F+編集長
エンドレス鬼ごっこ
なんか、追われるな、やっぱり。
コロヘ・アンディーノの板のオーダーぶりがよくわかる記事、ニュースにアップしましたので、会員の方、お楽しみください。F+NEWS INTERVIEW カスタムオーダー、コロヘスタイル
しかしね、いっぺんに25本オーダーするって、うらやましいというより、そんなにどうするの? って感じだけど、その中から調子のいいのだけ、キープだからな。ま、そこで調子悪くてハネられたとしても、残り物だけどコロヘの板、ってことで、ありがたがって買う人はたくさん居るんだろうし、ま、そうでもなくちゃやってられないよね、ボードスポンサーとしても。
25本って、売価にしたらそれだけで給料分ぐらいな感じ?
私はここのところ非常に腰のお加減が悪くて、ほんの少しも座ってられないし、背中に板が入ってるぐらいコリまくりだったので、久しぶりに神の手のマッサージ治療にかかった。
もうね、神の手ってすごいね。終わった直後にぜんぜん違うんだから。
考えてみれば、最後にマッサージにいったのはハワイの前だから、1ヶ月半ぐらいたってるし、ハワイでは連日ゴシップだの、レポートだの、朝から夕方までパソコンに向かいっぱなしという荒行だったので、そりゃね、コリもたまるってモンだよね。
また少し、マッサージ通いだな。
でも、またパソコンの日々なので、エンドレス鬼ごっこ?
そろそろゴシップもひとつぐらいはあげなくちゃ、なんだけど、やっぱね、日本にいると遠いね。
ハワイの業界のみんなも解散したので、そんなに話題もないし。
ま、でも探ってみましょ
カスタムオーダー、コロヘ・スタイル
"面白い記事がサーフラインに出ていた。2012年度からASPワールドツアーでデビューする予定のコロヘ・アンディーノ(17)が、マスターシェイパーであるマット・バイオロスあてに送ったサーフボードのオーダーシートを取り上げた記事である。コロヘほどの大物ルーキーにもなると、一度にオーダーするサーフボードの数は一般の人が生涯にオーダーするサーフボードの数に匹敵するか、またはそれを超える。今回の場合、コロヘは1月のカリフォルニアで使うボードを8本、オーストラリアで使うボードを8本、ブラジル用に5本、そして強度を損なわずに軽量化されたボードとして、ハイドロフレックスを4本、計25本一度にオーダーした。この記事はマットのブログを記事にしたものだが、そのなかで彼は、父親のディノの代からアンディーノ家のためにボードを作ってきており、二代目のコロヘが若干17歳にしてクオリファイしたことを褒め称えている。それと同時にこのような25本ものオーダーがスーパールーキーからはいってくると、モチベーションレベルも必然的に上がると述べている。マットが最後に書き足した一文が、おもしろかった。「でも、休ませてくれたのは1週間か2週間。次なるステップに向けてまた準備だ」2月のクイックプロを控えコロヘもすごいプレッシャーとの戦いだろうが、それをバックアップする人たちも苦労が絶えないのがこの記事からわかる。それでは、コロヘのオーダーシートをよーく分析し、次にサーフボードをオーダーするときに役立ててもらいたい。1.1月にカリフォルニア周辺で使うボードを8本。(大至急作る)ー4 x...
今年もよろしく!
あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。
お正月、いかがでしたか?
私は、大晦日はここの所恒例の、「笑ってはいけない」で笑いほうけて過ごし、その後サイトのトップ写真をお正月バージョンにして、就寝。
そこからもう、パソコンは起動しない。携帯は電源を切る。という、いまどき最も贅沢な、絶対に何もしない、をテーマにお正月を過ごしました。
何があっても関係なく、パソコン、ケータイのない時代に戻って、誰にも邪魔されず、自分のペースでのんびり。今となってはこれが最高の贅沢ではないかと。
朝寝、朝酒、朝湯でダラダラ贅沢三昧。で、ぼや~っと庭とか見ながら酒飲んでると、あぁ、あそこをこうしたほうがいいかな、とか、あのバラはこうしようかな、とか、いろいろ思いついたりして、それをまた、ダメダメ、何もしちゃいけないんだから、と打ち消す自分自身との戦い。
なんでこんなジレンマと戦ってるんだ? と思いながらも、かなりこの生活を楽しんだ。
で、それをいったいいつまでやってていいのか、よくわからなかったんで、とりあえず正月3が日はそうして、4日にはしぶしぶケータイの電源を入れ、さてさて、今年はいつまで休んでてもしかられないんだろうか、などと考えていたら、Y様から仕事の電話。4日ですよ、まだ4日。銀行じゃないんだからさ。
で、Y様いわく、世の中ほとんど5日から動くということで、しょうがないので、今日からパソコン起動ですわ。あぁ、またいろんなものに追われる日々がやってくる。
まねきネコ丸をさがせ
今年も最後の日になりました。
タイトルを見て、あっ、と思った人、おっとっとフリークですね?
私、大好きなんですよ、おっとっと。つまみに最適。これと味ごのみとかのあられアソートで酒のみます。
で、パッケージに描いてある「まねきネコ丸」。わたしずっと探してました。
先日パッケージを開けて、何気なくつまんだら、1個目がな、な、なんと、まねきネコ丸! 思わず絶叫して、ネコビックリ。
来年に向けての幸運の予兆なのか、あるいは、こんなところで無駄な運を使ってはいけないのか、とにかく、幻の「まねきネコ丸」に遭遇。証拠に写真撮っときました。
私けっこうこういうアソートモノって、数揃えて食べたりするほうなんですよね。
例えば3つ違う味が入ってたりすると、3種類均等に残るように食べたりします。
なんかね、バランス悪いのが嫌いなんです。
まねきネコ丸は冷蔵庫に保管、年越してから食べることにします。なんかそのほうが幸運が一年続きそうだから。あれ、食べちゃダメなのかな?
トラ子さんの目病みもひと段落。
かかりつけの小山先生に、よかったねぇ~、とお言葉をいただき、腫れはすっかり収まったものの、まだ少し目が赤い感じなので、もうワンクール念のためにお薬をもらい、トラ子ウヒャウヒャ。なぜ、ウヒャウヒャなのかというと、お薬飲むのにモンプチのカンカンもらえるから。
昔カンズメを常食としていた頃には、モンプチなんて見向きもしなかったくせに、ここ何年かはちょっとお高めの、ロイヤルカナンというカリカリを食べていて、カンのフードはあげていない。そうなると、カンカンがなんであっても、もうウヒャウヒャ。
中にお薬の粒がふたつ仕込まれている小さなモンプチのタマを、あっという間にペロリ、ゴックンなのだね。外の猫に薬やるよりずっとラクチン。
というか、外ネコ並のがっつきようなのだな。
とりあえず、おかげさまでうちは、ネコも飼い主も揃って健康な年越しが出来そうです。
本年は皆様に大変お世話になりました。ありがとうございます。
来年もF+、よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
師、走ってます?
いよいよ押し迫ってまいりましたが、皆さん、忙しくしてますか?
本日銀行営業最終日。支払最終日。
ようやく何とか、今年中に払わなければいけないところには支払を済ませ、F+も自転車バンバンこいではいるものの、何とか、年末年始は天井からぶら下がらないですみそうです。ホット一息。
F+カフェではお伝えしましたが、来年のシーズン途中の入れ替えはナシになりました。前半後半のスケジュールを公平に組めるかどうかわからない。ま、そのぐらいスケジュールがまだまだ流動的なんですね。ハワイでの賞金とポイントが違う問題がまた起こるかもしれない、ってこと。結果的にボビーの意見採用だね。
デーンに関してはカフェでいろいろ書き込みいただいてますが、ひとつ言っておきたいのは、デーンは別にツアーがイヤでやめたという話ではないですよ。
ま、ヒートアップするために5.50みたいなアベレージスコアを確実に押さえていって勝つ、というような努力はしなかったけど(この辺をパウロは言っているわけですけど)、結果としてWTにリクオリファイできなかったので、WTを正式に離れることになった、というだけで、もう試合に出ないとか、そういう宣言をしているわけではないので、その辺は誤解しないように。
おそらく波のいい場所の試合には出てくるだろうし、クイックシルバーのWTイベントでワイルドカードで出てくることになると思う。
初戦のゴールドコーストはほぼ確実に出てくるんじゃないかと思うけど。
試合は必ずしもサーフィンが上手い人が勝つ、いいサーフィンを見せた人が勝つ、というわけではない。それはおかしいし、そんなものに人生をかけていいのか、みたいなことを、デーンは思っているわけです。確かに試合にはそういう側面があり、どんなにサーフィンが上手くても、それが30分の間で出せなければ、あるいはジャッジに評価されなければ負ける。
デーンは、5.50出せば勝てるときにも、最後まで9点を狙うというタイプ。そしてそれを曲げなかったが故のWT落ち。それをどう考えるかなんだけどね。
ま、クオリファイしていれば続けていたと思うので、この先ソウルサーファーでやっていきます、って宣言ではないと思う。
しばらくゆっくりして、自分なりに方向を探していくんだろうね。もう、26歳のいい大人だから。
ただ、今のところは来シーズン、クオリファイを目指してガツガツ真剣にスターツアー回る、ってことは考えられないけど。
昔からこの人はそうで、サーフィンはずっと上手かったけど、試合が下手で、というより、合わなくて、クオリファイがだいぶ遅れた。実力的にはすでにWT10年選手であってもおかしくないんだけどね。
でもま、その頑固さがあるからこそ、あの独創的なサーフィンなんだろうなと思う。
世の中うまく行かない。
デーンからの手紙
ちょっとご無沙汰?
日本寒くて、つのだゆき、機能しないのであったよ。
え~、デーン・レイノルズ。皆さんその一挙手一投足に興味津々なんだろうなと思うんだけど、それは日本人ばかりではなく、アメリカやオーストラリアでも同じ状況。
しかも、このネット社会ともなると、けっこうあちこちでいろんな騒動が巻き起こっていて、もとプロサーファーでサーファーマガジン編集者のクリス・マウロという人が書いた、ま、いまどきの若いもんはすぐ気に入らないことがあると、道半ばで投げ出しちゃう、というか、ま、いまどきの若いもんはナットラン、的な、デーンのワールドツアーに対する姿勢に否定的な意見を書いたことで、賛否両論、英語圏のネット上で話題になってるわけだよ。
で、それに対して、デーン本人が答える形で、自身のサイトで心境を語っていた。
かなり長いので、多少英語がわかる人でも途中でめげたかも知れない。
そこで、お任せ下さい。そんなあなたのためにF+サイトの会員コーナーはあります。
全文和訳ののち、ニュース、インタビューにアップ完了です。こちら
これね、マジ本音だと思う。ま、もっと本音言っちゃえば、いいからみんな、ほっといてくれよ、あんたたちには関係ないだろ、ってことなんだろうと思うけど、さすがにそれはいえないので、これが限界の本音だと思う。
非常によくわかる。
縛られる、枠にはまることが窮屈なんだけど、それをしなくてはいけないことも理解している人間のジレンマ。
ま、クリス・マウロの意見も、だよね~、って感じではあるんだけど、結局はデーンの人生だからね。もちろんインダストリーやほかの人も巻き込むことになるわけだけど、それでもね、一人の人間としてのデーン・レイノルズの人生なので、好きに歩かせてあげたいな、と私は思う。
感想、カフェにてお待ちしております。
写真 asp/kirstin
デーンからの手紙
色んな方面の人々やウェブサイトでの書き込みなどから、ツアーを離れることに関して、なにかオフィシャルな発表をしなくてはいけないというプレッシャーを感じてきた。実際になにが起きてるのかを、みんな知りたがってる、最新の情報を欲しがってるっていうんだ。その気持ちは理解できないこともない。自分だってなにが起きてるのか知りたいし、情報だって常にアップデートされていたい。ただ一つわかってほしいのは、僕にだって心臓があって、骨もあり、筋肉も、皮膚も、目も、歯もある。感情もある。あるときは感情に流されて行動し、また、あるときは意識的に決断を下す。でも、たいていは意識的に決断しているほうが多い。事実、僕は考えすぎることのほうが多い。神経質すぎるほどに考える。失敗を犯したら、ちゃんと対処してきた。怖く思うこともあれば、不安になったり、自信喪失したり、誘惑に負けてしまうことだってある。そして、人と接することによって、このような要素は倍増する。精神的に鍛えたほうがいいんだろうけど、いろんなことで落ち込むことが多い。でも、たいていはハッピーで、周りの人たちをハッピーにするのも好きだ。笑顔ひとつだけで、人をハッピーにすることができるときだってあるんだよ。でも、たいていは、もっともっとなにかしないと、人はハッピーにはなってくれない。正直でいたいと思ってる。特に自分に対しては。自分が恵まれているのはわかってる。ここに座ってる自分には、脈があって、呼吸ができ、外では鳥たちが鳴いているし、高速道路の音が遠くに聞こえ、太陽が沈もうとしていて、それに今日は金曜日だ。それだけでもありがたいよね。もちろん自分がその他のことでも恵まれてた環境にいるってことも、理解している。スポンサー3社がサポートしてくれるおかげで毎日サーフィンができ、旅に行き、食べていけて、住む家もある。僕はそのお返しに、スポンサーをいいイメージで人々に印象づける。なかなかいい仕事っぷりだと自分では思ってるんだけど、こうなってしまっては、その事に関しては賛否両論ありそうだね。サーフィンは僕の人生のなかで情熱を注いできたもの。だいたい海があること自体、我々は恵まれてるといつも思うんだ。熱すぎるわけでもなく、荒すぎるわけでもなく、酸性が強すぎて僕らの皮膚を溶かしてしまうようなこともない。それに陸地が絶妙な角度で海にのなかに傾斜していってるのは、どういうことなのー 何千マイル離れたところからエネルギーの塊がやってきて、それが柔らかに盛り上がり割れる。完璧な速さでそれは割れるので、ぼくらの小さな腕を振り回せばその速度に合わせることができ、数秒間無重力状態を波の頂点で味わったあと、フェイスを滑り降りていく。お好きな乗り方で自由に乗れるんだ。しかもたった一つだけじゃない。何千っていう波がやってくる。どんどんやってくる。サイズもまちまち、形も速度もぜんぶ違う。毎日、毎日違う波がくる。一生幸福感を味わえる。もちろんこの幸福感を感じるのを邪魔するいくつかの要素が、存在する。混雑、偽ツイッター、怒れるローカル、怒れるサーフ系ブロガー、熱心すぎるサーフフォトグ、クリス・マウロ、リップカールのコンテスト……と、リストアップしていけばキリがない。まあ、半分冗談だけど、半分は本気さ。それに、サーフィンは楽しむことだけじゃない。サーフィンはスポーツであり、ちゃんとした業界がそこにあり、公私混合は許されないわけだ。スポンサーから給料をもらってる、ってことは、それに対してある程度の義務が生じる。ある人はコンテストに出場することが、その義務に該当するだろう。ゼッケンを着て対戦相手をコテンパンにやっつけるんだ。薄っぺらで一次元的なクライテリアと、平均して双方に同じ波が来るわけじゃない不公平な条件で戦うということは、最終的にパフォーマンスだけで勝敗が決まることが稀な状況になってしまっている。よく、わからないけど、そこが面白いところなのかもしれない。コンペティションは楽しんでるけど、信じてるかどうかは別。...
バイバイハワイ
今日もまた雨、ハレイワは今日も雨だった。
ホントに、ホントに良く降るな、といっているうちに、もう日本に帰るわけです。
結局始まって3日で終わったパイプの後にはあれ以上の波は無く、ランディ・ラリックまた正解みたいな。
でも来年のトリプルクラウン30周年(だったかな、とにかくきっちりの数)をもって、ランディ始め古い人たちはみんな揃って引退し、後進に道を譲ることになっているんだそうだよ。これは古い人たちの中のひとりから聞いた話なので、ホントの話だと思う。
ま、ランディ・ラリック体制から、マーティ・トーマス体制にバトンタッチということか。個人的にはどっちも良く知ってるから、どっちでもいいけど。
だからたぶん来年のトリプルクラウンは派手にやるんじゃないだろうか。とはいえお金が無いわけだけどね。
来年の事は誰もわからないわけで、ツアーだってまだまだスケジュールの変更がありそう。きっちり決まってるのは初戦だけ、って笑えない話もあるわけで……。
留守番部隊からの報告によると、うちのトラ子さんが目病み女になっていて、なんか、お岩さんみたいに目を腫らしている。原因不明。両目なので、黒い悪魔たちにひっかかれたわけでもなさそうで、結膜炎か、風邪か、とにかく涙目でブサイク顔。
かかりつけ獣医の小山先生から目薬とかもらってくれたようだけど、急いで帰らなくちゃ。
え~っと、今日の会員様専用ゴシップは何にしようかな。
ジョーディ・スミスのGFネタでもサラッといっておきますか。じゃ、後ほどF+サイト内のカフェで。
ボブ・ハーレー物語
ホントに毎日毎日雨ばかり。
でも日本の雨と違って狐の嫁入り(太陽が出てるのに雨が降る状態のことを、昭和の人はこう言ってたんだよ)状態での豪雨という、良くわからないスコールなので、連日どんより真っ暗というわけではなく、急に雲の下に入ると雨、という話。しかし、良く降るな。
え~、ここのところのゴシップ営業(布教)のおかげで、対話に参加しないまでも、カフェ内を探索している会員様がだいぶ増えたようで、おそらくいろいろ発見して、出遅れたことを悔やんでる方が多いと思います。うふっ、ざま~みろ、みたいな。
え~、F+サイト内にはいろんなコンテンツがあるので、いろいろ探ってみてください。
写真つきの各種ニュース、インタビュー、日本語字幕つきのビデオ、壁紙もダウンロードできるギャラリーなど、おいしい部分は会員専用エリアがほとんどです。
フリーマガジンの雑誌F+とはまったく別の内容なので、会員様におかれましては、サイトはサイト、雑誌は雑誌で、2倍楽しめるようになっています。
新製品等のインフォメーションや物品販売のコマースコーナーは会員じゃなくても利用オッケー。ま、とにかくあちこち探ってみて下さい。今までアップしたインタビューだけでも雑誌1年分ぐらいあるんじゃね?
で、本日のカフェ、会員様専用ゴシップネタは、ハーレーの歴史とでも言いましょうか。
会員さんの質問に答える形ですが、ビラボン、ハーレー、ナイキと渡り歩くボブ・ハーレー(本日の写真)のビジネスサクセスのお話です。
ボビー問題の波紋
まぁ、何もかもカフェに閉じ込めちゃうのもどうなのかな、ということで、ま、そんなに驚愕ではないゴシップをひとつここで下々の者にもオープンにしてやるか(笑)。
ボビー問題のあと、いろいろザワザワしていて、ASPボードミーティングはもめにもめているらしい。
基本的には下のほうの選手はほぼ全員ボビーの意見に賛成なわけで、今のシステムは欠陥だらけだと考えている。
実際問題今年、この新しいシステムで前後半2度の入れ替えで入れ替わったのは6人、そしてその中で返り咲きではない、新人となるとたった4人なわけで、もっと入れ替わりを増やす目的で変えたはずのシステムが、現実には逆方向に機能している状態だ。
もうひとつはコンテストフォーマット。
3日で終わるフォーマットのはずが決して終わらず、終わっても朝から晩まで20ヒート以上こなしてようやく、という状態。
ならば、ラクに3日で終わったパイプのフォーマットはどうか。
ラウンド1から3をデュアルでおこなうので消化は早いし、ワールドカードも12人入れられるし、よさそうに見える。でもこれにも問題があって、シーディング下位の12人は、2ラウンド勝ちあがらないとトップ12のラウンドまでいけないという不公平感があり、また、デュアルヒートでは、プライオリティのない選手がやろうと思えば故意に他の選手の邪魔が出来る、あるいはギャラリーにわかりにくい、という問題点もあり、なかなか八方丸くはおさまらない。
侃々諤々の末、じゃ、昔の普通のシステム、WTとスターツアーに分けないで、統一でやる、という90年代初頭までのシンプルなものに戻そう、という意見まで出ていて、なかなか結論が出ないでいるようだ。
ボビーの残した波紋は大きく、彼の指摘しているポイントがあながち間違いではないばかりか、ある意味不都合な真実であるあたりが、ASPボードミーティングを2分する大問題に発展しているようだ。
また、ASPの形態そのものにも議論がでていて……って、この先は会員様専用でしょ(笑)。カフェで後ほど。