ジョン様祭り、継続中。
ま、デレク・ホー以来のノースショアレジデンスのワールドタイトルだからね。
ハワイアンとしてはアンディもいたけど、アンディはカウアイ島なんでね、その辺微妙に違うのよね。
モロ地元サーファーってことで、卒業した小学校、つまりエフカイビーチパーク前にあるサンセットエレメンタリースクール界隈には、あちこちにジョン様をたたえるボードやペイントがあって、まだまだ凱旋パレードの名残が残っている。卒業生から世界チャンピオンが出るってのは、確かに名誉なことだから。ビーチパークに銅像立てちゃうって話も、冗談かと思ったけど、本当なのかも。
ロニー・バーンズだってベンチだし、ロペスもアンディも差し置いて……とは思ったけど、やっぱオラが村の英雄だからなんでしょうかね。そういうことってあるよね、きっと。
皆さんもう忘れちゃてるかもしれないけど(笑)、大原洋人がQS10000勝った時、地元千葉一宮の町役場には垂れ幕かかっちゃったからね。世界チャンピオンって。間違いのような、そうでないような……(笑)。
昨日はそこそこ良かったんだけど、今日はグンとサイズダウン。午後に向けてますますサイズダウンの予報なので、やらず。というか、早朝会場についた時点でもう空気がやらない感じ(笑)。試合をやるときっていうのは朝早くから結構それなりのワサワサした空気があって、なんとな~くわかるもんなんですが、今日はもう関係者一同、やる気レスな感じ。
アンディをしのんで、アクセル・アイアンズのお誕生日を祝って、朝恒例のセレモニーが行われただけ。
この先しばらく波もなく、天気も悪く、最低な感じのハワイですね。こっちは曇りだけど、タウン雨降ってるようだし。
コンテストピリオド後半、来週末あたりの波を待つんだと思うけど、トライアルぐらいは終わらせないとならないわけで、それは月曜日とかなのかなぁ。つっか、そんな雰囲気でリリース出てるけどね。まだ先のことなので、予報も何ともおぼつかないわけだけど、今年のパイプはあまり波に恵まれそうもない感じ。
ビード・ダービッジ復活、ケリー、ミック、パーコ、スーザ元気、ジョン様もちろん元気いっぱい。
JPSAグラチャン、柄沢明美の息子、コナー・オレアリー様、2016QSチャンピオン。う~ん、なんなのかねぇ。ほとんどの今の日本人トッププロよりだいぶ後にサーフィン始めたんだけどねぇ……あっという間に全員ぬかされて、てっぺんに上がられちゃったね。
オリンピック、志田に決まったようで……個人的には野兎やキジがたくさん住んでいる海岸周辺の林を整地して駐車場にしちゃうのは、なんだかなぁ、な感じ。人間って残酷。ラッキーさんのお散歩道も消えてしまう運命。
毎年オアフ島ノースショアのパイプラインを舞台に熱いドラマが繰り広げられる、2016年度のWCTの最終イベントであり、トリプルクラウンの最終戦でもある「ビラボン・パイプマスターズ(Billabong Pipe Masters)」のウェイティングピリオドが12月8日からスタートする。
ポルトガルで既にワールドチャンプの座を獲得しているジョンジョン・フローレンスが、自身初となるパイプマスターの栄冠を掴み2016年を締めくくるか否かに注目が集まる。
なお、もう一つの注目点でもある“トリプルクラウン”の称号の行方だが、現時点ではポルトガルのフレデリコ・モライスが2戦連続2位という好成績を残し大きくリード。ジョン様はサンセットで17位とコケているため、フレデリコとは3700pt差の2位につけている。
ちなみにサンセットの勝者ジョーディ・スミスはジョン様とたった200pt差の3位なので、フレデリコの結果次第で大混戦となる可能性もある。
いずれにしても目が離せないパイプマスターズ。
わたくし、つのだゆきも現地入りしてます。現場からは以上です。
F+024号が12月10日から配布開始です。表紙は、コンペシーンから離れてだいぶ経過したが今もなおこの存在感のロブ。さらに今号は中綴じなので、flow時代からの読者の方はきっとニンマリ?
世界のサーフコンペティションシーンを追う唯一無二のフリーマガジン『F+ MAGAZINE』を確実にGETが出来る(ご自宅に年4回自動郵送される)、F+年間購読会員にぜひご登録下さい。
さて、F+024号の内容をご紹介します。
【BEHIND THE CURTAIN】
F+でおなじみのフォトグラファー、スティーブ・シャーマンの恒例のキャプション付きポートフォリオ。トラッスルズのバックステージ、シャーマンならではの視点で記録。
【2016 BILLABONG RPO TAHITI KELLY REIGNS SUPREME】
ビラボンプロタヒチで、帝王ケリー・スレーターが3年ぶりのCT優勝を飾った。今シーズン序盤、QSのボルコムパイプでの優勝はあったものの、CTではまさかの25位という成績を続け、引退が声高にささやかれていた矢先の出来事だ。
そのサーフィンを見る限り、コディションのいいバレル勝負では、まだまだ誰も帝王ケリーの域に達していないのだ、という証明だった。世界中で彼にしか抜けられないバレルを、彼にしか見えないラインで面白いように抜けて行った。それは、もう引退したほうがいい、とささやく者たちをあざ笑うかのような、帝王からの答えだった。
【HURLEY PRO AND SWATCH WOMEN'S PRO】
カリフォルニアのロウワートラッスルズは、エアーあり、カービングあり、バレルあり、レフトあり、ライトあり、とにかくどんなタイプのサーファーも2階級特進レベルのハイパフォーマンスが望めるサーフスポットだ。
たとえ本来のいいコンディションに恵まれなくても、多少のスウェルさえ入れば、それなりに形のいい波がブレイクする。今シーズンのロウワーは今ひとつなコンディションだったけど、ワイルドカード勢の大活躍で、ギャラリーは大いに盛り上がった。
【JPSA BLUE ECO SYSTEM PRO】
ワールドツアーはまだハワイが残っているけど、国内のプロツアー、JPSAは最終戦を終了、グランドチャンピオンが決定した。ま、なんだかんだいってこのJPSAが規模的には国内最大のプロツアーであることには間違いなく、男女とも年間8試合、賞金もちゃんといただけるというのはプロサーファーとしてはありがたい限りだと思う。
ここで稼いで外で使う、という意味での世界へ向けてのサポートと考えれば、JPSAはJPSAで日本人プロの海外進出に重要な役割を果たしているともいえる。
【-CULTURE- NEW ERA OF SNOW&SURF】
スノーボードのルーツがサーフィンにある歴史的背景にスノーボードとサーフィンの相性の良さはひとつの理由を見出せる。
そして近年、ルーツへの回帰、加えて未来の模索が始まった。
プロダクションボードが自然だったスノーボードづくりにサーフ的なクラフトカルチャーが絡み、多彩なデザインが誕生。
加えてライフスタイルの変化も見受けられる。しかも震源地は日本と言う、そのムーブメントの内容とは?
ギャレット・マクナマラによって世界的に有名となったポルトガルのビッグウエイブスポット、それがナザレだ。
日本ではほぼ映像が撮られていないレア映像です。
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クイックシルバーとアイカウファミリー、そしてワールドサーフリーグ(WSL)は、懸念されていた「The Quiksilver in Memory of Eddie AIkau」=(THE EDDIE)の継続開催の中断を協力し乗り越え、今シーズンの開催、そして招待選手、及びオープニングセレモニーの実施を発表した。
ハワイ・ノースショア(2016年11月28日 現地時間) クイックシルバーとアイカウファミリーはお互いの相違を友好的な協議により乗り越え、2016年12月1日、 2016-2017「The Quiksil-ver in Memory of Eddie Aikau Big Wave Invitational」をオープニングセレモニーと共に開催。
これまで31年にわたって行われてきた伝説的ビッグウェイブ・コンテストを継続すべく、この数週間クイックシルバーとアイカウファミリーはWSLのサポートを得ながら積極的に協議を重ね、協力してきました。そして、今シーズンもきたる”THE DAY”に向けコンテストを進行します。
1985年にスタートした「THE EDDIE」は、ハワイ・オアフ島 、ノースショア・ワイメアベイで唯一開催される招待制のビッグウェイブイベント。会場のワイメア・ベイは、エディ・アイカウがノースショアで最初のライフガードとして活動していた場所でもあります。開催の条件はワイメアベイに20フィート以上の波(ハワイアンサイズで40-50フィートにフェイスを持つ波)がヒットした時のみで、これまでに9回開催。WSLの特別試合として「THE EDDIE」は、WSLチャンピオンシップツアー(CTツアー)に参戦するサーフエリート達を含む世界有数のウォーターマン達が招待され、参加します。またハワイの伝統を重んじた厳粛なオープニングセレモニーや迫力のあるライブ中継とオリジナルな雰囲気を持つスペシャルなイベントが「THE EDDIE」なのです。
“エデイ・アイカウとアイカウファミリー、ハワイの人々、全コミュニティーへの敬意を表するイベント「THE EDDIE」の伝統が途切れる事なく、継続できる事を誇りに思います。アイカウファミリー、そして、今回の問題解決にあたってのこの数週間の間、ポール・スピーカーのリーダーシップのもと尽力してくれたWSLに感謝します。またクイックシルバーとアイカウファミリーが”THE EDDIE”をスタートした時に定めた厳しい開催条件が今回も継続できる事を喜んでいます。WSLが関わる事で、世界最高のコンテストとしてその名をさらに向上させていく事でしょう”
~クイックシルバー・CEOのピエール・アグネス~
“エディ・アイカウの功績を讃えるこの特別なイベント「The Quiksilver In Memory of Ed-die Aikau Big Wave Invitational 」をWSLとしてサポートできる事を嬉しく思います。このウィンターシーズンも楽しみになりました。”
~WSLのCEO、ポール・スピーカー~
サロモン、クライド、マイラ・アイカウのファミリーはクイックシルバー、WSL、ホノルル行政局の協力を得ながら、“THE EDDIE”の継続開催中止という事態を避けられたことに安堵の意を表明しています。
2016-17招待選手リスト(アルファベット順)
Aaron Gold
Bruce Irons
Billy...
VOLCOM STOREとしては世界初の試みとなるスキー場内での期間限定店舗『VOLCOM STORE YUZAWA』が、豪雪を誇る新潟県・湯沢エリア『湯沢中里スキー場』内にオープン。
12月17日(土)に予定されているスキー場営業開始に合わせて、SNOW関連のアクセサリーをはじめMENS/WOMENS/YOUTHのアパレル等がアウトレット価格で展開される予定。
地元食材を使ったホットサンドとカフェが楽しめる『STONE CAFE』も併設され、VOLCOM関連のムービーを見ながらのチルアウトスペースとして溜まり場に決定ですね。
湯沢中里スキー場は極上のパウダースポットの穴場としてもコア層に人気があり、充実した施設/設備がファミリー層からも絶大な支持を受けている。
そこで、VOLCOMは地元のパークディガーチーム『SNOW CASE DESIGN』とタッグを組み、様々な仕掛けをゲレンデ内で展開していくとのこと。こちらも楽しみな動き。詳細は以下の公式リリースをチェック。
■SIDE COUNTRY
スキー場内のゲレンデ以外の4か所の林の中を解放し、滑りやすい間隔で木を間引きしたサイドカントリーで、通常のコースでは味わえないナチュラルな空間を楽しめます。
滑走距離は短いながらも最大斜度は30度を越えるセクションもあり、豊かな地形と無数のラインで新たな発見や上達が望めます。リフトからアクセス可能で、これまでの国内ス キー場の常識を覆す試みとなることでしょう。
※滑走における事故等の責任は一切受け付けません。自己責任での滑走が条件となります。
また、このSIDE COUNTRYエリアではVOLCOMによるインスタグラムコンテスト等のSNSイベントが予定されています。ユーザーと写真や動画を共有し、賞品やサービス等を通じてファンな雰囲気を作り出していきます。
■BANK YARD
ゲレンデ内には従来のパークから進化させた新しいコンセプトを持ったゾーンが用意さ れます。バンク・ウェーブ・マウント・ヒップ・スパイン等のアイテムがバランスよく配置され、滑走レベルに 関係なく各々のスピードとトリックとラインで楽しむことができることでしょう。
【VOLCOM STORE YUZAWA】
新潟県南魚沼群湯沢町土樽5044-1
湯沢中里スキー場内スキーセンター3階右店舗
TEL : 025-788-0290 (出店期間のみ)
出店期間 : 2016年12月17日~2017年4月2日
営業時間 : 10時~17時(不定休)
☆本店舗に関するお問い合わせ
VOLCOM JAPAN
TEL : 03-5771-4552
ワールドツアーはジョンジョン・フローレンスの初タイトルが決定、あとは最終戦のハワイ、パイプを残すのみ。みんな心置きなくパイプマスターの座を争うことになる。あ、クオリファイボーダーに居たり、QSからのクオリファイに頼らなければならない人はそれどころじゃないハワイなわけだけど。
ジョン様にしてみれば、パイプマスターとなって地元で家族や友人に囲まれて決めたかったんだろうけど、ま、決まっちゃったものはしょうがない。
ウイルコがとんでもないリードを前半してたんだけど、その勢いが続かず、タヒチでゴールデンジャージーを脱ぐことになる。そこにヒタヒタと攻め寄っていていたのがジョンジョンとガブ。しかし、そのあとのロウワーから先の後半、ガブがまるでガブらしくないというか、たぶん本人は陰謀だと思ってるに違いないけど、変な負け方をしていくのだ。
ロウワーでは本人は勝ってたと思ってたのにポイントが出ず、世紀の誤審レベルの騒がれ方をSNS上でされて、ラウンド3で敗退。続くフランスでは2位につけるけど、ジョンジョンもしっかり3位と差を詰められず。そしてポルトガルではジェレミー・フローレスに敗れて再びラウンド3負け。中盤の安定感はすっかり消え、出入りの激しい終盤になってしまった。
タイトル争いはハワイにもつれ込むはずだったんだけど、おそらくガブが13位でジョンジョンが優勝すると決まる、的な、ほぼほぼないでしょ、みたいなことだったんだと思う。なんか、突然あっさりだったから。
中盤から後半、我慢して我慢して真面目にコンテストしてた感じの強いジョン様の粘り勝ちですかね。
まぁねぇ、3年連続でブラジルにタイトルってのもどうなのかな、とも思うけどね。WSL的にもサーフィンマーケット的にもジョンジョンのほうかいいんだろうし。
で、そのジョン様のタイトルを受けて、ケリーおじさんがやる気になってるってあたりも、らしいな、と思う。オヤジ、若造にもう一発鉄槌かましたい、って感じ。ま、実際のところ、シーズン序盤のモタモタがなければ中盤はフィジー3位、Jベイ5位、タヒチ優勝、トラッスルズ5位と、十分にタイトル争いにからめる成績だからね。ケリーならずとも、カッチリ合わせれば取れる、という確信は持てるよね。
とにかく天邪鬼なので、みんなが引退引退と噂すれば意地でもやめなさそうだし(笑)。ま、それより自分が勝って自分のビジネスに結び付けたいんだろうね。
今シーズンからワールドチャンピオンのカップのデザインが大きく変わり、なんかちょっとオシャレになった。中には歴代のチャンピオンの名前が刻まれてる。女子のカップには女子の名前が入ってる。パッと見、ケリーの名前ばっか(笑)
リップカール・プロ@ポルトガル最終日前日、日が暮れる前にコンディションが整ったsupertubosにケリーが現れた。
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リップカール・プロ@ポルトガル優勝とワールドタイトルを同じ日に手に入れジョンジョン・フローレンスが観客を魅了したファイナルデーのハイライト。
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