールワークもいらないわけで、走って飛んでバランスとって、だけでいいいわけで、なんか、やっぱりそれは違うと思うし、もし、ジャッジがテイラー・ノックスのヘビーターンを時代遅れと思い、ガブちゃんの飛びを新しいと思っているなら、絶対間違いだと思う。 それで私が時代遅れなら、もう別にウォッチャーやめてもいいし。 だってね、面白くないのよ。みんなが終盤無理やり飛んで、ワイプアウト繰り返すの見てるの。 スタイルもヘッタクレもないし。実際問題カッコ悪い飛びとか多いし。本日のニュースはF+サイト、コンテストニュースで。 ASPジャパンサイトのYuki's WT...