ジョンジョンWTへ

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F+編集長つのだゆきのブログ

まもなくワールドツアー後半戦の第一試合、ハーレイプロがカリフォルニアのトラッスルズでスタートする。それに先駆けて最終の2011年後半のトップ34(ワールドカード2含む)が決定した。F+ニュースもあわせてどうぞ。
結局入れ替わりというか、新しいメンバーはわずか3人。
今までのシステムよりだいぶ狭き門になってしまった。
ボビーのように吼えまくる気はないけど、もともとがWQSのサーファーたちにもっとチャンスをという目的もあったわけだから、ちょっと当初の方角とは逆に機能しているような感じもする。
ワールドツアーと、プライム、スターのポイントを一緒にしたワンワールドランキングのトップ32の中に新しく入ったのは16位のガブリエル・メディナ(ブラジル)、27位のイェイデン・ニコル(オーストラリア)、28位のミギュエル・プポ(ブラジル)の3人だけ。ワイルドカード枠は、インジュア(ケガ)がフレッド・パタッチア、ネクストワン(33位)がトラビス・ロギー。
そしてリプレイスメントの1位がジョンジョン(写真)、2位がアダム・メリング、3位がCJ、4位がトム・ウイッタカーだった。
だった、というのは、最終的に日本でフリーサーフィン中に怪我をしたというイェイデンが、回復に数ヶ月を要するということでクオリファイを断念。ひとつずつ繰り上がり、ジョンジョン・フローレンス(ハワイ)が滑り込みでクオリファイしたのだ。
う~ん、イェイデン、気の毒だとは思うけど、選手たるもの健康管理も仕事のうち。職人の間でよく言われる、怪我も弁当も自分持ちってヤツで、試合中ではなく、フリーサーフィンでというところがASPとしては救いようもなく、自己責任なんだろうな。
そんなことでクオリファイを棒に振る結果になるなんてね。
でも選手の中には、シーズン中に怪我をしたくない、という理由で、試合以外での無茶なチャージやフリーサーフィンを避けている選手もいるので、その自覚の差がこういういうことにつながってくるわけだ。
ま、ボビーの暴言にかかわらず、このシステムは動いてみていろいろ問題点があることが明白だと思う。
前半一度もWTでサーフしていないデーン・レイノルズが、24位でリクオリファイしちゃうってのも、なんか下位のほうの選手にしてみれば納得いかないだろうし。
デーン、怪我がなければNYから復帰の予定だったのか、最初からもうどうでもいいのか、本人のみぞ知るだけど、結局イェイデンと同じように日本で怪我をしたので、後半間に合うのかどうか、というシチュエーションになっている。
さすがのデーンも、後半はいくつかいい成績を残さないと2012年のWT残留はなくなる。
ま、本人はどっちでもいいんだろうと思う。もともと試合好きじゃないし。今はそんなことを聞かれるのもウザイって感じだろうと思う。わかる気はする。

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