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2017年6月24日現在、WSL Men's Qualifying Seriesのランキング2位。 多くのビッグイベントの開催がシーズン中盤以降に控えているタイミングではありながらも、日本人が誰も居座ることができていなかったポジションに、大原洋人は位置している。 事実上、大原洋人は日本のトップに居ることはもちろん、現段階では世界で2番めにCTに近い選手と言える。 世界各地を転戦するQSに参戦する選手たちにとって、大きな後ろ盾となるのがスポンサーの存在であるが、今回洋人はムラサキスポーツとスポンサー契約を締結する運びとなった。 以下、ムラサキスポーツからのリリースを抜粋。 かねてよりサーフィンを含むアクションスポーツの普及・啓蒙に努めてきたムラサキスポーツは、サーフィンが2020年の東京五輪の追加種目に決定し、注目度の高い今こそ、日本のサーフィンが存在感を示す絶好の機会と考えております。その想いをもって、日本のサーフィンを牽引し、世界に挑戦し続けている日本トップレベルのサーファーである大原洋人選手の活動をサポートさせていただくことになりました。 本契約を通じて、大原洋人選手のサーフボードおよび着用キャップに、“ムラサキスポーツ”ロゴを掲出するほか、オリジナルプロモーションムービーなどを公開いたします。 洋人からは以下のようなコメントが発表されている。 「目標、自分の道のためにスポンサーが協力してくださっていますので、その協力に応えられたらと思います。(7月末からの)USオープンぐらいまでにCT入りが決められたらいいなと思っています。」  Qualifying Seriesはこれからが本番といっても過言ではない。洋人が2年前に大きく飛躍したQS10,000のUS OPENは7月下旬から。現在は南アフリカで開催中のQS3,000「SA Open」に参戦中だ。
あなたにとって「これだ! と思う事」は何? Volcomは、あなたが情熱を持って取り組み事に投資するプロジェクト #ThisFirst をローンチ。 あなたの人生において何よりも熱中している事を、インスタグラムやフェイスブックを通じて、また下記のフォームを使って応募し、Volcomから6週間分の投資を受けるチャンスを手にすることが出来るという興味深い試み。 地球上から最もアツい情熱を持った選ばれし15名(日本からは1名)は、Volcomからの投資を受けることが出来ます。 応募方法は? 形式的な履歴書ではなく、たった1つの質問に答えるだけ。 「あなたにとって“これだ!と思う事”はどういう事で、何よりも最優先される“これ”はどんな意味を持つのか?」 を、WEBサイト(http://vol.cm/thisfirst)のエントリーページ に記入するか、インスタグラムまたはフェイスブックのコメントに書くだけ。そして3つのハッシュタグを必ず付けることが条件。 ハッシュタグ内容) #ThisFirst #Contest #JP 締め切りは? 2017年6月22日。 選ばれたら? Volcomから選ばれた15名には、Volcomより$5000相当の報酬(投資)が与えられ、6週間に渡って“これだ! と思う事”を遂行します。その成果は、VolcomのSNS等を通じて発表されます。また、テキサス州オースティ ンで9月開催予定の本コンテ ストファイナルパーティーに招待されます。 (本パーティーへの渡航費等を含む諸経費も、Volcomから支払われます。) 応募に関するオフィシャルルールは、下記よりご確認ください。 http://www.volcom.jp/thisfirst/?l=jp 「この企画は、次世代を担うみんなに、定職に付く前に自分が本当にやりたい事が 何なのかを考えてほしいというところから生まれたもの。その情熱をVolcomとしてサポートしてい くことで、好きな事を仕事にできるチャンスが生まれるかもしれない、というチャレンジでもあるんだ」--Ryan Immegart (Global Head of Marketing) 本イベントは様々なイメージを使って、SNSを中心に告知されます。ローンチビデオには長年Volcomのアンバサダーとして 活動するラッパーのFat Tonyをフィーチャーしています。
2017年夏。日本屈指のビーチリゾートからスポーツカルチャーを発信すべく、日本のサーフィン発祥の地・鵠沼海岸(藤沢市)で、夏の始まりを告げるビーチイベント「MURASAKI SHONAN OPEN 2017 supported by NISSAN NV350CARAVAN」が、7月10日(月)~17日(月・祝)の8日間にわたって開催決定。 2020年東京オリンピックの正式種目に決定し、さらなる盛り上がりが期待されるサーフィンのコンペティションシーン。 国際大会「WSL WORLD SURF LEAGUE QS1500」やスケートボードストリートコンテスト「RockAway in MURASAKI SHONAN OPEN 2017 supported by NIXON」などのメインイベントをはじめ、サーフィン、ボディボード、スケートボードに挑戦するキッズを対象にした体験会も実施予定。 MUSIC LIVEには、去年もMURASAKI SHONAN OPENを盛り上げてくれた「Def Tech」が出演決定。ストリートカルチャーシーンを牽引する彼らのアッパーなプレイは必見/必聴。 さらに、フードランドでは地元・湘南のグルメを取り揃えている他、「HURLEY」とコラボしたオフィシャルTシャツも6月16日(金)からムラサキスポーツ各店舗で販売。 会場でオフィシャルTシャツを購入した方限定(先着)で特別観覧スペースのIDパスのプレゼントも予定しているので、要チェック。 【AbemaTVにて配信決定!】 当日会場にお越しいただけない方もMURASAKI SHONAN OPEN 2017をお楽しみいただけるよう、一部競技コンテンツの「AbemaTV」での生中継を予定しております。 【MURASAKI SHONAN OPEN 2017 supported by NISSAN NV350CARAVAN】 開催日程: 2017年7月10日(月)~7月17日(月・祝/海の日) ※パークエリアイベント:7月16日(日)~17日(月・祝)10:00~18:00(予定) ※ビーチエリアイベント:7月10日(月)~17日(月・祝)7:00~16:00(予定) ※WSL大会は7月10日(月)より予選スタート ※JPBA PRO BODYBOARD TOUR:7月16日(日)~17日(月・祝) 開催場所: 神奈川県藤沢市鵠沼海岸及び鵠沼海浜公園スケートパーク ※最寄駅 小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」徒歩10分 ■公式HP http://www.shonanopen.com/
ケリー・スレーターのスポンサーブランドでもあるアウターノウンが冠スポンサーになった2017年WCT第5戦がフィジーで始まった。 女子にハードすぎるコンディションの中、ウィメンズのファイナルからはじまりメンズのラウンド1へ。 ミシェール・ボレーズのストールが凄すぎたメンズDay1ハイライト。 "2017
ケリー・スレーターのスポンサーブランドでもあるアウターノウンが冠スポンサーになった2017年WCT第5戦がフィジーで始まった。 女子にハードすぎるコンディションの中、ウィメンズのファイナルからはじまりメンズのラウンド1へ。 ミシェール・ボレーズのストールが凄すぎたメンズDay1ハイライト。 "2017
メンズ優勝ジェシー・メンデス、2位クーパー・チャップマン。3位にフラビオ・ナカジマとオニー・アンワー。ま、予想通り。 女子優勝川合美乃里、2位黒川日奈子、3位にフィリッパ・アンダーソン(クレイグ・アンダーソンの妹さんらしい。そういわれれば似てるし)とディミティ・ストイル。こちらは予想外(笑)。私がジャッジだったら3位のふたりがファイナリストだった。ま、でもいいか、ここは日本だし、ちょっとズルしても(笑)。ターンの質が全然違ってたんだけどね、同じようにポイント出ちゃったかな。こういう波数の少ないコンディションの場合、うまくても2本目が揃わなくて、7点と3点の人が6点と5点に負けていく、というバージョンが出がちで、サーフィンがうまかったから勝ちました、というのではないと思う。でも試合というのはそういうもので、決められた時間内に2本のライディングで相手よりたくさんポイントをとれば勝ちというゲームだから、勝ちは勝ちだけどね。 メンズは逆にサーフィンの上手いほうが順当にポイントを伸ばしつつセミを勝ったかな。 ジェシー・メンデス。どうやってるのか全然わからないけど、なんであの波であんなに簡単にスムーズに軽くヒョイと板が上がるんだろうね。特にバックハンド。しかもヒョイヒョイあげてるのにスピード落ちないし。ふつうあの上げ方するとスピード落ちるもんなんだけど。おそらくいい波のコンディションだったらクーパー・チャップマンのほうがいいターンしそうだけど、あのコンディションではジェシーだったかな。 今回10点満点には50万円の賞金がついてたんだけど、結局出ずで、それはエアーのスーパーセッションのウイナーに贈られた。優勝カノア・イガラシ。さすが。まさかの敗退を喫しても、ファイナルデーにはちゃんとステージに上がるあたり、本当に持ってると思う。この試合の5位の賞金より高いし(笑)。カノアは今回R48での敗退。全く波に合わず、いや~、カノアでもああいうことがあるんだ~、って感じのアンキャラクタブルな負け方だった。でもちゃんとカノア・イガラシここにあり、という足跡は残していった。日本語でのスピーチもしてくれたし、集まったファンへのサービスもバッチリ。フィジー、頑張ってください。 エイドリアーノ・デ・スーザは奥様が日本に来たくてここに来た感じのようで、負けた後は新婚旅行がてら京都に行った、って話も。こちらもフィジー、頑張ってください。
おととい、ほかの人はいろいろ書いてたのに、新井洋人だけ超短かった、とHちゃんに言われたので、今日は新井洋人の話から。 超頑張ったと思う。QS6000で5位。今の新井洋人の実力からすれば、大きなご褒美だし、今アラヒロができることは100%できてたと思う。それはどのラウンドでも同じ。どんどん波に乗って、その中でリズムをつかんでいく感じのヒート運び。確かにこういうスモールコンディションの場合、基本的には波に乗らないとダメだ。待っているうちに差を広げられて時間切れ、というケースになることが多い。その点あきれるぐらい数多くの波に乗っていた。ただ、どうしてもポイントが伸びないので、QFレベルに絞られてくると厳しくなってしまう。なぜポイントが伸びないのか、よく考えてサーフィン改造したほうがいいかな、と思う。タクティクスの問題ではなく、サーフィンそのものの問題なので。でもまぁ、洋人は大原だけじゃないぞ、って感じがものすごく出てて、その意地がQFの結果になったと思う。 大原洋人。朝の9.50にはまたもやビックリしてひっくり返りそうだったけど、今考えてもあれが本日のベストライドとは思えない。 負けたラウンドオブ16は、珍しくポジションミスだったのかな。でも、おそらく洋人の狙ってた波には乗ってたと思う。ずっとあの波だったから、波は見えてたのだろう。ただ、まだ潮が少し足りなかったかね、あの波には。相手があのコンディションでコア・スミスって、ちょっとチャンスだったと思えるだけに残念。今シーズンのクオリファイには、この試合を勝つってのはマストでもあったし……。でも9位の1550ポイントはキーパー。 村上舜。バックハンドってのが有利な時もあるし、不利な時もある。今日は不利だったかな。まぁ、この3人はここ数年海外中心に回ってるチームなので、やはり日本人の中では残るべきところが残った感じなんだと思う。メンズはこれで日本人全滅。明日のセミから先は海外の選手のみになってしまった。 女子は黒川日菜子、川合美乃里がセミに残っている。明日のファイナルデーは男女ともセミから先の3ヒート、計6ヒートを残すのみ。
志田の一宮千葉オープンは、本日いよいよラウンドオブ96。このあたりからハイシードの選手が登場してくるので、レベルも上がってくる。早朝霧でスタートがだいぶ遅れたが、ま、今回のショッボイ波のコンディションの中ではまぁまぁ、いい感じ? ただ、潮の満ち引きでパタッとなくなるヒートとボコボコ入ってくるヒートがあったのは昨日、一昨日同様。 いや~、今日イチびっくりしちゃったのは大原洋人の8.89。ビーチチェアごとひっくり返るかと思ったよ。いくらローカルサービスポイントでも高すぎ? 確かにスピードはあったけど、9点に近いって、ホント? ま、洋人のせいじゃないけど(笑)。 で、そのあとのカノア・イガラシの1本目はターンのクオリティも、バラエティもあったし、さすがな感じ。大原のあれが8.89なら、12点ぐらいじゃん、と思ったけど、9.50。その差0.61。それ、絶対ウソ(笑)。カノア、かわいそう。今回10点満点には50万円の賞金がついてるわけだけど、0.5刻まれちゃったね。 ま、村上舜もそうだったけど、スピードだけが採点されてる感じではあったかな。 舜のべたっとボトムで回ってるようなリップにも6点近く出てたもんな。それもビックリしたけどね。村上舜はもともといいほうのリップとダメなほうのリップと混ざるタイプなんだけど、今回はダメなほうばっかりな感じがする。でもスピードはあるから点が高めに転ぶ感じ? 早くいいほうのリップに直してね。 で、その辺見てやる気だしちゃった新井洋人。頑張ってたね。
ジョンジョンが敗退し、オーエン、ジョディがランキングトップを狙う最終日。 イベントを通して強さを見せ続けたエイドリアーノが優勝。 "
ブラジル、エイドリアーノ・デ・スーザ優勝、2位エイドリアン・バッカン。なんかめでたしめでたしな感じ。スーザは努力してるのにいまひとつ結果に結びついていなかったし、エースは上手いのにいところで負けていた。なんか、日ごろ日の目を見ないコツコツ努力の人々がファイナルに進出って、よかったなぁ、と思う。神様は努力している人にはご褒美くれるんだよな、やっぱり。 これでジョン様はからくもゴールデンジャージー死守だけど、わずか750ポイント差で2位に3人、ジョーディ、スーザ、オウエンがタイで並ぶタイトルレースになった。5位のウイルコはだいぶ離れているので、前半のレースはこの4人が主役。 で、そのスーザは週明けから始まる志田のQS6000に出場する予定だ。日本好きだしね、来るんだろうと思う。 うちにもオージー選手軍団がやってくる。今年はCT選手のスチュアート・ケネディもうち泊の予定。また民泊バタバタの日がやってくる。ま、みんないい子たちなんで、手はかからないわけだけど。 志田は一気に選手貸切モード。男女ともレベルいきなりアップ。会場の設営もスタートしている。今週末はジャパントライアル、そして月曜日から本選スタートの予定だ。BCMのブースでF+も配布する予定なので、ぜひご来場ください。

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る