F+編集長
F+xBCMコラボカレンダー解説:フィリッペ・トレド
2026年丙午(ひのえうま)も始まってしまいましたね。今年は元旦に一宮の玉前(たまさき)神社にご祈祷に行ったんだけど、おみくじ大吉でした。初めて玉前で大吉ひいたかも。何でもかんでもすべてよし。ほんとかよ、とは思うものの神には逆らわないのだよ。
1月は始まっちゃったけど、カレンダーはまだ販売中なので、よろしくです。
さて、6月はフィリッペ・トリード。昨年優勝したゴールドコーストはバーレーヘッズでの写真。フィリッペももう30歳なんだな。2015年のゴールドコーストで初優勝の時には、飛んで飛んで回って回る~みたいな感じで、センセーショナルな優勝だった。この写真のこのセクション、当時のフィリッペなら飛びなんだろうな、と思う。この人の持ち味はスピードと飛びだったわけだけど、そのスタイルはJベイのようなクラシカルブレイクにはそぐわなかった。そ、過去形。
数年かけてカービング勝負にも対応できるサーフィンを身に着けたフィリッペが、2017年に優勝したJベイでのサーフィンは、驚愕に値するものだった。
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F+xBCMコラボカレンダー解説:五十嵐カノア
年の瀬も押し迫って参りました。みなさまいかがお過ごしですか?
年の瀬は12月中旬ぐらいから使う感じのバタバタした年末の感じを表すわけだけど、押し迫るものらしい(笑)。瀬は浅瀬とかの「瀬」で、急流で足取られそうなところ。
カレンダーも年内に買いましょう。今年はけっこう在庫薄でもう残数わずかとなりましたので、足を取られる前によろしくです。
うちにもその「瀬」は押し寄せてきて、私の年の瀬はテレビとの格闘。ここにきてテレビが壊れた。液晶画面を照らすバックライトの故障と思われるんだけど、いきなり画面真っ黒、音は出る、みたいな。たまにうまく映ったりダメだったりと挙動不審で、映ってもしばらくするとブラックアウト。なんで今なんだよ!
さてカレンダー、5月は五十嵐カノア。オーストラリア、ゴールドコーストのバーレーヘッズでのショットだ。このグリーン系の水の色と透明感はゴールドコーストならでは。
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F+xBCMコラボカレンダー解説:2月はヤゴ・ドラ
F+xBCMコラボカレンダー2026版、好評発売中です。
1月のイーサン・ユーイングに続いては、2025ワールドチャンピオンのヤゴ・ドラ。ここ数年で急にサーフィンが上手くなったというか、エアーだけではないヤゴになって、そのレールワークのクオリティもぐんと上がった選手だと思う。昨年は特に鬼の居ぬ間に誰が取るのか的な、ジョンジョンとガブ無しツアーだったので、誰にとっても大きなチャンスだったが、そこはしっかりパワーアップしたヤゴが押さえた感じ。コンスタントさも身につけたし、同じブラジルのイタロやフィリッペより一段上に行ったかな、と思う。
困ったときのエアー、というのは近年CTでも強力な武器になっていて、彼のエアーはワールドタイトル獲得の大きな武器になったことは確かだ。もともとエアーゲームの安定感は抜群だったうえに、2025シーズンはレールゲームにも対応力を身に着けたので、ウイークポイントが見当たらない感じだった。
この特徴的な夕景のショットはJベイでのもの。どちらかというとアクションというよりはこの色彩とか雰囲気とかで選んだ写真ではあるけど、よく見るとこれ以上安定のしようがないほど、絵にかいたような理想的なエアーの空中姿勢だと思う。
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F+xBCMコラボカレンダー解説:1月はイーサン・ユーイング
F+xBCMコラボカレンダー2026版、好評発売中です。
早々とお買い上げいただいた方々、ありがとうございます。当方全力にて梱包中でございます(笑)。
このF+xBCMコラボカレンダーは、おそらく国内で唯一のサーフィンアクションショットカレンダーだと思うのですが、ご購入いただいている方々のリピーター率が非常に高くて、毎年毎年楽しみに待っていてくださるんだなぁ、ということを実感しております。
まぁ、カレンダーというのは偉大なるマンネリというか、少なくとも形や使い勝手は毎年同じものをかけ替えるのが普通なので、奇をてらったデザインとか、大幅な仕様変更とかは無いほうがいいと私は思っています。今まであったスペースにそのまま新しい年のものをかけ替えられる……少し愛して、長~く愛して。
F+常連購入者の名前を発送リストに見つけると、あぁ、○○さんは変わらず元気でやってるんだなぁ、とか、また買ってくれて、ありがたいなぁ、とか思ったりしながらせっせと梱包しております。○○さんとはお会いしたことはないわけだけど(笑)。
顔や姿かたちはわからなくても名前だけは覚えているもので、創刊当時からのファンの方とか、心温まるメッセージを添えてくださる方とか、とにかく私は12月のこの時期になると、しみじみと、皆さんのおかげでここまで歩いてこられました、と毎年思うわけです。感謝、感謝でございます。
もう一連のWSL五月雨式復帰ニュースも終わったし、この先コラムネタも切れちゃいそうなので、少しずつ小出しにカレンダーに選んだ写真の解説でもしていこうかと思っています。
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大御所ワールドチャンプ4人そろい踏みで復活
五月雨式に申し訳ございません……みたいな。
五月雨式→「さみだれしき」とは一度に終わらずにだらだら連続して続くこと。どんどん少しずつくるラインとかみたいなことですよね。
カリッサのあとすぐにステファニー・ギルモア、数日後にジョンジョンと五月雨式復活ニュースが来たあと、いよいよ後はガブだけじゃん、と思っていたらガブリエル・メディーナも復帰。大御所ワールドチャンプ4人そろい踏み。復帰の4人でワールドタイトルあわせて19? なんか、復帰ニュース聞いて初めて、そういえばこの人もあの人もいなかったんだ……みたいな。後誰がいないの?
おそらく復帰は全員とうの昔に決まってたことなんだろうけど、一度に誰と誰と誰が復帰しますというよりは、小出しに連日のようにニュース、のほうが話題性があっていいと思ったんだろうけど、なんか、あからさまな五月雨式。笑うに笑えないレベル。
カリッサに続く発表順に考えると、まずはステファニー・ギルモア。これは未知数というか、カリッサよりは今のクライテリアに合わない気もする。ステファニーのアグレッシブな攻めってあまり印象にないというか、アグレッシブな攻めなんだけど、スタイルとフローで何でもなく見えてしまう感じというか、うぉりゃ~、みたいな感じってあまり印象にない。パーコちゃんと同じ感じ。ものすごいことでも淡々とやっちゃう。そこね、きちんと見てもらえればいいけど、どうだろう。まぁ、復帰初戦が大得意なベルズなので、期待はできるかな。
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五月雨式にもうひとつ。
F+xBCMコラボカレンダー2026版発売開始でございます。発送は12月1日以降になりますが、F+公式マーケット(F+ magazineバックナンバーもアリ)にてオーダー可能ですので、年末のご挨拶の品としてとしてチョイスをぜひよろしくお願いいたします!
仕上がりはこんな感じ↓
カリッサ・ムーアの復活が楽しみだ
カリッサ復活。もう2026のワイルドカードだけではなく、ワールドタイトルもあげちゃってほしい。なんなら2027も。5タイムワールドチャンピオンだけど、本来ならこの人が7タイムワールドチャンピオンなわけで、あのしょうもないファイナルファイブという、たった一日で年間ツアーのタイトルを決めるというアホのようなルールのおかげで、一年間ずっと1位だったのにタイトルを逃したみたいな、アスリートとして受け入れられない思いを食らったわけだ。そりゃ辞めちゃうだろうし、それがなきゃ帰ってきてもいいかな、みたいな気持ちにもなるだろう(笑)。まぁ、その間にお母さんになって、また違う人生のドアも開いて、お母さんのゼッケン姿を子供に見せてあげたいということでもある。33歳、ジョンジョンと同じ歳。
そうねぇ、ぶっちゃけクリティカルはカリッサの売りだったし、それで勝ってたので、現役当時のサーフィンが健在ならいいところには行くだろうけど、たった数年のブランクではあるけど、その間にジャッジの求めるクリティカルスポットがよりヘビーなところに変わっていることは確かで、以前カリッサが当てていたところよりもっと手前、30-50センチぐらい手前に当てられないと厳しいかな、とは思う。もちろんそんなことは私に言われなくてもわかっているわけで、そこをどこまでアジャスト出来ているか、ベルズで彼女のサーフィンを見るのが楽しみだ。
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ニュースクールのサーファーたちの現在
CTツアーは長期休暇に入っているので、ネタがない(笑)。選手たちの個々のインスタとかを追ってネタ探しするのはスタイルじゃないというか、面倒だし、あまり興味もない。そういうことは誰かがどこかでやっているので、よろしくお願いしたい。
よって、海外のネタ元の友人とかに、ねぇ、なんかないの~? とか聞いてみる。
まぁ、特にないわな、あっちもこっちも。アメリカでもサーフィン業界には相変わらずあまりいい話がなく、サーフィンブームをしっかり味わったレジェンドたちもお仕事引退の時期を迎えていて、長いことハレイワのマーケットプレイスにあったRaging Isleというビル・バーンフィールドのお店も、ビル・バーンフィールドのリタイアに伴い閉店するのだということで、閉店セール中。まぁ、おそらくオープンが80年代なので、賃貸契約更新とかで、お家賃爆上がりにつきもう無理、という理由もあるのかと思う。懐かしいな、ビルバン。
アメリカの中でも特にハワイはもともと物価が高いエリアではあったけど、トランプ政権の影響でものすごい物価高に見舞われていて、現地の友人と話をするたびにあれもこれも高くて大変、という話になる。フードトラックのテイクアウトですらランチ3000円では収まらないわけで、その上1ドル150円となると、もう行けない。まぁ、現地で働いて稼いでいる人は賃金も上がっているので、多くもらって多く使う的なことではあるけど、それにしてもすごいレベルかな、と思う。これで失業でもしてしまえばにっちもさっちも、ホームレス一直線なわけで、アメリカ経済はけっこう危ういライン上で綱渡りだ。
でもそんな中でもニュースクールのサーファーたち、つまり、ケリーたちのグループはみんなそれぞれうまくやっていて、安定のキャリアを積んでいる。
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アンディ・アイアンズの死から15年が経った
先の日曜日、11月2日はアンディ・アイアンズ(フィリップ・アンドリュー・アイアンズ)の命日で、2010年のことだから、もう15年も前になる。そうかぁ、そんなに前かぁ、という感じだ。その年の12月8日に生まれている息子のアンディ・アクセル・アイアンズも15歳になるわけだ。
なんか長いツアー歴の中で、あれほどショッキングなニュースってなかったかなぁ、と思う。ツアー中の現役選手が旅の途中で死亡するって、後にも先にもあれだけかな、と。
カメラマンのトゥイギーや、セキュリティのトップだったウディ(デビッド・ウッド)など、ツアー中に亡くなった関係者や、ツアーを離れた元選手が亡くなったことはあったけど、現役CT選手がツアー中に、というのは無いと思う。
しかもそれがアンディ・アイアンズという強烈なキャラクターを持った選手で、帝王ケリーを破って3度のワールドタイトルを勝ち取った天才的なコンペティターだったからなおさらだ。
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