クイックシルバープロ・ニューヨーク、オウエン優勝

クイックシルバープロ・ニューヨーク、オウエン優勝

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オウエン・ライトNY優勝、30万ドルゲット。初優勝だよねー あれ、どこかで優勝してたっけー タヒチに続いて2試合連続の同じ顔合せのファイナル。タヒチの借りをきっちりケリーに返した感じになった。
私は個人的にこの人のサーフィンスタイルがあまり好きになれないので、う~ん、とは思うけど、ファイナルはもう序盤から完璧にオウエンのリズムだった。
ケリーの神様のパワーもファイナルまでは及ばなかった感じというか、ジョシュ・カー、タジと続いたハードヒートで燃え尽きた感じー 
それでもタイトル争いは実質的にこのふたりに絞られる感じかな。ま、先々の場所の波質とか考えると、オジサンかなり有利、グッと近づいたんじゃない、11に。
なんか気の毒だったのはタジ。
あのセミはどうかなぁ……私はタジだと思ったけど。あのケリーのエアーに10点って、ホントかな。いよいよエアー一発で出ちゃったね10点。あれは9点台前半だったと思うけど。
ま、それまでずっと失敗してて、最後にタジが乗らせた波で(何で乗らせちゃったかのあたりはASPジャパンのブログに後で上げます)無理やりやった1発で、ケリー本人も含んでのビーチの盛り上がりぶりったらなかったから、それに0.5ついたかー あれがこの試合のベストライドって話になっちゃうのは、違うかな、と。
その後のタジのラストライドはちょい低かったし。
でもクオーターのジョシュ・カーに勝ったときも、セミでタジに逆転勝ちしたときも、珍しく相当嬉しそうにしてたもんな、ケリー。写真見ると優勝ケリーみたいでしょ。勝ちたかったんだろうな。東海岸はローカルみたいなものだからね。家族も来てるし。
こうなると日本の大会で、ノミ規模のエアー決めても10点出たりしちゃうような状況になっちゃうのかね。それは困るね。
この大会で10本近いエアーに9点以上が出たけど、それって、本当に波のサイズも高さもいろんな部分で本当にものすごいものだけで、ちょっとしたエアーには5点とかという極端なスケールはちゃんとあったからね。
まぁ、このエアー、トリック重視のジャッジの傾向はおそらくトラッスルズも例年そうだから、試合の展開は似たようなことになると思う。ま、それか、誰かからクレームが出て、少し変わるのか……。
ジョシュ・カーとしてはようやく俺の時代がやってきた、って感じかな。最初にWTから落ちた年も、やってることはそんなに大きくは変わらなかったわけで、今なら9点のものが当時は5点だったって話だから。
ま、どっちにしても両方出来るケリーって、やっぱすごいし、だからこその10Xなんだろうな。毎日、39歳であのサーフィンってさぁ……って思ってませんでした、みなさんー
オウエンなんか、ケリーが初のワールドタイトル取ったとき、2歳よ、2歳!
今から生んで育てるか。

写真
表彰式でのオウエンとケリー。その年齢差20歳
オウエン・ライト
ケリー・スレーター
タジ・バロウ
オウエン
珍しく、まるで優勝したときのように嬉しそうだった、クオーターとセミのケリー。”

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