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五十嵐で50マーク

うちの近くの畑道から国道に出たら、前を走っていたIGARASHI 50。これは信号で止まったら写メしちゃうでしょ。 サイドに五十嵐冷蔵とかなんとかあったので、冷蔵とか冷凍とかで食品などを運送するトラック、世にいうコールドチェーンってやつですね。 五十嵐で50ってのは超よくあるパターンなので、そんなに珍しくはないけど、なんかカノアのゼッケンと同じレイアウトってのもレアかな、と思って、ちょっとこの会社を探ってみた。まぁ~、グーグル先生は何でもご存じで、2022年で年創業100周年を迎えたという五十嵐冷蔵株式会社という会社の使っている、50(ゴレイ)マークというものでした。 続きを見る

パイプ直前。大吉や大凶よりもすごい引きなのは誰か?

なんだかんだ言って1月ももう後半というか、終わっちゃうわけだね。毎年毎年同じように感じるけど、また今年も同じように感じてしまい、そうこうしているうちに2023年も終わっちゃうんだと思う……って毎年思うし、そしてまた一つ歳を取るときたもんだ。 CTの初戦、パイプまであと1週間になった。昨年はケリー・スレーターの優勝という大人のファンには大感動の試合となったわけだけど、今年はどうなんだろうね。 昨年のファイナルデーは確か2月5日で、あと6日遅ければ2月11日、ケリーの50歳の誕生日で、50歳にしてCT優勝という偉業になったわけだけど、まぁ、49歳と360日とかでも十分偉業だわね。そして技術的には、またあのクラスの波が来れば、十分50歳と360日のCT試合連覇。みたいなことはあるだろうと思えるあたりが、ほんとモンスター。 まぁ、65歳になった私の個人的感覚から言えば、50歳なんてまだまだ全然いけてた、と思えるので、可能性はあるだろうな、と思う。 条件として、波が本気のパイプ、バックドアであることが必要、だけど。 すでにヒート表も出ていて、ヒート運のいい人悪い人はいるけど、そんなところじゃなくても……っていうぐらいお気の毒なのが・・・ 続きを見る

ハワイイベントのコピーライツ騒動の結果

サーフドロップスvol.4、vol.5をセットでプレゼントにたくさんのご応募をいただきありがとうございました。厳正な抽選の結果(って、メールなので、受信ボックスでルーレットしただけだけど(笑))、Wさん、Sさん、Mさんの3名が見事当選されました。 この3名様にはすでに個別に賞品発送先の住所を確認するメールが届いているので、早めに住所返信願います。おめでとうございました。 さて、先週はノースにビッグスウェルが届き、THE EDDIEが招集かかってたわけだけど、まぁ、現地情報では風が悪いとのことで、結局このスウェルではキャンセルになった。でも風が悪かろうがなんだろうが、ビーチフロントの住民たちにとってはビッグスウェルは災害に直結する心配事。今回のビッグスウェルで知り合いの隣家では庭先が半分波にさらわれてしまったらしい。 今月はこの先いくつもでかいやつが来る予報で、みんな不安な毎日を過ごしているそうだ。 このエディに関しても、パイプマスターズにしても、WSLが本格始動した後にハワイで起きた種々のコピーライツ騒動の結果、WSLと距離を置いたところで行われる的な、なんがとてもビミョーな感じで、エディはメインスポンサーだったクイックシルバーが下りて今はアイカウファミリーやエディのファウンデーションが主体になって、寄付や地元のスポンサーメインで行われている招待イベントになり、パイプマスターズのほうはトリプルクラウンのメインスポンサーであるヴァンズがやってる招待イベントなわけだけど、どちらもWSLスペシャリティイベントではない。WSL登録選手は出ているので、公認試合ってことなんだろうけど、それってどういう立ち位置なんだろうね。登録選手は出てもいいけど、運営その他にはノータッチってことなのかな。 WSLのシーズン初戦、旧パイプマスターズ、改パイプラインマスターズ、現ビラボンプロ・パイプラインとは別物だ。大会名を誰かが知的財産として所有するって、影響でかいな。 続きを見る

ランディ・ラリックの言葉

犬の散歩時間と元旦の日の出時間は30分と変わらないし、ビーチは散歩コースであるので、毎年少し早めに出て初日の出を拝もうと試みるのだけど、なんかいつも下のほうに雲の細くたなびきたる、的な感じで、水平線からポーンみたいなのはなかなかない。 北東風は千葉全滅の風とサーファーの間では常識なように、この辺の海は東向きに開いていて、日の出は海から、日の入りは山へと、初日の出には結構理想的ではあるものの、早朝の水平線というのは意外に雲がたなびくものだ。 でも夕焼けとか朝焼けとかの写真は、雲がまるでないよりはあったほうがきれいというか、芸術的というか、アートな感じになる。 太陽も水平線からこのぐらい上がっちゃったほうが光が強くて、砂浜の濡れたところの反射とかキレイになると思う。 今年はたまたまそんな時間にショアラインを歩くサーファーの男女。ザ・サーファーの年賀状みたいなショットになった。 本年もよろしくお願いいたします。 ハワイのサーフヒストリーを語るにあたって欠かせない重要人物のひとりにランディ・ラリックという人がいて、この人がいなければトリプルクラウンは無い、みたいな人で、今年のF+xBCMカレンダーのセンターのアーカイブ写真の左下にケリーと一緒に写っているんだけど、まぁ、ノースでランディ知らなきゃモグリだわな。そのランディが昨年心臓発作に見舞われたという話を友人から聞いた。 続きを見る

海外に行けない状況ならDVDイメトレで

全くなんて寒いんでしょうね。12月ってこんなに寒かったでしたっけ? 雨も多いし風も強い。台風並みですよね。海なんか砂飛んで歩けないし……。 なんかこの寒さは1月からでしょ、って覚悟を決めていたんですけど、困ったな。 犬の散歩に出るのに強い決心が必要って、どーゆー冬よ。 ってか、ついこの間まで暑くて死にそうとか言ってたし、そのちょっと前まであけおめだったじゃん。もう今年も1週間しかないってさ、聞いてねーよ(笑)。 そんな中、サーフフードの新作サーフドロップスVol.5 が12月19日に発売。ちょうどクリスマス、お正月商戦にぶつけてくるとは、やるな、江川くん(笑)。 VOL.5はカノア、イーサン、ジャック、イタロー、フィリッペのトップ5で行われた2022年ファイナルズのローワートラッスルズのシーンから始まり、ジョンジョン、グリフィン、コナー、コロヘ、セス、ジョーデイ、ステファニー、カリッサ、ミック、ケリー等、世界最高峰のサーファーによるハワイ、ポルトガル、カリファルニアでのコンテストシーンやフリーサーフィンが満載! また、このシリーズではおなじみのサーフィン初心者の超ドジ、丸出だめ夫の芝居シーンは新たに2人の女子登場でモテまくりという意外な展開? 今回も笑わせてくれます。総勢118名のトップサーファーに、170分と内容量たっぷりで、何度見ても楽しめる出来。コロナも終わりかけではありますが、円安、原油高でチケットも高騰、そう簡単には海外に行けない状況なので、せめてものDVDイメトレ。 トレイラー映像、そしてプレゼントなど・・・続きを見る 【お知らせ】 F+ x...

掴んだ波の数と勝利の関係

メリクリ。 Eさんカレンダー、こちらで好評につき残数が危うくなってきたので余っているものをかき集めて少し回してもらったとたんにパタッとオーダーが止まり、まぁ、世の中、こんなもんだよなぁ、と、とらぬ狸の皮算用を反省。 というわけで、MARKETで在庫入荷していますのでぜひお買い求めを。今ならまだ年内到着間に合います。 人生こういうのはよくあることで、サーフィンの試合とかでもそれまでバンバン波が来ていたところに移動したとたんにセットパタッと止まる、とか、10分以上待ってて来なくてしびれ切らし、動いたとたんに今まで待ってたところに来るとか、そういう合わないよなぁ、というのはよくある。だからといて待って待ってこないで終わる、ということもあるので、その辺の見極めは難しい。ただ、今までの長いウォッチャー経験によれば、やはり乗らない人は負けることが多い。サーフィンの試合は波数をたくさん乗る争いではないけれど、結果としてたくさん乗っている人が勝ち上がっていくことが多い。特に4人ヒートでは。それがどういうことなのかけっこう考えたりしたこともあった。 まぁ、確率論に近いのかもしれないと思う。 続きを見る

カレンダー:イーサン・ユーイングに関するお詫び

雑誌でもカレンダーでも、文章を使うときにはいつもいつも何度も見て確認するんだけど、それでも間違いというのは起こるもので、2023カレンダー、今回は日付や曜日の入ったカレンダー部分を除けば人名だけなんだけど、それでも見逃しちゃうんだな。11月のEsan Ewing。正しくはEthan...

色々な国旗が入り乱れる結果となった2022チャレンジャーシリーズ

ハワイのハレイワで行われていたチャレンジャーシリーズの最終戦も終了し、2023シーズンのCSからのクオリファイヤーも決定。フランスのマキシム・フスノットが30歳になってようやくクオリファイを果たした。なんかすごく長いことこの人の名前を耳にしていたような気がする。リオ・ワイダも2連勝のあといい成績は残せなかったけど3位でクオリファイ。インドネシア初のCT選手となったし、ラムジー・ブーヒアムもモロッコ初のCT選手になった。 なんかこうしてランキング表を見ていると、以前はオーストラリア、アメリカ、ハワイ、ブラジル、以上、みたいな感じだったけど、今はすごくいろんな国旗が入り乱れていて、まぁ、これもオリンピック効果なのかな、と思う。 続きを見る 【お知らせ】 お待たせしました、F+ x...

2023年版F+カレンダー発売中です

お待たせしました、カレンダーできております。ボソッとマーケットのほうには出ていたのですが、リンクするバナーとかこのページからの行先などのインフォ部分が定まらず、マーケット見てた人は買えたけど見ない人は買えないという非常に不親切な状態が続いておりました。申し訳ございません。遅ればせながらお買い上げはこちらから。 各方面値上げラッシュですが、F+カレンダーは価格据え置き、税込み1200円です。2023版はサーフィンショットオンリーのシンプルなデザイン。写真は昨年のベルズやタヒチなどからチョイスしました。また、センターはあの時キミは若かったシリーズの写真をコラージュしました。 まぁ、現在のサーフシーンモノのカレンダーってほかにないのかな? と思うので、よろしくです。 F+ Magazineバックナンバーも在庫限り販売中です。お求めはこちらから。 F+編集長 つのだゆき

ローカルモーションのヒストリーブック

あれだけ飛行機に乗っていたのに、最後に乗ったのはいつだったかなぁ、と思い出せないぐらいの年月が経ってしまった。最後に飛行機に乗って外国に行ったのは、コロナで海外渡航の規制がかかる直前のことだった。2020年の3月、ローカルモーションのヒストリーブック制作の取材のためにハワイに行ったのが最後だ。現地ではカメラマンと共にファウンダーのロブ・バーンズを取材した。 ローカルモーションといえば、もうハワイでは知らない人はいないぐらい有名で、古くからの老舗サーフブランドだ。日本でもあのヤシの木マークは大ブームになった。 その立役者であるロブ・バーンズという人はとても興味深い人で、もともとは自宅のガレージで趣味が高じてシェイプを始めたシェイパーだけど、サーフショップを開店すれば経営の才能があり、アパレルに進出すればファッションセンスがあり、ローカルハワイアンとの結びつきが強く、ハワイアンミュージックへの造詣も深く、音楽プロデューサーとしての才能もあり、現在は不動産業を営み、政界にも進出するらしいという話も聞いた。とにかく多才な人なのだが、そういう風には感じさせない、とても気さくで優しいハワイのおじさんだった。創成期の70年代80年代の話はいくら聞いても飽きないぐらい本当に面白かった。サーフィンの古き良き時代だ。 続きを見る