ビラボンプロ・タヒチ 優勝ケリー

ビラボンプロ・タヒチ 優勝ケリー

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途中、今までにないものすごいビッグウエイブのトーインセッションアリ、ジェレミー・フローレスのラウンド5、20点満点で20点あり、んでもってジェレミーはアンディアワード受賞。これはアンディ・アイアンズフォーエバーってことで、最もチャージした素晴らしいライディングをした人に贈られる賞で、ブルースがプレゼンテイターだった。
アンディと仲の良かったジェレミーにしたら、優勝に値するほど栄誉な賞だったに違いない。
さまざまな話題があった今シーズンのタヒチ。波にも恵まれたこの大会で、結局最後に輝いたのはケリーだった。

ファイナルデーはセットの間隔は長かったけど6-8フィートレンジのいい波。
上位陣が前日のビッグウエイブコンディションのときにボロボロと取りこぼし、結局ファイナルデーに残っていたワールドタイトルコンテンダーはケリーぐらいなもので、こうなるとというか、こういうコンディションになるとケリーのうまさが光ってしまう。
バレルの中にいる位置の調節が絶妙。ハイラインのギリギリのところキープで最後の最後までチューブの中に張り付いているから、出てくるときはスピットに逆らって失速させてる感じというか、吹き出たりしてこない感じー  なんかチューブから出るときには止まってる感じに見えたんだけど、そう思いませんでしたー あれ、すごいテクよね。
みんなよりいる場所がだいぶ深いし。

あのマニューバーコントロールが必要だから、取り回しやすい短い板が必要、という彼の理論なわけだけど、5’11”ってね、昔私が鵠沼の膝波で乗っていた板と同じサイズですから。

さて、こうなるともうJベイのオサボリは帳消しになるわけで、Jベイオサボリのあと、USオープン、タヒチと出た試合負けなし。そりゃね、誰も何もいえないって話だわね。
お次のNYは今ハリケーンで大騒ぎ。台風一過の何とかで、いまひとつ波には期待できそうもないけど、膝コシのクソ波となれば、ココアビーチのおじさんにかなうものもなく、続くトラッスルズは得意中の得意。11、見えてきた感じー

まだ上位3人、ケリー、ジョーディ、パーコは団子だけど、ジョーディはタヒチでやった肋骨が長引かなければいいなぁ、という不安があるし、ジョエルはこういうとりこぼしがありがち。総合的に考えると、ケリー有利だよね。

ファニングは今年、13位と2位の繰り返しという珍しいパターン。ラウンド3を抜ければファイナル100%進出。でも優勝はなし。順番的にいくと次のNYは2位だけど。

NYのあとに入れ替えもあるので、ボーダーにいる人はランキングも気になるところ。

写真
ケリー・スレーター
ケリー・スレーター
オウエン・ライト
ジョシュ・カー
トラビス・ロギー
ジェレミー・フローレス”

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