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マット・ウイルキンソン コロヘ・アンディーノ 裏いったね。ウイルコ、コロヘ。 神様がダイイングセカンドの1本を必ずくれていたスチューイーとウイルコの神がかり勝負とも思ったけど、やっぱコロヘ、いいよね。結局毎日コロヘいいよね、って書いちゃったわけだけど(笑)。 マット・ウィルキンソン マット・ウイルキンソンの強烈バックハンド止まらず。なんか、引退したグレン・ホールのコーチを受けていて、先日のQSで優勝、CT初戦で優勝と、止まらない勢い。2位はコロヘ・アンディーノ。 タイラー・ライト コートニー・コンローグ 女子はカリッサをセミで下したタイラー・ライトが優勝、2位はコートニー・コンローグ。ま、この二人を比べると、タイラーのほうがパンチーなサーフィンだから、このコンディションだとタイラーだったね。 よって、クイックシルバープロ、ロキシープロの男女優勝はリップカール総取り(笑)。ま、いまだ記憶障害に苦しむチームメイト、あるいは兄のオウエンのために頑張っちゃった感もあって、シナリオ的にはいい感じかね。みんなウイルコ好きだし、雨なのにビーチだいぶ盛り上がってたし。 で、この二人は次のベルズでも優勝の可能性がかなりあるわけよ。ウイルコもタイラーもベルズは得意中の得意だから。今シーズンはちょっと違ったスタートになったね。フィリッペ、セミのウイルコ戦の途中で足をなんかやっちゃったようで、ちょっと心配。ベルズまでに回復すればいいけど。
コロヘ・アンディーノ 毎日朝5時半起きで、夕方6時まで試合やられると、困るよね。セキュリティの兄さんじゃないけど、ぼやきたくもなるわいな。体力の限界。 そうこうしているうちに、男子はQFから先、女子はセミから先を残すのみ。 女子は上半分がタイラー、ステ、マリア、カリッサと、こんなに寄せ集めなくても……みたいなスタックサイドになっていて、セミがタイラー対カリッサ。この勝った方が優勝候補筆頭だと思う。 ステファニー・ギルモア 復帰初戦で優勝濃厚だったステだけど、相手が悪かったというか潮周りが悪かったというか、試合カンがまだ戻らずというか、タイラー・ライトに敗れて初戦5位スタート。波数が少なく、先に決めたもん勝ち的な勝負になってたからな。次のカリッサとマリア・マニュエルももっとコンスタントなコンディションで見たかったね。 ジョエル・パーキンソン パーコちゃんはリスタート2回のとんでもなく波のないヒートに遭遇。もう壊れちゃったかな、と思ったけど、ちゃんとお仕事達成。でもね、なんかちょっとパーコに点が低い感じがする。スーザも貫録および執念勝ち。 カノア・イガラシ カノアはここまで来ただけで上出来。頑張ったと思うし、自分のできることはきちんとしてたと思うので、あとはサーフィンそのものの大改造だろうと思う。あの上で止まる感じのサーフィンはCTでは通用しないので。 スチュアート・ケネディ ジョンジョン・フローレンス スチュアート・ケネディ。どこまで行けるかな、と思うけど次はジョンジョンなので、ジョンジョンのあの勝つための努力が続けばジョンジョン、空回りすればチャンスあり。 明日、ファイナルデーにしちゃいたい気持ち山々。でも風がどうなの? みたいな。ま、できれば1日休ませてください、よろしくです~。 フィリッペ対パーコ、熱い感じ。フィリッペ2連勝が本命、大穴としてスチューイー。でも毎日いうけど、コロヘ、いいよね。順当に行くならフィリッペ、ジョンジョン。裏行くならウイルコ、コロヘ、あるいはエース。コンディション次第だろうね。
マット・ウィルキンソン タジ・バロウ タジ、ミック、ガブ、ラウンド3で敗退~ 潮のいい時はサイズもあって、今回で一番いい感じだったかも。タジ、ウイルコはいいヒートだったけど、なんか今日のタジは今一つ切れすぎというか、早すぎというか、軽すぎというか……ウイルコと一緒になっちゃうとどうしてもそう見えちゃうよね。で、ウイルコのバックハンド爆発。今回のタジは行くかな、って感じだったから意外な敗退。 ミック・ファニング もっと意外だったのがミック。今一つの出来ではあったけど、ラストでセバスチャン・ズィーツに逆転負け。 ガブリエル・メディーナ ガブはガブがどうこうというより、相手のスチュアート・ケネディが出来すぎだったんで、しょうがない感じ。 フィリッペ・トレド ディフェンディングチャンピオンのフィリッペ。昨年と比較すると意識的にカービング入れてきてると思う。ただ、そのカーブのスプレーの薄さは相変わらず気になるところ。ポイントには反映されてないけど(笑)。夕方のラウンド4では大爆発。今大会初の10点満点と9.20を揃えてぶっちぎりでQFへ。 カノア・イガラシ カノア・イガラシ。やっぱ持ってるわけよ。ジェレミーがびっくりするほど不調だったし。でもってカノアは持ってるだけじゃなくて、自分のお仕事がきちんとできるタイプ。ラウンド4まで行けばクオーターへのチャンスが2回あるし、ヒート表を眺めると、またまた持ってる感じの組み合わせ。チャンスは十分にある。ただ、そのサーフィンはCTでラウンド4に行ける感じのサーフィンとは思えない。なんか、ガブのデビュー当時を思い出してしまった。自分のできることが、ちゃんとヒートでできる人。ま、ガブも化けたわけだから、化ける可能性はあるとしておこう。 コロヘ・アンディーノ、今年いいね。 ジョエル・パーキンソン
ケリー・スレーター ステュアート・ケネディ Kさま、いちこけ~。ってね、あの板じゃ負けるね。全然あってないというか、浮いちゃって浮いちゃってレール入んねェし、みたいな。あのケリーがテールサーフィンしてましたから(笑)。あんなにグリマンのほうまで行って、いっぱい当てても6点台しかもらえずでは、勝てないよね。でも、そういうターンだったからしょうがない。何であの板に乗らなくちゃならないのかね。ビジネスマンと化したケリーなので、しょうがないのか(笑)。 エイドリアーノ・デ・スーザ スーザ、いいね。なんか貫録出てきてる感じ。自信あふれるライディングって、ああいうもののことをさすんだと思う。 ジュリアン・ウィルソン ジョンジョン・フローレンス 土砂降りの通り雨はあるし、波は思ったよりよくないし、期待よりだいぶダウングレードの一日だった。待たされっぱなし。このコンディションに結構番狂わせ続出。ジュリアン、ジョーディ、カイ・オットン敗退。逆にこういうクソ波系を勝ち抜いてきたルーキー強し、みたいな。 ジョン様、けっこう真面目にヒートやってて、今シーズンはコンペの年という触れ込みに間違いはないような感じ。丁寧なスコアメイクが目立ちました。 カノア五十嵐 カノア。夕方のしょうもないコンディションでラッキー、7点でラッキー、ケアヌ・アシンでラッキー。初戦ラウンド3に進出。ラウンド3の相手はジェレミー・フローレス。クセモノではあるけど、コンディションによっちゃラッキー。持ってるな、カノア。
ステファニー・ギルモア カリッサ・ムーア ま~、ね~ちゃんらの進化ぶりは止まらんね。カリッサ、ステ、やっばい……って言葉しか出てこないし。特にステ。ラウンド1はルーキーのキーリー・アンドリューにやられたけど、ラウンド2では9.87と9.90でぶっちぎり。しばらくステのサーフィンを見ていなかったので、あぁ、やっぱステってこんなにうまかったんだぁって、再確認。そうそう、カリッサとはまた違うタイプのうまさがこのツアーにはあったんだっけ、って感じ。今シーズンは面白くなりそう。あの見ていて気持ちのいいスムーズなサーフィンは、まさにパーコのそれにそっくりだよね。昔からスタイル似てたし。 キーリー・アンドリュー サリー・フィッツギボンズ ブロンテ・マコーレー 気の毒だったのはサリーちゃん。ものすごいリバースとか決めてたのに、僅差でブロンテ・マコーレーのバックハンド攻撃にやられて初戦を落とした。あのデイブ・マコーレーの娘さんです。何となく似てるし。若かりし頃のお父さん、今出ているF+のSWEET MEMORIESのページに出てるよ(笑) 今日はロキシーデーだったけど、明日はこのスウェルのピークになるので、全面的に男子だと思う。 コートニー・コーロング
クイックシルバー・プロがスタート。 全選手が見れるラウンド1のハイライトです。 ケリー、ミック、カノアなどなど注目サーファーをチョイスしてあります。 "
始まりました、2016シーズン。なんか待たされた挙句の暗くなるまで攻撃で、ぐったり。大きな変化はないかね。コロヘがかなりカーヴァーになってる感じは印象的だった。そしてミックはスポット参戦だけにきっちり集中してるかも。 フィリッペ・トレド ケリー・スレーター ミック・ファニング ミック、マット・ウイルキンソン、タジ、パーコあたり、キレてたね。ケリーはなんか今一つで、夕方練習してたけど、板あってない感じ。 ケリー、ジュリアン、ジョンジョン、スーザあたりのトップ陣は取りこぼしてラウンド2へ。新人勢に関しては別の日にゆっくりと。 ジョエル・パーキンソン タジ・バロウ マット・ウィルキンソン マイキー・ライト スーザ、コロヘ、マイキー・ライトのヒートは超クロス。これを制したのがオウエンの弟のマイキー・ライト。かなりパンクなルックス同様、パンチの効いたサーフィンで逆転勝利した。 日本期待の? カノア・イガラシ。う~ん、厳しいね。でもラウンド2ではケアヌ・アシンとのマンオンマンなので、ラッキーといえばラッキーかも。ほかと当たるよりはチャンスがあると思う。
2016年ワールドタイトルレースがいよいよスタート。 3戦目からは休場を発表したミック・ファニングのインタビューです。 "
環境問題に真摯に取り組む、アウトドアウェアブランド“Patagonia”。 環境保全や地域支援など、よりよい未来を創るための様々な取り組みを推進する世界で初めての3S(サーフ、スノー、スケート)カルチャーをカバーしたアパレルブランド “VOLCOM”。 それぞれがタッグを組み、日本の老舗サーフボードメーカーでサーフィン専門店である“CHP”と、散乱ごみの調査やクリーンアップを通じて海や川の環境保全を行っている非営利の環境NGO団体“JEAN”の協力のもと、今回で6回目となるビーチクリーンを4/3(日)千葉県長生郡一宮町サンライズ&ヨンライズポイントにて開催! Patagonia、VOLCOM、CHP、JEANが共に手を取り、一昨年からこれまで計6回、継続的に行っているビーチクリーンイベント。 当日は先着で参加者限定の記念Tシャツ無料配布も行う予定。 【詳細】 日  程:4月3日(日) 時  間:9:30 (受付開始) 10:00(スタート)~11:30(終了) 参加特典:先着で記念Tシャツをプレゼント致します。 場  所:千葉サンライズポイント~ヨンライズポイント(千葉県長生郡一宮町東浪見) Aポイント(集合場所)-パタゴニアサーフ千葉ストア (千葉県長生郡一宮町東浪見7404 Tel: 0475-40-6030) Bポイント(ゴミ集積場所)-CHP本店 (千葉県長生郡一宮町東浪見7428 Tel:0475-42-4626) ひとりひとりが自分たちの未来に対して意識を持って、実際にアクションを起こすことでよりよい未来を築きましょう! 本イベントはどなたでも参加することができます。いつもたくさんのことを与えてくれる自然、海に感謝し、できることからはじめましょう! ★パタゴニアサーフ千葉ストア&CHP本店にて オーガニックマーケット/ビーチフリーマーケット同日開催予定! 【オーガニックマーケット出展内容atパタゴニアサーフ千葉ストア】 <ワークショップ> アクセサリ作り、パタゴニアワークショップ <飲食> チキンカレー、地元野菜のランチBOX、コーヒー <物販> 植物、アクセサリ、手作りバッグ、手作り小物、衣類、米&野菜、ナッツ&ハーブ <展示> VOLCOMエコ製品の展示 【ビーチフリーマーケット出展内容at CHP本店】 衣類、日用雑貨、サーフグッズなど、VOLCOMワークショップ 【注意事項】 ※駐車スペースに限りがあるため乗り合わせの上、近隣有料駐車場をご利用ください。 ※ゴミをなるべく出さないためにもMyはし、皿、カップのご持参をお願いします。 ※ビーチクリーンであると便利なもの:軍手、トング ※当日は小雨決行となります。 ※荒天の場合は中止となります。判断が難しい場合は、前日の夕方18時までにパタゴニアサーフ千葉&VOLCOMのSNSから情報発信します。 VOLCOM Facebook VOLCOM Twitter @JapanVolcom パタゴニアサーフ千葉 Facebook パタゴニアサーフ千葉 Twitter @PatagoniaSurfC
2016年のCTツアーのスタートと共に、F+021号が3月10日から配布開始です。 既にお伝えしていますとおり、F+プレミアム会員向けのクローズドコンテンツが廃止になり、F+サイト内すべてのコンテンツがどなたでもご覧頂けるようになりましたが、やっぱりぜひ皆さんには内容の濃い『F+ MAGAZINE』雑誌のほうも見て頂きたいです。 ⇒F+年間購読会員のご案内 さて、F+021号の内容をご紹介します。 【BEHIND THE CURTAIN】 F+でおなじみのフォトグラファー、スティーブ・シャーマンの恒例のポートフォリオ。最終戦の舞台となるハワイ・パイプラインのバックステージ、シャーマンならではの視点で記録。 【BILLABONG PIPE MASTERS 2015】 ハワイ、ノースショアのウインターシーズン、それはビッグウエイブのシーズンで、特に12月のパイプマスターズ前後は、世界中からサーファーや業界人がその小さなエリアに集結する時期だ。 タウンと人々が呼ぶホノルルに対して、もとより小さな田舎町でしかないノースショア一帯は、カメハメハハイウェイと呼ばれる片側1車線の1本道でしか行き来できないので、ビッグウエイブ目当ての観光客がタウンから押し寄せれば、絶望的な渋滞に見舞われる。 しかし、それでも見る価値があるのがトリプルクラウンだ。 【THE EXTREME SURFING AT PEAHI】 近年、ワイメアに代わってハワイのビッグウエイブスポットの筆頭にあげられているペアヒ、通称ジョーズ。 その迫力の波は解説無用、ただただ見入ってしまう、エクストリームウエイブだ。 サイズだけでなく、バレルになる波のシェイプもビッグウエイバーを魅了する。 今シーズンは何度もいいコンディションに恵まれ、その真の姿を見せた。 カメラマンのブライアン・ビールマンが自らセレクトしたベストオブベストに、ペアヒを滑るビッグウエイバー、デイブ・ワッセルならではの文章でお楽しみください。 【HIROTO OHHARA INTERVIEW】 2015年のサーフシーンは大原洋人イヤーになった。 世界でも有数のビッグイベント、USオープン、WSLプライムイベントで優勝、その後CTのハーレープロにもトライアルを優勝してワイルドカードとして参戦、最終的には世界ランキング34位、QSでは日本人男子としての過去最高位をマークした。 そんなものすごいシーズンを終えた本人に、ゆっくり話を聞いてみた。 まだ19歳だが、そこまでの歩みはほかの選手とは大きく違い、同じシーンに2年ととどまることのない超駆け足、あっという間に世界のトップシーンで戦うコンペティターになった。 【MIYAZAKI IS INCREDIBLY SPECIAL PLACE】 個性派のトリップサーファーであり、ビジネスマンとしてもその才能を発揮しているディオン・アギウス。 そのビジネスがらみで日本にやってくることも多いが、今回は密かなお目当てが別にあった。 そう、宮崎で波を当てること。オーストラリア人のディオンだが、ミヤザキの名前は日本有数のサーフスポットとしてオーストラリアでも知られているのだそうだ。

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る