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ハワイ、カリフォルニア両方で1週間という弾丸ツアー。ま、普通の人の観光システム。いろいろ人に合ったり、写真ゲットしたり。 ハワイで例のワイメア騒ぎの話の詳細を、招待されていた選手から直接いろいろ聞いたけど、なんかね、今回はテレビでのあおりぶりがすごかったんだって。もう5日ぐらい前からやるよ、やるよ、みたいな話で、毎回ニュースのたびにその話。ローカルテレビ局は24時間チョコチョコエディがらみのインフォを流してたそうだよ。 で、全般的なムードはやるよ、やるよ、という感じ。 ただ、選手サイドでは、内緒だけど、う~ん、このスウェルじゃむりじゃないかな、というムードだったということ。 ま、やればやれたけど、もしやったら選手はすごく運に左右されることになったコンディションで、セットが来て、それがおわったらその後45分は次のセットがこない、どころか、フラット、みたいな待ちの長いビッグウエイブだったようだ。 ただ、今回はやるとなったときのためにすべてが整えられていて、なんとハワイ州か、ホノルル市かわからないけど、行政の協力で、ミリラニとタートルベイに駐車場が設けられ、そこからシャトルバスが運行されたんだって。島のどっち側から来てもシャトルが使えるわけ。で、ワイメアのベイ周辺は関係車両、認可車両以外すべて通行止め。 このシャトルのこともガンガンテレビで言ってたみたいで、ギャラリーたちはたいした混乱もなく、みんなシャトルできたみたいね。 最初のシャトルバスはたぶん朝4時ぐらいに出たんじゃないかっていってた。 ま、これは前回の混乱を反省してのことだろうな。 だって、前回エディがあったときは終日ワイメアの周りは大渋滞で、宅配業者や郵便やさん、居住者その他、お仕事車が大混乱で業務に支障をきたしたから。 とにかくノースのメインスポットを通る道は1本道で、他に逃げ場が無い。そこが問題。 でもな、考えてみればサーフィンもでかくなったもんだよな。もちろんいつだってエディのあるときやビッグウエイブの日はカメハメハハイウェイは大混雑してたけど、通行止めにしてシャトルバス出すって、そこまでは……だったもんな。サーフィンが好きな人だけでなく、サーフィンに普段全く興味の無い人も、伝説のビッグウエイブコンテストってあたりにひかれて見に来ちゃうわけだよ。というか、そういう人のほうが多い。 逆に本当にサーフィンに近い人は妙にさめちゃってて、混んでてめんどくさいから家でテレビで見るよ、って逆転現象。 これがハリウッドのハワイ、サーフィンブーム以降のアメリカの現実。 今晩からカリフォルニア。
インタースタイルFEB2011が2月15日から17日の3日間、パシフィコ横浜で行われる。「インタースタイル」はサーフ・スケート・スノーなどのボードカルチャーと、ストリートカジュアル・セレクト系のファッションを中心に構成された展示会のこと。日本中から業界人が集まる一大イベントでもある。アメリカでも同様の展示会があって、それはASRと呼ばれているが、残念なことに2011年の1月に予定されていたASRはキャンセルになった。おそらくアメリカの経済不況を受けてのことと思われるが、日本はそれで風邪を引くどころかどうやらアメリカより元気のようで、今回のインタースタイルは過去最大規模、約300社・700ブランド の出展を見込んでいる。すごいな。3日間とも招待客オンリーなので、残念ながら一般の入場はショップゲストという形でしか認められていない。ま、メーカーとショップ等の大商談会であると同時に、業界人の顔合わせ的イベントでもあり、なんか、ココに行けば業界の皆さんにお会いできる、みたいな場所なので、普通の人には関係ないか。ま。でも興味のある方はhttp://www.interstyle.jp/でチェックしてみてくださいで、ですね、そんな恐ろしい場所に、なんと今回はF+のブースも出ます。ほんのネコの額ほどの最小スペースですけど。こんなだった、あんなだったのお話は、後日レポートするとして、とりあえずは開催告知で~す。
2月15~17日、パシフィコ横浜でインタースタイルなるイベントがあるんだよ。 ま、ボード業界というか、サーフ・スケート・スノーその他、その手のギョーカイ系の集団展示会だね。 ご招待なので、一般人が誰でも入れるってワケじゃないんだけど、業界のひとなら何らかのツテをたどってやってくるような感じなのかな、みんないるから。 昨年のこの時期のインタースタイルには、パーコちゃん来てたな。 で、今回のインタースタイルにはなんと、恐ろしいことに、わがF+のブースも出展するのだよ。 出展するのだよって、なにやるわけでもないんですけどね。F+製作ユニットがバラバラに、勝手にブースでウダウダしてたり、誰もいなかったり、ゆるい感じで顔見世興行かな、と。どっちかっていうと休憩所系?  ま、業界人のかたは、とおりすがった際にはお立ち寄りください
クリス・ワード、ダミアン・ホブグッド、ジェイミー・オブライエン、ジョン・フローレンス...他"
ハワイのパイプラインで行われていたボルコムパイププロで、18歳のジョンジョン・フローレンスが優勝し、優勝賞金120000ドルをゲットした。 わずか8歳の頃からここでサーフィンを始めたジョンジョン。当時は背だってやたら低かったし、ボードがでかく見えてかわいかった。しかし、10年後の今では見上げるほど背も伸びて、ボードが小さく見えるしまつ。なんか、華奢な感じが若い頃のゲビン・ベッシェンみたいに見えるね、写真じゃ。 で、まだ18歳ながら、10年というベテラン同様の経験を積んでいるので、ここでは若手というカテゴリーには入らないだろうな。超若手なんだけど。 もちろんジョンジョンにとって、このパイプで優勝するということには特別な意味がある。ジェイミー・オブライエンと似たような感じ。自分の育った裏庭がこのパイプ、バックドアのピーク。ホームブレイクでの優勝はまた格別だ。 しかも先ごろ行われたバックドアシュートアウトに続いてこのピークでの2試合連続勝利。勢いに乗っているというか、2011年はジョンジョン旋風でスタートした様相になった。 その上、ジョンジョンは今シーズン、WTクオリファイを目指してスターツアーを意欲的に回る計画を立てている。 このASPの試合で初のファイナル、そして初優勝は大きな経験になっていると思うし、シーズン序盤の幸先のいいスタートになった。 初のファイナル進出で優勝を決める、ってあたりになんかスター性というか、来るのかな、という感じがしないでもないけど、まぁ、世界中で自分がもっとも得意としている場所での試合ということで、世の中そうすんなりは行かないんじゃないかな、とは思うけど、こういうチャンスを逃さずきちんと優勝するというのは、若いながらもさすがのキャリアかな。 何度もファイナルに行っても優勝できない選手がたくさんいる中で、初ファイナル初優勝というのはやりなにかを持ってるということなんだろう。ま、優勝経験という部分では、これでデーンを超えたわけだし。 デーン・レイノルズね、優勝経験ないんですよ、信じがたいことに。 以下、2位ジェイミー・オブライエン、3位クリス・ワード、4位アーミオン・グッドウィン
クイックシルバーとASPインターナショナルは2011年ASPワールドツアー第6戦を「クイックシルバー・プロ・ニューヨーク」と題し、ニューヨーク州ロングビーチで9月4日ー15日の日程で開催することを発表した。アメリカの東海岸で開催される初のワールドツアーは、賞金総額は100万ドルという、プロサーフィン史上最高金額の大会になることも発表された。クイックシルバーCEOのボブ・マックナイトは「今年の9月に、しかもニューヨークで世界最大のプロサーフィンコンテストを主催できることになり、本当に光栄でうれしく思う。東海岸にはこれまで多くのサーファーやサーフィンファンがいたが、彼らはついにロングビーチで世界最高峰のサーファー、サーフィンを見ることができるんだ。また私たちは、クイックシルバー、ロキシー、DCシューズのベストライダー達を世界のメディアの中心ともいえる、ニューヨークシティに集結させるつもりだ。12日間にわたる、サーフィン、スケート、BMX、ファッション、アート、音楽で表現されるアクションスポーツカルチャー、ライフスタイルにはきっと世界中が注目するはずだ。」と語った。ASPインターナショナルのCEOブロディ・カーは「世界最高のサーファーをアメリカ東海岸に集結させるのに加え、クイックシルバーは史上初めて賞金総額100万ドルを掲げることで、これまで境界線を超えることになった。これはクイックシルバーのサーフィンに対する情熱の現れであり、私たちASPはサーフィン史上最も素晴らしいイベントにするため、クイックシルバー、ASPのトップ34のサーファー達と協力していく」と表明した。開催地であるニューヨーク州ロングビーチは、東海岸ではよく知られたサーフスポットであるが、ASPワールドツアーの開催ができる程の波はブレイクするのか? クイックシルバープロ・ニューヨークのオフィシャル波予報のsurfline.comによると、約15年間にわたる研究調査により、9月4日ー15日の期間が最もコンディションに一貫性があるとし、場合によっては世界でも有名な他のサーフスポットと同程度のコンディションになると見込んでいるという。また2011年はラニーニャ現象の年であり、大西洋側でハリケーンが活発になり、その影響も予想されるとのことだ。10×チャンプのケリー・スレーターは「小さい頃に兄のショーンや友達とロングアイランドのグッドウェイブでサーフィンしたよ。今回の大会はとてもユニークで未知の世界だね。すでにサーフカルチャーが根付いていて、有名なサーフショップもあるニューヨークでのASPは楽しくなること間違いないね!」と語っている。まだまだイベントの全貌は明らかになってはいないが、ともかく、「クイックシルバー・プロ・ニューヨーク」は史上最大規模のサーフィンコンテストになることは間違いなく、大会開催までの動向に注目したい。
1月24日パイプ&バックドア by surfline"
<img src="http://www.fplussurf.com/photo/先日ブログにも書いたけど、例のワイメア騒動の後のパイプバックドアのパーフェクトデー。早速ジョリさんからレポートが届いた。写真は1月22日のものが多いので、ワイメア騒動の翌々日に当たる。確かに最高の波。そりゃね、ケリーの笑顔も理解できるね。11月、12月ってハワイにいたのに、1月にまたすぐ戻るなんて考えてもいなかったけど、ゴールドコーストの家のパソコンで、太平洋を進むストームを見てたらじっとしていられなくなって、そのストームのもたらす波のピークの木曜日に間に合うように、水曜日の夜の飛行機に飛び乗ったんだ。日本と同じで時差があるから、ハワイには同日につけるからね。結局エディはやらなかったけど、この旅で僕がゲットした写真は、15ー20フィートのワイメア、そして6ー15フィートのパーフェクトなウエストスウェルのパイプ、バックドア。ま、悪くはないよね。で、今、もうオーストラリアに向けて帰ってる途中。だって今度は、ゴールドコーストに来そうなサイクロンアンソニーと、サイクロンウィルマが気になってしょうがないから。それらのサイクロンがうまい具合に来ていい写真が取れたら、また送るね。Cheers(カンパーイ)写真レイトシーズンらしい静かなビーチに、このすばらしいAフレーム。さすがハワイケリー・スレーター。この人はこの時点でこんなに奥にいるのに、超余裕。あわててる感がまったくないのがすごいなトム・キャロルとケリー。これだけ波がよければサーファーなら誰だってゴキゲン。バイブスがモロ伝わるような笑顔も出ちゃうってものジェレミー・フローレス。パイプマスターとなった今、そのライディングからは自信があふれている感じダニー・フラー。完璧なウエストスウェルのパイプライン"
なんかね、ワイメアはなかったけど、その後のスウェルで、ここ数日パイプが超よかったらしいよ。何でもこの冬一番で、これ以上よくなることもないだろうって言うぐらいの極上の波。誰もが今シーズン一番の波に乗ったんじゃないだろうかって話だったな。ホント、いい波だね。クリーンだし。 写真はアレックス・グレイ。 ケリーとジェイミー・オブライエンがふたりで同じチューブに入ったんだそうだよ。 ケリーにジェイミーがドロップイン。 ま、ケリーのほうが奥にいられるだろうな。 ダブルチューブの写真はなかったと思うけど、そのすんばらしいパイプの動画や写真はボルコムパイププロのオフィシャルページに上がってるよん。で、しばらくスウェルが持ちそうなので、明日からこの4スター、ボルコムパイププロがスタートしそうだって話。 もうね、日本寒い、イコールハワイの波すてき、ってお約束だから。 ライブウェブもあるようなので、あったかいお部屋でお楽しみください。
2011年1月20日レポート Quiksilver.com/Eddie"

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る