ハワイの特別色が薄れた3つの理由

ハワイの特別色が薄れた3つの理由

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ワイメア、2009年 Photo by snowy

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2週続けてハワイのトリプルクラウン界隈を思い出したり書いたりしている過程で、いやいや、本当にハワイを取り巻く状況って大きく変わったなぁ、と感慨深かった。
21世紀初頭まで、ハワイのビッグウエイブに乗れないサーファーなんてダメ。みたいな価値観があって、そのハワイを攻めるにはローカルたちに敬意を表して少しずつ認めてもらって……みたいな、実力主義の対極にあるような序列があったし、ビジター、特にオージーとかブラジリアンたちはツアーで、ハワイに来たら覚えてろよ、的な圧をかけられていたのもあながち冗談ではなく、いろんな意味でハワイというのは特別だった。それが今のように特別色が薄れたのにはいくつかの要素があると思う。

まずひとつは、ビッグウエイブといえばハワイ、という価値観の崩壊。世界で唯一無二の大波ではなくなり、タヒチ、マーベリックス、ナザレなど、世界各地のビッグウエイブスポットが紹介されたことだ。特にタヒチのチョープーの海面に穴が開いたような、ボッコリほれ上がった写真のインパクトは大きかった。え、実はハワイじゃないんじゃん、みたいな。それと同時にサーフィンのテクニックもボードも進化し、CTのパイプで初のハワイみたいな選手もそれなりに試合をこなせるようになった。昔なら何年も通ってようやくパイプのピークに近寄れる、そんな感じだったけど、今やみんないきなり普通に攻める。それはビッグウエイブがハワイのものだけではなくなったことも大きいと思う。

ふたつ目には・・・続きを見る


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