ケリー、ミック、パーコ、CJ対談和訳vol.1 -ワールドチャンピオン-

ケリー、ミック、パーコ、CJ対談和訳vol.1 -ワールドチャンピオン-

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F+プレミアム会員様からCAFEにてご要望があったので。
だいぶ時間かかりましたが、リクエストにお応えして、下記リンクの翻訳7つあるカテゴリーの和訳です。
                                                  
http://www.surfline.com/video-premiere/world-champ-round-table_103363

『ワールドチャンピオン』

ケリー(以下、K):実際にやってることより、話が大きくなることか多いよね。ヤツはいいとか悪いとか……真ん中って感じのあいまいな評価がない感じ。いいか、だめか、こいつか、そいつか、みたいな。

ミック(以下、M):そう、それで一度とったら、もうお前はいいよ、みたいなさ。

CJ(以下、C):それと同時に、負けることが騒がれるようになるよね。イェ~イ、ワールドチャンピオンが負けた~、みたいにね。

K:でもそれが自然なんだと思う。コンペティションってそういうことなんじゃないのかなって。いつだってみんな同じレベルで競ってると思ってるし、出場した全部のヒートで勝ちたいって思ってやってる。で、相手が誰であれ、相手が負ければいい、と思う。でもそれって本能的なことなんだと思う。
でも戦いが終わって、その一日が終わると、よかったなって思う試合って、いつも両者がいいサーフィンをしたとか、みんながいいパフォーマンスをしたとか、そういう試合。で、最終的には何も遺恨は残らない。ま、それでも人生で何度か、その相手に恨みに持つことは避けられないだろうけど……

C:そうだね。でもそれこそが僕たちが乗り越えてきた、いちばん大きなことなんじゃないかな。自分がうまくやるってことは、ほかの誰かを負かすことになるわけで、そこに感情が大きく入ってくる。僕はずっとミックを見習ってきたんだ。だってミックはいつだってほかの人を応援してるし、それを見ていて、僕もほかの人の勝利を喜ぶことが少しづつできるようになれたね。難しいことだよね。でもそれができたほうが長続きすると思うよ。誰もが克服しなくちゃならないところだと思うし。

J:ベルズでラオニに負けた時(2013年)、ラオニに対して祝福したんだ。よかったね、って。で、家に帰ったら何人かの人から、ベルズじゃひどい目にあったね、って言われた。僕としては、自分は9点と10点を出したけど、相手がトータルで19.8とかなんとか、とにかく自分より上だったから、自分が負けた、だから家に帰ってきた、って感じだったんだけどね。
(ラオニ・モンテイロは2本しか波に乗らず、9.60と9.57でトータル19.17、ジョエルは10点と9.10で負けたヒート)

K:あれはショックだったはずだよ。俺見てたけどさ、10点と9.50とかだったでしょ……

パーコ(以下、J):それでも負けてるってー(笑)

K:でも君は俺が見てた中でただひとり、アンディをヒートの途中でビーチにパドルインさせちゃったサーファーじゃないー  (笑)

J:あったね。今でも覚えてるよ。ヤツが今日ここにきてて、その話ができればよかったのに。きっとものすごくその話されるのは嫌がっただろうけど

一同(笑)

C:グラスが飛び交う大騒ぎ(笑)

K:すごくよく覚えてるけど、確か7分ぐらい残してパドルで帰ってきちゃったよね。うわ~、これ、今まで見た中で一番ヘビーな出来事かも、って思った……4分だっけ? とにかく、かなり時間あったよね、まだ。

M:覚えてるよ。俺次のヒートだったから

J:いい気分。いつ思い出してもハッピーになれるよ

K:ほかの人のことを祝福すると同時に、自分自身の気持ちもんなんとかしなくちゃならないじゃない。例えば昨年の(2011年)のパイプはすごいハードだった。だって見てれば、どれだけジョシュが僕に勝ちたいか、ジョエルにタイトルをもたらしたいかがハッキリわかったからね。で、僕に勝ったら、もうまっすぐパドルイン。ヘイ、とか声をかけることもなく、握手することもなく、タダパーコのほうだけまっすぐ見つめて、まっすぐそっちに走って行ったんだ。俺はさ、おい、最低限握手位ぐらいしてくれたっていいじゃないか、って頼むよ、お前は俺を負かしたんだから……なんだよ、って

C:俺もそっちだったかな。パーコはクオーターで僕に勝って、そのあとセミでダミアンに勝って、そうなると俺たちは猛絶対パーコに優勝してほしかったんだ

K:えっ、ずいぶんハッピーなフロリダスタイルじゃない(笑)。

C:い~や、パーコに勝ってほしかった。ダミアンが負けて帰ってきて、しょうがないよ、って感じだったけど、僕たち兄弟のどっちかがパイプマスターになれたかもしれないし、そのチャンスだったんだ。(それを消されたからには、その人に優勝してもらいたいという気持ち)

K:パイプって、いつも変なドラマになるよね。例えばすごく仲のいい友達同士が当たっちゃうとか、憎み合ってる敵同士が当たっちゃうとか……

C:誰かが生涯をかけて目標にしていることだったり、その相手がすごく努力してきたのを知ってたり……

M:そこにその人のその一年間の歴史も加わる(笑)

C:まさにその通り

K:いや、そういうんじゃなくてさ、オレはパーコが勝ったのを喜ばしいと思ったし、キミがタイトルを取ったこともうれしかった。でも自分はその輪の中に入れなかったじゃない。

M:俺がいた場所にいればよかったんだよ、ビーチでビール飲みながら(笑)

C:でもカージー(ジョシュ・カー)は、意地悪とか傷つけようとか、そういう気持ちじゃなかったと思うよ。自然にそうなっちゃっただけで。

K:わかってるよ、友達だしさ。
でも彼は明らかに僕に勝ったことよりジョエルがタイトルを取ったことを喜んでたよね。だから、そうなると、う~~クソッって思うじゃん。”

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