もうすぐ始まるパイプ。31年ぶりに現地で見ない試合。ま、いっか。
この30年の間にパイプのサーフィンは大きく変わっていて、その変遷はディケード(10年)ごとに区切られるとも思うけど、その辺の話はF+033号のパイプのレポートで書いているので、詳しくはそこで、って言ってもその号はもうバックナンバー品切れだけど(笑)。
超はしょれば、今は、セカンドリーフから大きな波に乗って、インサイドのパイプバレルに入る、ではなく、いきなりインサイドの棚のアホのように掘れたところで、テイクオフからドロップの間のバレルも逃さない、です。
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いよいよ明日から、一足先にウイメンズから2021CTツアースタート。マウイ。
来週にはメンズのパイプスタート、QSのほうもスケジュールが出て、リリースだけ見ていればふっつ~の年のふっつ~のツアーが始まる感じだ。とはいえ、現実問題選手が自由自在に世界中を行き来できる、という状況とは程遠く、各国で出されているスケジュールも実質的にはリージョン内での試合、というような内容になるんだろうな、と思う。
ノースショアでも感染者は出ていて、みんなピリピリ。関係者は3日ごとにPCR検査らしいけど、某大物サーファーの関係者の奥様がマスクなしパーティ(むこうじゃ普通)でコロナ感染したらしく、濃厚接触者の方々はビクビク。
折悪しくハロウィン、サンクスギビング、クリスマスと、パーティシーズンの真っただ中。感染拡大するんだろうな、って感じは否めない。海じゃ誰もマスクしてないだろうし。
まぁ、それでも始まっちゃえば選手は戦わざるを得ないわけで、リスキーだけどしょうがない。
2021年ツアーが成立するとすれば、ケリーにとっては実質最後の年になるんだと思う。
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あと1週間で12月。 2020年って何だったんだろう(笑)
来週には女子のホノルアベイから2021シーズンがスタートするわけだ。
まぁ、昨年のような「密です」状況のパイプにはならないだろうけど、1971年から連綿と続いてきたパイプマスターズは今シーズンキャンセルになったほかのいくつかのイベントとは違って、また今年も新しいチャンピオンを生むわけだ。
先日のコラムの最後で、私なら行きたくないなぁ、と心から思ったけど、やはり選手の中にもそういう人は多かったようで、開催決定までもめにもめ、最後はWSLサイドの強硬ムードが支配したらしい。まぁ、現在ハワイはアメリカ本土との観光客の往来を開けちゃったことで、あのとんでもない感染爆発を起こしているアメリカ本土から、毎日飛行機でたくさんの人がやってきて、マスクなしでワイキキぶらぶら。医療関係者は冗談じゃない、といったところか。とにかくハワイには病院があまりないから、簡単に医療崩壊が起きる。
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昨日終え伝えしたように、ジョン・シモオカというサーファーがなくなった。
SHIMOOKAなので、ニックネームはシムーカ、シムー。
元CTサーファーであり、その後はクイックシルバー、そして現在はMCとしてオーストラリアで活躍していた。
せっかくなので、現役時代の写真を掘り出してみた。
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世の中一気に変わった2020年ももうすぐ終わるわけで、ほんと、早かったなぁ。成田空港に行かない1年って、30年ぶりで、お出かけモードに変換しない家での落ち着いた日常生活にもすっかり慣れて、締め切りに追われることもなく、ノーストレス。
それでもカレンダーぐらいは作るか、と重い腰をあげて作りました。
まぁ。試合がないので、新しいこともなく、F+のアーカイブ的なビジュアルになってるけど、これはこれで成立してるかな、と思う。というより、いつもの年より楽しいかも。
まぁ、アーカイブってのは過去に積み重ねた中からの選りすぐりなので、いわばベスト盤。サーフィンに関しては新しいほうがいいと思ったので、昨年のパイプを多用してるけど、まぁ、いい出来かな、と思う。
格言は一般公募大正解で、結構楽しめる。
まぁ、カレンダーをかける、というライフスタイルも結構なくなりつつあるものの、やはりカレンダーってあると便利だし、壁にポスター感ってのはいいものだ。
家にいることの多くなったコロナの日々、ぜひこのカレンダーでお部屋やオフィスを飾り立ててください。あ、トイレも。
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結局やるってか。
今日リリース出てたね。ブロードキャストオンリーって書いてあったから無観客試合なんだろうね。浮上したパイプやる説にオフィシャルリリースの裏付けついた感じで、こうなるとやるんだろうね。女子のマウイもオンで、カリッサが待ち遠しいわ~みたいなこと言ってたけど、そうなるとアムちゃん(都筑有夢路)のCTは幻となるんだろうか。
もともとカリッサのイヤーオフの繰り上げでのクオリファイなんで、休んだカリッサが復帰待ち遠しいわ~ってなっちゃえば、ごめんね~で元に戻るということか。心情的にはワイルドカードってのもあるだろうけど、ワイルドカードはタイラー・ライトなんで、タイラー引っ込めてアムちゃんは考えにくいしね。
同時に9月にトップ5でワールドタイトル決めるWSLファイナルズはトラッスルズに決定。
2021年のスケジュールにも多少変更が出た。
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アメリカ大統領選は近来まれにみる面白さで、結果は出ているものの、出ていない、的な。これ、バイデン、トランプどっち支持かでいうことが180度違うので、どの情報が本当なのかわからないし、この手の陰謀物はSNSにはうってつけの話題で、ネット上はけっこう熱いことになっている。
なので、パイプマスターズどころじゃないはずなんだけど、ここにきてパイプやるって話が出てきて、これはこれで、どの情報が本当なのか、って感じ。
ハワイの別方向のインサイダーの話によれば、パイプはオンする、とWSLは明言している、と。
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オリンピックの出場選手の最終選考対象になる2021ワールドサーフィンゲームスが予定されているのは2020春だったけど2021へ延期中、それに出場する日本チーム男女各3名のうち、2名はすでに決まっていて、男子が五十嵐カノア、村上舜、女子は都筑有夢路と松田詩野。その残りひと枠をかけての第2回ジャパンオープンが志田で開催されている。出場できるのは強化選手主体の招待選手のみで、基本的にはメディア取材も受け付けない無観客試合。ま、取材したところで休刊中なので、困らないけどw。
男女とも、すでに決まっている上記4名以外は、この試合で優勝しないとオリンピックはない。まぁ、オリンピックそのものもないかもしれないわけだけど……。
ワールドサーフィンゲームスは3人出れるけど、オリンピックはふたりってのがミソかね。五十嵐カノアはCT枠で確定、村上舜にとってかわるには、この大会に優勝して、2021ワールドサーフィンゲームスに出て、上位5名に入るしかない、と私は理解している(いまだにこの選考基準が正確に理解できていない)。
女子の場合は松田詩野が条件付きでオリンピック決定なので、この大会に優勝したひとりと都筑有夢路でもう1枠を争うことになるんだろうなぁ。2021ワールドサーフィンゲームスで上位7位に入り、かつ松田詩野より上というのが確定ラインなんだろう(しつこいですが選考基準を正確に理解していないので、突っ込まないように)。
そういうわけで最近の志田はセッションが熱い。
まぁ、ズバリ大原洋人の大逆襲かな、と思う。
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10月なんて瞬殺で終わるしww
2021CTツアー初戦のパイプマスターズまで1か月ちょっと。まぁ、何をどう考えても通常の形でコンテストが行われることはないと思う。
つまり、2021CTツアーも何らかの形でコロナの影響を受けることがほぼ決定なんだろう。
コンテストピリオドは12月8日スタート予定だけど、12月13日開催予定だったホノルルマラソンがちょっと前に開催断念、2021上半期に延期、あるいは中止と決断が下っていて、その理由がハワイ州政府の許可が下りない、というようなことなので、観光ドル箱のホノルルマラソンの許可が下りずにパイプマスターズの許可が下りることは、常識的に考えてなさそうなので、ないんだろうな、と思う。
現地のインサイダー情報によると、WSLはあのパイプ界隈のバケーションレンタルハウスを期間中すでに借り上げているようなので、やる気は満々。アメリカ本土のカメラマンからは、ハワイ行くの? みたいなメールも来ていて、なんか温度差あるなぁ、みたいな。
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世界中でサーフィンカメラマンやライターが失業の憂き目にあってるわけだけど、ほかの仕事につく人も多いなか、経済的に少し余裕がある人は、過去の写真整理とかに追われているようで、こうやってツアーがなく、新しい写真が生まれない、となれば過去のアーカイブを求められることも多くなるのだろう。
先日、古くからいるカメラマンから、日本の宮崎で試合をやったのは何年だったっけ? なんかすごい波が来た年は何年? と聞かれた。
なんでも、未現像の古いフィルムが出てきて現像してみたら、宮崎の写真とワイメアのエディ・アイカウのビッグウエイブの写真だったのだという。
ASP宮崎プロ。確か3年間やってたと思うけど、台風がダブルで来て、すごい波に恵まれたのを覚えていた。しかし残念ながらコンテスト会場の木崎浜はクローズアウトの中での試合強行、波が良かったのは内海や鵜戸下あたりだった。
内海は現カレンズポイントと呼ばれている内海のアウトサイド。
カレンズポイントといえば思い出すのは宮崎ローカル緒方申八プロ。元気かなぁ、申八。確か新八じゃなくて申八だったはず。ご無沙汰しています。
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