昼はちょっとお仕事モードだったけど、夜は普通に夜景観光とかもしてみたよ。
フランスにはツアーの試合で何回もきてるけど、パリ市内観光って、一度もやってなかったから。
正面JR原宿駅じゃない、凱旋門のシャンゼリゼ通り。歩道がだいぶ幅広いよね、表参道より。そこにクイックシルバーショップあって、あの宇宙人のようなケリーのV10ビジュアル一面ド~ンだったけど。こんなとこまで来てケリーかよ、みたいな。
ま、夜間の夜景渋滞はすごいけど、私たちの乗った2日間乗り放題で24ユーロなり、の真っ赤なロンドンシステム2階建て観光バスは、クソ寒い雨のパリの夜を渋滞かきわけかきわけ、かなり強引に進んでいくのであったよ。
車線変更なんて、図体でかいのに鼻先突っ込む突っ込む。
しかしね、寒い。真冬ですわ、日本の。手袋マフラー帽子、欲っしいわ~って感じ。
しかも来た日からずっと曇り、あるいは雨。今日が一番天気悪いし。
行きの飛行機の隣のおじさんが、パリに行くなら今が一番いい季節だよ、どこに行ってもガラガラだから、って言ってたけど、そりゃガラガラよね。とてもじゃないけど観光って感じの気候じゃないもの。
それでも、だから、だからこそ、だからか、知らないけど、ルーブル美術館もオルセー美術館も、室内系の観光スポットは混雑し放題。ホント、初日の夜に無理してモナリザにお会いしておいてよかった。それが私的には今回のメインイベントだったからね。
で、もう明日はパリを離れるんです。まさに弾丸ツアー。
でもダビンチも、ゴッホも、モネも、マネも、セザンヌも、ドガも、ロダンも、みんなしっかり見ました。
しっかし、有名な画家ってすごいね。やっぱそれなりの何かがあるよ。あの平面の中に衣装や肌の質感を出すってのもすごいけど、空気感を出すのがすごいな、いつも思うけど。
ドガの踊り子たちなんてさ、踊り子の少女たちのザワザワしゃべってる声や、がさがさした物音が聞こえちゃうもん。マジ恐ろしい。
写真もそうだけど、ホント、それを表現できたら最高だと思う。
ミロのビーナス。
この人は今まで見て認識してた女子より、ずっと美しい人でした。
なんかもっとムッチリ、ポッチャリな印象だったんだけど、意外やシャープ。体脂肪率5%減ぐらいな。
私個人的には左側面からの横顔が、キリリ系でとても素敵だなと思いました。
女子高のS系な感じ? はっきりとした自主的な意志のようなものもうかがえる表情で、思いっきり女性というよりは、中性的なシャープさを持っている美人さんだなぁ、と。
表側はとても美しく彫刻されてるんですけど、背中側の腰から下が相当いい加減に彫られていて、それは壁にくっつけて飾られるものとして制作されたかららしいけど、ま、職人も見えないところは手抜き? それはそれですごく人間の仕事っぽくて、興味深かったな。
あとね、水浴するアフロディーテだったかな、なんか首の無い大理石の水浴する女子の像があったけど、かがんでる腹部が見事な3段腹というか4段腹なわけよ。肉食い込みまくり。それでもね、美しいの。
う~ん、美しい3段腹ってのも存在するんだなぁ、と感心してしまいました。
モナリザは本当に昨日の夜見ておいて正解でした。
もうね、今日行ったら大変なことになっていて、おちおち近づけない状態。まるでWTのケリーシフト。
昨晩は近くで見たり離れて見たり、見たい放題さまざまな距離や角度から見たんですけどね。もし、見るのが今日だけだったら、人ゴミの中の遠くの彼女、って感じだったもん。
今日はルーブルに1日いて歩きどおし。主要モノすべて制覇。
いや~、やっぱね、美術品とか絵画とかって写真じゃないな。まったく違うものに見えるもの。
モナリザは、まず、あ、けっこう小さいのね、みたいな。
いや、でかいんですけどね、タテ70センチぐらいだから。
で、褪色防止のためだろうけど、けっこう濃い色のガラスがかかってて、全体的に暗く見える。え、この絵ってこんなに暗かったんだ、みたいな。で、そのガラスが作る色の変化は、写真でいうフィルター効果のようなものが出るからなのかどうなのか、なんか、ハイライトポイントというか、この画像の中での一番明るいところが胸元に感じるわけ。今まで何回も写真や映像でモナリザみたけど、そんなこと思ったり感じたりしたことは一度も無かった。
なんか、いつも顔に最初に目が行ってて、顔がハイライトだと無意識に感じてたけど、ガラス越しながら本物を前にしたときに目がいったのは胸元。ウ~ン、不思議。
しかもこの絵は近くで見るより、少し離れて見たほうが大きく見えるという不思議ちゃんだよ。
もしかしたらダ・ビンチが訴えたかったのは胸元? だとしたら、本物の出すオーラってすごいな、みたいな妄想をガツガツ広げてる今回のおふらんすです。
ハンムラビ法典、目には目を、歯には歯を。けっこう怖い因果応報ストーリー。これが石柱に刻まれてるとは知りませんでした(常識の無い人なので)。なんか、勝手にパピルスに書いてあるものと思い込んでました。これはこれでビックリ。
見ました、モナリザ。いきなり。
シャルル・ド・ゴールに着いたのが朝10時、別便の友人と空港で待ち合わせて、電車に乗って、ホテルにチェックインしたのがお昼。で、私今やインターネット上のボーダレス人類に突入なので、ホテルのワイヤレスインターネット接続確認(ついこの間まで、こんなもの私の人生に関係なかったのに、今やこれがないと死亡? おかしいよね、こんな話)なかなか上手くつなげず、ストレスをため円脱コース?
バタバタして、ようやくウイルスバスターをはずせばつながるということを発見して、おっかなびっくりはずして接続完了。ウイルス感染し放題。きゃぁ~~~!!
なにかしらのセキュリティが引っかかってるんだな、きっと。
面倒だよね、最近のセキュリティソフト。ま、それもこれも、セキュリティソフト会社儲かり放題。アメブロサイバーエージェント儲かり放題って話で、私たち、けっこう踊らされてますよね~~~、って、何でみんな思わないんだろう???
ま、私は個人だったらそんなものには一切踊らされないけど、いまやお仕事なので、踊り放題。ダンシングクイ~~~ン!!
で、開通後のホッと一息で、友人寝てるし、ちょっとだけベッドに横になってみようかな~……で、眠れる森の美女。
気がついたらもう、夕方6時すぎですわ。
でも、本日は水曜日。ルーブル美術館は水曜日は夜10時までやってて、その閉館間際が一番モナリザ前が空いてるという情報をゲットしていたので、じゃ、メシ食って、行く? みたいな。
平日なら終日9ユーロ、6時過ぎは6ユーロの入場券で、ま、明日からはそこら中の美術館フリーパスのチケット買うので、今宵のモナリザだけのために6ユーロ、約700円。私的には全然アリでしたので、見ました。モナリザ1点狙い。
話どおり、この寒いパリには似合わない季節でもあり、遅い時間でもあり、モナリザの前には約10人以下。正解。
で、う~ん、やっぱ違うわ、本モノ。
今までテレビや写真見ていたモナリザと、まったく違う絵に見えたのにはビックリしました。ま、今すでに夜中の2時なので多くを語るのは明日にします。でも私的には、本物のすごさというか、あ、やっぱ自分の目で見ないと何もわからないんだな、ということを再認識しました。ホント、これが私の生きる道。
で、flow036問題はいまだ解決せず。しかも佐川ったら、こんな問題起こしたのに運賃の割引しか出来ないとかって話だし。私としては、えっ、この期に及んで私は佐川にお金払うの?? みたいな。
配達する品物を預けて、普通翌日に届くのが佐川なのに(ってみんな思って大事な仕事してますよね??)、半月後になってもモノがとどかなかったら、お金払いますか?? 払わないっすよね、普通。でも佐川横浜支店としては、それでも取るって話。ないでしょ、それ。ま、運送約款とか照らし合わせて、ここにこう書いてありますから、って話になれば、こっちの負けなんだろうけどね、たぶん。なんとか約款という類のものは、通常考えられる範囲内で何があってもボクちゃんは損しませ~んっていうふうに作ってあるからね。
ま、事と次第によっては、もう、みんなサーフィン業界さぁ、佐川やめてクロネコとか福山とか、他にしようよキャンペーン、一人でやりますです。ハイ。
ホント、ムカツク。
昨日の続きだけどさ、ま、情報は早くてナンボという世界もある時代になっちゃったよね。いい悪いは別として。
今回の先週1週間の世界のサーフシーンの明暗、両極端な10年に一度の2大ビッグニュースで、メディアしてのウェブの重要性というか、フットワークのよさというかを思い知ったね。
ホントに良かった、私F+に変身して。
だってさ、みんなが見たいと思っているうちに見せられるのよ。アンディのギャラリーもそうだし、ケリーのニュースもそうだし。今までなら周囲の何人かだけじゃん。ほら、こんなのあるんだよ、次号、みたいな。
この先F+サイト内のアンディギャラリーは、復帰後を終えて一気にデビューイヤーというか、私が撮影し始めた1995年頃に戻って、そこから近年に近づいてくるシステムで、たぶん今年中にはすべての写真が上がってしまうことになると思う。
一生懸命F+サイトを追ってくれている読者は、けっこうそれでおなかいっぱい系じゃないのかな。ま、惜しむらくは、かふぇ~がオープンしてれば会員の皆様と、その写真たちについて語り合えるのにな、みたいな。ま、この先ね、語り合いましょ。
で、今までなら次の3月の号までにいろいろ、アンディネタ、ケリーネタを集めたりしてたんだろうけど、いまや3月にはすでに別の話になるわけで、うん、そういうニュース系はやっぱウェブだな。
で、めくりたいものはめくりたいもので、雑誌。あまり時間軸の関係ないもの。
ま、でも、分けてみて初めて、逆に印刷物の良さを感じたかな。
いまF+サイトに上がっているPDFでflow(私の手元にはまだ届いていない)見たけど、なんかね、やっぱゆっくり紙で見よう、と思って途中でやんなっちゃったもん。古い人間なんで……。
で、そういうことも何もかもすべて含めて、このトリガタのナメた表情です。ヒッツヒ~、ざま~みろ、アホがみ~る、ブタのケ~ツ~、みたいな。
こんな顔されたら飼い主として、ムカついてもいいですよね?
flowは相変わらず私の家や、数件のショップには届かず、ふぁっきん佐川急便? あのね、flow036は10月27日には佐川急便に納品されてるのよ。私のせいじゃないわけ。この遅刻。
で、結局私はflow036を見ることなく、シカゴ経由のフランス行き。おふらんす、らふらんす。ラ・フランス、おいしいよね、洋ナシ。昨日食べたな、とある店で。
あの、今後、flowまだだぜバカヤローの人は、[email protected]に問い合わせて下さい。F+サイトのcontactの質問ボックス使ってもいいです。
今回はちょっとフランスの業界人とウェブ関連のお話し合い。シカゴでアメリカチームとお話し合い。ウェブやるとなったらなったで、世界中のいろんなとこと、いろんな人と、お手手つながないとね。インターナショナルっすから。結局お仕事は人脈?
でも実際問題個人的には今回の最大の目標は、モナリザの実物をこの目で見ること。そう、ダ・ビンチ、ルーブル美術館。
あのね、そういうことがどんな肥やしになるかわからんけど、やっぱ、本物見ないと何も見えないと実感してるのよ、常々。誰がなんと言おうと、これが私の生きる道。
遊んでていいな、と思えばいいし、お気楽極楽と思えばいい。でもね、こういうことは今やってるレベルで本質を見抜くためには絶対に必要な自己投資なの。こういうことをして本物が見える目を持つ。
わかってくれなくてもいいけど、こういう道楽にちょっとお仕事付け加えて、最近は1年に一度は、なにかサーフィン以外の本物を見に行くことに決めてます。
写真はゲート30グループに向かう成田第1ターミナルの通路にある象のサーフィンビルボード。昔っから気になってて、いつも写真、と思うんだけど、空港で写真って……と思ってしまう私なもんで、ひとりで照れちゃってなかなか撮らずに、もしかしたらもう1年以上たってるかも。で、ようやく今回ゲット。
最初に見たときには、う~ん、こういうサーフィンにまったく関係ない企業(コンサルタント系のよう)にもサーフィンが使われる時代になったか、って落ちでブログネタって思ってた。
しばらくして見た時には、これ知ってる? みたいな落ち予想。で、そのあとはこうやってイメージだけ使うのはずるいじゃ~ん、使うなら業界に還元して~(例えばWT協賛とか)の落ち計画。で、最終的にはこういうのずっと気になってたんだよね~、みたいなしょうもない話までに成り下がった。ほんとグ~タラでごめんなさい。
いってきま~す!
カメラマン、ブライアン・ビールマン"
ケリーV10、予定通り。すごいな、とにかく。
何しろ最低でも10年かかる記録ってさ、10年ってすごくね? しかも38歳。それだけでおじさん、ご立派。しかも、その試合プエルトリコのリップカールプロサーチ優勝。10点満点出しのトータル18.77のファイナル。
2位は子供が生まれたばかりのビード・ダービッジ。お父さんパワー全開。3位にタジ、ミシェル・ボレーズ。
ジョーディはケリーがクオーターを勝ちあがった時点でタイトルが決まり、そのすぐ後のヒートだったので、集中力も切れたのか、ミシェル・ボレーズに負けて5位だった。デーン・レイノルズ、エイドリアーノ・デ・スーザ、ミック・ファニングも5位。
タイトルがらみのレポートはF+ウェブサイトのニュースで。
あと、アンディを含む、ハーレイプロで乗ったボード解説ビデオ第2弾もニューリリースしています。
なんかね、こういろいろニュースが重なると、ウェブって大変だな。やってもやっても終わらないし、締め切りはいつだって今になっちゃう。
ま、V10といい、アンディの不幸といい、こんな大変なことはこの先10年は起こらないだろうけど……。
とにかくサーフシーン的にはものすごい1週間だったと思う。
で、その一週間終えても私のところにはflowが来ない。
ボチボチほかのところには届いているようなのですけどもね。
いいなぁ、みんな、私より先に見られて。
アンディ・アイアンズ"
ビード・ダービッジ"