タヒチがスタート。ミックは!?

タヒチがスタート。ミックは!?

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ミック・ファニング


ケリー・スレーター

サメ事件からひと月たって、タヒチがスタート。風が強く、ラウンドワンの8ヒート目でストップしたものの、とりあえずは順調な滑り出し。
直前まで日本にいて、ついてすぐ1ヒート目というケリーも、問題なく1位通過。
サメ事件の心因性のショックがちょっと心配だったミックも元気に復帰。1位通過を果たしている。
帰ってからは連日のようにインタビュー攻めで大変だったようで、ま、それも良かったのかもしれない。考える間もなく、なわけだから。そのTV出演料とかを、つい最近オーストラリアでシャークアタックにあって両足をなくしたサーファーに寄付したらしい。
サーフィン復帰に関してミックは下記のように語っていて、これがまた、深いというか、名言だと思う。

「あまり長いこと海から離れていたくなかった。離れている時間が長くなればなるほど、またいろいろ考えて自分で自分に暗示をかけてしまう。だから、なるべく早く抜け出して、けりをつけたかったんだ」。

これね、サメ問題だけじゃなくて、いろんなことに言えるかな、と思う。
案ずるより産むがやすしー くよくよ考えても何も始まらないってことですよね。事故に背中を向けて考えていればどんどんドツボにはまるというか、ま、ありがちですけど、負けをいつまでも引きずるみたいな。落ち込んでても問題は解決しないし、考えても何も始まらないからね。起きてしまったことは変えられない。
ミックの言うように、考えれば考えるほど、自分で自分を追い込んでしまう。さすが、世界のトップ選手ともなると、こういうことの解決方法も良くお分かりで、という感じ。

とはいってもやはり影や水しぶきにはドキッとする、ってミックはインタビューで言ってたけど、それは仕方ないし、そのうち克服できると思う。とりあえず、よかったですね。

写真・WSL/Cestari”

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