ケリー、ミック、パーコ、CJ対談和訳vol.4 -デーン-

ケリー、ミック、パーコ、CJ対談和訳vol.4 -デーン-

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リクエストにお応えして、ケリー、ミック、パーコ、CJ対談和訳第4弾。お題はデーン(レイノルズ)について。下記リンクの映像と照らし合わせてご覧下さい。

http://www.surfline.com/video-premiere/world-champ-round-table_103363

『デーン』

ケリー(以下、K):デーンが過去最高のサーファーだってことに議論をさしはさむ余地はないよね。でもコンテストに興味が無い。いくつかの出たい試合に出て、例えばトラッスルズ、フランス、ゴールドコーストみたいなところで、彼がその実力を十分に見せれば、それで彼のサーフィンが最高のものだって証明するには十分だと思うんだ。彼はそれを証明する気もないし、ヒートに勝つことも興味が無いし、ワールドタイトルに興味もない。なんかほぼ表に出たくない感じだね。

パーコ(以下、J):あのころのツアーにいやになっちゃったんじゃないのかな。ツアーって人を破滅させることもあるじゃない。3~4点とかの波しか乗れないで負けたり、別次元のようなすごいサーフィンしたり。でもヒートじゃそういうサーフィンじゃダメじゃない……

K:彼と当たったら、スタンダードに2本サーフすればいいんだよ。7.5を2本みたいな。彼はさ、超クレイジーなサーフィン見せて、9.5とか出しながら、負けるんだ。君(ジョエル)が言ったみたいにたくさんの3点出してね。

J:スナッパーでそれやったよね。

K:そう、ものすごいことやって9.5出して負けると、みんなが、あのヒートは彼が勝つべきだ、って言うわけじゃない、すごかったから。で、じゃ、どうするのー それで勝たせるー クライテリア変えるー ベストワンウエイブー  2ウエイブでベストマニューバーー

ミック(以下、M):昨年彼がいろんな試合に出てたけど、間違いなくみんながああいう選手がツアーにいるって、いやだな、って思ったはずだよ。

K:ほとんど自分自身の趣味のためにフィルム作ったりしてるのって、クールだとは思うよね。クレイジーなビデオとかアップしてさ。誰もそういうことやれてないし。

M:でも、今思うと君がそうだったじゃない。1996年以降ツアーを離れてた時も、いくつかの試合には出続けてたよね。それは同じように感じてたのー 全戦は回りたくないけど、いくつかは出たい、みたいに、あるいは誰か言われて仕方なくー

K:そうだね。ツアーの人間と少し離れていたいって気持ちはあったね。フリーサーフィンとか旅とか、家にいたいだけいたりとか、プライベートな時間が欲しかった。そのために3、4試合だけワイルドカードで試合に出て、ベルズとかパイプとかはうれしかったよ。自分好きなところで試合ができないのはちょっと残念だしね。もしパイプの試合に出られなかったら、そのためにツアーを回ったかもしれないね。だってパイプでサーフィンしたいから。
でも、なんか、コンテストに出たい、って感じじゃなかったんだ。

CJ(以下、C):なくなって初めてわかるのかもね。もしパイプに出られなかったら、そのためにツアー回るって。

M:誰だって何試合か選べて、あとは出なくていいってなったら選ぶよね。

K:どこ選ぶの。ミックはー

M:あ~、スナッパーー でもその選ぶチャンスはみんな欲しいよね。5試合だけでよくて、それでもポイントが足りてツアーに残れるんだったら、ここにいるみんな選ぶでしょー でもタイトルレースをしてれば、そんなに行きたいと思わない場所の試合にもいかなくちゃならないし、行く……

K:じゃぁさ、もしクオリファイに5試合だけでよかったらどこ選ぶー しかも最初の2試合優勝してて……

M:なんだよ、そんなに攻めるなよ(笑)

K:誰も言えないよね(笑)

C:たとえばさ、デーンが来年ツアーやるって帰ってきて、今までと全く違うデーンがいて、ちゃんと波を最後まで乗り切って、今まで見たこともないようなサーフィンして、ビデオなんか全然出さなくて、(真面目に試合だけに集中したら)、そうそう、これが見たかったんだよ、ってなるー ちょっと待ってよ、デーン。そういうことじゃないんだよ、もっとビデオとかやってよ、ってなるでしょ。

M:ないものねだりだよね。”

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