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黒い悪魔たち

WTの各種バタバタ(笑)もトップ引責辞任でひと段落。 なんだか、国会みたいな感じだけど、とりあえずはひと段落だわさ。 で、ハレイワも始まらないし、ネコに曲がるには今しかないな、というわけで、お待たせしました。 ってね、ブログだから、タイトル争いの真っ只中だろうがなんだろうが、ネコや庭話でもいいんだけどね、最近はF+ユニットメンバーにしかられたりするからな。 兄弟でやってきたトリガタとユウマはスクスクと育ち、いまや家で一番でかいふたりになった。 追いかけっことかに参加して若返りのトラ子さん(うちの一番の古株) は、若い頃は5キロ超だったんだけど、10歳にして3.5キロまでやせ、きりっと締まっていいからだ。 高血圧、高コレステロールの内科からも、腰痛の整形外科からも、ダイエットを勧められている飼い主としてはうらやましい限りだ。 で、いたずらがひどくて、「黒い悪魔たち」と呼ばれているトリガタとユウマは、たぶんすでに6キロ近いのではないかと思う。去勢後のオスは太るな、やっぱ。 よって、モノを倒したりすっ飛ばしたりの被害は甚大だ。 ネコの兄弟というのは人間でいう双子と同じ状況なので、この人たちは、おかあさんのお腹の中から今に至るまで、ずっと一緒に居るわけだ。だから、気がつけばたいてい一緒に寝てるし、2匹で同じかっこしてたりして面白い。なんかやっぱり双子みたいに不思議と調和するというか、リズムが同じというか、このふたりのナンチャッテな戦いアンド追いかけっこは、絶妙なタイミングで進行していて、見てるとけっこう面白い。ま、その間、いろんなものがひっくり返されていくわけですけど。 リズムが同じでも、性格はまるで違う。 耳折れのユウマはけっこうネコ寄りで、人間というよりはネコのユミちゃんが好き。 セットでついてきたトリガタは、もらってくれてありがとうなのか、何なのか、すごく甘ったれでスイート、いまだにスリッパの毛のところをヨダレでビチャビチャにして、オッパイをすうしぐさをする。で、それ目当てで足に絡み付いてくる。 私は一日に数回、その絡みつきが原因で、階段やキッチンで転んで死にそうになっている。

トリプルクラウンモード

さむいね。 日本のこの寒さには関係なく、常夏ハワイでは、12日からトリプルクラウンがスタートする。 トップが居なくても、バタバタしてても、世の中は動いていくわけやね。 今回のトリプルクラウンの目玉は、やっぱりカリッサ・ムーアでしょ。 6スターで女子どこまで通用するか。っていうより、みんな当たるのイヤだろうな。ワイルドカードだから、一番上のシードの選手と当たることになるわけで、誰なんだろうね。試合だから、何かの間違いで、ってことはあるじゃん。何かの間違いでカリッサに負けたら、ずっと言われるだろうし……。 ハレイワのリーフ・ハワイアンプロと、サンセットのオニール・ワールドカップの両方にワイルドカードもらってるから、たのしみだね。 ハレイワは日本人選手もよく出てる大会だから、その辺も見たいし、レジェンドヒートとかもあるようなのでそこもね。 とりあえずF+サイトにはライブにリンクするバナー張りました。あと、カフェにもトピ立てました。トピはトリプルクラウン3試合共通。 会員の皆さんバシバシご参加のほどを

ASPのCEO辞任!

う~ん、毎日いろいろありすぎて、忙しいなぁ。 なかなかネコの話や庭の話にイケない。 はい、まだまだ尾を引きます、ASP問題。 今度はケリーのタイトル計算間違いの責任をとって、ASPのCEOブロディ・カーが辞任しました。ブロディはこの写真の中央の人物。右がツアー・マネジャーのレナト・ヒッケル。女子はケリーのGFのカラニ・ミラー タイトルの計算ミスの責任は、ASPのCEOである自分にある、と辞任の意向を表明して、重役たちがそれを受理したということで、ASPからリリースが出てました。 そんな大変なこと? ま、大変なことだけど、当事者たちは別にいいんでしょ? ケリーもいいわけだし、オウエンがなんかあそこでモチベーションが折れたとかいって、抗議してるわけじゃないでしょ? わかんないけど、個人的には最近のASPを見てて、やめるならヘッドジャッジか? とか思うけど、まぁ、確かに今年はいろいろありすぎたといえばありすぎたね。 ケリーのこともだけど、ボビーのこともあるし。 まぁ、景気も悪いので、やめ時っちゃぁやめ時だけど、やめることはないんじゃないのか? と思うけどね。ま、このまま矢表に立ってるなら、やめたほうがラクではあるけど。 第一ね、あの計算で、タイだってのはオウエンとケリー、当事者が一番最初に気がついてなくちゃいけない種類のことでしょ、ある意味。それを争って試合してるんだから。 レベルの低いタイトル争いならいざ知らず、ワールドタイトルだからさ、ま、だからそれを運営するASPがきちんとしなくちゃいけないわけだけど、当事者である選手は当然きちんと計算するべきだと思うよ。っていうか、絶対計算してたはず。オウエンはケリーがどうあれ2連勝しかないので、ディテールは気にしてなかったかもしれないけど、ケリーは確実にわかってたはずだと思う。 誰だって自分で、じゃ、ここで何番だったら決まりなのね、って計算ぐらいするでしょ。自分で計算してから、ASPに聞くよね。その辺がなんか納得いかないというか、不思議。ケリーにしちゃ珍しすぎるね。 っていうか、数字を消しこんでいく簡単な比較なので、実は私ですら気づいてなくてはいけないことなのだよ。超落とし穴。ASPから出るタイトル争いのシナリオを、私を含めてみんな、鵜呑みにしてたんだろうな。やっぱ、何事も疑わないと。信じられるのは自分だけなのだよ、この世の中。 ま、ともあれ、ASPトップ辞任ですわ。 あ、会員の方、カフェの最新情報リークします、確認してください。今晩どこかで…… 写真 sherman/quiksilver

話題騒然のNESTA...

話題騒然のNESTA BRAND...

レールだよ、やっぱサーフィンは、と私は思う

リップカールプロ・サーチ、現地からジョリさんが伝えてくれてますので写真とともにお楽しみ下さい。F+サイト、JOLI HOTLINEです。今日の写真もJOLIさんからです。 その中で、ブラジル人サーファーがWTで3試合連続優勝、とジョリさんが書いているんですけど、そうだね、ほんとに。ガブ、スーザ、ガブ。 史上初。ブラジル人が優勝することすら本当に珍しいことだったんだけど、今シーズンの10試合中4試合ブラジルの人が優勝。 ちょっと考えちゃうなぁ。結局、彼らが今年いきなりうまくなった、というわけじゃないのが考えちゃうキーポイント。まぁ、ブラジルのサーファーがみんな同じサーフィンというわけではないけど、タイプはとても似ていて、いわゆる早くて軽いサーフィンに今までは、まるでポイントが出なかった。それはなぜかというと、レールじゃないから。 で、じゃ、彼らが今年いきなりレールを使ってきたのかといえば、そういうわけではなく、その逆で、レールじゃなくても点が出るようになってのこの結果。 ブラジリアンの攻勢はWQSではずいぶん前からのことなんだけど、結局WTに入ってくるといまひとつで、去っていくのが今までのパターン。WQSとWTのサーフィンの間に歴然たる差があったからだ。しかし、ジャッジがここのところ、その差を見ない、というか、その差をポイントに反映させない。 だからWQSで活躍している選手がすんなりWTで活躍できる。 それがいいか悪いかではなく、ガブリエル・メディナのサーフィンがレールのサーフィンではないことは確かだ。それでもエクセレントレンジを連発して、優勝する。ってことはある意味、WQSのサーファーにチャンスが大きく広がったといえると思う。 マー以外の日本人にもチャンスが出てきた、と考えるべきか? 私は絶対に間違ってる方角だと思うけど、これがWTの進む道であるなら、それに合わせた選手の勝ちなので、ガブちゃんはすごい、ということになる。 ってか、その前にレール使えるのに負けちゃう選手がダメなわけだけどね。でもね、難しいんだよ、レールサーフィンのほうが。で、今からいきなりテールサーフィンは出来ないのよ。難しいのに同じ点しか出ないわけだから、なかなかね、厳しいやね。 あと、ケリーのポイント計算ミスの詳しいお話、クイックシルバーのサイトに出てます。疑問解決なので、ご一読を。

リップカールプロ・サーチ

サンフランシスコ、ベイシティから、こんにちわ。ガブリエル・メディナがサーフィンの歴史に新しいページを加えた。わずか4週間で2度のWTでの優勝を果たしたのだ。サンフランシスコで行われていたリップカールプロ、サーチでの出来事だ。これで、過去3試合連続でブラジル人のサーファーが優勝したことになる。これはASPで初めての出来事だ。クイックシルバープロ・フランスがメディナ、そしてリップカールプロ・ポルトガルがエイドリアーノ・デ・スーザ、サンフランシスコのリップカールプロ・サーチで再びメディナ。メディナはWT入りしてわずか8週間で、すでに2勝をあげ、ワンダーキッドであることを証明。そして、ルーキーオブザイヤーに向けて猛ダッシュだ。今のところファイナルでは負け知らずだ。もうひとり、久しぶりに表彰台に帰ってきたのがジョエル・パーキンソン。ワールドタイトルレースから脱落したあと、よりリラックスしているように見えたパーコだが、それが結果になって現れた。ケリー・スレーターはクオーターファイナルでメディナに敗れたが、ようやく正式に11度目のタイトルをきめ、ハッピーだった。何しろ、計算ミスという前代未聞の幻のタイトル劇のあとなだけに、ホット一息だろう。ツアーは最終戦のハワイ、パイプラインマスターズまで、1ヶ月のオフ。とはいえ、僕も含めて、選手たちはハレイワ、サンセットのプライムをあわせたトリプルクラウンに照準を合わせているので、休むまもなくハワイ入りというところだ。写真 すべてJOLIメディナとパーコガブリエル・メディナガブリエル・メディナジョエル・パーキンソンテイラー・ノックスアレホ・ムニーツ"

追伸

なんか、リリース読んだところによると、やっぱりケリー自身がこの計算間違いに気がついて、ツアーマネジャーのレナトに電話したみたいだね。 ホント、気がつくとしたらアル・ハントかケリーしかいないでしょ。ルールブックはお友達、ってぐらい詳しいんだからさ。でもって、勝っても負けてもしっかり確認して計算して、分析して次につなげる。ケリー・スレーターというコンペティターは天才じゃなくて努力家。若いときからずっと、そう。コンペティターの皆さん、まずルールブック暗記してください。ルールもよく理解しないで試合してもさ、勝てるわけないじゃ~ん

Ke11y今度こそ決定(笑)

一応もう一度、手上げておきます(笑)。 ラウンド4の1位抜けで、間違いなく決まりました。 相変わらず、キレイに飛んでます。やっぱ、トライのほうがいいとおもうんだけど、どうなの? 写真 上 ASP/kirstin 下 ASP/cestari

ケリー11確定は、ナシよっ!

キンちゃんの、なんとかはぁ~……ナシよっ! みたいな。 もう爆笑。ワールドタイトルの計算間違いって、初めてでしょ、きっと。なんか、ここのところASPはいろいろやってくれるなぁ。 これだけ連日話題があると、ブログのネタにも困らなくていいな。 F+会員のsさん、ごめんね、ネコ話はまたお預けだよ。 そう、まだご存じない方のためにさらっといっておくと、結局ケリーの11度目のタイトルは後1ヒート勝たないと確定しないことが発覚したのよ。 ま、ベスト9にしてタイだった場合、ベスト8にして、それでもタイならシーディングが上のほうっていうプログラミングから出てきた結果だったんだけど、それが、大間違い。 ルールではどこまでもさかのぼって、ずっとタイなら一騎打ち勝負ということみたいで、これでケリーがこの試合9位、パイプで25位、オウエンが2連勝すると、パイプのファイナルでオウエン優勝の後に、タイトルかけた一騎打ちヒート開催ということになるようです。 ま、ヒートの勝ち負けはシーディングが関連しても、ワールドタイトルはあくまでシーディングは関係なく決着つけるってのは正しい考え方だけど、とてもレアなケースだと思う。このふたりはどこまでベストの数を減らしてもずっとタイなので、結局ケリーが9位ではタイなので、5位が必要、あるいはオウエンの負けが必要になったわけ。 あのね、タラレバだけど、Jベイに出ててケリーが9位ならね、決まってたわけだけど。 アンディの命日に決まるというドラマは、ナシ。 ま、負けず嫌いのアンディだから、冗談じゃないぜって思ったのかもね。 それより何より私が気になるのは、誰が気がついたのかってこと。 アル・ハントか、ケリー本人ぐらいでしょ、こんなルールのディテール知ってるの。 ま、でも誰かが見て、あれ、タイじゃん、って思って、タイの場合は……って調査の後に発覚したんだろうな。 しかし困るね、もう喜んじゃったし、パーティも開いちゃったし、クイックシルバーから世界中にリリースも出ちゃったし、写真も撮っちゃったし。 でも、どうやら写真を見ていただければわかると思うけど、Ke11yグッズが瞬間に間に合ってなかったようなので、再撮のチャンス? 担ぎ人KS10の帽子だから(笑)。 また担がれるのかな……だろうな。 せっかく書いた次号の原稿も書き直しだし、写真も差し替えだし? これ、国旗といいプラカードといい、ホントドンズバのいい写真だからこれにしようと思ってたのにな。もう面倒だから、このままこれでいくか(笑)。 で、これで次にサンフランに波がくるのがピリオド前日の11日なら、2011-11-11の11ってか? もういいじゃん、あげちゃいなよ、今。 写真 cestari/quiksilver