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上位陣はほぼ全滅。番狂わせのパイプってのもなぁ

やるとなったらとことんやる。あ~疲れた。 クオーターの面々出そろいましたが、ハワイアンがんばっちゃったね。 まぁ、あれだけ波の来るヒートと波の来ないヒートがあって、英語で言うインコンシスタンスなコンディションだと、番狂わせも起こるよね。ライブで見てるとキレイな波に見えるかもしれないけど、ビーチで見てるとけっこうひどい。 ケリー。なんかスピードなかったかな。昔のケリーなら、間違いなくあそこ穴掘って出たでしょ、ってバックドア出られなかったのあったもんな。まぁ、腰の手術とかもあって体調今ひとつなのかもしれないけど、やっぱね、いいコンディションで、グリグリ巻けば変態的テクでまだまだ勝てると思うけど、ああいう駆け引き含みのあまり出口がないバレルだと、厳しいかな。しっかり波を選びきったイーサン・ユーイングにラウンドオブ32でやられた。 その昔のケリーを思い起こさせるようなバレルテクを見せたのが、ジョンジョンだった。 続きを見る

私の一日を返せ~

毎回毎回試合に来ると30年以上にわたって愚痴るわけだけど、あの引きずるのやめたほうがいいと思う。迷惑。誰がどう見たって、朝一のコールの時より1時間後、2時間後のほうがコンディションがよくないのに、次のコール、次のコールって昼過ぎまで待たせる?? そりゃね、Tシャツも売りたいだろうし、ランチも売りたいだろうけど、そういうことが現場に見に来るファンにどういう影響を与えるかは、少し考えたほうがいいんじゃないかな、と思う。 サーフィンや海に全く関係のないアメリカのメインランドの、海のない内陸部から来ている人たちは、ああしてビーチに座って潮風を浴びているだけで一日過ぎてもいいわけだけど、もう少しコアな、ハワイに住んでいるけどタウンで、今日はやりそうだから仕事休んできた人とかにとっては、おいおい、一日終わっちゃったじゃん、なんですよ。 サーフィン見たいけど、やるかやらないかわからないしなぁ、って思わせることって、あまり得策ではないと思うんだけど。運営サイドはやれればやりたくて、たぶん無理だろうけど、奇跡的に良くなったら……を待ってた本日なわけだけど、私ですら付き合いきれないなぁ、と思った。ファーストヒートケリーだから、絶対ノーっていうだろうし(笑)。 続きを見る

やっぱりハワイ、ノースショアって狭い

風が強くて時折雨も来て、もうどうしようもないかな。 皆さんのお話では、日曜日、水曜日ということだけど、終わるのかなぁ。まぁ、デュアルを使うのは間違いないだろうけど。 遅ればせながらグレンの家のBBQ集合写真。グレンの60歳の還暦もかねてだけど、この人本当に変わらない。 いすに座っている3人が還暦、右からグレン、シゲ、トムさん。その他は濃かったりそうでなかったり、様々な世代のサーフィン関係者です。 別の日、ランチ女子会をグレンの奥様と、ボルコムにこの人ありのデイブ・リドルの奥様と開催。そこでばったり牛越峰統御一行様と会った。後列中央のKポップ風イケメンは和氣匠太朗プロ。なんかやっぱりハワイ、ノースショアって狭くて、いろんな人とすれ違う。今日はハレイワのロングスでマクア・ロスマンやジョーディ・スミスに会ったし。 サンクスギビングとかクリスマスとかそういうアメリカのメインイベントの時期じゃないので、やっぱりちょっと静かな感じだけど、大統領選の話題が多い。 続きを見る

パイプDay1がスタート。ハワイアン勢は盤石、ガブ・ジョン・ケリーは変態的

いや~、久しぶりのパイプ。何がびっくりって、断崖絶壁ですわ。大昔の志田みたい。40年ぐらい前、私がまだサーファーねーさんだったころ(笑)、志田って砂浜が断崖みたいになってて、駐車場というか、ちょっとした売店(これを志田商店がやっていたので志田、と記憶しています)のある広場からずぶずぶ降りて下のビーチに行く感じだったんですよ。 で、今年はパイプがそんな感じ。高い砂浜は幅5-6メートルぐらい? そこからがくんと落ちてて下歩けるけど座れないので、観戦エリア激減。多分いつもの3割ぐらいしかスペースがないと思う。ビーチの高さが本来の高さで砂が上がったのか、あるいはざっくり持っていかれたか、とにかくあんな高低差のあるパイプ見たのは30年通ってて初めてだ。けっこう岩もあちこち出てるし、ビーチの様相がだいぶ違う。 続きを見る

ハワイで考察する、サーフィン業界の今後のベクトル

なんかもうストーミー真っ只中な感じで、デカいしオンショアだし、時折雨ザーザーみたいな。明日スタートするんじゃないかって噂がビンビン飛んでるんだけど、これのどこでスタートするのか、という感じ。でもその先もろくでもない予報なので、とにかく可能であれば質を問わずにやっちゃおう、なんだろうな。なんか、最低の展開。 パイプはさぁ、やっぱいい波で見たいよね。ジャンクコンディションの番狂わせとか、ストレスなだけだし。 でもまぁ、私がいるのはレフトオーバーなので、パイプはここよりたいていクリーンだし、また違った波なのかもしれない。そこに期待。噂では明日やりそうな感じなので、早起き、準備だな。 着いた翌日、JPSAで活躍していたグレン松本の家(息子カイ・松本、コア・松本。両者JPSA公認)、でBBQパーティーがあって、久しぶりに、っていうか40年近く前のファインの売れっ子読者モデルの羽田野仲子とプロサーファーの植松シゲミ夫妻にそろって会った。当時のサーファーバイブルだったFineの表紙を何度もを飾ったトップ読モの仲子だけど、新島出身のプロサーファーのシゲに嫁いで新島婦人会入りした。 実はこの仲子が、新島、宮崎で行われたISAワールドアマ(現WSG)に来ていたシェーン・ドリアンに目を付け、「読モ仲子が見つけたイケメンサーファー」的な企画にシェーンが登場。日本初のメジャー雑誌デビューを飾り、シェーンは日本でサーフアイドル化していく。 まぁ。今思えばその辺から、90年代、ケリーとともにサーフィンバブルが始まるんだな。 続きを見る

カリフォルニア経由、ハワイ到着

やってきました、ワイハー。久しぶりのハワイですけど、まぁ、あまり変わらないのかな。外に出てないからわからないけど。 ハワイには昨夜着いたんだけど、その前はカリフォルニアのハンティントンに数日いて、MATSUの寿司ざんまい。やっぱMATSU、おいしいわ。日本じゃ最近高級すし店以外はめったにお目にかかれない美しいウニはサンタバーバラ産、ミル貝、トロ、ハマチはらみ、エンガワ、その他、食いまくり。このレストランのすし職人からオーナーに出世したユウジとはもう30年以上の付き合いになる。初出は1995年、flow002号だ。 当時は独身だったけど、今はもう奥さんもいて子供も大きくなっていて、時のたつのは本当に早いもの。オーナーになってからしばらくマネージャーとして店頭に立っていたものの、最近は人手不足につきまたもや寿司バーでオーナー自ら握る、みたいな(笑)。 ハンティントンにいて、一度も海見ないってのもいけないのかな、と思い、用事のついでにPCH流してみたけど、やっぱ夏の試合の時期と違って静かな感じ。 まぁ、とにかくドル150円ともなれば、何でもかんでも高くて手が出なので、買い物とかする気ゼロだし。 続きを見る

5年ぶりのアメリカ…パイプの見どころと期待

いよいよ近づいてきたな、5年ぶりのアメリカ行き。 もう長いことアメリカ行ってないから、旅支度がわからん。何を持っていくとか、家のお出かけモードセットとか、とんとやってないので、なんかとても大きなことが抜けそうな気がする。気をつけなくちゃ。 WSLからはナザレがグリーンアラート、ゴーですよ、みたいなメールと、カリッサがパイプ、タヒチ、オリンピックまでで現役から離れるというアナウンス。 リタイアという言葉ではなく、新たな出発というポジティブな姿勢ではあるけど、31歳という年齢から考えれば、ありうることだし、2度年間トップでファイナルズに入って、2ヒートとかで逆転タイトルをさらわれる、という理不尽を食らえば、やめるだろうな、普通。もう一度モチベーションをどこかに求めるというのは、きついだろうと思う。 昨年9月のファイナルズでおととしのステファニー・ギルモアに続き、再度キャロライン・マークスにやられたとき、これは読めていた筋書きではある。 地元のパイプやって、あとはワイルドカードでタヒチ、そして2大会連続金メダルを狙って、パリ五輪のあと、どこかに方向転換。 まぁ、子供産むとかそういうルートもあるだろうし、かねてからやりたかったことがあるのかもしれない。カリッサはちょっと前にセミリタイアというか休憩もしているので、ツアーを離れるということがどういうことなのかは経験済みなので、大きな喪失感はないんだろうな、と思う。 前振りのパイプ関連のニュースとかも入り始めて、いよいよ感が増すわけだけど、 レクサス・パイププロ・プレゼンティッド・バイ・イエティ(なんかすごいラグジュアリーな感じ)のワイルドカードは、メンズがシオン・クロフォードとジャクソン・バンチ、ウイメンズが2022年のパイプライナー、モアナ・ジョーンズ・ウォン。 コンディションにもよるけど、極上のパイプバックドアならケリー51歳、まだあるかもだし、ガブやジョンジョン、ジャックがパイプをどう攻めるかも楽しみ。 続きを見る 【お知らせ】 1/24から2/15までの間、つのだゆきが前述の通り渡米中のためマーケットでご注文いただいた商品の発送が出来ません。 期間中にご購入いただいた商品は、2/16以降順次発送となりますことを予めご了承のうえお買い物をいただけますよう、お願いいたします。 F+ MARKET

志田界隈の16年の変化

お題は田嶋鉄兵ではない。たまたま田嶋鉄兵プロの広告撮影の写真に興味深い風景が写っていたので、採用。 書くことなくて、例のコラム関連フォルダをひっくり返していて発見した。たぶん今から書くようなことを書くつもりでここに入れたのだろうけど、例によって例のごとく、何を書こうと思っていたのかはわからないし、まさに同じことをどこかで書いているかもしれない。自己管理能力ゼロ。 田嶋プロとは昔から縁があって、JPSAのグラチャンを取った年には一緒に旅もしたし、コーチもした。あ、これ2008年だから、その年だな。 このテトラびっしりの海岸はどこかというと、2008年の志田界隈だ。人が少ないので志田トラか。デロリアンでたどり着いたら、まさかここ志田? みたいな感じだ。 画面左下にちょっぴり砂浜が見えるけど、テトラ1個分ぐらい埋まっている感じなので、テトラ投入当時はもっと高く積まれていたと思うし、そういう記憶はある。積まれたテトラの上からは飛び降りたりできない高さだったと思う。後ろに見える波は今とそう変わらない、冬の志田の波。 で、16年後の今、このテトラは遺跡のごとく砂浜に埋もれているわけです。ちょこちょこ頭を出しているテトラを発掘すると、こういうことになります。 すごくないですか? たった16年でこんなに砂浜上がっちゃうんですよ。 続きを見る

実にラジカルな令和6年の年明け

だいぶ明けちゃったけど、あけましておめでとうございます。 『元旦や 今年もあるぞ...

チョープーの新ジャッジタワー問題決着後の再燃…からの現状

先週ISAの15日付の情報アップデートでタヒチのタワー問題は規模を縮小して、軽量かつ自然環境に影響の少ないバージョンで建設を進めるということになり、そのための海洋調査や建設テストが近日中に行われる……で決着した様子なんだけど、たぶん周囲の雑音がすごいっぽくて、ISAは20日付で、新タワーの建設を俺らが支持してるわけじゃないからね、的なタイトルの責任きっぱり回避メールを流してきた。 その証拠に、俺らはちゃんと建設ストップの指示が出た後、ずいぶん前(12月9日)にタワーを使わないで陸からリモートでジャッジする代替案とその方法等を細かく記したものをフレンチポリネシア政府とパリ大会主催者に送ってるかんね~。で、そのあと、規模を縮小して建てるって決断をあっちがしたんであって、俺らがゴリ押ししたんじゃないよ~、みたいなニュアンスを行間にしっかり入れ込むような内容。なんかものすごい言い訳というか弁明というか、とりあえず責任回避だけはしっかりしておきましょうみたいな文言なわけだけど、たぶんISA近辺、大炎上なんだろうと思う。 まぁ、自然相手のスポーツであるサーフィン団体なだけに、環境破壊の先導者みたいなイメージは絶対NGなわけで、今回の一件もその辺ものすごく神経質になってるが故の出来事だと思う。これで選手の大会ボイコットとかでも起きようものなら、ISA崩壊だもんな。 続きを見る 2024年カレンダーは年間特典でエントリーした方には配送済みです。応募が漏れた方や別の特典に応募した方は、F+マーケットで販売(残り僅か)していますのでチェックしてみてください。前にも言ったように、2023年のカレンダーをお持ちの方は、2024年版でのサーフィンの進化を比較研究してみてください。