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皆様もこのコロナ禍の影響で、いろいろ大変な思いをされていることと思います。 F+も、flow時代から25年の長きにわたり、ぶれずにCTをメインとして雑誌を制作してきましたが、そのCTツアーが現状行われないという、考えもしなかった出来事が起きています。 ずっとメインの取材対象としてターゲットにしてきたものが急になくなってしまい、前号のF+038号に関しましては、コンテストコンテンツ無しの記事構成で制作いたしましたが、そういった構成にしたところで、小誌の編集内容に沿う記事としては、やはり海外、アメリカ本土、オーストラリア等でのリモート取材が必要不可欠ということになり、それも海外スタッフにオーダーするのが難しい状況になりました。 そこで、非常に残念ですが、9月10日配布予定のF+039号は休刊させていただくことにいたしました。それ以降に関しましても、CTツアーが正常に戻らない限り、記事制作が困難であると考えられますので、しばらくの間休刊となる予定でございます。 世界各国を人々が自由に行き来できる、という状況が戻らない限り、正常なワールドツアーは戻らないと思われますので、残念ではございますが、長い時間のかかることと思われます。 復刊に関しましてはめどがつき次第、早急に皆様にお知らせいたしますので、その時にはまた応援のほどをよろしくお願いいたします。 なお、休刊中でもこちらのコラムは継続いたします。COVID-19パンデミックの中での各国の業界の様子、蔵出し昔話シリーズ、我が家の犬猫問題等、気の向くままに発信していく予定です。「つのだゆき」として世に発信するのはここだけのエクスクルーシヴとなりますので、ごひいきのほど、よろしくお願いいたします。 また、F+039、040号までの年間購読をお手続済みの方は、後半分の返金等の対応をさせていただきますので、7/21に個別にメールでご連絡させて頂いております。メールがお手元に届いていない場合は、お手数ですが問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。 突然の休刊で皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いします。ふたたび誌面にてお会いできる日を楽しみにしております。
う~ん、そうきたかぁ、というのが私の印象。 WSLがようやく2020シーズンのキャンセルを宣言、2021シーズンのCT新フォーマット、スケジュール、などなどまとめてドンと発表。新CEOのエリック・ローガンさんの何ともビジネスマンっぽいプレゼンムードの英語(動画)は、サーファー以外の普通の人にもわかりやすいかな、と思う。そのニュース動画のラストで、パットがビーサン脱いじゃって裸足で足組んでるあたりがもう、すごくサーファーでホッとした(どこ見てるんでしょWW)。ここに目くじら立てるような、サーファーっぽくない方向に行くのは、個人的にはどうも好きになれないわけだけど。 続きを見る
だいぶ前の話になるけど、ワイン好きが見るウェブマガジンの取材を受けた。 ビコーズワインという、「ワインを知るためのワイン」、なる触れ込みのワインシリーズの販促マガジンで、まぁ、大人として、ワイン片手に見知らぬ世界にも触角を伸ばしましょう、的な、興味深いウェブマガジンなわけだけど、私が質問に答える形でのインタビューを通して、サーフコンペのあれこれがわかる仕組みの、読んでガッテン。是非お読みくださいませ。 『Because, I’m サーフィン・ジャーナリスト 前編』 https://firadis.net/because/interview05_1/ 自分で語っといてなんだけど、やっぱサーフィンって競技としてはファジーすぎるわ~。 役得で、ちゃっかり詰め合わせボックスでいただいちゃったワインはほぼ飲みつくしちゃって、これしか残っていないけど、みんなおいしかったです。ごちそうさま~!
本当に恐ろしいことに、すでに今年も半分終了なわけで、過去を振り返ってる場合じゃない気もする。気もするけど、ほかにやることもなく、蔵出しシリーズは続くかも。 今回は箸休めの別ネタ。 アメリカのハンティントンでマツというレストランをやってる30年来の友人のユウジから、巨大で超甘い、アメリカ産レイニア種のサクランボが届いた。どっさり2キロ! アメリカやオーストラリアへの荷物は現在日本では郵便局が受け付けてくれないので、雑誌も何も送れないんだけど、むこうからは来るのね。ユウジの指示に従いあちこちに分けたけど、ほんとに食べでがあるサクランボで、5粒も食べればもう満足な感じ。 国内のJPSAツアーは今シーズンキャンセル、イコールプロサーファー失業、バイトに励む、みたいな。ポイント関係なく、賞金だけの試合とかは予定されてるけど、それもいつ開催できるのかね。 続きを見る
蔵出しシリーズ2 1989年6月、新島きちろん。この年の新島はポッツ(マーティン・ポッター)優勝で、シーズンスタートから3連勝、そのままワールドタイトルを取ったと記憶している。 当時は確か、春の新島、秋の部原みたいな感じで、年に2回もワールドツアーが日本にやってきた。これもGORDINHOの写真。左から大野薫(おおのかおる)、私、オーストラリアのサイモン・ロウ。 1年たっても布団の上という取材風景。だけどレコーダーがあるのは進化、かね。メモもあるけど(笑)。でかいね、カセットレコーダー。マイクロカセットですらなさそうだ。 ほら、写真撮ってるからあっち向いて、みたいな感じで手を出している大野薫はすでに故人になっているけど、鵠沼在住だったジャーナリストとしての先輩のこの人は、私が最も大きな影響を受けたひとりだといえる。 続きを見る
みんなが気になるのはこの先の業界どうなるのか、とかだけど、そんなのわからんよね、誰にも。何しろたかが風邪、されど風邪で、国中が学級閉鎖的なことになるなんて、想像もつかない出来事だから。 さてさて、すごい写真でゴザイマス。蔵出し~。 基本的に過去は振り返らないタイプなので、どうでもいいんですけど、やることないから振り返ってみようかな。これは私の初めてのワールドツアー選手らとのふれあい時代かな、と思う。これより前数年は、NSA、JPSAの国内試合をフルフォローしていた。全国のサーフショップを回ったり、読者スナップしたり、とにかく地道に足元を固めるファインのお姉さん時代(笑)。ツアーに出てすぐにフランスで髪の毛を切ったので、髪の長い女だったキャリア序盤、1988年の新島、本村にあった民宿きちろんでのワンショット。 続きを見る
新しいF+皆様のお手元に届いていると思いますが、海外の年間購読者様に関しましては、日本郵便がアメリカ、オーストラリア等、ほとんどの国向けの発送を受け付けていない状況です。もちろんコロナの影響。よって、発送が出来ないので、個別に連絡を取らせていただきますが、状況が良くなって発送ができるようになり次第、発送いたします。 F+038、いかがですか? CTコンテストのないF+ってのもそれはそれでありなのかな、と。 まぁ、でもネタはすぐに尽きちゃうので、試合なしでの継続は厳しいのかなぁ……という感じで先の見えない状況はどこも同じ。よって、F+の年間購読会員については現状上半期、つまり、この号038とひとつ前の号037の2冊セットだけの申し込みしか受けておりません。 コロナ前に2020年4冊の通年年間購読を申し込まれた方々に関しましては、9月配布予定の039号以降の予定が立ち次第、別途個別にご連絡させていただきます。 もうひとつ、聞かれるだろうなぁ、と思って聞かれてるのは、最新号の表紙のロブが着ているTシャツ。どこで買えるんだ? 的な。 続きを見る
サーフカルチャーの総合情報誌『F+(エフプラス) SURF CULTURE MAGAZINE』の最新第038号は、2020年6月10日から配布開始です。 気になる中身をご紹介。 【INNERVIEW AT BEHIND THE CURTAIN】 いつもなら、コンテスト会場の裏側から楽しい写真を届けてくれるシャーマンだけど、残念ながらコロナウイルスの世界的感染拡大によって、今シーズンはまだCTの試合がない。 そればかりか世界各地で外出禁止だったり、ビーチクローズだったり、影響はあらゆるところに出ている。 そこで今回は一味違ったBEHIND THE CURTAINインタビューバージョン。 モーメンタム世代と共にそのキャリアを歩んできたシャーマンならではのインタビュー。リラックスしたロブ、テイラー、パットのインタビューをどうぞ 【GRETEL - THE TROPICAL CYCLONE THAT KEPT ON GIVING】 3月中旬、オーストラリアに波をもたらす低気圧の発生エリアといえる、コーラルシーの北西沖にひとつの低気圧が発生し、クイーンズランドの北に向かって進んできた。 気象庁が予想したように、それはサイクロンに発達し、グレーテルと命名された。このサイクロンはこの先南東に進路を取り、東の沖合でさらに発達することが予想されていた。理想的なコースだ。しかし、もしかしたら進路を変えてクイーンズランドの南東海岸にヒットし、夏の終りにせっかく整っていたスナッパーのバンクを完全に破壊してしまうかもしれない、とサーファーたちは気をもんでいた。 【NAZARE - THE WAVES THAT GOD SENT FOR FINAL 20 MINUTES】 ここ10年くらいビッグウエイブスポットとして脚光を浴びているナザレ。 あの恐ろしいほどのビッグウエイブは、手前にドン深な地形のあるビーチのショアブレイク、あるいはバックウォッシュの巨大波のようなものを考えてもらうとわかりやすいかもしれない。 うねりが来てブレイクしそうになるけど、ドン深のところがあってブレイクしない。 でもその先のインサイドの浅いところで一気にド~ンとブレイクする。 それのスケールの大きいものだ。 それは世界中探してもまれな、深い海溝と浅瀬の位置関係、湾の形状、スウェルディレクションが作り出す水の芸術といえる 購入希望の方へ F+では、本誌F+038号の単体販売の他、バックナンバーとのパックの販売もしています。 詳細⇒F+ MAGAZINEを購入する
アレックスと悪魔のような顔のみっくん。 そう、みっくんは角田光圀というれっきとした我が家の新人犬なわけだけど、これは光圀というより、「越後屋、おぬしもワルよのう、ひ~っひっひっひ」と笑う悪代官側の感じ(笑)。一応茨城の保健所出身ということで、黄門様にあやかっての命名だったけど、名は体を表さないの典型例。 アレックスは近所で飼われている仲良しのわんこ。ラッキーさんもアレックスとは仲良しだった。みっくんはボーダーコリー系のミックスだけど、アレックスはフラットコートレトリバーと黒ラブのハーフ。フラットの永遠の少年気質と、黒ラブの人懐っこさを兼ね備えたかわいい子です。 今志田の界隈はオリンピック会場の工事中断中で、津波防潮堤の手前は超広々とした天然ドッグランのようになっていて、そこでブイブイ走りまくっているのがアレックスとみっくん。アレックスは性格も天然系で走り方もドスンドスンな感じで重量級、みっくんはアレックスのボールをキャッチ寸前で横取り専門という性格の悪さながら、軽やかにぴょんぴょんカモシカのような走り方。同じ犬でも随分違うんだなぁ、って感じ。 続きを見る
サーフィン波情報サイト「BCM」からの発行で知られる、年間ガイドブック『ビーチコーミング・マガジン』の2020年版が完成。毎年4月下旬に発行され、GW前のタイミングで無料配布されている本誌ですが、今年は新型コロナウィルス感染症の影響による緊急事態宣言が発出されていた点などを考慮し、全国発送を一時見合わせをしておりましたが、一定期間の保管のうえ発送作業を再開しました。早ければ5月25日頃より順次、全国の提携施設より無料配布がスタートします。 1993年の創刊以来、28号目となる本冊子は、日本全国のメジャーなサーフポイントと、海近くでサーファーに人気の飲食店・宿泊施設などを紹介するサーファー専用のガイドブック。 各地でサーフィンをする際にぜひ参考にしたい地域情報が毎年更新されているほか、年間で使えるウェット指数や潮汐カレンダー、初級者必見の「ルールと基礎知識」など、ベテランサーファーからビギナーまでサーフィンを楽しむための情報が満載。 合計256ページの情報量で、今年も“無料”のガイドブック。品切れ前に全国のサーフショップへ急げ! 【BEACH COMGING Magazine(ビーチコーミング・マガジン)2020】 ページ数 : 256ページ(オールカラー) サイズ  : A5 (天地210mm×左右148mm) 主な配布方法 : 全国のサーフショップ、海近くの駐車場などで無料配布のほか、波情報BCMサイトの「プラチナ会員」向けの年間特典送付など。 【お問合わせ】 株式会社ライズシステム www.bcm-surfpatrol.com ■サーファー達が街を支える 今や地方の街づくりにも必要不可欠な存在といっても過言ではない、地元のサーファー達の活動の一部を紹介。   ■定番のサーフポイントMAP&ショップガイド 全国のメジャーサーフスポットと、各エリアの参考情報が詰まった定番サーフィンMAP。 サーフポイント周辺で、サーファーに人気の飲食店や宿泊施設の紹介コーナー。 ■初心者必見のルールと基礎知識 ビギナーサーファーはもちろん、中級者以上の方にもぜひ改めて読んで頂きたい基礎知識。これからサーフィンを始める方にも、ぜひ本誌を手渡してあげてください。

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る