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photo by farfelお待たせしました。F+ の会員様の交流の場、CAFEコーナーで質問があがっていた「ケリーとシェーンの女性問題」ね。flow時代からのファンの方はたぶんどこかに書いたのでご存じだと思うんですけど、詳しく知りたいという声があったので、ここに書きます。ま、だいぶ前の話なんですけど、そうだね、まだアンディとケリーがやりあってた頃だから、10年以上前の話なんだけど、当時シェーンも映画とかに出ていて、あのツアーの中のあのニュースクール世代が結構ハリウッド系に入り込んでた時代。当時シェーンはツアーを回り始めたころから付き合ってた今の嫁のリサとちょっと別れてて、新しいGFを連れてたんだよ。リサ・アンって黒髪のきれいな女の子。で、シェーンはそれとはすぐに別れちゃったんだけど、ケリーがリサ・アンとそのあと付き合うことになるわけ。このリサ・アンって子はちょっと危ういところがある感じの子でね。ケリーってどうも見ていると、僕が救ってあげる、僕がそばにいてあげないと、みたいなヒーラーになりたがりなタイプでね、このリサ・アンとはずいぶん長いこと、振り回されながらも、くっついたり離れたりしてたと思う。だいぶ腐れ縁的な感じ。間にジゼルとかパム(パメラ・アンダーソン)とかはさんでね。シェーンとしては、別に自分はもう別れちゃってるし、そんなにマジになるようなタイプの子じゃないでしょ、ってことで、別にケリーが付き合っててもなんともなかったし、逆に別れたほうがケリーのためだ、ぐらいに思ってたわけ。しかしだ、立場を変えてケリーサイドになれば、やはりリサ・アンを昔のBFであるシェーンには会わせたくないわけじゃん、気分的に。だから、何となく避けがちな感じだったし、その辺でケリーとシェーンはぎくしゃくしてたわけ。今でも覚えてるけど、当時はタイトル争いも激化してて、アンディ派かケリー派か、みたいなことになってて、あの時シェーンは明らかにアンディ派だった。ビラボンチームってのもあったしね。ま、それだけじゃないけど、やっぱりケリーと一緒につるんで何かをするってことは、どの道かなり振り回されることになるわけで、その辺をどう考えるかなわけだけど、最近ようやく時を経て、雪解けムードってことですわ。ケリーがずっと熱望していたシェーンの息子のジャクソンのゴッドファーザーになってからは、以前よりずっと親しい感じで、ビッグアイランドにもよく行ってるしね。今、リサ・アンがどうしてるかは知らないけど、確かハリウッドの役者の卵かなんかだったから、まだその辺にいるんだろうなと思うけどね。もう一人、リー・アンってESPNかどこかのテレビのレポーターを二人で取り合ったりもしてて、こっちも結局シェーンが持ってたんじゃないかな。あの当時のシェーンは結構あちこちハントしてたから。ま、シェーンもリサも、一時冷却期間の間にほかの人との交際を経て、再び元の鞘に収まって、すぐに結婚、今では息子と娘、幸せなご家庭。実はこのリサとデートを始めたころから私知ってるんです。リサはサンディエゴのテイラー・スティールの家に住んでた子で、なんだったか、インタビューの約束をしようとしたら、今日はデートだからだめだから、明日にしよう、みたいな話があってさ、その相手がリサだったわけよ。20年以上前の話ー(笑)。リサはツアーの時に一緒に日本にも来ていて、昔のflow にツーショットの写真載ってるよ。もうね、オバサン的には継続は力なりだけど、なんでみんなの女性関係を最初から歴代知ってなくちゃいけないんだろうか、と、時々思うよ。WCT選手だってみんな普通の男の子。世界中どこでも一緒なんですよ。日本でもよくあるじゃん、狭い世界で、誰かの彼女は元の誰かの彼女とか、その逆とか。ぼやぼやしてると間違えて大ごとになっちゃう感じのやつね。結局サーファーって世界狭いのね、っていつも思うよ。何もそんなに近場で出会わんでもよかんべぇー "
今日はそのケリーがオフの間にテストするボードを解剖。シェイパーはF+ではすっかりおなじみの、JCことジョン・カーパー。ま、女性問題等でいろいろわだかまりのあったシェーン・ドリアンとケリーが、最近ようやくすっかり元の親密な仲に収まったので、シェーンのシェイパーであり、父親代わりでもあるJCともかなり情報交換をしていて、その世間話の中から出てきたアイデアらしい。そのボードはというとなんとツインザー。スペックは、5'9 × 18.5" × 2.25" 。持った感じはテーパーレールの軽い、シンプルなアウトラインで薄めに感じるデザイン。このツインザーはバックフィンがバカでかく、フロントフィンとの距離も近いのが特徴で、トランジッショナルな類のフィンセッティングは、まさにテストボード。昔はこうしたボードがたくさんあって、荒唐無稽なフィンレイアウトやフィンの形がいろいろ出た。最終的にトライフィンに落ち着いて、その後かれこれ20年ぐらいになるのに、何も変化がないのはおかしい、というのはケリーの持論。まだそこにテストし残した組み合わせがあるんじゃないか、というところでJCと意見が一致したのかもしれない。試合のこともそうだけど、こうして道具へのこだわりや傾倒も半端じゃないおじさん。本当に根っからサーフィンが好き、それだけなんです。サーフィンに関してはすべて突き詰める、いつもサーフィンのことを考える。分析と研究。それがV11のシンプルな秘密。"
これが本物の、エディ・アイカウへの招待状。シェーンにあてられたものだけど、各自招待されたひとの名前が入っている。大きさは、はがき2枚分ぐらいかね。ちょっと大きめのカードという感じ。ま、それだけのことではあるんだけど、あまり一般人の目に留まるものではないんじゃないかな、ということで。この次のスウェルがでかい予定で、みんなエディじゃないのか? とこちらはその噂でもちきり。ただし、エディのメディア担当者との世間話のなかでは、ちょっとサイズが足りないとい思うので、やらない方向のニュアンスだったけど……ちなみに、発表されたばかりのヒート表はこんな感じ。ハワイアン17名、アメリカン4名、オージー2名、チリアン1名、ブラジリアン1名、サウスアフリカン1名、フレンチ1名、ジャパニーズ1名。ROUND 1/HEAT 1Shane Dorian (Haw)Kohl Christensen (Haw)Greg Long (Calif)Ramon Navarro (Chl)Sunny Garcia (Haw)Ross Clarke-Jones (Aus)Carlos Burle (Brz)ROUND 1/HEAT 2Kelly Slater (Flor)David Wassell (Haw)Grant Baker (S.Agrica)Reef McIntosh (Haw)Jamie O'brien (Haw)Aaron Gold (Haw)Tom Carroll (Aus)ROUND 1/HEAT 3John John Florence (Haw)Mark Healey...

最終戦に思う

皆さんのお手元にF+最新号、届いたでしょうか。ま、ほとんどの人がflowの時代から、F+になっても、あの本は後ろから読まれたりするわけですけど、ま、お目当てはユキニカナボウ。あのうるさいオバサンが今回は何を言ってるのかな、ってあたりから始まるわけですね。おばさん的には、昔からあそこは最後にトイレで読んどくれ、そんなレベルの独り言だわよ、と思っているんだけど、なかなか皆さん、見逃してくれないようで(笑)。で、蒸し返すわけじゃないけど、最終戦のパイプ、数々のドラマの中で思ったことは、やっぱ、世界のトップ連中、攻めてるな、ってことかね。最新号ではマーが攻めなくなっちゃったことにご立腹だったおばさんなわけだけど、ケリー、ジョンジョン、ミック、みんなパイプじゃ超攻めてたと思う。そんな無茶しなくても……みたいな。ミックがワールドタイトルに必要だったのがセミ進出、ケリーはミックしだいだけど優勝、つまりパイプマスターのタイトルが条件、ジョンジョンはセミファイナル進出でトリプルクラウン。それぞれに大事なタイトルがかかってたわけだけど、誰一人として、どのラウンドでも、まったく守らなかった。ワイプアウトを恐れない超攻めまくり。それがウェブで見ていても超興奮のゲームになり、現場で見ていればもっとエキサイティングな勝負になった原動力だ。20年前の世界のサーフシーンは、ワイプアウトせず、何発も数多くあてて、インサイドまで乗り継げばハイポイントが得られた。そして当時はフリーサーフィンのサーフィンと、試合でのサーフィンには明確な差があった。だから、カメラマンたちは躍起になってフリーサーフィンを追いかけた。その差をなるべくつめよう、フリーサーフィンと試合のサーフィンの差をなくそう、という風にジャッジングが変わり、それに選手が追従し、今やフリーサーフィンとコンテストサーフィンの立ち位置が逆転している。ポイントがほぼ貸切になるコンテストの時のサーフィンのほうがずっとエキサイティングだし、誰だって勝とうと思ったら、リスクを冒して攻めなければ、エクセレントスコアはもらえない。全体的に日本のシーンは世界から見ると、少なくとも5年、もしかしたら10年は遅れている。選手を含む、サーフィンにかかわる人たちのサーフィンを見る目や考え方、判断もだいぶ遅れていると思う。そのサーフィンがいいか悪いか、どこが世界のサーフィンの違うのか、それが正しく見えなければ、何も始まらない。最近ちょっとコーチングをやってみて、本当にびっくりした。世界の常識と全く逆のことを誰かに言われて、それを守っていたプロサーファーがいたり、まるで違うサーフィンに気づかぬままプロになっていたり、え、それをやっちゃだめじゃん、みたいなことを雑誌で読んで忠実に守ってる中級者がいたり……教わった方はそれなりにびっくりしただろうけど、私のほうがもっとびっくりだった。私はコーチングをすることで、逆にとてもいい勉強になっているし、まだまだ日本は変わらなければならない、と再確認している。来年が日本のサーフィン改革元年になることを祈ってやまない。写真ケリー・スレーターワールドタイトル、ミック・ファニングミック・ファニングパイプマスター、ケリー・スレータージョン・フローレンストリプルクラウン、ジョン・フローレンス"
ワールドタイトル、パイプマスター、トリプルクラウンが決定する最終日のハイライト。"
ケリー優勝、ワールドタイトルはミック、トリプルクラウンはジョンジョン。ま、なんか順当な人たちで分け合った感じーーケリーが夢に見ていたジョンジョンとのファイナルが実現して、おじさん、ちょっとウルウルぎみの表彰式でした。基本ケリーは子供好きで、ジョンジョンが小さいころから結構面倒を見てきたし、今はシェーンの子供のジャクソンのゴッドファーザーでもある。自分にももうすぐ成人する子供いるしね。でもって、今晩はシェーン夫妻がケリーの祝勝会に行くので、私は欠席。このニュースの仕事しがてら、ジャクソンの子守ですわ。ケリーはパイプで何度目ですかね、優勝。7度目ぐらいー よくわからんけど、久しぶりであることは確かだね。初優勝は1992年、初のワールドタイトルを取った年だと思う。それはなんと、ジョンジョンが生まれる前。だから、ケリーはジョンジョンが生まれたときには、すでにワールドチャンプであり、パイプマスターであり、なのだわよ。そう考えると、ケリーがジョンジョンとパイプでファイナルを戦うというのは、ジョンジョンにとっても、あこがれのケリーと、という夢なわけだけど、ケリーにとっても夢だったわけ。アスリートとして、そこまで自分が続けていけるかどうか、現役としてファイナルにいられるかどうか。う~ん、ビーチブレイクならいざ知らず、パイプなら、あと10年は行けそうな感じだったね。ミックはもう今日は、朝一ヒートからアンディ頭上に来てた感じ。超仲良しだったからね。ラウンド5も、クオーターも、負けていて、最後の最後に幻のセットが入って逆転。ものすごいドラマ。クオーターの波はウェブで見ていれば高いかな、と思った人もいたかもしれないけど、ビーチで見てれば、うわ、もしかしたら10点だし、と思うような波だった。現実には微妙なところ。ミックがタイトルに必要だったのは9.57、出たのは9.70。0.13が運命の分かれ道。でも9.50でも、10点でも、別に驚かない感じの微妙なライディングだった。そんなことより、ラウンド5に続いて、最後の最後にあの逆転の波が入ってきたことが驚き。だから、あげちゃってもいいかな、みたいな。間違いなくいたね、アンディ。ま、ポイントがコールされる前に、パーコとかリップカール関係者とか、ミック担ぎに波打ち際を猛スピードで走ってったから、あ、みんな出たと思ってるんだな、と思った。私がジャッジなら出したけど、ライブウェブやってたシェーンは、超オーバースコアだ、って言ってたんだけどね。画面で見てるとね、唯一わからないのは、その波のサイズと臨場感。それはとても大事なことなわけよ。特に今日のパイプみたいな、サイズと深さが大事、みたいな勝負になると、画面では伝わりにくいと思う。ケリー。ファイナルのレイトドロップといい、そのあとのバックアップの6点台といい、試合のうまさというか、キャリアと技術の光った今年のパイプだったと思う。午後になって風が吹いて、あまりいいコンディションではなくなっていた時に、ケリーが乗った波8本、ジョンジョンの乗った波3本。こういう時に何をするべきか、というおじさんからのメッセージ。みなさん、波は待ってても自分のところを狙ってきてはくれないんですね。自分から波に寄っていかないと。レイトドロップの9.87は、やっぱ、ここはケリーなのね、という感じだった。久しぶりに、おじさんの、おじさんらしい、圧倒的な試合を見たかな。aspジャパンサイト内のYuki's WT Ourlook も併せてチェックよろしく!写真3度目のワールドタイトルを獲得したミック・ファニングミックジョンジョン・フローレンスケリー・スレーター昨年のワールドタイトルの親友パーコちゃんからトロフィーを受け取るミック。左はアンディの奥様リンディ。遺児のアクセルは3歳になったパイプマスターズ優勝ケリーとトリプルクラウンのジョンジョン"
Day2ハイライト。インタビューにはジェレミー、パーコ、ミッチ・クルーズ、ケリー・スレーター。"
シーバスの10ポイントライドをふくんだDay1ハイライト。ジェレミー、シーバスのインタビュー。"
カウントダウンタイマーやアラームなど定番の機能はもちろん、世界200箇所以上のタイドデータやフューチャータイド機能、また高解像度のデジタルディスプレイ、そしてフィット感バツグンのカスタムシリコンバンド等でサーフウォッチのスタンダードとなりつつあるTHE SUPERTIDE。このTHE SUPERTIDEより日本先行発売のマーブルカラーが登場。その絶妙なカラーは、ブルーは海、緑は山やミリタリーなど人によっては捉え方は様々。自分のイマジネーションを拡げ、好みのカラーをチョイスするっていうのもアリです。普通のカラーじゃ物足りない、遊び心をもって個性を際立たせるのにはもってこいですよ!THE SUPERTIDE 22,050ケースサイズ 45mm/耐水性100m写真上から2つ目カラー:Marbled Black Smoke写真上から2つ目カラー:Marbled Multiお問い合わせNIXON 03-6415-6753取扱いショップリストhttp://nixontokyojapan.com/dealer/
なんか、昨日の午後あたりからいきなり上がってきたスウェル。昨日の夕方のうちの前なんて、超いい波だったし。で、今朝も波は残り、もちろんコンテスト開催には十分ということで、スタート。そうね、朝のうちは全開バックドア、ジョンジョン、ガブのヒートあたりはパイプ、午後は風が入ってバンピーって感じ。微妙に違うディレクションのスウェルがあれこれ混ざってたと思う。今日のところはワールドタイトルに決着なし。ただし、本日のケリーを見る限りでは、優勝のパーセンテージだいぶ高し。タイトルの行方はミックがセミに行くかどうかにかかってる、って感じかね。このマジなハワイアン6フィートセットが入るパイプ、バックドアコンディションになると、ミッチ・クルーズ出番なしだったかな。ラウンド4もお得意のテクニカルなチューブライドで、問題なくクオーターに進出したおじさん。かなり集中できてて、調子いい感じだね。ドラマ展開としては、ミックラウンド5でCJ、あるいはクオーターでイェイデンに敗れ、悲しみの中、大親友のパーコが、大丈夫、俺がやっつけるから、とひと言。ケリーとジョエルはセミで当たるので、そこでジョエルが勝って、ミックタイトル決定、友情のあかし(涙)(涙)、みたいなストーリーーなんかこれ、だいぶ昔にあったよね、JPSAバリ、ウルワツ。牛越が敗退した後、沼尻和則が誰だっけ、相手忘れたけど、当時の若手だったと思うけど、田中樹ー 鉄兵ー 林健太ーとにかく牛越理事長とグラチャン争いしてた人とのヒート前に、大丈夫、オレが勝つから、と宣言して勝って、沼尻優勝、牛越峰統グラチャン決定、みたいな美しい話、ありましたね。あ~なつかし~。ま、とにかく残すはファイナルデー。これは結構いい波を待つと思うので、次のスウェルかね。本日印象に残ったのは、ミックのバックドアの異様なスピード、パーコのでかいバックドアでのリラックスしきったパフォーマンス、そして絶対的なケリーの安定感、波数があれば実力発揮のジョンジョン。穴としてはイェイデン。この人昨年もドでかいセットのいい波乗りまくってるからね。実力通り、クオーターにスキップであがった人たちでした。aspジャパンサイト内のYuki's WT Ourlook も追って更新予定なのでチェックよろしく!写真バックドア:イェイデン、パイプライン:CJホブグッドケリー・スレーターミック・ファニングビード・ダービッジジョンジョン・フローレンス今日もビーチにはギャラリー多し"

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る