世界と日本

世界と日本

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$F+編集長つのだゆきのブログ

今日は次号F+掲載予定のマーのインタビューのテープおこし。
一流になりたければ、一流の中に身をおかないと、何も見えないって話なんだけどさ、逆に一流の中にいると、例え私が3流でも、見えちゃうのよ、いろいろ。
石川遼ね、いまや日本中のお母さんが、うちの子も石川遼のような子に育てたいとか思うわけだけど、またこの間すごいこと言ってたな。
世界をまたにかけるプロゴルファーとはいえ、19歳が今シーズンのすべての獲得賞金を被災者に寄付しちゃうってのもすごい話ではあるけど、マスターズで20位だったときのインタビューで、このままでは日本のゴルフがダメになる、とか言ってたもんな。
弱冠19歳。まだビールも飲めない19歳に、ダメになるって言われちゃう日本のゴルフ界ってどんななの? とも思うけど、遼くんいわく、やはり日本人が海外でトップ争いをするようにならないと、そういうシーンでないと、ダメになるって話だった。それはものすごく正しいし、ああいう風に世界に出て、世界を見て、その中にいるからこそ、その大切さがわかるんだと思う。
どんなことでも、日本の国の中だけで完結しているようでは、ダメなんだよ、やっぱり。
昔はそれで良かったかもしれないけど、今はね、ほとんどいろんなことがボーダーレスだから。情報や人の行き来は止めようがない。
やっぱり世界のトップに誰かがかかわってないと、シーンってダメになって行くんだと思う。もちろんサーフィンだってそう。
世界との接点が限りなく狭まってる現在の日本のサーフシーンだけど、どこかで誰かがつなげていないとダメになっちゃうと思ってやっている。
F+のサイトで、インタビューやハイライトシーンに日本語の字幕をつけるのも、そこ。それはお金と時間がかかることで、大変ではあるのだけど、英語が上手く使えないっていうハンディが、少しでもそれでなくなればいいと思っている。
よくも悪くも日本以外のサーフシーンは100%英語社会で、英語が使えるだけで入ってくる情報はケタ違いに増えるし、深くなる。
英語圏の人なら、そこらの本当にイケてないサーファーですら、ケリーのその日の板のディメンションを正確に知ってたりする。だって普通に英語でDJが話してたりするから。その辺で、英語の苦手な日本人ってすごく損していると思う。そのギャップを何とか埋めたいと思ってやっている。
もっともっと会員様が増えれば、もっとお金や時間をかけていろんなことが出来ると思うので、F+の輪を地道に広げていきたいなぁと思ってる。
みんな、年間購読会員になってね。すでに会員の人は、ひとり新会員を強制連行してきてね。
ブラジルのビラボンプロのビデオも続々字幕つきで上がっていきますので、よろしく。

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