ジョンジョン、メディナ、ジョディ、ジュリアンの4人にタイトルの可能性が残るパイプマスターズがスタート。
ケリーも怪我から復帰する中、ジョディとジョンジョンが順当に勝ち上がる。
"2017
パイプ本戦スタート。
朝のうちは結構クリーンで、パイプ、バックドアともにあったけど、スピットアウトしてくるのはパイプだったかな。バックドアは出口がなんかワシャワシャだったと思う。
今日イチの波はパイプの幻の1本、ミギュエル・プポの9.93。あれは波もすごかったし、プポもすごかった。おかげでガブ、食らったし。
ガブはなんか終盤まで合わなくて、うわ~、ハマったなぁ、って感じだったけど、終盤にはガブらしいテクニックが見られたので、ラウンド2には調整してくると思う。
タイトルには遠いけど可能性のあるジョーディ。今日一番安定してたと思う。好調、危なげなし。ジョンジョンもバックドア危なげなし。
でもやっぱりケリーかな、きょうのところは。なんていうのかな、決してジョンジョンも悪くないし、ジョーディもいいわけだけど、なんつ~の、サーフィンに品があるというか、優雅というか、しなやか。ソフトで繊細で柔らかいタッチとでも言いましょうかね。雑味がない。無駄がない。いとも簡単にバレル抜けちゃう。現実には簡単じゃないんだよ、他の人にとっては。ジョンジョンの次にケリーのヒートだったけど、明らかにケリーのほうが美しかったもんな。いきなりバレルインという絶妙なタイミングでの、この二人しかできないテイクオフは同じだったけど、なんかねぇ、違う。サーフィンに表現力なんて求められないけど、なんかそんな感じの差があるかな。やっぱうまいんだなぁ、この人は、と思った。まだ65%とかの力でしかやれないって話だけど、65%であれやられちゃ、他の人厳しいね。逆に65%だからしなやかなのかな。アヒルと白鳥の差(笑)
結局ラウンド1の9ヒート目まででストップ。風も悪く、波もサイズダウン。明日からずっとこの風なので、今年のパイプはどうなることやら。どっちにしてもあと2日で終わらなくちゃならないわけで、デュアルヒートを使っても結構いっぱいいっぱい。波が予報通りなら、この後数日はオフ。
F+028号が12月10日から配布開始しています。表紙はフィリッペ・トリード。
世界のサーフコンペティションシーンを追う唯一無二のフリーマガジン『F+ MAGAZINE』を確実にGETが出来る(ご自宅に年4回自動郵送される)、F+年間購読会員にぜひご登録下さい。
さて、F+028号の内容をご紹介します。
【-BACK STAGE- BEHIND THE CURTAIN】
F+でおなじみのフォトグラファー、スティーブ・シャーマンの恒例のキャプション付きポートフォリオ。トラッセルズのバックステージ、シャーマンならではの視点で記録。
【JPSA FINAL GAME BLUE ECO SYSTEM PRESENTS SENDAI PRO】
JPSAツアーを締めくくる最終戦の舞台は仙台新港。本来なら昨年の最終戦もここ仙台で行われる予定だったが、天災による被害を受けて会場変更を余儀なくされ、今年ようやく、東日本大震災の被害から立ち直った仙台新港での開催になった。折からの超大型台風21号のスウェルで、クラシカルなコンディションに恵まれた仙台新港には雨にもかかわらず多くのギャラリーが訪れ、トッププロたちの大きなターンに歓声があがっていた。
仙台のサーフファン、熱いです。
【HURLEY PRO TRESTLES SWATCH WOMEN’S PRO】
美しいAフレームの波。フェイスがあってどんどん張ってくる、どんなタイプのサーファーにも適した波、それがハーレープロ、スウォッチウイメンズプロの会場となるカリフォルニア、ロウワートラッスルズの波だ。
リップセクション、バレル、エアー、ありとあらゆるハイパフォーマンスを可能にする波。
だからこそ、世界トップレベルのCTの試合となると、それはもう見ごたえ十分だし、どの選手も楽しみにしているイベントのひとつだ。
しかし、今シーズンのロウワーはスウェルに恵まれず、リスタート続出のスローな試合となってしまった。
【FILIPE TOLEDO INTERVIEW】
18歳でクオリファイしたブラジルの新星、エアー職人のフィリッペ・トリードは22歳にしてすでにCTツアー5年目の中堅、しかも昨年には子供も生まれ、よき父としての人生もスタートしている。クオリファイしたころはエアーだけが武器の選手だったが、ここ数年カービングに磨きをかけ、JベイではビッグカーブとエアーのコンビネーションでJベイのサーフィンの常識を覆し、見事優勝した。
タイトルコンテンダーとして、本気でタイトル奪取に挑む時期にさしかかっている。
【MATT WILKINSON INTERVIEW】
WSLのエリートツアーの中でもその存在感と、個性的なファッション、キャラの立ったユニークな選手がウイルコ、マット・ウイルキンソンだ。
強烈なバックハンドアタックを武器にするレフトハンダー、極限まできわどいところに当てるシャープなリッピングはスリリングとさえ言える。
ここ数年タイトル争いに絡むトップグループに欠かせない存在として活躍を続けるウイルコ。アスリートというより、その人間くさい感じは、何事も楽しむ、という彼の流儀から来ているようだ。
F+オンラインストアなら、バックナンバーとして1冊からの購入も可能です。
昨日はスモールにつきオフ。
本日はサイズアップしたもののうねりまとまらず、8時半まで待ったけど、オフ。今日が一番いい予報だったんだけど……
写真の人は、JPSA男子ルーキーオブザイヤーの松本コア、コア、コア!
もうね、年取るとすべてがぼんやりしちゃって、この人の名前間違えちゃったわけです。F+028最新号がそろそろ皆様のお手元に届いているかと思いますが、その中のJPSA最終戦の記事の中で最後のほうにルーキーオブザイヤーの話があるんですが、そこで私ときたら、松本カイって書いちゃってるんですね。松本カイはコアのお兄さん。正しくは松本コア選手です。ここにお詫び、訂正します。でもって、間違えた記憶すらなく、思い込み老人のパーフェクトなまでの勘違い(笑)。
昨日ビーチで女子のほうのルーキーオブザイヤーの脇田紗良ちゃんと記事の話してて、「松本カイと脇田紗良って……」って言ったところでみんなに、コアでしょ、って言われ、その時点で初めて、えっ、記憶違い? みたいな。F+見たらカイって書いてあるし(-_-;)。
松本兄弟のファミリーとは長い付き合いで、カイもコアも生まれる前から知っているし、ハワイに行けば一度は顔を合わせる一家。パパのグレンとは現役時代に旅を共にしたこともあるんだけど、近すぎるからこその間違い?
とにかく最近記憶の引き出しがだいぶ怪しいんで、今後気を付けます。申し訳ございませんでした。
トライアルの日の夜、松本家で大BBQ大会が催されたので、行くやいなや、ご本人とご家族にお詫びしました。ほんと、申し訳ない。
まぁ、しかしそのBBQたるや、おっそろしく濃いメンバー。主体はチームパルコレディース。パルコレディース、って知ってます? あのパルコが80年代に早くも女子だけのサーフィン大会を主催してたんですよ。パルコレディースという大会名にフックする人は、この写真の中にいるメンバーがいかに濃いかがわかると思います(笑)。今思えば、さすがパルコ。早かったな。
CT選手のコナー・オレアリーのおかあさん、柄沢明美はパルコレディースの優勝者でもあり、海外に出る日本人選手なら、誰もが一度はお世話になったことのあると思われるオーストラリア在住の日本人サーフママ。彼女やその仲間たち、日本からハワイから、みんな集まった楽しい夜でした。
パルコレディースチームのほかには大原洋人、松本カイ、コア、脇田紗良、西元エミリ、ジュリと、これまたパルコレディースとは別の方角で濃い、日本のトップ若手メンバー勢ぞろい。奇しくも問題のルーキーオブザイヤー男女そろい踏み。
JPSA2017年のルーキーオブザイヤーは、男子松本コア、女子脇田紗良でございます。
朝は恒例のアンディ・アイアンズ追悼セレモニーと、息子のアクセルの誕生日おめでとうセレモニー。そのあと、まぁとりあえずやれるしな、って感じでトライアルからスタート。
あのね、画面で見てると本当にいい波に見えるけど、なんか現実にビーチで見てるとちっともよくないのよね。
特にハワイ特有のモーニングシックネスってやつ? 朝9時過ぎぐらいまでうねりがまとまらないというか、ばらつくというか、なかなかクリーンにならなくて、ちょっとかわいそうじゃないの? みたいな時間帯はひどかった。午後も。
10時ぐらいにはよくなってきて、パイプもバックドアもあるコンディション。
今はケリーの家泊だけど、さ来週にはルームメイトになるシェーン・ドリアンも今年はトライアルにインビテーションされてて、なんで? みたいな。本人も、なんで? みたいな。腰を痛めてて、ジョーズのビッグウエイブの試合に出れなかったんだけど、とりあえず回復。ワイルドカードゲットはならなかったけど、それなりに、45歳のバックドア攻めを見せてくれた。
ワイルドカードをゲットしたのは新旧ハワイアン。元CT選手のダスティ・ペインと若手のベンジー・ブランド。
数少ないバレルをうまくねらってたジャック・ロビンソンはファイナルでリズムが狂った。同じく好調そうだったセス・モニーツは、バックアップが間に合わず。
本戦のほうはいつになるかなぁ……来週上がるらしい、って話もあるし、明日はサイズダウン方向なので、ないと思う。月曜、火曜とかかね。
最終戦までもつれこんだワールドタイトル争い。
いよいよパイプラインマスターズがスタートする。
開催前のジョンジョン・フローレンスのインタビュー。
"2017
クオーターファイナルからスタートした最終日。
ここまでギリギリでタイトルの可能性を残していたガブリエル・メディナがヨーロッパレッグ2連勝。
"タイトル争いをしている彼らは好調で、自分は勝つことができなかったけど腐らず努力をした結果が出て良かった"とメディナが優勝者コメントしたのは印象的だった。
"2017
スゥエルを待って午後からスタートしたDay3。
面白いマッチアップが続くラウンド4は昨日までとうってかわってアクション勝負となった。
カノア・イガラシ、ジョンジョン・フローレンス、コロへ・アンディーのが好調!!
日本語字幕付きDay3ハイライトです。
"2017
ジョディ・スミスがまさかの敗退でタイトル争いから脱落。
ジョンジョンがタイトル争い優位の状況で、ガブリエル・メディナが圧倒的なサーフィンをし奇跡の逆転を狙う。
カノア・イガラシも会場を沸かすパフォーマンスを見せたDay2ハイライト。
"2017
予報通り8フィートオーバーのスゥエルがヒットし、一日を通してどんどんサイズアップ。
トップサーファー達もゲットにハマるコンディションのDay1ハイライトです。
"2017