F+編集長
イェイデン・ニコル
<img src="http://www.fplussurf.com/photo/イェイデン・ニコルにとって2011年はローラーコースターのような年だった。超ハイパフォーマンスのクリップをコンスタントにこれまでもずっとビデオの世界に提供し続けてきた彼だが、ついにコンペのほうでも結果を出し、26歳にしてワールドツアーのミッドイヤー・ローテーションでクオリファイを果たした。しかし、8月の日本トリップで足首を骨折してしまい、せっかくのクオリファイをふいにして、4ヶ月間のリハビリ生活を余儀なくされた。しかしASPはその彼にインジュアリーワイルドカードという、怪我をした選手に与えられるワイルドカードを出すことに決め、イェイデンは晴れて2012年度のASPワールドツアーに出場できるようになった。おめでとう、イェイデン。足首の調子はどうだいー...
イアン・ゴウベイア?
ビラボンワールドジュニアチャンピオンシップより、今日の写真は加藤嵐。数日前に送ってこられたものですが、話題的には嵐が一番だったかもね。
こういう日本人の写真は世界中を駆け巡ってると言うわけではなく、ピンポイントで日本向けに日本のメディアに送って来るんだけど、嵐に関してはラウンド3の終わった日のオフィシャルリリースに名前が出て、コメントとか掲載されてたもんな。
なんでかって言うとラウンド3で地元期待のトーマス・ウッズに勝っちゃったから。
今日の番狂わせの立役者的なことをかかれてた。トーマス・ウッズと言うのはオーストラリアジュニアのトップクラスで、確かにそれが日本人に負けるってのはーオーストラリアとしては冗談じゃない、という状況ではあるかも。まぁ、その次のラウンドで嵐くんも負けましたけど。
コンテストのほうはオージーが優勝しましたが、ジュニアタイトルはブラジルに持ってかれたようで。
ところで、コンテストの5位にイアン・ゴウベイアってのが入ってるのね。そう、これ、ファビオ・ゴウベイアの息子さんです。懐かしいですね、ファビオ。ブラジルから初めて世界に出たサーファー。あぁ、時のたつのは早いのね~。
私は締め切りでピキピキ。長い時間座ってられないので、毎日少しずつ、コツコツ終わらせていかないと間に合わないので、けっこうこれはこれで大変。
締め切りに追われて徹夜というのが出来ない腰になってしまった分、締め切りがダラダラダラダラ、牛のよだれのように続くのだったよ。写真ASP/kirstin
ふりだしにもどる
え~、今日の写真は新井洋人くん。昨日と同じく、ゴールドコーストのバーレーヘッズで行われているビラボンワールドジュニアチャンピオンシップから送られてきました。キャプションには、え~なになに? 新井洋人は7.67というハイスコアでヒートをスタート、6.67のバックアップライドで勝利を決めた。今日のトリッキーなコンディションの中では、彼のウエイブセレクションの素晴らしさが強さにつながった……と書いてあります(笑)。あ、笑っちゃいけないか。写真はASP/Dunbar
で、そんなことより大ニュースは2012年のツアーに関する発表。ボビー効果もあらわに、ツアーはザックリ言うとふりだしに戻る感じ? 一報はカフェ、「最新情報リークします」ですでにさらりとリーク済みです。その他のディテール等、詳しくは後ほど会員様専用F+ニュースで
2012シーズンの新フォーマット
今日、先ほどまで行われていたASPボードミーティングで、2012年ツアーのシステムの詳細が決定した。カフェの噂話のとおり、話し合いはもつれにもつれたようだが、結局下記のようになった。ASPワールドタイトルランキングも、ASPランキング(統一ランキング)も、すべて2012年のスタートはゼロポイントからになる。中間の入れ替えがなくなった今、昨年行われていたポイントの52週にわたる持越しの特例もナシ。以前のように1月から12月までの1年間のポイントで争われる。WTランキングの選手はWTで得たポイントは、3試合分までしかASPランキングに算入できない。2013年のトップ34のクオリファイ条件は下記のとおり。2012年のWTのトップ22人2012年のワールドランキングのトップ10人(WTトップ22のクオリファイヤーは除く)ワイルドカード2名またこれに伴って、プライムイベントのフォーマットに少々改訂が加えられた。●今までの同率9位を4人から8人に増やすようなフォーマットで、これによって9位で得られる2400ポイントという大きなポイントをもらえる選手が、一試合あたり2倍に増えることになる。●プライムでの17位のポイントを1034ポイントから1200ポイントに引き上げる。●プライムでの5位のポイントを3120ポイントから3320ポイントに引き上げる。これは8名の9位に対する4名の5位ということで、そのポイント差を多くつけるため。まぁ、全体的に見ると、WTにきびしく、スターツアー選手には多少ラクになったかもしれないが、プライムイベントでいい成績を上げないと、クオリファイはありえない、というのは何も変わらない。WT選手は3試合分のポイントしか統一ランキングに算入できないから、統一ランキングで1位を狙うなら、あと5試合はプライムなりなんなりに出場することになるだろう。3試合優勝でもトータル3万ポイントなので、おそらくそれではASPランキングではだいぶ下のほうになるはずなので。ま、でもこうなると、WTのほうでクオリファイさえ確定するなら、統一ランキングなんて関係ないわけだけど。これ、まるでWCTとWQSのチャンピオンがふたりいる、という以前の状況に戻ることになる思う。大騒ぎの挙句、ふりだしに戻る感じーう~ん、昨年ろくな成績の残っていないデーン・レイノルズには有利かもしれないけど、昨年の後半良かった選手は、ちょっと残念ーま、ボビーの言ってたとおりになった、ということだわね。マーにメールしてみよう。えっ、まじっすかー とか言いそう(笑)
ひえひえ~
F+サイトにジョエル・パーキンソンのインタビューアップしました。
写真は今、パーコちゃんのお膝元、ゴールドコーストで行われているビラボン・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップでround3に勝ちあがった大橋海人くんです。ハワイでお会いしましたが、お元気そうで何よりです。
20点満点で、8.87と言うハイスコアを含む16.14 の大活躍、って英語でキャプションついてた(笑)。って笑っちゃいけないか。
ライブも見られるようなので、興味のある方はbillabongpro.comで。
彼は今年から海外をメインにやっていくようなので、頑張ってほしい、というか、のびのび楽しんでいろいろ吸収して欲しいものです。
この波のこのポジションで、なんでこんなに板がフラットになっちゃうのかは追究しないことにして、ま、何もしないよりいい経験をしてるんだろうなとは思う。
ジュニアのうちにキレイに出来上がっちゃわないで、のびのび、伸びてってね~。
挫折しても逃げないでね~。
と、まぁ、なんだかんだいって、オバさんはみんなを応援しているのであるよ。
寒いね。
今年なんかすごく寒くないですか? うちだけ?
なんか、年をとると体のあちこちが具合悪くなると同時に、冷えてくる、といことが発覚してきてるのよね。冬になると手足が冷たいってのは私の中ではけっこう普通だったんだけど、最近実は人様よりだいぶ冷たいんじゃないか、ということがわかってきて、そうなるとやたら気になるわけで、小学生の頃から冬の手足はキンキンに冷えているもの、と思い込んでいたので、あったかい人も居ることを知って、というより、みんな大体私より暖かいということを知って、ちょっとショック。
だから今、室内履きの中に、ホカロン貼らないタイプミニをひとつずつ両足に入れて仕事をしている。
そうなのよ、会員様に一足先にお届けする次号のF+005のために、すでにエンジンスタートなわけなのよ。これから3週間ほど、年4回の地獄を味わうわけですね。2012年初の締め切り地獄。
そしてインタースタイルの3日間ベタ登場ののち、ゴールドコースト。そうなのね、また始まっちゃうのね……とほほ。
写真/ASP KIRSTIN
ジョエル・パーキンソン
まだ年が明けたばかりだというのに、君ががむしゃらにトレーニングしてるビデオをみかけたけど……。あー、あれね。まさかあんなのが出てくるとは思わなかった。フツーにのんびり過ごしてるよ。なにもしてないって感じかな。だから、あれはデマだよ、デマ。ぜんぜんトレーニングしてないんだから。あれはグランガー(ラーソン)が来てたからなんだよ。それに、ミッチ(パーキンソン)とジャック(フリーストーン)たちがワールドジュニアがあるんで来てたからなんだ。やつらのセッションに何度か加わって、良かった、っていうだけの話。ただ、ついてっただけのこと。でも一人孤独にやる厳しいトレーニングとちがって、あのフットボールのチームにあるような雰囲気っていいでしょー もちろんさ!...
ハワイ・パイプラインで2012年1月23日~2月4日VOLCOM...
ハワイ・パイプラインで2012年1月23日~2月4日のウェイティング期間中の最も波の良い3日間で開催されるVOLCOM PIPE...
ドラッグテスト
カフェでお伝えしたASPのドラックテストに関するレポート、ジョリホットラインにアップしましたのでよろしく。
う~ん、コンテスト会場でおちおち酒も飲めない話になってきてるね。
そのへんどうなんでしょうね。確か今までも選手のエリアにはアルコール類はご法度だったと思うけど、VIPエリアとかには普通にあったし、お国柄でけっこう黙認状態で置かれているところあったもんな。
なんだか窮屈な世の中になってきたけど、現実には今始まったことじゃなくて、表向き今までもやってたはずのことでね、やっぱアンディのことも影響大なんだろうな。
ここ10年ぐらいでASPのWT各試合は確実にギャラリーを増やし、昔から考えたら冗談みたいなきついセキュリティになってきていて、コンテスト会場じゃほとんど選手に近づけないような話でさ。う~ん、ふっつ~にみんなと肩並べて。ワイワイ試合見てた昔が懐かしいな。
それがいいことなのかどうなのかは別として、ワールドツアーに関してはサーフィンもますます管理された、スポーツに近くなってきてると思う。
サーフィンがスポーツなのか、ライフスタイルなのか、捉え方によってこういう変化って賛否両論だと思う。
カフェにもゴシップフォローネタアップしてあります。会員の方、定期的なパトロールをお忘れなく。
写真は前回のインタースタイルのもの。日本のギョーカイの展示会、商談会ですね。2月14日から3日間、パシフィコ横浜で行われます。
わがF+も、ネズミのお宿レベルの小さなブースを出しますので、会場にいらっしゃる方はお立ち寄りください。
中国の4スター
13日の金曜日なので、ブログをあげなくてはいけないかな、と思った。
よくわからない思考回路なんだけど、もう腰砕けババァなので、なんでもいい。
でもなぁ、パソコンにはなるべく向かわないように努力しないと、立てなくなるな。
中国の海南島で行われている4スター? 確かそうだったと思うけど、マーちゃんおよび、林健太5位入賞。おじさんたち相変わらず頑張ってるな……というより、若者、どした~??
中国わけわかんないから、行かないとか、そういう選択肢?
ま、なんにしても、もうマーちゃんに関しては、かわいそうだけど、4スターあたりでクオーター、5位ではニュースにならんね。後ふたつスターが増えても、なんでセミに行かなかったの? って感じというか、そういうビッグイベントでの上位が夢物語ではなく、現実としてイメージできるところに居るからね。
もちろんそうイメージできる日本人サーファーはほかには皆無なわけで、この、たった一人で先端に居るって状態、もう10年ぐらい続いてるんじゃないの?
若者、どした~??
なんで誰も出てこない? なんで誰もサーフィン上手くならない? すごい不思議。
ジュニアではけっこう上位にいったりするんだけど、その上のカテゴリーになるときれいさっぱり消えちゃうって、日本の伝統というか、80年代後半からずっとそうよね、考えてみれば。ジュニアでは活躍するけど、そのうち大幅に抜かされる、みたいなやつ。
マーも一時期消えてたし。
作りこみすぎ? 伸びしろ、あるいは人生のほかの選択肢って大事だと思うんですけどね。若いときだからこそ、サーフィンを完成させるより、ほかのこといろいろやったほうがいいと私は思うよ。ジュニアで世界一になっても消えちゃしょうがないし、たとえ、WTに行ったところで、そこがゴールじゃなくてスタートだから。
出てくる子はね、5年もあれば十分に世界に出てくる。18からはじめても23だったら、いいじゃん。40歳までに17年もあるし(笑)。
さて、会員の皆様におかれましては、そろそろゴシップいっときますんで、カフェ要注意。
写真・ASP/Steve Robertson