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ちょっと前のことになるけど、別のことを探っていてたまたまTHE SURFNEWSの記事で、サーフコンペシーンにおけるLGBTに関しての意見的なものの記事を目にした。 →WSLが採用したトランスジェンダーサーファーの方針にベサニー・ハミルトンが反対を表明 - THE SURF NEWS 主にLGBTの中のT、トランスジェンダーに関してなのだけど、スポーツ界ではなかなか難しい部分だ。記事の中ではべサミー・ハミルトンのインスタを引用して、あなたはどう考えるか、と文末で疑問を投げかけているので言わせてもらえば、私はベサニーの言っていることはとても正しいと思う。 WSLとしてはすでにISAの方針に賛同の意を表し、テストステロン値が基準に沿えばトランスジェンダーの男子が女子の試合に出れることになっている。肉体は男だけど心は女で、女子のカテゴリーに出場できる基準をホルモン値(テストステロン値)で決めるって、逆ならドーピングでムキムキメンズボディになってもいいって話でもあるわけで、身体能力の差が結果に大きく影響するサーフィンというスポーツにおいて、この決定は大問題だと思う。 続きを見る
サンセット優勝フィリッペ。2位グリフィン。グリフィン途中から焦った感じなんだろうか。セットの2本目が良かったと思うけど、1本目グリフィンが行って、2本目フィリッペでハイポイントという終盤の展開になった。ワールドチャンピオンの意地、見せていただきました。女子はモリー・ピックラム優勝、キャロライン・マークス2位。 シーズン序盤はジャックロボ独走態勢で、昨年のことを思い起こすとベルズ3位のあと、マーガ、Gランドと連勝で突っ走ったので、この後も勢いは止まらなそうな感じだ。 前回、このジャックにジョンジョン、ガブが今シーズンの絡みみたいなことを書いたけど、実は頭の片隅にジョアオ・チアンカの名前はへばりついていた。 続きを見る
日本にも何度も来ているベテラン水中カメラマン、ラリー・ヘインズが亡くなった。ラニアケアでのサーフィン後の心臓発作。先日のワイメアでも水中やってて元気そうだったのに。日本びいきで、会うといつも、「はーい、ラリーさんです」、とニコニコ挨拶してたっけ。 ご冥福をお祈りいたします。 さて、ビラボンプロ・パイプライン。ジャック・ロビンソン、カリッサ・ムーア。 まぁ、長年のパイプの歴史の中でもだいぶひどい部類に入るコンディションだったと思う。たま~にあるけどね、パイプでアクション勝負とかエフカイマスターズとか。 実質的なファイナルはクオーターのジョンジョン対ジャックなんだろうね。 続きを見る
シェーン・ドリアンのご協力で、エディ・アイカウの試合中のオンボードカメラクリップゲット。 パイプも始まってはいるんだけど、あの波でアーリーラウンドやっちゃうってことは、この先あんまりいい波が続かない予報なんだろうと思う。昨年のような試合にはならない可能性が高い。 まぁ、波が良くなければ良くないほどパイプみたいな場所では番狂わせが起こりがちなので、パイプでのスキルどうこうで結果は考えにくいんだろうな、と思う。アーリーラウンドの感じだと、ケリー2連覇は無いかなぁ。究極のオールラウンダー強し、なんだろうと思う。 さて、2016年以来6シーズンぶりに行われたエディ・アイカウ。 続きを見る
うちの近くの畑道から国道に出たら、前を走っていたIGARASHI 50。これは信号で止まったら写メしちゃうでしょ。 サイドに五十嵐冷蔵とかなんとかあったので、冷蔵とか冷凍とかで食品などを運送するトラック、世にいうコールドチェーンってやつですね。 五十嵐で50ってのは超よくあるパターンなので、そんなに珍しくはないけど、なんかカノアのゼッケンと同じレイアウトってのもレアかな、と思って、ちょっとこの会社を探ってみた。まぁ~、グーグル先生は何でもご存じで、2022年で年創業100周年を迎えたという五十嵐冷蔵株式会社という会社の使っている、50(ゴレイ)マークというものでした。 続きを見る
なんだかんだ言って1月ももう後半というか、終わっちゃうわけだね。毎年毎年同じように感じるけど、また今年も同じように感じてしまい、そうこうしているうちに2023年も終わっちゃうんだと思う……って毎年思うし、そしてまた一つ歳を取るときたもんだ。 CTの初戦、パイプまであと1週間になった。昨年はケリー・スレーターの優勝という大人のファンには大感動の試合となったわけだけど、今年はどうなんだろうね。 昨年のファイナルデーは確か2月5日で、あと6日遅ければ2月11日、ケリーの50歳の誕生日で、50歳にしてCT優勝という偉業になったわけだけど、まぁ、49歳と360日とかでも十分偉業だわね。そして技術的には、またあのクラスの波が来れば、十分50歳と360日のCT試合連覇。みたいなことはあるだろうと思えるあたりが、ほんとモンスター。 まぁ、65歳になった私の個人的感覚から言えば、50歳なんてまだまだ全然いけてた、と思えるので、可能性はあるだろうな、と思う。 条件として、波が本気のパイプ、バックドアであることが必要、だけど。 すでにヒート表も出ていて、ヒート運のいい人悪い人はいるけど、そんなところじゃなくても……っていうぐらいお気の毒なのが・・・ 続きを見る
サーフドロップスvol.4、vol.5をセットでプレゼントにたくさんのご応募をいただきありがとうございました。厳正な抽選の結果(って、メールなので、受信ボックスでルーレットしただけだけど(笑))、Wさん、Sさん、Mさんの3名が見事当選されました。 この3名様にはすでに個別に賞品発送先の住所を確認するメールが届いているので、早めに住所返信願います。おめでとうございました。 さて、先週はノースにビッグスウェルが届き、THE EDDIEが招集かかってたわけだけど、まぁ、現地情報では風が悪いとのことで、結局このスウェルではキャンセルになった。でも風が悪かろうがなんだろうが、ビーチフロントの住民たちにとってはビッグスウェルは災害に直結する心配事。今回のビッグスウェルで知り合いの隣家では庭先が半分波にさらわれてしまったらしい。 今月はこの先いくつもでかいやつが来る予報で、みんな不安な毎日を過ごしているそうだ。 このエディに関しても、パイプマスターズにしても、WSLが本格始動した後にハワイで起きた種々のコピーライツ騒動の結果、WSLと距離を置いたところで行われる的な、なんがとてもビミョーな感じで、エディはメインスポンサーだったクイックシルバーが下りて今はアイカウファミリーやエディのファウンデーションが主体になって、寄付や地元のスポンサーメインで行われている招待イベントになり、パイプマスターズのほうはトリプルクラウンのメインスポンサーであるヴァンズがやってる招待イベントなわけだけど、どちらもWSLスペシャリティイベントではない。WSL登録選手は出ているので、公認試合ってことなんだろうけど、それってどういう立ち位置なんだろうね。登録選手は出てもいいけど、運営その他にはノータッチってことなのかな。 WSLのシーズン初戦、旧パイプマスターズ、改パイプラインマスターズ、現ビラボンプロ・パイプラインとは別物だ。大会名を誰かが知的財産として所有するって、影響でかいな。 続きを見る
犬の散歩時間と元旦の日の出時間は30分と変わらないし、ビーチは散歩コースであるので、毎年少し早めに出て初日の出を拝もうと試みるのだけど、なんかいつも下のほうに雲の細くたなびきたる、的な感じで、水平線からポーンみたいなのはなかなかない。 北東風は千葉全滅の風とサーファーの間では常識なように、この辺の海は東向きに開いていて、日の出は海から、日の入りは山へと、初日の出には結構理想的ではあるものの、早朝の水平線というのは意外に雲がたなびくものだ。 でも夕焼けとか朝焼けとかの写真は、雲がまるでないよりはあったほうがきれいというか、芸術的というか、アートな感じになる。 太陽も水平線からこのぐらい上がっちゃったほうが光が強くて、砂浜の濡れたところの反射とかキレイになると思う。 今年はたまたまそんな時間にショアラインを歩くサーファーの男女。ザ・サーファーの年賀状みたいなショットになった。 本年もよろしくお願いいたします。 ハワイのサーフヒストリーを語るにあたって欠かせない重要人物のひとりにランディ・ラリックという人がいて、この人がいなければトリプルクラウンは無い、みたいな人で、今年のF+xBCMカレンダーのセンターのアーカイブ写真の左下にケリーと一緒に写っているんだけど、まぁ、ノースでランディ知らなきゃモグリだわな。そのランディが昨年心臓発作に見舞われたという話を友人から聞いた。 続きを見る
全くなんて寒いんでしょうね。12月ってこんなに寒かったでしたっけ? 雨も多いし風も強い。台風並みですよね。海なんか砂飛んで歩けないし……。 なんかこの寒さは1月からでしょ、って覚悟を決めていたんですけど、困ったな。 犬の散歩に出るのに強い決心が必要って、どーゆー冬よ。 ってか、ついこの間まで暑くて死にそうとか言ってたし、そのちょっと前まであけおめだったじゃん。もう今年も1週間しかないってさ、聞いてねーよ(笑)。 そんな中、サーフフードの新作サーフドロップスVol.5 が12月19日に発売。ちょうどクリスマス、お正月商戦にぶつけてくるとは、やるな、江川くん(笑)。 VOL.5はカノア、イーサン、ジャック、イタロー、フィリッペのトップ5で行われた2022年ファイナルズのローワートラッスルズのシーンから始まり、ジョンジョン、グリフィン、コナー、コロヘ、セス、ジョーデイ、ステファニー、カリッサ、ミック、ケリー等、世界最高峰のサーファーによるハワイ、ポルトガル、カリファルニアでのコンテストシーンやフリーサーフィンが満載! また、このシリーズではおなじみのサーフィン初心者の超ドジ、丸出だめ夫の芝居シーンは新たに2人の女子登場でモテまくりという意外な展開? 今回も笑わせてくれます。総勢118名のトップサーファーに、170分と内容量たっぷりで、何度見ても楽しめる出来。コロナも終わりかけではありますが、円安、原油高でチケットも高騰、そう簡単には海外に行けない状況なので、せめてものDVDイメトレ。 トレイラー映像、そしてプレゼントなど・・・続きを見る 【お知らせ】 F+ x BCMコラボカレンダー絶賛販売中です。お買い上げはこちらから。 各方面値上げラッシュですが、F+カレンダーは価格据え置き、税込み1200円です。2023版はサーフィンショットオンリーのシンプルなデザイン。写真は昨年のベルズやタヒチなどからチョイスしました。また、センターはあの時キミは若かったシリーズの写真をコラージュしました。 まぁ、現在のサーフシーンモノのカレンダーってほかにないのかな? と思うので、よろしくです。
メリクリ。 Eさんカレンダー、こちらで好評につき残数が危うくなってきたので余っているものをかき集めて少し回してもらったとたんにパタッとオーダーが止まり、まぁ、世の中、こんなもんだよなぁ、と、とらぬ狸の皮算用を反省。 というわけで、MARKETで在庫入荷していますのでぜひお買い求めを。今ならまだ年内到着間に合います。 人生こういうのはよくあることで、サーフィンの試合とかでもそれまでバンバン波が来ていたところに移動したとたんにセットパタッと止まる、とか、10分以上待ってて来なくてしびれ切らし、動いたとたんに今まで待ってたところに来るとか、そういう合わないよなぁ、というのはよくある。だからといて待って待ってこないで終わる、ということもあるので、その辺の見極めは難しい。ただ、今までの長いウォッチャー経験によれば、やはり乗らない人は負けることが多い。サーフィンの試合は波数をたくさん乗る争いではないけれど、結果としてたくさん乗っている人が勝ち上がっていくことが多い。特に4人ヒートでは。それがどういうことなのかけっこう考えたりしたこともあった。 まぁ、確率論に近いのかもしれないと思う。 続きを見る

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る