ウイメンズラウンド3の残り2ヒート、メンズラウンド3、ラウンド4の2ヒートを消化。


ジョーディ、ジョンジョン盤石=エヴァン、洋人アウト。
ガブはジャドソン相手に全くリズムに乗れず、逆にジャドソンはリズムばっちり。エアーでエクセレントを狙うも、そのまま押し切られた。これでガブもタイトルレースから消えた感じ。
同じようにまるでリズムから外れたのがミック。でも、外れちゃった理由はプライオリティのコールミス。詳細は別記事にアップしてますのでそちらをご参照あれ。

ラウンド3のジョーディ対エヴァン・ガイゼルマン、ジョンジョン対大原洋人はもうどちらも大人と子供の対決的な、どうにもならない実力差のある上位の王様ゲームだった。洋人は波の選択も悪くなかったし、自分の今できることはやったと思う。あれ以上を求めたところで、出てこないだろう。ボコボコのコンビネーション。ある意味予想通り。他では9点でも、ここに入れば自分のサーフィンは7点ということなんだと思う。それをどう受け止め、どう考えるかでこの先が変わるんだろう。まさか、あれがなければ勝てた……みたいなことを思ってはいないと思うけど、思ってるとしたら、大間違い。


女子ではシルヴァナ、カリッサ、サリー・フィッツギボンス、サージ・エリクソンがQFへジャンプ。男子はスーザ、フレデリコ・モライスがQF決定。モライス、フリーサーフィンの時から思ってたけど、ここ、あってると思う。本当にレールワークのうまい選手だ。特に返した後のレールの切り替えのスムーズなことスムーズなこと。ぬめぬめしててまるで止まることがない。スタイルは置いといて、ただ、うまい、と思う。おかげでジョーディがラウンド5に回った。どちらかといえばジョンジョンのいる下のほうが楽そうなので、ラウンド5のセバスチャン・ズィーツ戦を取りこぼすと、タイトル争いはジョンジョンがとびぬけることになる。ジョンジョンはジェレミー・フローレス、カノア・イガラシとの3人ヒートなので、今の調子なら取りこぼすことはないだろうけど、試合は何があるかわからないから、まだ何とも言えないけど。

フィリッペ、なんか爆発感が薄いかな。ペース配分きっちりなのかもしれないけど、悪くはないけどスーパーよくもない、静かな感じ。あの飛びと、濃く見えて薄めのビッグカービングのコンビネーションは、なんとなく見慣れた感じかな(笑)。
本命はガチガチでジョンジョン、ジョーディ。まぁ、難易しても今年のロウワーは今一つ波に恵まれそうもなく、期待されていた今日のサイズアップもなんか、別に変わらないんですけど~って感じで期待外れ。引き続き明日に期待。