Hurley Pro at Trestlesスタート タジがこけたら、みなこけた

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タジがこけたら、みなこけた

ま、どこもかしこも今日の見出しは、番狂わせ続出の大会3日目、ってことになるんだろうけど、ホント、男女ともに番狂わせというか、トップ陣全滅。
なんか、今年よくあるな、このバージョン。でも男子に関してはまだ負けのないラウンドだから問題ないけど、女子のカリッサは、ちょっとね。でもまぁ、これで少しタイトル争いが面白くなるんだろうけど。


レイキー・ピーターソン

先にカリッサいっちゃいましょうか。ま、相手が悪かったのと、ミスが多かった、ぐらいですかね。朝のフリーサーフではベッシェンコーチにほめられてたけどね。ちょうど隣でやってたのですべて聞いちゃったんだけど、私がコーチだったらこう言うな、と思ったのと全く同じことを言ってたので、ちょっと嬉しかった。ホントフリーサーフィンは良かったけどね、午後になって風の入ったコンディションでは今一つだった。逆にレイキーはカリッサ相手なので全開。エアリバースまで決めちゃって、ウイメンズ、どこまで行っちゃうんでしょう、って感じだったから。


ミック・ファニング


ミシェル・ボレーズ


ジョエル・パーキンソン

さて、男子。ディフェンディングチャンピオンのタジが、別にこれといってどうこうというんじゃなかったけど、なんかね、なんか合わないなぁ……って感じで朝一ヒートで負けた。そのあと仕事師ミック、パワフルボレーズ、流れるパーコと、順当に進んだ次のK様。


ケリー・スレーター


タナー・ガダスカス

なんだろね、ケリーはさかんに板テストしてるけど、まだしっくりくる板が見つかってないね、たぶん。何となくみんな中途半端なターンだった気がする。今一つ決めきれない感じ。逆に爆発したのはタナー・ガダスカス。昨年ここでケリーを破ったパット・ガダスカスの弟さん。ローカル。応援もすごかったけど、ま、兄貴にできるなら俺にもできる、って感じだったんだろうね。すごく冷静だったし、ミスが少なかった。逆転の波は彼のすべてを出し切った感じもあったし。


ガブリエル・メディーナ



カルロス・ムニョス

でもってその次のガブ。ビデオクリップの公募で選ばれたコスタリカのカルロス・ムニョスの気合いにやられた。この子もタナーと同じように、ラストライドになった逆転の波は、今彼ができるすべてを出し切った感じだったと思う。立派。ラインは細いし、まだまだなんだけど、今彼ができることはこのヒートですべてやったと思う。いつものガブシステム。聞いた話によると、ガブちゃんは練習でマジックボード折っちゃったようで、そういわれてみれば、ガブらしくない感じの詰まり方してたな、とは思う。板、大事。

ラウンド2でガブはラオニ・モンテイロ、ケリーはジェレミー・フローレス、タジはブレッド・シンプソンと当たる。ここでガブがラオニに負けるようなことがあると、一気に後ろからケリーとミックが攻め込んでくる感じ。
明日も潮のいい時になんかやるんじゃないのかね、波は少し残りそうだから。

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