ゴールドコーストではチャレンジャーシリーズの初戦がスタートしていて、先日のマーガレットリバーでハーフカットされてしまった選手たちは早くも帰り咲きに向けて始動している。
そして思った通り、ケリーはタヒチ、フィジーのワイルドカードをゲットした。パイプは来シーズンなので、まだ発表はないけど、もらうだろうな、間違いなく。
昔90歳になってもパイプを滑ることが目標、みたいなことを言ってた時代があったけど、これは冗談でもなんでもなく、本当に目指してるんじゃないだろうかと思う。
まぁさ、ルックスはだいぶ年取ったとは思うけど、体はムキムキだし、逆に若い頃よりだいぶ筋肉量多そうだし、なんだろうね、印象としてはサイボーグ化一直線な感じというか、いろんなことやってそうな感じがする。昔からサプリ大好きだし、健康オタク的なところあるし、仲良しのドリアンもステムセル療法やったし、あの辺の人々は普通にじいちゃんになる気はさらさらなさそうだ。
肉体はさておき、ケリーに関してすごいと思うのは、そのモチベーションの継続している長さか。人間なかなか勝ちたいというモチベーションを10年以上キープするのは難しい。特に勝ってそれなりのことを成し遂げた後、なおそれを維持するって、どんなに負けず嫌いでも至難の業だ。ケリーのように30年とか40年とかずっと勝ちたいと思い続けることって、奇跡だと思う。まぁ、途中何年か休んだりはしていても、3世代、4世代のトップアスリートグループを征してきた事実は異常ともいえると思うし、今なお勝ちたいと思っているのは、マーガレットリバーのヒートを見れば明白だったと思う。ホント、変な人。