F+編集長
ジョシュ・カーとじゅん子のケツ問題
ジョシュ・カーのインタビューF+サイトにアップしました。
この人はけっこう頭がよくて、ちゃんといろいろ語れる人なので、話は興味深いです。
特にこのインタビューでは、最近のジャッジのエアーに対するジャッジングの変遷についてジョシュが語っていて、その辺が面白いので、是非読んで下さい。
ケリーのことも話しています。
ジョシュは最初にクオリファイしたときに、ASPなんて何もわかっちゃいないアホだぐらいなことを言って、WTの選手をコテンパンにこき下ろしたことで、物議をかもしたんですが、最近はイメチェンじゃないけど、だいぶ方角が変わってますね。
ま、最初はエアーを認めないWTに対するアンチ。
それとともにWTで勝てない自分がいて、努力して勝つようになって、またWTもエアーにポイントを出すようになって、という、なんか、両者ともに大きな変遷があったわけだけど、結局サーフィンはエアーだけではない、ということに気がついたというか素直にそこを突き詰めたジョシュの頭のよさというか、賢さの勝利なのかな。
バカみたいにあのままエアーだエアーだ、って飛んでたら、今のジョシュはないし。
とにかく、ちょっと面白いので、読んでください。
写真は仕事場の椅子に座るじゅん子。
ちょっとブサイクに写ってますが、見せたかったのはケツ。この人、尻尾が超短くて変な風に曲がってるので、ケツの穴24時間見せっぱなしなんですわ。
お尻側から見て、ケツのてっぺんから右に向けてカギ尻尾が出てて、への字というか、右に向いてすぐ、ぶちって切れてる。なんか、尻尾のない猫みたいな感じ?
猫に詳しくない人はあれだけど、猫って、いろんな尻尾あるんですよ。生まれつき。
まっすぐで長い子もいれば、短い子もいるし、ガキガキ曲がってる子もいれば、いろいろ。それは変わらずそのまま大きくなります。短い尻尾の子が大きくなるにしたがって伸びる事はないです。
うちはトラ子さんもトリガタ、ユウマもまっすぐで長い尻尾なので、あまり普段ケツの穴を見せつけられる事はないんですけど、じゅん子さんはね、見せっぱなし。
しかもウンコタレなので、ケツの穴でかいし(笑)。1kg越えました。
ジョシュ・カー、ジャッジを語る
彼は、ケリーと互角に渡り合い、他のCTメンバーも押さえて、現在レイティング7位につけている。新しいタイプのエアーを得意とする選手が出てきていることも否定しないし、逆に彼らのクリップを見てモチベーションを上げているようだ。最近、彼の名前がメディアのあちこちで出てくることも、ちゃんと自覚してる。これは、彼が変わったことを意味するのだろうかー 大人になったということー...
フィジーはケリー
ボルコムフィジープロは、ケリー優勝。もう圧勝。どうにもこうにも、うめぇのなんのって、困ったなぁ、って感じ。
特にターンの質とか、ホントヤバかった。
レポートはF+サイトで。
今シーズンはJベがダウングレードしたので、この先8月のタヒチまでWTはちょっと長いオフ。
インドネシアあたりで彼らの姿をたくさん見かけるのではないかと思うよ。
私はこれからトラッスルズまでの間、ちょっとWQSの現状を観察しようかと思ってます。
ま、もともとJベイは行く気だったので、Jベイの6スターに行き、そのまま田原の4スターに行き、って感じに旅をすると、けっこう今のWQSは見えるかな、と。
それと、6とか4なら、日本人も見れるし。プライムだとね、ほとんどの選手出れないから。
写真 asp/kirstin
ケリー、フィジー優勝
WT第4戦、ボルコム・フィジー・プロは特大のスウェルに恵まれ、試合中盤はかなりのチャレンジングコンディションになった。特にラウンド2は12-15フィートのコンディションの中で時折20フィートのオバケセットが入るという危険なコンディション。それでも選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せた。風にも悩まされたイベントだったが、パーフェクトなバレル勝負もあり、WTのサーフィンのレベルアップを見せつけられた感じの試合になった。そんな試合を制したのはケリー・スレーター。ここの波を知り尽くしたライディングは、クオーターファイナルから先、完璧な出来だった。特にファイナルでは序盤にたった2本でべスト2の8.33、9.83を揃え、そのまま終了のホーン。完璧な試合運びだった。2位になったのは弱冠19歳のガブリエル・メディナ。めまぐるしく回るコンディションのなか、淡々と自分のサーフィンを続けて勝ち上がっていった。3位にミック・ファニング、CJホブグッド。5位ジョン・フローレンス、タジ・バロウ、ジュリアン・ウイルソン、エイドリアーノ・デ・スーザ。セミファイナルで見せたこの試合での彼の2本目の10点満点ライドは、そのクオリティの高さに驚くばかり。40歳になったとはいえ、まだまだ実力的には世界のトップオブトップ、独走態勢だということを見せ付けた感じだ。そのライディングについてケリーは「たぶん、あれはあの波でできるすべてだったと思う。バレルセクションはバレル、ターンのセクションはヘビーターンという最高のサーフィンだった。波がそういう波だった。僕にとってのパーフェクトなキャンバスだったね。みんな試合には勝つために来てるんだと思う。試合に勝てば、ワールドタイトルレースに勝つ。でも自分のキャリアの中で、現時点では、僕は勝つためと言うよりは、よりいいサーフィンをすることにフォーカスしてると思う」と語った。ガブリエル・メディナは「結果にはとてもハッピーだよ。波はずっと良かったし、いい旅だった。今シーズンはまだ結果的にはいいほうじゃないけど、この試合でファイナルがメイクできてうれしいよ。ケリーにはおめでとうを言いたい。彼のサーフィンはずっと驚きだったから」とコメント。3位に入ったミック・ファニングは、この結果でタイトルレースのトップに躍り出た。「セミでは悪いリズムにハマっちゃったね。むかつくけど、しょうがないよ、そういうヒートってあるんだ。レーティングのトップにいるのはうれしいけど、まだ先が長い。現時点では特に大きな意味のあることじゃないよね。でもいい感じだし、いいサーフィンが出来てると思うから、ノッていくよ」。次のWTは8月16日にスタートするタヒチ、ビラボンプロ・チョープー。写真上から、ケリー・スレーター asp/steve robertson...
フィジーのパーコ直撃インタビュー
ラウンド1では良い波をつかめたみたいだね。そうだね。いくつかいいのに乗れた。楽しかったよ。クローズしちゃう波が多い中で、7いのを見つけるのは結構難しいんだ。意識して、中くらいのを選ぶようにしてた。いい波が来て、ヒート後半を上手くまとめられたのは、ラッキーだったね。イセイ(トコヴ、ローカルワイルドカード)は1本しか乗れなかったし。君は何年かイセイのサーフィンを見る機会があったわけだけど、彼は上手くなってきてるー うん、見てて楽しいよ。積極的にチャージしてた。彼は、あそこでどうチャージしたらいいか、正しいポジションがどこなのかを知ってる。良くなってきてると思うよ。僕は彼とケリーのヒートを見てなかったんだけど、ケリーはイセイがデカい波にテイクオフした時、10点になると思ったんだって。ちょっと早くチューブから出過ぎたみたいだけど。スウェルが来てること、聞いてるー...
フィジーからのディープレポート2
ラウンド2がスタートした朝、8時半の時点では波は実にクリーンで、午後にはラウンド3までやるというコールだった。しかしラウンド2の9ヒート目、ティアゴとコロヘの対戦あたりから北よりの、いわゆるデビルウインドってヤツが吹き始めて、波の様子が一変した。あの風が吹かなければ、一日中試合続行が可能なはずだった。とにかく、デビルウインドが吹くと、クラウドブレイクの波はまるでどうにもならなくなる。コロヘとティアゴのヒートは最初の10分間、まるでスコアできる波が来なくて、リスタート。結局トータルで45分間のバンピーな波でのヒートになった。次のブレット・シンプソン対トラビス・ロギーも似たような感じで、2日目はそこまででストップせざるを得なくなった。朝イチはケリーのヒート。体調はまだ完璧ではないながら、なんとかワイルドカードのイセイを下し、ラウンド3へ。タジはダスティ・ペインのリプレイスで入ったブラジルのウイリアン・カルドソを下し、エイドリアン・バッカンは仲良しのキーランを破った。ジュリアン・ウイルソンは今シーズン、どの試合でもまだまだ彼の持ち味を100%出せていないように思う。しかしこの日はようやくジュリアンらしい、絶好調のサーフィンでパット・ガダスカスを下した。パットはインサイドのクローズアウトでハマってから、最後までリズムを取り戻せないままだった。気の毒なことにパットはインサイドの浅いリーフで巻かれ、板はさんご礁の浅瀬のはるか先まで流されてしまったのだ。クラウドブレイクの手厳しい洗礼。その間ジュリアンはバレルに次ぐバレル。9.10、9.47と久しぶりの快勝だった。昨年のハワイ、パイプで怪我した足がようやく完治したのではないかと思う。予報はこの先数日は小さい日が続くが、週末にはビッグウウェルがやってくる。これは、かかとを怪我しているジョシュ・カーや、体調を崩しているケリーにはラッキーなオフになるんじゃないかな。photos and...