ウイルコ2連勝。2位にジョーディ、3位イタロ・フェレイラ、ミック・ファニング。
2016年のスタートがこんなことになるなんて、というか、ウイルコがツアーで2連勝することがあるなんて、昨年までなら誰も考えもしなかったことだと思う。自信って人を変えるのね。急にサーフィンがうまくなった、ってわけではないので、メンタルの変化だけでしょ、この快調ぶりは。
マット・ウィルキンソン
ジョーディ・スミス
ドでかいベルズ。結構体力勝負だったと思う。脚力勝負でもあるし。で、その中でミック、ジョーディはちょっと体力負け的な。何しろウイルコより1ヒート多くやってる上に、ヒートの間も短かったし。ちょっと不公平だったかね、ジョーディ気の毒。しかも何もかもうまくいかないファイナルになってしまった。17年ぶり? オッキー以来のグーフィーのベルズ優勝。ま、今回バックハンドに点が高く転んでたことは確かだけど。
それにしてもね、あのサイズのバンピーなベルズを有無を言わさず押さえ込んでいく感じって、ウイルコならではというか、もともとここうまかったしね。
そう考えると、まさかまさかの3連勝ってのもない話じゃないわけよ。マーガだってあのサーフィンは合いそうだし。
今日は今年のベルズで一番波が良かった。オフショア、セットの6-8フィートレンジの波はさすがのベルズって感じで迫力満点だったと思う。思わずため息の出ちゃうカービングの嵐。しかし、午後になるとさしものオフショアも吹きすぎ。本来なら男子ラウンド5の残り2ヒートを女子の表彰式の後にやる予定だったんだけど、コールドオフ。女子のファイナルまでで本日のスケジュールを終えた。
コートニー・コンローグ
サリー・フィッツギボンス
優勝コートニー・コンローグ、2位サリー・フィッツギボンス、3位にカリッサとタチアナ。クオーターのカリッサ見た時点では、もう絶対誰もカリッサに勝てないんじゃん、ってぐらい違ってた。あのステファニーが病弱に見えたもん(笑)。でもそれがカリッサのピークになってしまった。
カリッサ・ムーア
タチアナ・ウェストン・ウェッブ
今日の女子見てて、あのベルズの波はやはり強靭な足腰がないと乗れないのね、と思った。コートニーの大柄な体から繰り出すダイナミックなサーフィンは、この手の波ではとてもよく見えるし、波が良く見えていたと思う。小柄なタイラーが小さく見えちゃったのはしょうがないかね。それにしても、ね~ちゃんら、パないっす。
マット・ウィルキンソン
コナー・コフィン
男子のほうでは奇跡の逆転劇を演じたウイルコがノリノリなはず。あと、気にになるのはコーチのガーラックが乗り移ったようなカービングで攻めるコナー・コフィン。ルーキーだからジャッジにも新鮮に映るんだと思う。結構点高く転ぶし。大健闘でクオーターに進んでいる。おかげでミック、ジョーディがラウンド5に。泣いても笑ってもあと9ヒート。半日仕事。明日朝風が良ければやっちゃうだろうし、あさってになるかもしれない。結局毎日朝暗いうちから動くわけだけど(涙)
2015 WSL JAPAN CHMPION、日本を代表するサーファー大橋海人が自身初となるシグネチャーMVOIE “LIBERTY” を、自身の公式Webサイトオフィシャルサイト『 OCEANPEOPLE』で公開スタート。
制作期間2年。数々の困難を乗り越え、25分という超大作の今作品は、世界を目指し活動を続けている大橋海人の2016年への意気込みが感じられるMOVIEと仕上がっている。
オーストラリア、ニュージーランド、バリ、サウスアフリカ、ハワイ、日本と2年間世界各国で撮りためたフッテージの数々。
本人と親交の深いライダー達も多数友情出演するなど、見応え充分の映像となっている。
これを観れば大橋海人というサーファーのの魅力がわかるだろう・・・。
- 以下、大橋海人よりメッセージ -
この映像を作ったきっかけは、2年前に日本ではこう言う形のサーフムービーが少なく、海外では流行っていたので自分が日本でもこんなムービーが出来ると証明したく、カメラマンを連れて世界を回ろうと決めました。
色々と変わってる部分はありますが、この形になって良かったと思います。次はドキュメントみたいなのを作りたいですね。色々なタイプのサーファーに出演して貰い、僕が好きなサーファーに出て貰ってるのでそこにも注目してほしい。クリードとボウはもちろん世界的にトップのフリーサーファーだし、大原洋人は世界で通用するコンペティター。この2人が協力してくれたことは、このムービーをかなり底上げしてくれましたね。
あとは自分より若手で今一番、かっこいいと思う小林直海。彼は本当にスタイルがあり、日本人らしくないスタイルのサーファー。のぶ(大澤伸幸)は、3歳からずっと一緒にいる兄貴。自分が日本で一番サーフィンが上手い人だと思う。最後にACF粂浩平、湯川正人、粂悠平。彼らも小さなときから一番仲良く毎日いた仲間。
こんな、豪華なムービーを作れて僕は嬉しいです。こんな豪華なムービーは日本でみたことないと思います。
2年前から撮り始め、途中で、怪我をしてしまい一旦中止になったが、やっと完成したムービーがLibertyです。
是非、沢山の方に観ていただきたいです。
MOVIE -LIBERTY-
https://vimeo.com/160515057
【大橋海人プロフィール】
地元、湘南・茅ヶ崎を拠点として、アマチュア時代から数々のコンテストで優勝。JPSA(日本プロサーフィン連盟)プロ昇格と共に『ルーキーオブサイヤー』獲得、24年ぶりに開催した伝説のビックウェーブコンテスト『稲村クラシック』でも優勝など数々の国内外コンテストでリザルトを残した。2015年 WSL日本チャンピオンに輝き、2016年のWSL QS10,000という世界最高峰のコンテストのワイルドカードを獲得世界に近いライダーの1人として今年の活躍も期待される。
オフィシャルサイトURL
http://ocean-people.com/
タチアナ・ウェストン・ウェッブ
オフショアでちょいと波があるから、もしかしたら今日やるんじゃない、と、地元ノーリッジでルームメイトのアンジェラが言うので、来てみたら、久しぶりのクリーンなウインキー。ベルズはヒットしてなかったけど、潮待ちでウインキー女子、の予感ズバリ。12時半スタートでラウンド4の4ヒートだけだったけど、とりあえずこなしました。これで残すところ女7、男15の22ヒート。1日半ですわね。
朝ミックがウインキーでやってたけど、キレッキレだった。カリッサも入ってたけど、ドカンドカン当ててたね。
アリッサ・クイゾン
ステファニー・ギルモア
ビアンカ、良かったんだけどリズム負けみたいな。波回りがアリッサ・クイゾンだったかな。マリア・マニュエルとステファニー・ギルモアはいい勝負だったと思うけど、やっぱステ、ワンランク違う感じ。止まらずに流れてる。違うといえばタイラーも今日ヤバかった。特に7.67かなんかのカービングのえぐりぶりときたらもう、そこらの男子よりだいぶすごい感じ。タチアナは相変わらず波の選択バッチリで、ミスも少なく圧勝。
タチアナ・ウェストン・ウェッブ
クオーターでステとカリッサが当たってしまうので、なんか、残念な感じ。そんなに早くなくてもいいかな、と。だってどっちかが負けちゃうわけだから。タイラーはコートニー・コンローグとだけど、今日のタイラー見てる分にはガチな優勝候補って感じだったね。
タイラー・ライト
上はステとカリッサの勝った方、下はタイラーではないですかね。
明日から波が上がる予報だけど、でかくなると風がオンショアという、クリーンを選ぶかサイズを選ぶかのチョイス。ま、ここ数日のうちに終わるわけだけど。
2016年WCT第2戦リップカール・プロ@ベルズビーチのDay4ハイライト。
メディナ、パーコ、ケリー、ジョンジョンが敗退する大波乱連発のラウンド3。
メディナを破ったデイビーのインタビューはQSサーファーの心境を表してます。
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2016年WCT第2戦リップカール・プロ@ベルズビーチのDay3ハイライト。
今年初めてヒートアップしたケリーのインタビューからもベルズで勝つ事が難しい事がわかる。
ラウンド2からラウンド3の半分が終了。
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ジョーディ・スミス
う~~~ん、あんなに豪華だった下半分、非常に地味なことになっちゃったね。
ファニング、ジョーディまでは良かったんだけど、パーコ、ケリー、ジョン様、おまけにガブまでバッタバッタと倒れちゃいました。
もうね、GCもそうだったけどこの辺の常勝組がイチコケ連発って、どういう現象なんでしょうね。
ジャッジの傾向がそんなに変わった感じもしないんだけどね。ちょっとターンの質の見極めが甘くなってるかな、という感じはしないでもない。でもこの人たちの負けっぷりはそういうところじゃないね。なんでしょう、負け組の出来がわるいというか、みんなちゃんとやれてる? って感じ。
勝ち組にあったパンチーなアクションというか、ドカ~ンってのがないのよね。みんな病み上がりみたいな……(笑)
ミック・ファニング
こうなると波次第だけど、ミック、ウイルコのリップカール対決で、ウイルコ連勝とかあるかも。ふたりとも本命レベルで調子いいし。
ミシェル・ボレーズ
コナー・コフィン
カイオ・イベリ
裏行くならウィゴリー、ボレーズのパワー対決? 気分よくやれてる感じなのはメイソン、コフィン、カイオあたり? なんにしても、ブラジル応援団の歌えや踊れ、いちいちうるさいわけだけど
デイビー・キャスルス
もっとクリーンなのかと思ってたんだけど、朝一からオンショア食らっててワシャワシャ。写真や映像で見る分にはきっと、いい波のいい部分だけ切り取られてるから、良く見えるかもだけど、実際にビーチで見てるとちっともよくなくて、みんなよくフェイス見つけてるな、って感じ。しかも面ガタガタだし。
それでもサイズは8フィートレンジだったから、迫力はあった。あのコンディションのベルズになると、生半可なサーフィンじゃ歯が立たなくなるよね。レール使いじゃないと乗りこなせない。
メンズラウンド2とラウンド3の上半分、リスタートもあったのでまたまた夕方6時レベル。ふ~~~。
エイドリアーノ・デ・スーザ
このイベント最大の番狂わせは最終ヒートのファイナルミニッツ。メイソン・ホーが大逆転を演じ、エイドリアーノ・デ・スーザを破った。スーザ決して悪くはなく、完勝ペースだったんだけどね、不運としか言えないかも。
ケリー・スレーター
ケリーは、今日のところは相手もワイルドカードでラッキーだったと思うし、ここのところのケリーの中では出来のいい方だったと思う。
マット・ウィルキンソン
カノア・イガラシ
ゴールデンジャージーのウイルコ。ラウンド3の相手はカノア。タイプが違うとはいえ、あそこまで差が出るとは思わなかったなぁ。カノア完敗。どうにもこうにもノーチャンス。こうなるとマーガレットリバーも厳しいかな、と思う。でかくて風が入るってのが典型的なマーガ。今日のベルズに似てると思うから。
今回明日の朝にやる(たぶん)下半分が超スタックサイド。
ミック、ジョーディ、カイ・オットン、パーコ、ケリー、ジョン様、ガブと、オールスタープラス絶好調がラインナップ。何もそんなに集めなくても……な感じ。ケリーの相手はミシェル・ボレーズ。結構厄介なところ引いたと思う。危険。この下半分は順当にラウンド4に進むと3人ヒートがみんなスーパーヒートになる。ミック、ジョーディ、パーコ、そしてケリー、ジョン様、ガブ。こまったね、これ。
本日またけが人出ました。ジャドソン・アンドレ。足首みたいに見えたけど、かなり痛そうだった。次のマーガレットリバーはすぐ後に控えているので、間に合うのかどうか。こことマーガをスキップしているフィリッペは、ちょっと回復に長い時間がかかりそうな感じになってきた。こんなにケガのリプレイスが出る年ってのも記憶にないなぁ。それだけみんなリスキーなことしてるってことなのよね。
明日もオンだと思う。
ウィゴリー・ダンタス
2016年WCT第2戦リップカール・プロ@ベルズビーチのDay2ハイライト。
第1ヒートからケリーが登場ということで、夜明けから凄い人。
ゴールデンジャージをきてノってるマット・ウィルキンソンのインタビューからも自信がにじみ出てます。
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2016年WCT第2戦リップカール・プロ@ベルズビーチのDay1ハイライト。
潮がひいてる時間のみ、ラウンド1のヒート6まで終了。
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