F+編集長
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2026カレンダー解説も9月までやってまいりました。女子のワールドチャンピオン、カレンダー紅一点のモリー・ピックラム。
このアクションがメイクだろうがワイプアウトだろうが、そんなことはあまり関係ないというか、そこはまるで気にしないで一目見て決めた一枚。なんかね、いよいよ女子もこの波のここに、こういう風に当てる時代が来たんだな、って感じ。
さて、何でしょうね、ジョンジョン。やっぱ戻るのや~めた、って。代わりにラムジー・ブーキアムがワイルドカードをゲットした。よかったね、ラムジー。
世界中を家族とともに船で回って、いい波見つけてサーフィンして、フィルムに残して……みたいなことを昨年はやってたわけだけど、それをもっと続けたくなっちゃったってのが公式なアナウンスメントだけど、子供じゃあるまいしもっと遊んでた~い、みたいなのって、すごいな、と思う。でもそれは許されちゃうわけだし、遊んでいてもそれが仕事になるわけだから、スーパースターにはかなわない。
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2026カレンダー解説、いいな。毎週何を書こうか考えなくて済むってこんなにストレスのないことなんだって初めて知ったというか、いかにいつも頭を悩ませてこのコラムの主題を考えているのかを思い知った感じ。
とはいえもう8月なので、あと何週かでこのストレスレスは終わってしまうわけだけど。
8月はジョーディ・スミス。夏らしいオーストラリア、バーレーヘッズでのショット。
2025年のジョーディは本当に出来が良かったと思う。こういった本当にきわどいところへの攻めというのは今までのジョーディにはなかったところだ。この場所ね、コンマ何秒かでつぶれちゃう場所だよね。
まぁ、普通の人はこんなところに当てたことは無いわけだけど、この場面にはよく出くわすと思う。ゲティングアウトの時。セット食らって、神様もうやめて~の瞬間、最後の腕の力を振り絞って気合のドルフィンがギリギリ間に合う場所。まぁ、たいていの場合、ドルフィンで抜けてホッと一息沖を見れば次が来てて、モチベーションダダ下がりなわけだけど。ビーチブレイクは一般サーファーには優しくない。
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さて2026カレンダーもいよいよ後半の7月、イタロ・フェレイラ。
パイプラインでの余裕の1枚。高さと飛んでるセクションがイタロっぽいかなと思う。
昭和の日本人としてはどうしたって「イタコのイタロー」になっちゃうわけだけど、まぁ親近感のわく名前ではある。168㎝68㎏と日本人体格の小柄な選手だ。
ガブリエル・メディーナに続いてフィリッペが出てきて、そのあとすぐにこのイタロが出て来た時、いったいブラジルにはどれだけの才能がまだ埋もれているんだろうと思った。
フィリッペとイタロは同じ歳でQSデビューも同じシーズン。ただクオリファイはフィリッペのほうが先で、それは実力云々というより世界を回るコストの問題であり、彼らのような実力のサーファーはブラジルにはいくらでもいて、でも世界を回るためのスポンサーの協力が得られないから世界に出てこれないでいるだけだ、という話をブラジルのメディアの人から聞いたことがある。
いくらでもいると言われても、ゴールドコーストのマシンブレイクでいつでもどこでもフルローテーションで飛べて、ほぼほぼパーフェクトランディング、というのを見せられているこっちにしたら、これがいくらでもいるってどういう状況よ、とあきれるしかなかった。今から10年以上前の話だ。
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カレンダー在庫枯渇中。間に合った人ラッキー。
さて、カレンダー解説も半ばに来ました。6月のフィリッペのあとはちょうどセンターページ。
いつもこのセンターページはどうしようかな、と迷いどころで、時に入りきれなかったいいショットをコラージュしたり、テーマを決めて選んだり、いろいろなんだけど、ここの所ナザレ関連の写真を使っていて、まぁ、もうメディアというメディアがなく、ナザレの写真や動画もネットで見るだけかなぁ、と思うので、まずはナザレモノを探すことにしている。なんてったってあのビッグウエイブは視覚的には強烈だし。
で、カメラマンとして長い付き合いのジョリさんのアーカイブをのぞいてみると、2025年2月24日のナザレのコレクションがあって、それを眺めていた時に、この写真に出くわした。
衝撃……ですよね? 最初に思ったのはこれ生きてるんだろうか? だ。でもナザレで死亡事故のニュースは入っていないし、重篤な事故の報道もない。したがってこれ、ふたりとも生きてたなら今回のセンターはこれだな、と即決した。
こうしてカレンダーに載ってるということはふたりとも無事だったので、ご安心を。
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F+xBCMコラボカレンダー解説:フィリッペ・トレド
2026年丙午(ひのえうま)も始まってしまいましたね。今年は元旦に一宮の玉前(たまさき)神社にご祈祷に行ったんだけど、おみくじ大吉でした。初めて玉前で大吉ひいたかも。何でもかんでもすべてよし。ほんとかよ、とは思うものの神には逆らわないのだよ。
1月は始まっちゃったけど、カレンダーはまだ販売中なので、よろしくです。
さて、6月はフィリッペ・トリード。昨年優勝したゴールドコーストはバーレーヘッズでの写真。フィリッペももう30歳なんだな。2015年のゴールドコーストで初優勝の時には、飛んで飛んで回って回る~みたいな感じで、センセーショナルな優勝だった。この写真のこのセクション、当時のフィリッペなら飛びなんだろうな、と思う。この人の持ち味はスピードと飛びだったわけだけど、そのスタイルはJベイのようなクラシカルブレイクにはそぐわなかった。そ、過去形。
数年かけてカービング勝負にも対応できるサーフィンを身に着けたフィリッペが、2017年に優勝したJベイでのサーフィンは、驚愕に値するものだった。
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F+xBCMコラボカレンダー解説:五十嵐カノア
年の瀬も押し迫って参りました。みなさまいかがお過ごしですか?
年の瀬は12月中旬ぐらいから使う感じのバタバタした年末の感じを表すわけだけど、押し迫るものらしい(笑)。瀬は浅瀬とかの「瀬」で、急流で足取られそうなところ。
カレンダーも年内に買いましょう。今年はけっこう在庫薄でもう残数わずかとなりましたので、足を取られる前によろしくです。
うちにもその「瀬」は押し寄せてきて、私の年の瀬はテレビとの格闘。ここにきてテレビが壊れた。液晶画面を照らすバックライトの故障と思われるんだけど、いきなり画面真っ黒、音は出る、みたいな。たまにうまく映ったりダメだったりと挙動不審で、映ってもしばらくするとブラックアウト。なんで今なんだよ!
さてカレンダー、5月は五十嵐カノア。オーストラリア、ゴールドコーストのバーレーヘッズでのショットだ。このグリーン系の水の色と透明感はゴールドコーストならでは。
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F+xBCMコラボカレンダー解説:2月はヤゴ・ドラ
F+xBCMコラボカレンダー2026版、好評発売中です。
1月のイーサン・ユーイングに続いては、2025ワールドチャンピオンのヤゴ・ドラ。ここ数年で急にサーフィンが上手くなったというか、エアーだけではないヤゴになって、そのレールワークのクオリティもぐんと上がった選手だと思う。昨年は特に鬼の居ぬ間に誰が取るのか的な、ジョンジョンとガブ無しツアーだったので、誰にとっても大きなチャンスだったが、そこはしっかりパワーアップしたヤゴが押さえた感じ。コンスタントさも身につけたし、同じブラジルのイタロやフィリッペより一段上に行ったかな、と思う。
困ったときのエアー、というのは近年CTでも強力な武器になっていて、彼のエアーはワールドタイトル獲得の大きな武器になったことは確かだ。もともとエアーゲームの安定感は抜群だったうえに、2025シーズンはレールゲームにも対応力を身に着けたので、ウイークポイントが見当たらない感じだった。
この特徴的な夕景のショットはJベイでのもの。どちらかというとアクションというよりはこの色彩とか雰囲気とかで選んだ写真ではあるけど、よく見るとこれ以上安定のしようがないほど、絵にかいたような理想的なエアーの空中姿勢だと思う。
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F+xBCMコラボカレンダー解説:1月はイーサン・ユーイング
F+xBCMコラボカレンダー2026版、好評発売中です。
早々とお買い上げいただいた方々、ありがとうございます。当方全力にて梱包中でございます(笑)。
このF+xBCMコラボカレンダーは、おそらく国内で唯一のサーフィンアクションショットカレンダーだと思うのですが、ご購入いただいている方々のリピーター率が非常に高くて、毎年毎年楽しみに待っていてくださるんだなぁ、ということを実感しております。
まぁ、カレンダーというのは偉大なるマンネリというか、少なくとも形や使い勝手は毎年同じものをかけ替えるのが普通なので、奇をてらったデザインとか、大幅な仕様変更とかは無いほうがいいと私は思っています。今まであったスペースにそのまま新しい年のものをかけ替えられる……少し愛して、長~く愛して。
F+常連購入者の名前を発送リストに見つけると、あぁ、○○さんは変わらず元気でやってるんだなぁ、とか、また買ってくれて、ありがたいなぁ、とか思ったりしながらせっせと梱包しております。○○さんとはお会いしたことはないわけだけど(笑)。
顔や姿かたちはわからなくても名前だけは覚えているもので、創刊当時からのファンの方とか、心温まるメッセージを添えてくださる方とか、とにかく私は12月のこの時期になると、しみじみと、皆さんのおかげでここまで歩いてこられました、と毎年思うわけです。感謝、感謝でございます。
もう一連のWSL五月雨式復帰ニュースも終わったし、この先コラムネタも切れちゃいそうなので、少しずつ小出しにカレンダーに選んだ写真の解説でもしていこうかと思っています。
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