フィリッペもいなくなっちゃう今シーズンってどうなんだろう。
これ以降の試合に出ないというアナウンス。2025シーズンのワイルドカードゲット済みとなると、いよいよケリーが出れないことになるんだろうか。
フィリッペはメンタルヘルスのケアのためという理由なんだけど、あの食中毒でどうこうのパイプの序盤ラウンドでの棄権で、SNS上ではものすごい誹謗中傷がブラジルを中心に蔓延したようで、それでますますメンタルやられちゃった可能性はあるだろう。
ガブもフィリッペも、メンタル病んじゃうって、やっぱり今のツアーの形が違うのかなぁ、とも思う。カリッサ、ステファニー、フィリッペを欠くとなるとますます若手のワールドということか。何しろ近年は公衆とともに負けた腹いせに飲んで騒ぐ、さえ許されないわけで、SNSケアにも神経使うし、ストレス解放の場が狭まってるのかなと思う。
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ファイナルデー、男女ともにQFから先が行われた。優勝したのはバロン・マミヤとケイトリン・シマーズ。でもどのラウンドでもいいサーフィンをしていたのは2位のジョンジョンとモーリー・ピックラム。
なんかね、この辺がコンテストの難しいところ。うまい人が勝つわけではない。バロンは神がかった波運で10点含みのハイポイントを重ねたし、ケイトリンは戦略というか、バックアップを拾うのがうまかったと思う。18歳であそこにいるということは、そういう戦略的な部分が強烈なんだろうな。例えば双方8点台1本あって、中盤で2点必要な時に3点出してすぐひっくり返しておくみたいな部分は、すごいな、と思う。でもね、でも、モーリー・ピックラムのほうがサーフィンはすごかったよ。そこ、ジョンジョンも同じ。ただ、波はバロンがお好きなようで、バロンの波回りがすごくよかったと思う。
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この間危惧したように、カリッサ、オープニングラウンドと同じような負け方。ただひたすら穴のないバレルを狙い、エリミネーションラウンドで負けた。飲み込めないだろうなぁ。パイプはバレルなのよ、ってメッセージが聞こえてきそうな戦い方だった。
なんだろう、ケリーもよくあるけど、なんかこういう風に意地になっちゃうというか、何が何でも、どんな手段を使ってもこのヒートを勝つ、みたいな執着心が希薄だったと思う。ベテランに多いケース。まぁ、そういう気持ちが持てなくなったからやめるんだろうけど、それにしても波の来ないヒートだった。バレルゼロ。できればいいコンディションでカリッサのサーフィンを見せてほしかったな。
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女子。とはいえ、バレルにしてもマニューバーにしても、すごいな。ここに日本人女子入れたらどうだろう、と想像することすら恐ろしい感じ。遠いなぁ。
昨日のインコンシスタンスのままサイズダウン。奇跡的に穴の開いたバレルでハイグッドとかエクセレント出るわけだけど、それしつこく狙った人はほとんど負けた。
タイラー・ライトとかモーリー・ピックラムとかの、それ2本揃えちゃった人は例外で、バレルをあきらめさっさとマニューバーに切り替えた人のほうが勝ち上がってたと思う。
よって、シビアなバレル抜けられそうな人がエリミネーションラウンドに回った。
あと1メートルで8点9点のライディングが、抜けられないので1点台という厳しいジャッジ。この辺がね、バレルのジャッジングの問題というか限界というか、何というか。
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やるとなったらとことんやる。あ~疲れた。
クオーターの面々出そろいましたが、ハワイアンがんばっちゃったね。
まぁ、あれだけ波の来るヒートと波の来ないヒートがあって、英語で言うインコンシスタンスなコンディションだと、番狂わせも起こるよね。ライブで見てるとキレイな波に見えるかもしれないけど、ビーチで見てるとけっこうひどい。
ケリー。なんかスピードなかったかな。昔のケリーなら、間違いなくあそこ穴掘って出たでしょ、ってバックドア出られなかったのあったもんな。まぁ、腰の手術とかもあって体調今ひとつなのかもしれないけど、やっぱね、いいコンディションで、グリグリ巻けば変態的テクでまだまだ勝てると思うけど、ああいう駆け引き含みのあまり出口がないバレルだと、厳しいかな。しっかり波を選びきったイーサン・ユーイングにラウンドオブ32でやられた。
その昔のケリーを思い起こさせるようなバレルテクを見せたのが、ジョンジョンだった。
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毎回毎回試合に来ると30年以上にわたって愚痴るわけだけど、あの引きずるのやめたほうがいいと思う。迷惑。誰がどう見たって、朝一のコールの時より1時間後、2時間後のほうがコンディションがよくないのに、次のコール、次のコールって昼過ぎまで待たせる?? そりゃね、Tシャツも売りたいだろうし、ランチも売りたいだろうけど、そういうことが現場に見に来るファンにどういう影響を与えるかは、少し考えたほうがいいんじゃないかな、と思う。
サーフィンや海に全く関係のないアメリカのメインランドの、海のない内陸部から来ている人たちは、ああしてビーチに座って潮風を浴びているだけで一日過ぎてもいいわけだけど、もう少しコアな、ハワイに住んでいるけどタウンで、今日はやりそうだから仕事休んできた人とかにとっては、おいおい、一日終わっちゃったじゃん、なんですよ。
サーフィン見たいけど、やるかやらないかわからないしなぁ、って思わせることって、あまり得策ではないと思うんだけど。運営サイドはやれればやりたくて、たぶん無理だろうけど、奇跡的に良くなったら……を待ってた本日なわけだけど、私ですら付き合いきれないなぁ、と思った。ファーストヒートケリーだから、絶対ノーっていうだろうし(笑)。
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風が強くて時折雨も来て、もうどうしようもないかな。
皆さんのお話では、日曜日、水曜日ということだけど、終わるのかなぁ。まぁ、デュアルを使うのは間違いないだろうけど。
遅ればせながらグレンの家のBBQ集合写真。グレンの60歳の還暦もかねてだけど、この人本当に変わらない。
いすに座っている3人が還暦、右からグレン、シゲ、トムさん。その他は濃かったりそうでなかったり、様々な世代のサーフィン関係者です。
別の日、ランチ女子会をグレンの奥様と、ボルコムにこの人ありのデイブ・リドルの奥様と開催。そこでばったり牛越峰統御一行様と会った。後列中央のKポップ風イケメンは和氣匠太朗プロ。なんかやっぱりハワイ、ノースショアって狭くて、いろんな人とすれ違う。今日はハレイワのロングスでマクア・ロスマンやジョーディ・スミスに会ったし。
サンクスギビングとかクリスマスとかそういうアメリカのメインイベントの時期じゃないので、やっぱりちょっと静かな感じだけど、大統領選の話題が多い。
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いや~、久しぶりのパイプ。何がびっくりって、断崖絶壁ですわ。大昔の志田みたい。40年ぐらい前、私がまだサーファーねーさんだったころ(笑)、志田って砂浜が断崖みたいになってて、駐車場というか、ちょっとした売店(これを志田商店がやっていたので志田、と記憶しています)のある広場からずぶずぶ降りて下のビーチに行く感じだったんですよ。
で、今年はパイプがそんな感じ。高い砂浜は幅5-6メートルぐらい? そこからがくんと落ちてて下歩けるけど座れないので、観戦エリア激減。多分いつもの3割ぐらいしかスペースがないと思う。ビーチの高さが本来の高さで砂が上がったのか、あるいはざっくり持っていかれたか、とにかくあんな高低差のあるパイプ見たのは30年通ってて初めてだ。けっこう岩もあちこち出てるし、ビーチの様相がだいぶ違う。
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なんかもうストーミー真っ只中な感じで、デカいしオンショアだし、時折雨ザーザーみたいな。明日スタートするんじゃないかって噂がビンビン飛んでるんだけど、これのどこでスタートするのか、という感じ。でもその先もろくでもない予報なので、とにかく可能であれば質を問わずにやっちゃおう、なんだろうな。なんか、最低の展開。
パイプはさぁ、やっぱいい波で見たいよね。ジャンクコンディションの番狂わせとか、ストレスなだけだし。
でもまぁ、私がいるのはレフトオーバーなので、パイプはここよりたいていクリーンだし、また違った波なのかもしれない。そこに期待。噂では明日やりそうな感じなので、早起き、準備だな。
着いた翌日、JPSAで活躍していたグレン松本の家(息子カイ・松本、コア・松本。両者JPSA公認)、でBBQパーティーがあって、久しぶりに、っていうか40年近く前のファインの売れっ子読者モデルの羽田野仲子とプロサーファーの植松シゲミ夫妻にそろって会った。当時のサーファーバイブルだったFineの表紙を何度もを飾ったトップ読モの仲子だけど、新島出身のプロサーファーのシゲに嫁いで新島婦人会入りした。
実はこの仲子が、新島、宮崎で行われたISAワールドアマ(現WSG)に来ていたシェーン・ドリアンに目を付け、「読モ仲子が見つけたイケメンサーファー」的な企画にシェーンが登場。日本初のメジャー雑誌デビューを飾り、シェーンは日本でサーフアイドル化していく。
まぁ。今思えばその辺から、90年代、ケリーとともにサーフィンバブルが始まるんだな。
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やってきました、ワイハー。久しぶりのハワイですけど、まぁ、あまり変わらないのかな。外に出てないからわからないけど。
ハワイには昨夜着いたんだけど、その前はカリフォルニアのハンティントンに数日いて、MATSUの寿司ざんまい。やっぱMATSU、おいしいわ。日本じゃ最近高級すし店以外はめったにお目にかかれない美しいウニはサンタバーバラ産、ミル貝、トロ、ハマチはらみ、エンガワ、その他、食いまくり。このレストランのすし職人からオーナーに出世したユウジとはもう30年以上の付き合いになる。初出は1995年、flow002号だ。
当時は独身だったけど、今はもう奥さんもいて子供も大きくなっていて、時のたつのは本当に早いもの。オーナーになってからしばらくマネージャーとして店頭に立っていたものの、最近は人手不足につきまたもや寿司バーでオーナー自ら握る、みたいな(笑)。
ハンティントンにいて、一度も海見ないってのもいけないのかな、と思い、用事のついでにPCH流してみたけど、やっぱ夏の試合の時期と違って静かな感じ。
まぁ、とにかくドル150円ともなれば、何でもかんでも高くて手が出なので、買い物とかする気ゼロだし。
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