サーフィンカルチャー今昔物語1

サーフィンカルチャー今昔物語1

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1984年のファインの表紙
サミーサーフのクラブ員っぽい集団。センターの黄緑パンツは若き頃の風間トオルですよね。確かファインの読モでした。ま、盛り上がってるよね、タイトルとか見ても元気すぎ(笑)。このエネルギーって何だったんでしょうね

日本人の外国人コンプレックスとか外国コンプレックスとか英語コンプレックスとかは、急速になくなりつつはあるものの、日本人の心のどこかに確実に巣くっていて、時折いろいろなことの足を引っ張る。原因は歴史的なことに求められるのかもしれない。例えば鎖国後の開国時に海外との文化の差(私は決して日本が劣っていたわけではないとは思うけど)をたたきつけられた黒船ショック、第2次大戦後のGHQによる占領国時代に植え付けられた自分たち(日本)がいかに間違っていて、西欧諸国がいかに正しく進歩的か、みたいな教育……それは戦後80年たっても世代を超えて脈々とつながっていて、いざとなったらアメリカに頼る、みたいなことってごく自然に行われているけど、国としてはおかしなことだと思う。
サーフィンというのはその西欧諸国からやってきたスポーツ(なのかな? レジャー?)だ。アメリカンカルチャーのエッセンスと共にサーフィンUSAのリズムに乗ってやってきた60年代は、まだほんの一部の太陽族的なお金持ちのボンボンのものだったわけだけど、それが70~80年代、ケリー・スレーターが登場する90年代と一般レベルにも広がってブームになる。アメカジ、レインボウカラー、ココナッツツリー、カラパナ、セシカポ……今サーフィンをしている中高年の人たちは、80年代90年代のサーフィンブームのど真ん中にいたわけだけど、その人たちが今も現在のサーフシーンの中心で、メインマーケットでもある。で、その人たちはノスタルジックな思いも含めて、昔の盛り上がってたシーンを復活しよう、とか言うわけだけど、なんかこの間、ふと、本当に今より昔のほうがサーフシーンは盛り上がってたんだろうか? と考えてしまった。
どこで切るかの問題はあると思うけど、賞金額とか、世界で活躍する選手の年収は、コンペシーンで切れば昔より今のほうが格段の盛り上がりだ。一般人の中でのサーフィンの認知度は間違いなく昔より今のほうが高いと思う。

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