パーコ、悲願のダブルタイトル

パーコ、悲願のダブルタイトル

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パーコちゃん、本当によかったです。いつか必ずタイトルを取らなければいけない実力をもっていた人だから。
ま、いくつか疑問の残りジャッジとかもあったけど、その辺はカフェで見てください。
波は朝、本当にこれでやるのか、って感じだったけど、徐々に上がってきて、6フィートとかかな。ハワイで言う4-5フィートー
パイプ、バックドア両方あるけど、サイズ的にはバックドアのほうがでかく見える感じだった。
朝イチヒートのケリー、もうあれだけボコボコにされるケリーってのも久しぶりに見たかも。ガブとジョシュにコテンパン。最後には板も折り、その折った板のカケラをガブに轢かれるという、徹底的なボコボコ。
しかしラッキーなことにそこは負けのないラウンドなので、ラウンド5へ。
ラウンド5のミギュエル・プポとのヒートは、もうその分の仕返しだったね。いきなりの9.57スタートで、シメが9.70。次のドリアンとのクオーターでは10点満点を出す集中振り。ま、朝のボコボコで目が覚めた感じー
でもね、あれは10点じゃないと思う。その前のイェイデンの10点が写真の波なんだけど、これよりだいぶ小ぶりだし。
ここにある写真は10点の波ではないんだけど、これぐらいのサイズで、この裏から行ってクリアに抜けたってんならわかるけどね。どっちかといえば波ではなくテクニックに付いたハイポイントだったけど、それにしても10点はないね。ま、しかしそういうことでセミまで勝ちあがり、上のブロックのパーコちゃんは淡々と今年どの試合でもそうだったように、危なげなく勝ちあがって、ファイナル進出を決めていた。そこでセミの2ヒート目、ケリーVSジョシュ。
これはねぇ、もうジョシュの作戦勝ちというか、完璧なプライオリティ回しの勝利。
序盤に9.20を出してそのまま最後まで押さえ込んだ感じだね。ケリー相手のあの押さえ込みは、本当に素晴らしかったと思う。ジョシュって冷静で、非常に頭がいいんだな、と思った。セットは入ってもエクセレントになる波が来ないというのを上手く読んで、ケリーにチャンスを与えなかった。
ま、この同じクーランガッタのジョシュがケリーをセミで押さえこんだことで、パーコの初タイトル決定。ファイナル前に簡単なタイトルの表彰式があり、パーコちゃんは大喜びでシャンペンも飲んじゃって、ファイナルへ。
ファイナルもまったく危なげなく、ちゃんと仕事をして、今日は本当にパーコの日だったと思う。最終戦が今シーズンの初優勝。しかし、今年のパーコは優勝こそ最後までなかったけど、ホントに安定していて、どの試合のどんな波でもハイレベルのパフォーマンスだったと思う。おめでとう!
写真
ジョエル・パーキンソン
ジョエル・パーキンソン asp/cestari
ジョシュ・カー asp/cestari
ダミアン・ホブグッド asp/cestari
ケリー・スレーター
イェイデン・ニコル

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