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大変な志田界隈一帯

次号締切でばたついていて、ようやくひと段落。ま、そうこうしているうちに、カリフォルニアに向けて準備開始なわけですけど、その前に千葉、志田界隈一帯は全日本アマ、プロ同時開催に台風もぶつかって、大変なことになってるわけです。コンビニ、ファミレス大混雑(笑)本日からトライアルが始まるのかな。とにかくこの台風が抜ければ天気も良く、北うねりでいいんじゃないのかな、とは思うものの、風はどうなのかね、みたいな。今週はこの周辺、太東方向に逃げなくちゃならないぐらい波がありそうだ。なんか矛盾に思うのは、あのセット膝みたいなコンディションの支部予選を勝ち抜いた選手たちが、この大荒れのコンディションで試合するって、どうなの? というあたりかね。ま、だからこそ、選手たるもの脛からダブルオーバーまで、オールラウンドじゃなくちゃならないって話なんだろうけど、そうはいってもねぇ……波はありすぎてもダメだし、なくてもダメだし、難しいものです。写真はラッキーのお散歩中にある松林の中のユリの大群落。これで6分咲きぐらいで、満開の時はその小道を通るととてもいい匂いがします。毎年夏は楽しみな風景。最近志田から東浪見にかけて防潮堤工事とかして、松林をがっさがっさと伐採し、荒れ地にし、土手と道とか作って、個人的にはあの松林の中に住んでいたピーターラビットみたいな茶色い兎とか、キジとか、その他小動物、虫等、かわいそうに、と思う。どんなにお金を使って高い防潮堤を作ったところで、津波がその上をいかない保証はないし、海の近くに住むというのはそういうリスクも当然あるわけで、怖いと思う人は住まないことだし、住む人は覚悟するべきだ。護岸工事とか、そういう自然を人間の都合のいいように調整するって、やっぱ無理があると思うし、必要ないと私は思う。ただ、定期的にその工事を繰り返しすることによって雇用が生まれ……的な部分もあるので、経済効果的な意味はあるのか。でも、あの茶色い野ウサギたちは住むところを追われて死んじゃうわけだ。そういうことをしてていいのかな?

世界初のパワーヒーター搭載のリップカールH-BOMB

GPSとアプリが連動して波に乗ったログを保存・シェアするという画期的なアイデアを『SEARCH GPS』という商品として世に送り出したリップカールが、ウェットスーツブランドならではの新たなアイデア商品を生み出した。H...

タヒチがスタート。ミックは!?

ミック・ファニングケリー・スレーターサメ事件からひと月たって、タヒチがスタート。風が強く、ラウンドワンの8ヒート目でストップしたものの、とりあえずは順調な滑り出し。直前まで日本にいて、ついてすぐ1ヒート目というケリーも、問題なく1位通過。サメ事件の心因性のショックがちょっと心配だったミックも元気に復帰。1位通過を果たしている。帰ってからは連日のようにインタビュー攻めで大変だったようで、ま、それも良かったのかもしれない。考える間もなく、なわけだから。そのTV出演料とかを、つい最近オーストラリアでシャークアタックにあって両足をなくしたサーファーに寄付したらしい。サーフィン復帰に関してミックは下記のように語っていて、これがまた、深いというか、名言だと思う。「あまり長いこと海から離れていたくなかった。離れている時間が長くなればなるほど、またいろいろ考えて自分で自分に暗示をかけてしまう。だから、なるべく早く抜け出して、けりをつけたかったんだ」。これね、サメ問題だけじゃなくて、いろんなことに言えるかな、と思う。案ずるより産むがやすしー くよくよ考えても何も始まらないってことですよね。事故に背中を向けて考えていればどんどんドツボにはまるというか、ま、ありがちですけど、負けをいつまでも引きずるみたいな。落ち込んでても問題は解決しないし、考えても何も始まらないからね。起きてしまったことは変えられない。ミックの言うように、考えれば考えるほど、自分で自分を追い込んでしまう。さすが、世界のトップ選手ともなると、こういうことの解決方法も良くお分かりで、という感じ。とはいってもやはり影や水しぶきにはドキッとする、ってミックはインタビューで言ってたけど、それは仕方ないし、そのうち克服できると思う。とりあえず、よかったですね。写真・WSL/Cestari"

ビラボン...

ビラボンメンズのボードショーツが3週連続で当たるキャンペーン【“LIFE’S BETTER...

大原洋人、US...

写真 WSL・ROWLAND超早朝、ハワイの友人から電話があって、大原洋人の優勝を知った。おめでとう。ま、さまざまな条件がいいほうに向いた、ということだと思う。日本人がQS10000、ようはプライムで優勝する、という日がこんなに早く来るとは思っていなかったけど、ヒートアナライザーを見てみれば、うん、これは勝てるチャンスのあった試合だよね、と思った。現時点で大原洋人のできるサーフィンがあの波でできれば、優勝できる条件はそろっていたと思う。そういうチャンスというのはそんなにたくさん来るものでもないけど、そのチャンスを逃さず優勝したことには敬意を表したいし、大原洋人というコンペティターのコンペティターとしての資質は認めざるを得ないと思う。では、この結果のように、大原洋人のサーフィンがQS10000で優勝するレベルのサーフィンなのか? と問われれは、う~ん、それは~……みたいなことに正直なところはなってしまう。あのハンティントンのクソ波で、幻のセットをつかんで9点で逆転勝利。現時点での大原洋人のサーフィンであの大舞台で優勝するとすれば、あの条件しかないと思う。もちろんそれはほかの日本人選手も同じだけど。幻のセットのあるクソ波、という条件は、どんなことでも起こりうる、というチャンスでもあるのだ。そのチャンスを生かすのも才能のうちではあるけど、チャンスはそうたくさんこないように世の中はなっている。ちょうど週末、志田でプロジュニアが行われていたけど、こちらもクソ波。HBの半分以下という悲しい波ではあったけど、同じように番狂わせはたくさん起きた。ま、こういうことを書くと、またユキさん、そんな文句言わなくても、とか、水差さなくても、とかいう人が出てくると思うけど、このニュースをどう分析し、どう理解し、どう扱うかにこの先の日本のシーンがかかってるわけで、出来れば、今までのように過剰反応とか、盛って盛って持ち上げるとか、大原洋人CTに一直線とか、そういう過剰なポジティブはやめてほしい。その「盛り」で、いままでどれだけの優秀なサーファーが消えて行ってしまったか。このラッキーな1勝を生かして、もうひとつQS10000に勝てればクオリファイは確定する。昨年140番ぐらいから終盤2勝でクオリファイしたダスティ・ペインがそれは証明している。ゴールはそこだと私は思う(洋人に聞いてないからわからんけど)ので、これは通過点であるに過ぎない。喜びに浸るのは、次の試合までだ。現時点でのランキング13位を、後半どこまで維持するかだ。団体の取組とか、ジュニア育成の成果だとか、自分がかかわったとか、周囲の人間にライトを当てたり、出てきてライトを当てられたがる人間の雑音がすでに聞こえそうだけど、こういう試合の結果というのは、本人個人のものであって、周囲のものではない。彼の努力へのご褒美でしかない。やったのは洋人だ。感謝するべき人には、洋人自身が評価し、感謝すればいい。あ、無条件に親御さんには最大の感謝をしなさい→命令。出来ればみなさん、あくまで冷静に、洋人が現実に今いるステージより上に彼を持ちあげないでもらいたい、と切に願う。私が今望むのは、この洋人の優勝で、ほかの日本人選手たちにとってのQS10000優勝が夢物語ではなく、現実になっていくことだ。洋人にできるなら、俺にもできる……レベルは違うけど、ブラジルのガブちゃん効果が日本人選手の間にも波及してくれれば、と願う。洋人には、クールにあとひとつ、と考えてもらいたい。

≪ムラサキスポーツ≫いよいよ新宿にOPEN★気になる商品の【バイヤー】にチャレンジしよう!

サーフィン、スケート、スノーボード…人気スポーツアイテムが揃う≪ムラサキスポーツ≫が、9月中旬ついに新宿にNewOpen!あなたの趣味が仕事になる★アルバイトからバイヤーになれるチャンスです!たくさんのアイテムに詳しくなりながらスキルUPしちゃおう♪給与>時給900円~◎経験能力により時給考慮◆昇給あり◆交通費支給勤務曜日・時間>11:00~21:00◆週5日~/シフト制資格>未経験大歓迎!経験者優遇◎外国語が得意な方も歓迎します採用予定人数>5~10名の男女大募集!勤務期間>3ヶ月以上の長期で活躍して下さい待遇>◆交通費規定支給◆従業員割引◆昇給随時◆社会保険完備◆社員登用有勤務地>東京都新宿区新宿3-35-18 新宿ニューアサヒビル 2F・3F【問い合わせ先】ムラサキスポーツ ボーダーズファクト原宿店03-5766-9771採用担当まで

フレッドは背番号50、F+(flow)は20周年!

背番号って、シーズン途中で変えてもいいんだね。現地では全く気にもとめていなかったんだけど、いま来たるべきF+019号に向けて写真を整理していて、気がついちゃった。フレッドって、88番だったでしょ。知らぬ間に50番になってるし(笑)どこから変わったんでしょうね。って、これだけなんですけど……次号に向け、風邪を押し通して、いよいよ準備スタートです。実は20周年なのね、flow創刊から数えて。ついこの間までそれに気づいていなくて、我ながら無頓着すぎるな、と反省。業界内外の皆様、ご祝儀広告、サービス価格にてお待ちしております(笑)flow創刊が1995年8月末だったか、9月初旬だったか……とにかく過去のことは忘れないと新しいことが入らないキャパの小さいノーミソなので、定かではないのですが、創刊号には1995summerと書いてあるので、やっぱ20年ってことですかね。せっかくなので、全表紙並べてみようかね。全76冊で19年分、次号77冊目で20年目に突入です。 もう創刊当初の号はだいぶ痛んでるので、取扱い難しいんだけどね。一応全号うちにはあります。たった1冊しかないのもあるけど。なんかね、やっぱ昔の号は若い感じがする。もちろん出てるサーファーもおっそろしく若いんだけど、媒体としての雑誌そのものが若い感じ。わ~きゃ~でバタバタなノリ。20年という節目に思うことはたくさんあるけど、考えてもしょうがないので、まずは目先の次号締切クリアが最優先!

THE...

THE SURFSKATERS...

木本風邪

歴史的大事件のJベイから戻って、風邪をこじらせてモロモロのスケジュールがだいぶ遅れてしまった。例のシャークアタック事件の数日前から、木本直哉フォトグが、なんか調子悪いとか風邪声出してて、やだ~、ファイナルデーに向けての大事な体なんだから、うつさないでよ~、なんて冗談で言っていたんだけど、帰りの飛行機の中から、ほんの少しのどに違和感。それが徐々にひどくなっていって、そのうちつば飲むのも痛い状態。ラッキーのお散歩もフラフラで、ついにダウン。お医者へゴーした時点ではすでにだいぶ進行していたと思う。ま、長旅の疲れ、時差ボケで寝れない睡眠不足、飛行機の中の極度の乾燥20時間、真冬から真夏への極端な気温変化などなど、いろんなことが重なったんだと思うけど、木本風邪、しつこい。まだ咳が止まらない。実は神尾フォトグも帰ってから同じように木本風邪に取りつかれ、点滴までしてるんだそうです。恐るべし、木本直哉。風邪でごろごろしていた時に、テレ朝のワイドショーで結構長い尺とってサメ問題、やってたね。デイブ・スペクターが「ミック選手」、と地上波の昼帯で紹介する時代がやってくるとは(笑)。ミックママの心配の様子や、助けに行ったジュリアンの美談など、ま、エンターテインメント方向にうまくまとまってたけど、突っ込むとすれば、サーファーはサメに慣れてないです。ということ。サーファーはサメに慣れてるから、とか、サメの知識が豊富だから、とか、随所で言ってたけど、慣れてないって(笑)。サーファーならみんな一度は会ったことがある、ぐらいの論調だったからね。一般レベルのサーファーの理解度って、そんなもんかね。先日朝のお散歩の時に発見した、あったかい話、というか、想像ですけど。誰かが7月14日の朝8時15分にペンダントを拾い、袋に入れて下げておいたら、1週間後の21日午前10時20分に持ち主の手に無事戻った、というストーリーの手提げバッグ。海に行く人なら誰もが通る小道での発見。なんかね、日本だなぁ、と思う。こういうことを見るって、関係ない私までも、ちょっと心が豊かになった気がする。日本人でよかった。"