F+編集長
海外に行けない状況ならDVDイメトレで
全くなんて寒いんでしょうね。12月ってこんなに寒かったでしたっけ?
雨も多いし風も強い。台風並みですよね。海なんか砂飛んで歩けないし……。
なんかこの寒さは1月からでしょ、って覚悟を決めていたんですけど、困ったな。
犬の散歩に出るのに強い決心が必要って、どーゆー冬よ。
ってか、ついこの間まで暑くて死にそうとか言ってたし、そのちょっと前まであけおめだったじゃん。もう今年も1週間しかないってさ、聞いてねーよ(笑)。
そんな中、サーフフードの新作サーフドロップスVol.5 が12月19日に発売。ちょうどクリスマス、お正月商戦にぶつけてくるとは、やるな、江川くん(笑)。
VOL.5はカノア、イーサン、ジャック、イタロー、フィリッペのトップ5で行われた2022年ファイナルズのローワートラッスルズのシーンから始まり、ジョンジョン、グリフィン、コナー、コロヘ、セス、ジョーデイ、ステファニー、カリッサ、ミック、ケリー等、世界最高峰のサーファーによるハワイ、ポルトガル、カリファルニアでのコンテストシーンやフリーサーフィンが満載!
また、このシリーズではおなじみのサーフィン初心者の超ドジ、丸出だめ夫の芝居シーンは新たに2人の女子登場でモテまくりという意外な展開? 今回も笑わせてくれます。総勢118名のトップサーファーに、170分と内容量たっぷりで、何度見ても楽しめる出来。コロナも終わりかけではありますが、円安、原油高でチケットも高騰、そう簡単には海外に行けない状況なので、せめてものDVDイメトレ。
トレイラー映像、そしてプレゼントなど・・・続きを見る
【お知らせ】
F+ x...
掴んだ波の数と勝利の関係
メリクリ。
Eさんカレンダー、こちらで好評につき残数が危うくなってきたので余っているものをかき集めて少し回してもらったとたんにパタッとオーダーが止まり、まぁ、世の中、こんなもんだよなぁ、と、とらぬ狸の皮算用を反省。
というわけで、MARKETで在庫入荷していますのでぜひお買い求めを。今ならまだ年内到着間に合います。
人生こういうのはよくあることで、サーフィンの試合とかでもそれまでバンバン波が来ていたところに移動したとたんにセットパタッと止まる、とか、10分以上待ってて来なくてしびれ切らし、動いたとたんに今まで待ってたところに来るとか、そういう合わないよなぁ、というのはよくある。だからといて待って待ってこないで終わる、ということもあるので、その辺の見極めは難しい。ただ、今までの長いウォッチャー経験によれば、やはり乗らない人は負けることが多い。サーフィンの試合は波数をたくさん乗る争いではないけれど、結果としてたくさん乗っている人が勝ち上がっていくことが多い。特に4人ヒートでは。それがどういうことなのかけっこう考えたりしたこともあった。
まぁ、確率論に近いのかもしれないと思う。
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カレンダー:イーサン・ユーイングに関するお詫び
雑誌でもカレンダーでも、文章を使うときにはいつもいつも何度も見て確認するんだけど、それでも間違いというのは起こるもので、2023カレンダー、今回は日付や曜日の入ったカレンダー部分を除けば人名だけなんだけど、それでも見逃しちゃうんだな。11月のEsan Ewing。正しくはEthan...
色々な国旗が入り乱れる結果となった2022チャレンジャーシリーズ
ハワイのハレイワで行われていたチャレンジャーシリーズの最終戦も終了し、2023シーズンのCSからのクオリファイヤーも決定。フランスのマキシム・フスノットが30歳になってようやくクオリファイを果たした。なんかすごく長いことこの人の名前を耳にしていたような気がする。リオ・ワイダも2連勝のあといい成績は残せなかったけど3位でクオリファイ。インドネシア初のCT選手となったし、ラムジー・ブーヒアムもモロッコ初のCT選手になった。
なんかこうしてランキング表を見ていると、以前はオーストラリア、アメリカ、ハワイ、ブラジル、以上、みたいな感じだったけど、今はすごくいろんな国旗が入り乱れていて、まぁ、これもオリンピック効果なのかな、と思う。
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【お知らせ】
お待たせしました、F+ x...
2023年版F+カレンダー発売中です
お待たせしました、カレンダーできております。ボソッとマーケットのほうには出ていたのですが、リンクするバナーとかこのページからの行先などのインフォ部分が定まらず、マーケット見てた人は買えたけど見ない人は買えないという非常に不親切な状態が続いておりました。申し訳ございません。遅ればせながらお買い上げはこちらから。
各方面値上げラッシュですが、F+カレンダーは価格据え置き、税込み1200円です。2023版はサーフィンショットオンリーのシンプルなデザイン。写真は昨年のベルズやタヒチなどからチョイスしました。また、センターはあの時キミは若かったシリーズの写真をコラージュしました。
まぁ、現在のサーフシーンモノのカレンダーってほかにないのかな? と思うので、よろしくです。
F+ Magazineバックナンバーも在庫限り販売中です。お求めはこちらから。
F+編集長
つのだゆき
ローカルモーションのヒストリーブック
あれだけ飛行機に乗っていたのに、最後に乗ったのはいつだったかなぁ、と思い出せないぐらいの年月が経ってしまった。最後に飛行機に乗って外国に行ったのは、コロナで海外渡航の規制がかかる直前のことだった。2020年の3月、ローカルモーションのヒストリーブック制作の取材のためにハワイに行ったのが最後だ。現地ではカメラマンと共にファウンダーのロブ・バーンズを取材した。
ローカルモーションといえば、もうハワイでは知らない人はいないぐらい有名で、古くからの老舗サーフブランドだ。日本でもあのヤシの木マークは大ブームになった。
その立役者であるロブ・バーンズという人はとても興味深い人で、もともとは自宅のガレージで趣味が高じてシェイプを始めたシェイパーだけど、サーフショップを開店すれば経営の才能があり、アパレルに進出すればファッションセンスがあり、ローカルハワイアンとの結びつきが強く、ハワイアンミュージックへの造詣も深く、音楽プロデューサーとしての才能もあり、現在は不動産業を営み、政界にも進出するらしいという話も聞いた。とにかく多才な人なのだが、そういう風には感じさせない、とても気さくで優しいハワイのおじさんだった。創成期の70年代80年代の話はいくら聞いても飽きないぐらい本当に面白かった。サーフィンの古き良き時代だ。
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天体ショーでハワイ・ノースショアを回顧する
先日の夕焼けに続いて、昔の人なら怖かったろうなシリーズ(笑)
月食。私あまりこういった天体ショー的なものには興味がないというか、あるにはあるけど、わざわざ見よう、という感じでもなく、たまたま誰かが見ようというので連れていかれたり、見たりはあるレベルだ。今回は夕方からやけに月がキレイで、これは誰がどうやってもバッチリ見えるんだろうな、と思い、外に出てみてみたら始まっていたのが肉眼ではっきり見えたので、ケータイで撮影したものの、半月的なものは撮れたけどイマイチだった。まぁいっか、と思い家に入ってだらだら飲みの継続をしていたんだけど、なんか、考えたら私一応カメラマンもやってるし、カメラもあるし、撮らないってどうなの? と思い直し、急遽ベランダにカメラと三脚持ち出してガサゴソ。もう完全に影になる直前に何とか間に合った感じ? 明るいうちにきちんとセッティングしとくんだったな、と思ったけど後の祭り。まぁ、1枚でもお見せできるようなものがあったからよかったかな。
赤い月にウサギはいないけど、このもやもやは肉眼でも見えたよ。この色は夕日と同じ太陽の赤い光のなせるワザ。白いほうは陰の去り際。
なんかねぇ、この肉眼で見ても赤い月って本当に昔の人には不気味だったと思う。やっぱり恐怖におののいて加持祈祷しちゃうよな。
天体ショーといえば昔、30年以上前にハワイで見たしし座流星群だったかな、とにかく流れ星がいっぱい見えるやつ、あれはすごかった。グレン松本って当時現役JPSAプロサーファーの家がラニアケアのビーチフロントにあったころで、同じくJPSAプロの息子たち、松本カイ、コアが生まれるずっと前に、ノースにいた日本人プロとかみんな集まってBBQやろうって日だった。
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チューブライディングに限界はあるか?
太平洋の真ん中の島とか行くと毎日夕焼けやばいけど、ここ東浪見でもたま~に、年に一度か二度ぐらいですが、ものすごい色の夕焼けとかあります。この間犬の散歩中にあまりにすごかったのでケータイショット。色補正無し。昔の人ってこれ見てキレイ、とかじゃなくて恐怖だったんじゃないのかな、というのは容易に想像できるな。
質問
①チューブライディングテクニックは限界値に達しているか?
②日本人シェイパーの腕前と、CTの壁には相関関係があるのか?
③スチュアート・ケネディのサーフィン(彼以外に、ユキさんが上手いと思うアップカマー)について
すべて同じ方からの質問なんですが、どれも考えすぎな感じであまりフックしないのでオールスルーといきたかったところですが、まとめてお答えします。
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2022年JPSAグランドチャンピオン決定
コナーの置き土産プレセント、訳ありにもかかわらず本当に多数のご応募ありがとうございます。なんかものすごくびっくりしてます。そんなにみんなこのコラム読んでるのかい、みたいな。そういえば先週コナーに続いて五十嵐カノアが志田に登場してたっけ。なんでも松岡修造にサーフィン教えるっていう趣旨のテレビ番組の収録だったようです。結構波大きくて、カノアにはよかっただろうけど、修造さんにはきつかったかも。
まぁ、今のCTのシステムの唯一いいところは9月から1月まで、5か月のオフが取れるということ。コナーやカノアのように、プロモーションにもたっぷり時間がさけるというわけだ。
お待たせしているカレンダーももうすぐできると思います。
2023年版は超シンプルにライディング写真のみ。格言ナシのコラム無し。格言はオヤジギャグ方向に曲がりすぎた感あるし、コラムはけっこう面倒だったし(笑)、一度全クリア。そのかわりにセンター見開きの写真はちょっと工夫して、いろんな選手の写真をアーカイブから引っ張ってみました。「あの時キミは若かった」シリーズ。乞うご期待。
国内ツアーのJPSAも終了。2022年のグランドチャンピオンは男子、金沢呂偉、女子、中塩佳那。JPSAとはいえ、タイトル連覇って難しいんだなぁ、と改めて思った。西慶司郎、行くと思ってたんだけどね。思いっきり予想外しました。まぁでも考えてみれば最終戦のひとつ前、鴨川での金沢呂偉とのセミファイナルの直接対決。あそこを押さえておけなかった時点でアウトだったんだろうね。逆に呂偉のほうはその直接対決を制したからこそ、最終戦イチコケでも初タイトル奪取行けたってわけだ。第4戦のセミが今シーズンのタイトルの行方を決めたヒートといえるな。結果が逆なら最終戦の立場は全く逆になってたわけだから。
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