F+027号、配布開始は9/10から

F+027号、配布開始は9/10から

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F+027号が9月10日から配布開始しています。表紙はケリー・スレーター。

世界のサーフコンペティションシーンを追う唯一無二のフリーマガジン『F+ MAGAZINE』を確実にGETが出来る(ご自宅に年4回自動郵送される)、F+年間購読会員にぜひご登録下さい。

さて、F+027号の内容をご紹介します。

【-BACK STAGE- BEHIND THE CURTAIN】
F+でおなじみのフォトグラファー、スティーブ・シャーマンの恒例のキャプション付きポートフォリオ。Jベイのバックステージ、シャーマンならではの視点で記録。

【CORONA OPEN J-BAY】
まぁ、何からレポートしてよいのか混乱するほど様々なドラマが繰り広げられた今年の南アフリカ、Jベイ。
ポジティブにもネガティブにも話題満載のコロナオープンJベイを制したのはブラジルのフィリッペ・トリード。
ラウンド2ではオーソドックスにカービングとバレルで10点満点、ラウンド4ではサイズのあるJベイで、誰も考えつかないエアー勝負に出て10点満点。
エアーゲームでもレールゲームでも対応できるオールラウンドさを見せつけて優勝、ペナルティで欠場を余儀なくされたフィジーのうっぷんを晴らすような大活躍を見せた。

【-BACK STAGE- BEHIND THE CURTAIN II】
周囲を歩いても10分もかからない、小さな小さな島にいくつかの建物。そこがナモツ島だ。
フィジープロの時にはいつもたいていオーストラリアの選手たちがこの島の住人になり、夜のバーはまるでオーストラリアのスポーツバーさながら、フットボールで盛り上がる。
JOLIがお届けするこの美しく小さな島でのバックステージは、まさに素顔のバックステージ。

【-STORY- MODERN DAY WATERMAN KAI LENNY】
さきごろプエルトエスコンディードで24歳のカイ・レニーが、ビッグウエイブツアーでの初優勝を飾った。
このツアーをフォローするということは、命がけのジャイアントウエイブチャレンジという、サーファーとしてかなり特殊な技能を必要とする。
カイはビッグウエイブツアーの新しいスターではあるけど、それだけではなく、非常にユニークなアスリートでもある。
ウインドサーフィン、SUP、パドルボード、フォイルサーフィンなどなど、あらゆるマリンスポーツを、それぞれに世界のトップレベルでやってのける、まさにウオーターマンと呼ぶにふさわしい、ジャンルに縛られないユニークなサーファーなのだ。

【-SNOW TRIP- 工藤洸平 スタイルの体現】
スノーボードに関して言えば、コンテストはつまらないという声を聞くことがある。
フリーライドやパウダーの方が楽しいという意見を聞くことがある。
その不満の原因は、現代のコンテストが技術の競演に傾きすぎて、創造力のセッションになり得ていないからではないだろうか。
オリンピックやUS OPENなど、数々のコンテストを経験してきたフリースタイラーが、現在は映像やイラストといったモノ作りに没頭している。
美しく整備されたハーフパイプで飛ぶときに感じた高揚感と同じものをクリエイティブの中に感じ取りながら、オウンメディアを持ち、現場からの発信を続けるプロライダー。
フリースタイルコンテストの中で探し求めた手応えは、勝つことよりも納得の行く滑りができることだった。
それは言い換えれば、イメージしたとおりに身体を動かすという、表現者としての欲求だったのだ。

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